みんなの議会

八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日

第2期総合計画の総括と3期計画への思い

聞いた人
赤井睦美 議員
答えた人
町長 萬谷俊美、政策推進課長 川口拓也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 4番 赤井睦美

では、第2期総合計画の総括と3期計画への思いはということで、一問目質問させていただきます。八雲町の人口は、1955 年の 36,171 人をピークに減少が続き、現在は 14,000 人台となっています。また、財政面では多くの地方自治体同様、一般会計に占める地方交付税の割合が高く、ふるさと納税も大きく減少し、決算が黒字とはいえ厳しい状況にあります。産業面でも、農業・漁業・製造業の担い手不足が深刻化しており、町の基盤を揺るがす課題が顕在化しています。これらの状況を踏まえ、2027 年で終了する第2期総合計画の成果と課題等、町長はどのように総括されているのかをお伺いします。また、第3期計画は萬谷町長のまちづくりに対する強い思いが反映されると思いますが、現段階でどのような構想をお持ちなのかをお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

それでは赤井議員の質問にお答えします。現行の第2期八雲町総合計画は、2018 年度から 2027 年度までの 10 年を期間とする、総合的かつ計画的に行政運営を図っていくための基本計画でございます。ご承知のとおり、計画施行から既に8年が経過したところでございますが、この間、急速な情報化の進展とともに、これまで経験したことのなかったコロナ禍の影響や、ロシアのウクライナ侵攻による世界情勢の悪化など、非常に厳しい環境をくぐり抜けてきたことにより、私たちの生活様式や経済構造も大きく変化してきたところでございます。そして、社会情勢が大きく変化する中で進められてきました、総合計画に掲げる各分野の成果、達成状況を見ますと、特に観光、福祉、スポーツ分野の施策などについては、コロナ禍の影響を直接受け、人と人とが接する事業実施が叶わない時期が長く続きましたが、コロナ禍終息後は、遅れながらも順調に実行に移すことができている状況でございます。また、産業分野の施策については、サーモン養殖試験事業やワイン醸造用ぶどう栽培事業に着手するなど、地域の新たな産業の構築とブランド化が図られてきたことや、基幹産業である農業や漁業については、円安や物価高騰の煽りを直接受けながらも、各経営者のご努力によるほか、経営基盤の安定化を図るべく、各種支援策を地道に講じてきたことにより、経営戸数も大きく減少していないことから、一定の成果が表れているものと感じているところでございます。しかしながら、ふるさと納税に依存してきた施策の在り方や、人口減少と各産業の担い手不足を大きく緩和させるに至っていない状況にあることから、残りの計画期間満了までの2カ年については、これら課題を意識し、気を緩めることなく、総合戦略にも掲げる産業の活性化や安心して子育てできるまちづくりを目指し、各種施策を推進してまいりたいと考えているところでございます。なお、第3期総合計画につきましては、これから2年かけて策定していくこととなりますので、現段階で構想等をお示しできるものはありませんが、基本的には、現行の総合計画の実績、学びを活かしつつ、改めて、社会経済状況や人口動態など、時代の潮流にあった方針づくりと、町民の皆様からいただくご意見を反映させながら八雲町の将来像を描いていくこととなります。また加えて、これまで以上に財政状況は厳しくなってくるものと認識しておりますので、これを念頭に置き、八雲町の 10 年後、20 年後を見据えた、各分野の持続可能な取り組みについて検討し、総合開発委員会や議会にも諮りながら、第3期総合計画を策定してまいりますので、議員皆様のご協力をお願いいたします。

議員の質問 4番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 4番 赤井睦美

この2期総合計画のときに、話し合いの最初の頃は私もちょっと参加したことがあるんですけれども、八雲発自然と人を未来へ繋ぐっていうところで、とても雰囲気としてはわかるんですけど、いまいち実感が湧かない。なぜこういう言葉になったのかなって見ると、産業経済は人が活発で笑顔あふれるまちになるよう、これまで積み上げてきた自然と人との多様な繋がりを未来へ繋げるという思いを込めて、10 年後の目指すべき将来像としたという。今もう来年で 10 年なんですけれども、この言葉に産業面では、コロナ以外では大体落ち着いていた福祉、スポーツ分野においてもとはおっしゃってましたけど、全体としてこの言葉にマッチするような総括的にそういう思いはあるのでしょうか。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

今の赤井議員のご質問ですけれども、なかなか難しいというか、八雲発自然と人を未来へ繋ぐっていうこの将来像に関して、私が現実今8年経った中で、どう捉えているかということだというふうに思うんですけれども。八雲の自然を当時は多分生かして、各分野の産業分野全体の発展へと繋げていきたいという思いで将来像を描いて、それに対して、そういったキャッチコピーみたいなフレーズを考えたのかなというふうに思いますけれども、実際8年経って、こういった経済情勢を考えたときに目標の事業としての達成度は、毎年皆様にご報告してますのでご承知かと思いますけれども、将来像を描くかたちで現在いるかと言われますと、ちょっとそこには近づいていないというような部分があるのかなというふうには思います。

議員の質問 4番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 4番 赤井睦美

中間見直しのときに基本計画の見直し視点ということで、社会情勢や町民ニーズ政策の方向性が対応できているか、人口減少および少子高齢化が進む中、今まで以上に八雲町の身の丈に合った現実的な計画となっているかっていうこの見直し視点がもの本当にすごくいい見直し視点だと改めて見せていただいて思いました。この見直しはもう報告されているんですけど、忘れてしまって申し訳ありません。この見直しのところで、これはどういうふうに評価されてましたか。

町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)

議長、政策推進課長。

町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)

非常に後期の計画作る中でいろいろ悩んで作ったわけなんですけども、毎年毎年、実施計画を進めながら評価する中で各分野によって、達成至っているものもあれば、まだまだ達成に至らない状況とか、そういった部分も総合計画に掲げる中でも当初目的とする、読み込んでいた時代の流れとやはり変わってきているものも多々ございますので、そういった部分を見ますと、トータル的には非常に目標に全て追いついていないのかなと、達成させていくには難しいかなという部分はございます。こういった部分を今後反省し、次第3期総合計画2年後控えてございまして、令和8年度からいよいよ2ヶ年かけて新しい計画を作っていくわけでございますけれども、こういったものを2年間改めて計画を作るのと同時に、この後期総合計画第2期の後期総合計画をいろいろまた洗い出して、この中から達成状況がまた未達成だった部分、それぞれの評価をして反省点、あと、学ばなければならない点を今度は第3期計画にも反映させて、同時に整理していかなければならないかなと思ってございます。

議員の質問 4番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 4番 赤井睦美

例えばですけど、これは必ず基準値と目標値っていうのを書けるところは書いていますよね。そこで例えば、産業を支える基盤作りということで、商工業のことなんですけれども事業継承件数、令和3年度は0だけど令和9年度には5って書いてるんですよね。これを数字で書くと、0から5なのか6なのか結果はわかりませんけれども、達成してるか達成してないかってすごく数字があるとね、達成できてないなとか、達成できてるなって見やすいんだけれども、数字だけでは評価できないことっていっぱいあると思うんですよね。その辺はこの数値ではなく、どんなかたちで評価していくんでしょうか。

町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)

議長、政策推進課長。

町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)

基本的に目標指標に掲げております数値的なものについては、おそらく一番その数値的な目標値が単純明快といいますか。町民の方々に見ていただいたときにも一番はっきりする指標になるのかなという視点で、数値目標というのを設定してございます。ただ、中には数字目標、要は町の政策だけに及ばないようなものを例えば新幹線とかであれば、町だけの政策じゃなくて、やはり道とか国のそういった部分の意味合いも強くなってございますので、そういった部分は指標をあえて記載してないようなかたちでなってございます。ただ、最終的に評価する段階では数値だけじゃなくて、そのものの評価もやっぱり文字起こししながら表現していきたいなとは思ってございます。

議員の質問 4番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 4番 赤井睦美

私素人が見るとやっぱりこれは達成されてるとか、されてないとかそんな単純な評価になっちゃうので、その評価するときには次に生かせるような、そして町民の力ももっとこういうことが必要なんだよ、ということがわかるような評価がもし出たら教えてください。それと、自治基本条例では、協働のまちづくりの推進ってなってますけれども、総合計画の中にも情報共有を図り、積極的な町民参加を推進するって書いてあるんですね。でも、この総合計画を今 10 年経とうとしてますけど、私は協働のまちづくりの推進が一番弱かったんじゃないかなと思うけど、その辺町長はどのように評価されてるでしょうか。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

自治基本条例の協働のまちづくりの制定は、確か平成 23 年頃だったというふうに記憶しているんですけれども、10 年以上がもう経過しております。そういった中で、協働のまちづくりに関して進んできたのかということと、総合計画の評価の部分と同じかなというふうに思ってております。そういう観点からすれば、協働のまちづくりが自治基本条例を制定して、目標に掲げていた当時と比べて進んでるかと言われると、なかなか前に進んでいないのかなという思いはあります。ただ、いろんな分野で町民参画を訴えてパブリックコメントをしたり、会議の委員としての参画を促したり、いろいろやっている部分はありますけれども、なかなかそこがまた町民の参画がうまくされていないのかなという部分の反省はございます。どうしたら町民参画をもっとしていただいて、町政に対する理解を深めていただいて、町民が一緒にまちづくりをやっていかなきゃないっていう意識作りの調整という部分がやはり少し乏しいといいますか、欠けているといいますか、そういった部分が足りなかったなというふうに思っております。そういった部分では、今後、財政的なこともありますけれども、町民をもう少し参画させる、巻き込んだまちづくりの展開にしていかなければいけないのかなというふうにも思ってます。人口減少という今一番大きい課題の中で、産業を守るという部分もありますし、医療を守るという部分もございますけれども、そういった全ての分野でやっぱりお互いの理解を深めながら、行政のことも考えてくれる町民を育てていくという、そういった意味での協働のまちづくりが今後ますます高まりますので、そこは進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 4番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 4番 赤井睦美

先ほどから、まちづくり、人作りっていう質問もあったりして、なんか役場側と私との協働のまちづくりに対する考え方、これが協働だっていうところがずいぶんずれてるんじゃないかなって、ずっとずっとずっと思ってきたんですけれども、ただいまのご答弁で町民のまちづくりに対する意識の向上これはもう一番大事だと思うんですね。先ほど、町長が5人採用したしようと思ったのに結局1人しか採用できなかったっていうお話聞いて、もう本当にどこも人手不足なんですけど役場すごいなと。これは大変だっていう思いがすごい強く感じました。ですから、先ほど副町長が何でもかんでも自分たちがやんなきゃないと思ってたっていう話をされてましたけれども、決してそんなことはなく、まちづくりの主役は町民だって。それは、町民が偉いっていう意味じゃなくてね、町民自らが動かないと町なんか動かないんだということを本当に小さい時からしっかりと教えていくべきだと思うんですね、私はね。だから、避難訓練とかも子供たちの保育園は毎月1回避難訓練しなきゃいけないって決まってるんですけど、もうちょっとしたガチャって音で、もう地震か火事かどっちか自分で判断して勝手にテーブルに入ったり、ハンカチで押さえたりとかって、すぐもう訓練によってどんどん自分でできるようになるんですよね。それと同じように、子供たちが日頃からまちづくりのために自分たちは何ができるのかっていうところをね、考えるチャンスをぜひぜひ作っていってほしいと思いますし、第3期の総合計画作るときには、小学校6年生は6年経つともう成人なんですよね。ですから、私は小学生も中学生も高校生もそれぞれの分野で話し合ってどんな町にしたいか、議会カフェで聞くと、スタバが欲しいとかそういうことは出てきますけど、それ以外にやっぱり八雲って安心できるとか、美味しいものがいっぱいあるとか。一番びっくりするのは人が優しい。もうこれがよく出てくるんですね、若い人からね。だから、そういう意見を聞いたらやっぱりそういうことを生かせるようにね、なんかしていくように、やっぱりさっき会議に集まらないって言ってたけど、集まれる時間帯とか曜日とかそういうことも考えながら、ぜひ子供から高齢者の方までの声を聞く。そして、みんなで作ったんだから、みんなで最後まで完成させるって変な言い方ですけど、いいものにしていく。計画立てたからおしまいじゃなくてその計画を実行して、本当に何か人口はちょっと減ったけども、みんな繋がってていい町だねってそんなふうに感じられる、そういう計画にしていってほしいと思うんですけど、あまりにも行政の皆さんが自分が頑張らなきゃ、自分が頑張らなきゃって追い込んでるように見えるので、そうじゃなくてここはやってよっていうところをポンポン手放して、そして、連携してやっていけたらいいなと思うんですけど、いかがでしょうか。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

赤井議員のおっしゃるとおり、本当に行政だけではなくて町民と本当に連携してできていったら本当に嬉しいし、町民も育ってくるのかなというふうに思います。そういった意味では、本当に協働のまちづくりを推進するためにどうしたらいいのかっていう部分は、行政側でもしっかりやり方、進め方という部分を今まで通りの考え方でやってたらきっと同じことになるんだなというふうに思いますので、やっぱり考え方の転換をしないと協働のまちづくりはなかなか進んでこないのかなということだというふうに思いますので、少し切り口を変えて、担当のほうとしっかり連携というか協議して進めてまいりたいなというふうに思います。

議員の質問 4番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 4番 赤井睦美

どうしても行政の方は責められる立場にあるんですね。ちょっと失敗しても責められ、成功しても当たり前ってそんなふうだけれども、本当にまちづくりの主役は町民なんだから、何か言われたときに、いや、だったらどうしたらいいっていう、そういうことを返しながら、議会も。そういうことが言える、そういう関係になって、どこの町よりも八雲町って住みやすいなって思ってもらえるように一緒に頑張りたいと思います。二十歳の集いのときに男の子が5人並んでてみんな札幌だったんですね、学校も仕事も。それで、八雲に帰ってくるって聞いたら、だめだめ、来ない来ないって言って。じゃあずっと来ないのって言ったら、いや、疲れたら帰ってくるかなって。ここが心慰めの場所だみたいなそんなふうに言われて、私それはそれでふるさととして大事なことだと思うんですね。ですから、いつでも帰ってらっしゃい、あなたの居場所ですっていうふうな町にしていきたいし、あと、鯖江町っていう町は、高校生がただいまって役場の一室に帰ってきて、そこでまちづくりを検討して、学校行きながら。その子が大学行ったら、大学で学んできたことをこの町に必ず生かすからねって帰ってくるっていうね。それはやっぱり人間関係だと思うんですよね。ですから、ぜひ小学生も中学生も高校生も八雲町で育ってすごい楽しかったから、いっぱい学んだ後は最後八雲に帰ろうって思ってもらえるように、私達大人が一生懸命頑張らなきゃいけないし、行政とともに頑張っていきたいと思うので、第3期計画には本当に萬谷町長の想いを思いっきり入れて、笑顔あふれる温かいまちづくりしていただきたいと思います。今ね、変なことを言ったら後からあのときああいうふうに言ったろ、なんて言われたら困ると思うから遠慮してると思いますけれども、でも本当にせっかく萬谷町長になって 10年の総合計画作るんですから、想いを思いっきり入れてね、町民のあなたたちが頑張らなきゃ町なんか良くなんないんだよと。町職員はこれしかいないんだから。これでできることなんて決まってんだから、町民自ら頑張んなさいっていうことを子供から高齢者にまで思いっきり伝えて、こういう計画もあんまり素敵な言葉ばっかり並べないでね、ここは大変なんだと。ここは町民、頑張ってくれっていう、私そういう書き方でいいと思うんですよね。こんな本当に美しい言葉で、このままいくと素晴らしい町になるだろうという計画なんだけれども、そうじゃなくてやっぱり大変なところは大変だとか、みんなで頑張ろうっていう、そういう書き方でそれを子供たちにも提示して、ここを頑張らないと君たち大きくなったらもう赤字で病院もないかもしれない。役場だってこんなにちっちゃくなってるかもしれないんだから、今から頑張らなきゃ駄目なんだよっていう、そういう話し合いができたら一番いい町だなと思うんですけど、最後にいかがでしょうか。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

まちづくりに関して、総合計画は非常に大事なものだというふうに私も認識しております。そういったことからすれば、計画ですから未来が暗い計画というのはなかなか作れないというふうに私も思ってます。やっぱりトップとして、未来に希望、夢を持てる町にしなきゃいけない。その未来像を明るくしなきゃいけないけれども、現実問題を捉えた中でどうしていくのかっていう部分は、しっかりと現状を捉えながら計画としてやっていくべきだろうなというふうに思ってますので、両方兼ね備えた計画になれるように努力したいというふうに思います。

議員の質問 4番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 4番 赤井睦美

やっぱり計画は夢をもってって、お答えが来ると思ってました。だけども、現実もちゃんと知っていただかないと夢だけでは食べていけないなと思うので、そこもお願いいたします。

出典:八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる