みんなの議会

厚沢部町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月13日

小中一貫教育について

聞いた人
高田一弥 議員
答えた人
教育長、教育委員会指導主事、教育委員会事務局長、町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 高田

議長の許可をいただきましたので、一般質問を行わせていただきます。私は、今日は4つの項目について質問をいたします。全て教育長に対するものでございますけれでも、どうぞよろしくお願いいたします。まず一つ目、小中一貫教育についてであります。教育長執行方針を見ると、教育長在任5年半のうち、3年間がコロナ禍であった訳ですが、今後の小中一貫教育を始めとする諸施策について伺います。執行方針には「制度上の類型も含めたソフト・ハード両面からの小中一貫教育環境の整備」とありますが、厚沢部町の将来的な小中一貫教育の具体像について伺います。1点目、制度上の類型とは。2点目、ソフト・ハード両面からの小中一貫教育環境の整備とは。3点目、町内における今後の進め方は。まず1点目、よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長

高田議員の「小中一貫教育について」のご質問であります。1点目の「制度上の類型とは」についてですが、大きく分類すると、小中一貫教育には、現在2つの類型がございます。1つめが「小中一貫型小学校及び中学校」、いわゆる小中一貫校、もう1つが「義務教育学校」です。「小中一貫校」は、組織上独立した小学校及び中学校が一貫した教育を行う形態であり、それぞれの学校に校長、教職員組織が置かれております。子どもの修業年限は、小学校で6年、中学校で3年となっております。これに対して、「義務教育学校」におきましては、既存の小学校、中学校とは異なる学校の形態として設置されるものであり、1人の校長のもとで1つの教職員組織が置かれた9年制の学校となっております。先ほどお手元にお配りいたしました、資料のとおりでございます。続いて、2点目、3点目とお答えいたします。2点目の「ソフト・ハード両面からの小中一貫教育環境の整備とは」についてですが、ソフト面というのは小中一貫教育に関してのカリキュラム、いわゆる教育課程のことを意味しております。小中一貫教育を進めていく上では、各教科、総合的な学習、道徳科などに関して、系統性や連続性をもって教職員が一体的に取り組む必要がございます。また、各種行事の実施についても調整が必要です。これらの面について、環境を整えていくことです。ハード面というのは、建物に関する教育環境の整備を意味しております。学校における学びの環境は、各教室の環境、理科室や音楽室、図書室、特別教室、体育館、共有ゾーンなど、様々なものがあります。小学生と中学生が共に学べる環境を整備していくということでございます。3点目の「町内における今後の進め方は」についてですが、教育委員会としましては、2018年度より地域説明会、合同学校運営協議会にて地域の皆様に説明を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響でほぼ3年間、町民の皆様との直接対話する機会をもてずにおりましたが、ようやく、今年の2月に学校現状説明会というかたちで行うことが出来ました。これにつきましても、その説明会の中で感染者を出すことのできないという事情の中でのことでございます。今後につきましては、始めに厚沢部町としての小中一貫教育の推進に関する基本的な方針案を6月20日の「総合教育会議」で確認をした後、6月26日の合同学校運営協議会、そして、7月からの地域説明会を対面式で開催して、小中一貫教育について町民の皆様の理解を深め、最終的な「小中一貫教育推進方針」を今年度内に策定する予定です。以上です。

議員の質問 高田

今私がここに出てくる前に、教育委員会の方から比較的わかりやすい資料が各議員に渡ったのでこの説明はあえてしなくても、みんなもうわかってくれたのかなと思いますけれども、今の説明で、今まで何度も聞いてきたことでありますので、ほぼ理解致しました。要するに、小学校も中学校も今の姿とか形を残した状態で中身を連携しながら9年間一貫したかたちでやっていくやり方と、全ての生徒児童一つにまとまった校舎の中に入ってもらって9年間で一貫したかたちで実施するとこのやり方あるということを、今言った制度上のということになりますね。この他のパターンとなると先ほど説明になると、学校は違う中の小中一貫と、同じ建物の中で小中は残すけれども小中一貫でやるという2つのやり方あるから、最終的には3つのやり方ということになりますよね。わかりました。そのように理解いたします。それから2点目のソフトハード両面からの小中一貫教育の整備についても、先程の説明でいくと、授業や行事等の仕方の統一性を図るということがソフト面と、ハード面というのは現在の小学校だけとか中学校だけということではなくなるから、どちらの建物とか設備の環境もどの生徒さんが児童さんが来られても生活していきやすいような環境整備をするということと理解すればよろしいですね。そうなった場合の、具体的な、例えばその環境の替え方というのはこういうふうな変わり方があるんですよという具体的な例というのは何かありますか。

町の答え 教育委員会指導主事

先程のご質問に対してのお答えでございます。現在の教育は、個別最適な学び、それから共同的な学びということで子ども達が協力して一つの答えをみつけていくという授業が必要でございます。その際に、子ども達が今コモンズの考え方ということで、その時々に応じて学年を一つ一つにしたりだとか子ども達のグループをフレキシブルに作っていって学びの回答を得ていくと、自ら学んでいくというスタイルがございますので、そのような例えば、フレキシブルに教室を変化できるとか総合的にいろいろなことができることがございます。以上です。

議員の質問 高田

なんとなくいうことはわかるんですが、例えば小学校と中学校が一緒になります。小学校の場所に中学生が入ることもあるでしょうし、小学生が中学校のところに入っていくことも当然あると、そうなったときの具体的な対応の仕方とか、変更の仕方とか何かみえるものあるんですか。特になければ、個々の対応ってことになるんでしょうけども、もし加藤主事が今までやってきた経験があると思うんで、その辺の中身が分かればご説明いただければと思います。

町の答え 教育委員会指導主事

そのような場合でございますが、例えば校舎が一つになってそれぞれ入るというのであれば、小学校と中学校でそれぞれ同単元、同じ内容で教科書が中身が同じということがございます。そうなる場合に、合同授業を行ったりだとか、それから共同的に中学生が小学生を授業を教えて、教える側からも学びも得るというようなパターンがございます。以上です。

議員の質問 高田

ありがとうございます。わからないことをお伺いするような一般質問になっておりますが、3点目にまいります。今後の進め方ということですが、合同学校運営協議会では3月に答申があったというふうに聞いておりますが、それに基づいてのただ今の教育長の答弁だったと思いますので、最終的には次の合同学校運営協議会だとかそのあとの地域の皆さんの意見を聞いたあとの決定になるというだと思います。ので、これについては、是非、子ども達そして我が町にとっての最良の答えを出していただくことを期待したいというふうに思います。もし答弁があれば聞きます。なければよろしいです。

議員の質問 高田

次に鶉小学校の統廃合についてということでお伺いいたします。鶉小学校の新入生が、今年度と来年度が連続で「0人」となり、現状説明会では今後統合に向けて進むことになるということでしたが、具体的な統廃合の進め方について、どのように進めていくのかを伺います。

町の答え 教育長

「鶉小学校の統廃合について」のご質問であります。鶉小学校につきましては、5年度及び6年度新入生が見込めないことから、平成28年2月制定の「厚沢部町立学校適正配置計画」の「②中・長期計画のア完全複式校及び3学級以上を維持できない見込みとなる学校については、学級数及び児童数を勘案しながら統合の必要性について検討します。」の規定に則して今後検討に入ることを、令和5年2月の学校教育現状説明会及び3月定例議会においても確認いただいたところであります。また、鶉小学校においては、現状説明会後の3月に改めて保護者への説明会を実施し、学校適正配置計画の適用について、概ね了解を得ているところです。今後においては、鶉地区の保護者及び住民との協議をすすめ、統合についての具体的な進め方等について、相互理解を図りたいと考えております。そして、今年度末までには統廃合に係る提案を教育委員会として示したいと考えております。なお、今後、鶉小学校への新入生がいない状況が続いた場合は、令和8年度には教頭、養護教諭及び事務職員の配置がなくなり、在校している児童への影響も大きいと考えられることから、速やかな取り組みを進め、児童・保護者への不利益がないよう努めたいと考えております。以上です。

議員の質問 高田

いよいよ姿が見えてきたのかなというふうな感じが致します。実はこの問題についてはですね、今から6年前のこの6月定例の時に、私同じような一般質問したことありました。その時にはちょうど認定こども園が次の年に開園だというときだったので、一度こども園で一緒になった子ども達が別々の小学校に行くっていうことになれば、あの人と離れたくないっていう子も出てきて、思う以上に統合のタイミングが早くなると思うからこの学校統合について早いタイミングで考えるべきではないかと伺ったものでした、あの時は。その時の町長の答弁は、それまでと同じく、地域の声を聞いてそれに応じて必要があれば検討するというものだったと記憶してます。くしくも、その年の後の、翌年の議会報告会に鶉地区でこの報告会やったときに、鶉地区の住民の一人の方が言いました。すぐに統合ということは控えてほしいと、できればせめてあと5年くらいはという言葉をその時に発せられたんですけど、私はその時に回答したのは、おそらく5年といっても準備やるよと、始めても5年かかるよということ言ったんですけど、現実に今、その5年が今になった。そういう状況なので、本当に時が経つのは早いもんだなということをあらためて感じているんですけど、ただ今の教育長の答弁にあったように鶉地区の保護者、住民との方たちとの協議を進めながら、できる限り速やかに結論を出して子ども達のために統合を私は進めていくべきだというふうに思いますので、教育長をはじめとした関係者の皆さんにはぜひ頑張って取り進めていただきたいというふうに思います。次に教員住宅についてお伺いいたします。教員住宅に現状についてお伺いいたします。1つ、現在の教員住宅数と入居者数、持ち家数をお知らせください。2つ目、改修状況はどうなっていますか。3つ目、今後の改修・改築計画は。4つ目、住宅の補助率について教えてください。よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長

つづいて「教員住宅について」のご質問であります。1点目の「現在の教員住宅数と入居者数、持ち家数」についてですが、町内における教員住宅については、令和2年度までは61戸(48棟)を町教育委員会にて管理しておりましたが、令和3年度に、一般町民が利用している教員住宅を中心とした39戸分を総務財政課が管理することとなり、町教育委員会が管理しているのは、現在22戸となっております。22戸における入居者数は、校長及び教頭住宅は8戸中7戸、一般教員用住宅は14戸中6戸であり、現在9戸の教員住宅が空き住宅となっております。また、教職員の持ち家状況は、教職員51名中24人が持ち家に居住しており、そのうちの10人は町内の持ち家から通勤しております。2点目の教員住宅の「改修状況」についてですが、校長及び教頭住宅には昭和50年の後半以降に建てられておりますが、一般教員用住宅の中には昭和46年に建てられ、施工後50年を経過している住宅もあり、定期的な状況確認や教職員異動時の速やかな改修を行っているのが現在です。また、校長及び教頭住宅を除いた14戸が大変老朽化していることもあり、今後は大規模な改修や改築、新築等も必要と考えております。3点目の教員住宅の「今後の改修・改築計画」についてですが、教員住宅の改修・改築計画については、平成25年に厚沢部小学校及び厚沢部中学校教頭住宅を新築して以降、新たな住宅を建設してはおりません。教員住宅は学校周辺に設置整備することを基本に、現在小中一貫教育の推進による校舎等、ハード面での構想にも大きく関わることから、厚沢部町における小中学校教育の今後を見極めながら、あたってきたいと考えております。4点目の「住宅補助率」についてですが、教職員に対する住宅手当につきましては、準拠している「北海道学校職員の給与の関する条例」第10条の2の3の規定により、入居している住宅の家賃が月額2万4千円以下の場合は、その金額から1万3千円を差し引いた金額、家賃が月額2万4千円を超えている場合は、その金額から2万4千円を差し引いた金額の半額に1万1千円を加算した金額で、最大1万7千円が手当として支給されることとなっています。以上です。

議員の質問 高田

今のご説明でいくと、町内の教員の数は51名いると、自宅を持っている方は町内が10、町外14だから合わせて24名。ということになると、51引く24ですから27名がどこかから通ってこられているということだと思います。教員住宅の数が22戸あるけれども、校長教頭住宅の中で8戸あるうち7戸ですから、これは自宅持っている校長、教頭なんでしょうね。ということでいけば、ここは数に入れなくていいと思いますけど、一般教員が14戸住宅はあるんだけれども入っているのが6戸であるということでした。要するに、教頭校長も含めれば14ということにはなりますけれども、おそらく13になるのかなという気がしてます。その13名が町外でおそらく借りているということになるんだと思いますが、ほとんどが聞くところによると江差の柳崎地区にアパートを借りて入っているようであると、これは噂ですので確かなことはわかりませんが聞こえてきます。その6名の皆様が、古い教員住宅に頑張って入居されているということだと思います。町職員でも古い住宅に入っている方いらっしゃるんで、これはもう十分ありかなと思いますけど、この状況の中でということで、まずは今の答弁を聞きますと結構古くてなかなか教員がその住宅を選べないという環境にあると思うので、そういう答えが出てるというふうに思います。実際、選ばれなかった場合の住宅の状況は、できれば入りたかったけどやめましたという答えなのか、ここよりもっといいところがもともとあるのでそっちに行きますということなのか、この辺はどういう状況なんでしょうか。

町の答え 教育委員会事務局長

今のおっしゃった理由がそれぞれに全てありました。まず見た瞬間に正直言って結構ですといった例もあります。逆に地域によってはその地区の利便性がないと言われた部分もあります。鶉地区は2戸空いている状況になってますけども、鶉地区には商店営業していないという部分がありますので、そこもなかなかうまらない現状になっている部分もあります。単身の世帯、若い先生が多い実態もありまして、住宅が大きいと言われた例も過去にはあったようです。だいたいの3部屋程度用意していますので、そこまでいらないと、小さくてきれいな住宅の方にいかれた場合もあるというふうには状況を確認しております。いづれにしましても、古いということについては何らかの形で問題点が残るかなと判断しております。

議員の質問 高田

そういうような回答だと思うんですよね。取り敢えずは見た段階で駄目という場合もあれば、大きすぎるからちょっと大変だということもあると、要するに単身の方が多いということですよね。なかなかここの住宅に入らない方は。ということなので、その住宅のつくり方というかそれも検討すべきではないのかなというふうな気は致します。この先の改修の問題にも関わりますんで2点目・3点目が同じような回答になっていたので、ここについてお話しますけども、築50年の住宅に異動時に改修を行っているということでありました。実は私たち以前の委員会の調査で教員住宅を見させてもらいましたけども、教育長も言ってるように校長・教頭住宅以外の14戸の住宅というのは、どれもかなり古くてものによっては劣悪と言いますか、そういうような所も現実としてあったと。ちょっと入居するには堪えがたい建物かなということが言えるのだろうかなというふうに思います。それで今回これについてお伺いした中身の一つはですね、出来れば早急に改修又は取り壊しをして、今局長も言っておりましたけれども、そういうニーズに対応するような建物を建てるというようなこともすべきではないかというふうに考えます。ちょっと話はそれますけども、保育園留学が全国で話題になっております。けっこうネットでも注目されておりまして、その中でユーチューバーの方が言っていることが気になりました。ほめてくれてはいたんですけども、厚沢部町の保育園留学は素晴らしいと思うと、それはこども園施設とこの取り組みについてはもちろんだけれども、宿泊用の施設もこの町は新築でかつすべての家財道具も用意していて、これだけの準備をしてくれるということは、この町のこの事業に対する本気度が感じられると。必ずしも建物がそれに合わせて建てたものだったかというとそうでないところもあるんですけども、現実そういうふうに感じられるということだということをおっしゃっておりました。要するに来た皆さんに不満を感じさせないで、さらに満足感を与えるということが大切だということを言ってると思うのですが、実のところ教員住宅も同じではないかなと思うわけですよ。ので、これは局長の判断ということよりかは、最終的には町長の判断にかかるということですので、町長ぜひですね、この先これを検討して早い時期にご英断をしてやるべきではないかなというふうに思っておりますが、いかがでございましょうか。今すぐ、町長返答できるような環境にありますか。

町の答え 町長

教育長への質問がこちらに来ました。私も以前から教育委員会の方にもお話してありました。先生の住宅が古くて劣悪だということをかなりうかがっております。厚沢部町に住みたいんだけどという先生がたくさんいるという話もおうかがいしておりました。学校のこれからの在り方もありますけども、なるべく早くそういう住環境を整えていければなというふうに考えております。

議員の質問 高田

町長から積極的な答弁をいただきました。ありがとうございます。プラスですね、これも参考として聞いていただきたいんですが、去年私ども道内研修に行きました。その道内研修が夕張市に行ったんですけれども、夕張は本当に市ではありますけども人口が減って今大変なまちでありますが、今地域を集約しようというコンパクトシティ構想というのをやってるんですけども、その中でこれは面白いなと思ったのが、実は賃貸住宅を建てる建て主さんに補助金を300万から400万円出すというやり方をして、その代わりに賃貸をするときの料金は4万円を超えないことというような条件設定をしてるんですね。なもんだから、この条件だと入る人は何ぼでも入りますよね。というようなやり方をしてると、これであれば、教員住宅であろうが一般住宅であろうがこれはもう入る方はいっしょですから、対応できるのかなというふうに思ったりしています。ぜひこういうことも一つの参考にしていただければなというふうに思います。ただまあ、住宅を建てるといっても今後の小中一貫教育の進み方いかんでは、当然動きが変わってくるということではあって検討は必要ですけれども、少なくとも最低限の数と場所は見込めるでしょうから、その分だけ早く進めるということもあっていいのではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。4点目の住宅補助率についてお伺いいたします。さっき確か1万7千円が限度というふうに言ったと思うんですけども、それで計算してみたんですけれど、ちょうど1万7千円の限度になる額が3万6千円なんですよね。だから3万6千円を超えると要するにどうしても補助だけでは足りないということになっていくということの目安になると思ったんですが、それでもなおかつ民間住宅に行くというかたが多いというのはさっき言われたいろんな理由があるというふうに思うので、これについても参考としていただければなというふうに思って先ほどの夕張の件を言ったんですけれども、そういうような考え方というのもありかなと。要するに住宅を建てることよりかは、建てる方に補助してあげて、教員だろうが民間だろうが入れるような建物を町の中に建てていただくという考え方もあるんではないかなというふうに思います。次にまいります。4番目、ICT教育の整備状況と課題についてということで、厚沢部町は国のGIGAスクール構想の始動当初、檜山の他町よりも先行するかたちで整備が進みました。新しい取り組みであって子どもたちはもとより、教員もいろいろと課題や問題を抱えながらも頑張って進めてこられたのだろうと推測いたします。そこでこれまでの整備状況と今後の課題についてご説明をお願いいたします。ア、ソフト面について、イ、ハード面について、ハードについては1、校舎は今後どうするのか、2、ICTの整備状況についてということでお願いいたします。

町の答え 教育長

ICT教育の整備状況と課題についてのご質問でございます。1点目のソフト面における整備状況についてですが、全ての学校におきまして、児童生徒及び教員にワープロ、表計算、プレゼンテーション、デジタルノート、オンライン会議、クラウドのソフトを導入しております。教員においては、それに加えてデジタルテスト・アンケート機能、プログラミング機能がついたソフトを導入しております。さらにクラウド型の授業支援ソフトを導入し、発表内容の相互交流やシンキングツールを使った協働的な学びを可能としております。文部科学省のCBT、簡単に申し上げますとコンピューターを使ったデジタルテストであるMEXCBT(メクビット)が活用できるよう、昨年度末から町内全校に学習管理機能を備えたソフトウェアであるe-ポータルを導入してございます。今後につきましては、協働的な学びのさらなる促進のために全国シェア80パーセントを超えている授業支援ソフトの導入や個別最適な学びの促進のためにAIドリルの導入を行う予定でございます。これにより、学習履歴の一括管理も可能となります。2点目のハード面における整備状況についてですが、その中のまず1番、校舎はどうするのかという点についてですが、現在のところは現行の校舎で対処をするしかないのですが、厚沢部中学校におきましては近隣に新築住宅が増えており、6月現在の段階では光ファイバーケーブルの容量そのものが不足気味の状況でございます。これにつきましては、この後ご審議いただく一般会計補正予算案において、光ファイバーケーブルの増設工事費を予算計上しているところでもございますので、これによって今後改善が見込まれるものと考えております。二つ目のICTの整備状況についてでございますが、児童生徒用のハード面については、小学校1年生から4年生まではアイパッド(iPad)、小学校5年生から中学校3年生まではサーフェス(Surface)を1人1台端末として令和2年11月に整備が完了しております。教室環境におけるハード面については、各教室に大型のテレビ、教材提示用装置の配備が完了しております。教職員用としてのハード面につきましても、授業者には1人1台端末の整備が完了しており、日常的な授業で活用されております。最後に今後の課題についてでございますが、まずソフト面に関する課題について申し上げます。1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークの一体的整備の目的は、特別な支援を必要とする子どもを含め、多様な子どもたち一人ひとりに個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成させることでございます。そのためには、先生方の教育実践と最先端のICTのベストミックスが必要となります。GIGAスクール本格実施3年目となりましたが、現在の町内小中学校での使用状況は、各教師個人のICTスキルによるところが大きいという課題がございます。また、ICTを使う段階から、ICTを活用したICTならではの学び、協働的な学びによる情報収集能力、分析力、発信力を育成する学びにステップアップさせる必要があります。これにつきましては、今後、教職員対象とICT研修を計画的に行うことで町内の教職員全体のICTスキル向上に努めたいと思っております。また、児童生徒の学びに向かう力の育成のため、デジタル教科書を家庭でも使えるよう、端末を持ち帰って学習に使用できる環境を整えたいと考えております。続いて、ハード面における課題を申し上げます。ハード面に関しましては、児童生徒が1人1台端末を同時に使用したときに全員が閲覧できないことが時々生じるという問題がございます。これはプロバイダとの契約内容で混雑した回線に接続されてしまい、回線の接続速度のスピードがでないことが原因です。これにつきましては、今後、契約内容の見直しをすることで解消を図ってまいりたいと考えております。以上です。

議員の質問 高田

質問しておいて、こういう質問を聞いてる皆さんがはたして理解できるかなというような内容になってきたんですけども、ソフトの面で言うと例えばワープロ、表計算とかっていうところまでは、これは大体素人のパソコンに向かってわかる内容なんですが、その後のプレゼンテーション、デジタルノート、オンライン会議、オンライン会議はわかりますね。クラウドソフト、プラス教員が持ってるデジタルテスト、アンケート機能、プログラミング機能とか、概ね想像は出来るんですが、おそらくやこのICTをやってる学校はほとんどがおそらくこれを使ってらっしゃるんですよね。そこでですね、という部分についてはあまり詳しく聞かないようにしたいと思いますが、この今説明されたソフトの中で、実は厚沢部でこれは他と違うくやってるんだよといういたいなの、もしも使い方にしてもソフトにしてもあったらご説明願いたいと思います。

町の答え 教育委員会指導主事

先ほどのご質問でございますが、厚沢部町としてこれは特徴的というものは特にございません。ここに挙げておりますのは、全国的にも一般的によく使用されているソフトでございます。以上です。

議員の質問 高田

はい、わかりました。それとあわせてですね、今後はということでいろいろと今教育長の答弁でありました。例えばシンキングツールによる協働的な学びだとか、コンピューターを使ったデジタルテストのメクビットが使えるようなe-ポータルですとか、聞けば聞くほどずんずんわからなくなってくるんですが、この内容についてこれはどういうことなんですか。どういうことなんですかということは、これも独自ではなくてやはり全国でこういう進め方をしてるということなんですか。

町の答え 教育委員会指導主事

先ほどのご質問についてでございます。まずe-ポータルというのは、簡単に申しますとすべてのソフトを一つにまとめた入口のようなものでございまして、これを使うとすべてのところに自動的にいけると。これまでは、いろんなソフトがありますとそれぞれにパスワードを入れなきゃいけなかったんですが、e-ポータルに一括して登録するとそこからどこにでもパスワードなしでいけるというシステムでございます。これは今現在、文部科学省の指導で全校小中学校に入れることになっておりまして、必ず何かしらのメーカーのソフトが入っているということです。これを通して文部科学省のコンピューターを使ったテスト、次年度からは全国学力学習状況調査をこれで実施するということで、もう今年も実は中学校においてこれを使って実施しておりますし、中学校の全国学力学習状況調査の英語はこのシステムを使ってやってございます。それから、その他についてのいろいろご質問がございましたが、その他については例えばですとCBTというのはコンピュータべースドテストと言いまして、今全国的にもコンピューターを使ってこれからの、今教育長の教育行政執行方針にもございましたがピサ(PISA)で、今の小中学生は結果で言うとゲームに使う時間は非常に長いと、スクリーンタイムが長いんですけれども、それを勉強で使ってる時間が非常に少ないということがございまして、それで文部科学省は特にCBT、コンピューターを使ったテストで点数がとれると、つまり最近のホームページを使ったりそれからブログを見て、それが正しいものかどうかを判断するという力が必要だということがございます。そこでコンピューターを使ったテストで、それで自動的に採点をして自分の力、実力を判定するというシステム、これを導入するということでございまして、現在これから2学期に向けて教育委員会で全校に導入する予定でございます。以上です。

議員の質問 高田

質問するほどドツボにはまるような気がするので、この辺でソフトについてはやめておきます。ハード面における整備状況の中で、校舎は当面現状の校舎を使っていくと、新しくするということにもならないでしょうから、やっぱりこういう回答しかないのか、当面今のしかないのかなというふうに思うんですが、ファイバーケーブルを増設することである程度の改善が出来るというような言い方をされてましたけれども、確かに中学校の隣にはかなりの住宅が建っておそらくどこの家庭も使っておられるので、そのケーブルからの引き込みが多くなってるということだと思うんですけれども、それの影響が先ほど最後のほうでおっしゃってたパンクして動かなくなるということにもつながっていたということでもあるんですか。

町の答え 教育委員会指導主事

光ファイバーのケーブルの関係ですけれども、これは直接的な原因ではございません、間接的にはありますが。もっとも主な原因はプロバイダーの契約でして、現在アイピーブイフォー(IPv4)と言われるインターネットプロトコルバージョン4という一つ前の世代の規格になっておりまして、これは簡単に言いますとどういうものかというと、トンネルがあってトンネル形式って言うんですが3車線高速道路があったら自動的に割り振られてしまうので、混んでる回線に入ってしまっても速くなれないとかいうようなことがあります。これを契約を変更しましてアイピーブイシックス(IPv6)と言われるインターネットプロトコルバージョン6に変更いたしますと、自動的にすいてる回線に入れてくれるというようなシステムでございまして、また理論的にも新しい規格ですので約10倍のスピード、10ギガビーピーエス(10Gbps)が出る予定ですので、そちらに変更するという予定でございました。それによっておそらく回線の変更とプロバイダーの変更によってスピードの問題については解消できるものと考えております。以上です。

議員の質問 高田

今のやつは概ね各家庭でも同じような問題が起きてることがあるんで、おっしゃることは理解できます。それとですね、それぞれ各先生方と最先端のICTとの距離感があるということで、今現在、各教師個人のスキルによるところが大きいと、これは非常に何となく納得できるんです。例えば私みたいな年代の人間がコンピューターに向かうのと、20代30代の方が向かうのとでは当然のことながら差があるので、先生方もやっぱりけっこう大変な思いをしてやられる方もいるだろうし、比較的すんなり入っていかれる方もあるだろうしと、そういうことのスキルの差ではないかなというふうに思うんですが、このスキルの差について当然あるわけですから、これについてどのような対策をとって徐々に順応させていかれるのかということをお伺いします。

町の答え 教育委員会指導主事

先ほどのご質問についてでございますが、定期的に教育委員会としましては休業中等に、それから平日にですね定期的研修を行いたいと思ってます。また教育に関してはICTスキルをもっているだけでは実は駄目でして、従来の授業を行うスキル、子どもたちにわかりやすい授業を行うスキルと、それからICTを使うスキル、それが両方がベストミックスでなければ、例えばICTを使ってるだけですと使ってるだけの授業になってしまいますし、授業スキルだけでは最先端のものにはならないということですね。両方、若手と年配の方々の経験と、それを相互に交流させながら研修を行うとうのを定期的に、年間で数回予定してございます。また文部科学省から講師を招聘していろいろなお話を伺うという企画も現在ございます。

議員の質問 高田

実はGIGAスクールが始まって3年ですかね。始まったときにちょうど私どもは総務文教常任委員会でありまして、このGIGAスクールとCSに関しては毎年説明を受けてきましたので、少しはこのように質問を出来るようになったんですが、まだまだやはり今聞いても先が深いなということは大いに感じております。ただここまでの間、本当にいろいろと鈴木教育長が他町に先行して最先端技術だとかノウハウを積極的に取り組んで、さらに取り込んでこられたということはよくわかりました。今後とも素晴らしい小中一貫教育に向けて頑張って積極的に取り組んでいかれることを期待し私の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございます。

出典:厚沢部町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月13日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる