八雲町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月12日
議事録に件名の記載なし
- 聞いた人
- 大久保建一 議員
- 答えた人
- 教育長 瀧澤誠、学校教育課長 荻本和男、学校給食センター所長 井口啓吉、町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 大久保建一
議長、大久保。
議員の質問 10番 大久保建一
デビュー戦でございます。私は今、八雲中学校のPTA会長をしております。そのお陰でいろんな父兄からお話を聞く機会がありました。この質問をするのは、ある父兄からこういったご相談を受けたことによるものです。北海道立八雲高校は、現在普通科3クラス、総合ビジネス科1クラスの4間口となっておりますが、道教委が2月末に発表した今年の出願者状況を見ますと、普通科は定員 120 名に対し出願者数が 112 名、総合ビジネス科においては定員 40 名に対し出願数がなんと9名となっておりました。関係者の話を聞きますと、このような状況がしばらく続くことになると、もしかしたら間口を減らすような話が出てくるのではないでしょうかということでした。近年の少子高齢化により生徒募集に苦労しているのは八雲高校においても例外ではありません。岩村町長の母校でもあります八雲高校は、八雲町の中学校を卒業した大半の対象生徒の進学する伝統ある教育場所として、また多くの教職員が働く就業場所としての意味からも、町にとって重要な施設であることは皆さん周知の事実であります。また厚生労働省の平成 24 年度版国民生活基礎調査の概況の中に、末子の年齢階級別に見た仕事を持つ母親の割合という調査結果がありますが、それを見ますと平成 24 年の年齢 15 歳から 17 歳の仕事ありの母親の割合というものは 76.4%、これは 10 年前の数字と比べますと 11%増加しております。この調査から何が言いたいかと言いますと、現代の子育てにはお金がかかりますし、高校生のお母さんは働いている人が多くて、なおかつとても忙しいということです。そんな忙しいお母さんが毎日毎日お弁当をつくるのはとっても大変なことだということです。子どもは国、地域の宝であり、今社会全体で子育て支援が必要な時代であると私は考えております。八雲町でも当然これらを認識し、このたびの平成 26 年度教育行政方針の中にも、北海道教育委員会に対し魅力ある高校づくりや間口維持を求めてまいりますと明記してあります。教育委員会では既に遠距離通学費補助や下宿費補助等のさまざまな支援策を検討しているようではありますが、もう一歩踏み込んで魅力ある高校づくりのために八雲町からの提案として給食の提供を検討していく考えはあるか、その実現の方策はないのかお伺いいたします。
町の答え 教育長 瀧澤誠(教育長は2015年12月まで)
議長、教育長。
町の答え 教育長 瀧澤誠(教育長は2015年12月まで)
ただいまの大久保議員の質問にお答えいたします。議員ご指摘のとおり八雲高校は町内中学生の進学先としてはもちろんのこと、多くの教職員やその家族が居住することによる経済効果なども含めて、町の重要な施設として認識をしておりますが、近年の少子化により生徒の確保が難しくなって来ていることも事実であります。そこで、本年度から町外からの通学生の通学費補助及び下宿生の下宿費を補助、さらに高校の進学率向上の一助となるよう進路指導のため受験する模擬試験費用や各種検定料の一部を補助するどの支援事業を実施しているところであります。これらの支援事業の内容については、八雲高校からの要望によるものを十分協議し実施が可能なものとして始めたものであります。この中で、これまで高校から給食の要望は出されていないことから給食の提供については検討しておりません。今後、高校から給食提供が生徒確保のために有効な支援策であるとの要望が出されたら、その可否について検討していかなければならないと考えておりますが、給食センターの現在の体制から職員を増員しなければならないことや、給食の運搬にも相当の経費がかかることなどから、高校への給食の提供は多々難しい点があると考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上であります。
議員の質問 10番 大久保建一
議長。
議員の質問 10番 大久保建一
ただいまの答弁の中に、まず八雲高校からの要望がないというお話でしたが、私が考えるには多分、北海道立高校のために町にそういう要望を監督官庁が違うので出していないのかなと思っております。聞くところによりますと隣町長万部町では既に、長万部高校に対して給食の提供をしていると聞いております。長万部高校は八雲の高校よりもはるかに人数は少ないかと思いますし、たぶんかなりの危機感を持って町は挑んでいるのでないかなと思っております。それと今現在の給食センターの体制及び運搬方法について、考え直さなきゃならないと、それが課題だというお話でしたが、それについての費用はどれくらい現在よりもかかってくるか、その辺はどうお考えになっているか、ちょっとお聞かせいただきます。
町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)
議長、学校教育課長。
町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)
ただいまの質問の1点目で、道立の高校なのでなかなか町に要望出しにくいのではないですかというご質問でございますが、この間、高校の要望につきましても、高校も当然ですが八雲高校教育振興会という八雲高校を応援する組織を通じて、町が要望を受け高校も含めてその対応を協議しながら実施してきているという経過がございますので、必ずしも道立高校と町教委だから話し合いができないという状況にはなっていないということをまず1点ご理解いただきたいと思います。それと給食にかかる費用に関する質問ですが、この分については学校給食センター長より答弁させたいと思いますので、よろしくお願いします。
町の答え 学校給食センター所長 井口啓吉(学校給食センター所長は2014年3月まで)
議長、八雲学校給食センター所長。
町の答え 学校給食センター所長 井口啓吉(学校給食センター所長は2014年3月まで)
2点目の運搬費用と職員の体制ということの質問でございます。現在うちの方は調理員臨時職員7名、パート調理員6名の 1 日 10 名体制で給食を対応してございます。10 名という基本的な考え方といたしましては、給食の管理基準というのがございまして、それが平成 21 年度に改めて改正制定されております。その中で調理員の勤務、流れ等々を制定されておりまして時間制約が一応調理を2時間程度、それから調理した後2時間で子供たちに食べてもらうという基本的な考え方があります。そういう流れの中で配置を 10 名程度でつくって、その後運搬をしていると。運搬につきましては、今は山崎方面1コース、それから落部の方が1コースの2コースで設定されてございます。その中で調理時間が大体 11 時頃できるということであれば、山崎に行って1台帰ってくる、それから落部のほうは行って帰ってくる時間帯ということであれば、どうしてもコース面で足りないと。1台足りないということになる。そういうふうになると、もう1コース増やすということになると、その費用が今大体2コースで1千万程度掛ってございますので、もう1台ということになると大体 4、500 万が掛るだろうという想定になろうかなと思います。それは安全基準の中でどうしても避けられないいいことかなと思ってございます。あと職員の体制ですけれども、現在町内の給食は八雲側が 1,400 くらいになってございます。そういう体制の中で、だいたい一人 150 名程度になると思いますけれど、そういう想定の中では八雲高校、もし現在 300 人程度かなと思っていますけれど、その人数が入るということになると、現状の体制ではなかなかできないだろうと。どうしても衛生管理基準の中で食物アレルギーの対応とか色々な制約がございますので、そういう時間をこなすにはどうしても2人程度は必要になるのではないかなという想定の中で、一応年間管理費的なもの、運営費的なもの大体 900 万円程度増額になるのではないかという想定をしてございます。また当初ですね、どうしても食器等がないということになれば、それも用意しなければならないので、それも等々調べてみまして計算したら人数的なもので 5、600 万程度かかるのではないかという想定はしてございます。初年度については 1,300 万から 1,400 万掛ると。次年については大体 900 万程度になるのではないかということを考えてございます。そういう面でなかなかその財政負担で町から持ち出しになるという経緯の中で、なかなか厳しいかなという私なりの判断でございます。以上であります。
議員の質問 10番 大久保建一
議長。
議員の質問 10番 大久保建一
ただいまの話の中でいけば、初年度でいけば 1,300 万から 1,400万掛るのではないかというお話です。掛りますね。それとですね高校からの聞き取り調査の中で八雲高校教育振興会という組織がありましたけれども、これはPTAの意向が色濃く反映されるような組織になっているのかどうかを教えてください。
町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)
議長、学校教育課長。
町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)
振興会の役員名簿を拝見しますと具体的には副会長を含めてですね、役員にPTAの会長なり監事等PTAの役員も入っての組織でございますので、PTAの意向は十分会の中でも反映されているものかなというふうに考えております。
議員の質問 10番 大久保建一
議長。
議員の質問 10番 大久保建一
PTAの役員も入っているというお話でしょうけれども、改めてPTAの役員のみならず末端までお話を聞くような機会が持たれればいいかなと思っております。ちょっと視点を変えまして八雲町八雲高校の間口維持の重要性というのを、他の視点でとらえてみたいと思っております。岩村町長は平成 26 年度町政執行方針の中でも、八雲町のまちづくりのテーマとして人口と雇用が維持され、にぎわいのあるまちづくりというものを上げております。またその方策として企業誘致には厳しい情勢でありますが積極的に情報収集等に努めるとともに、地元企業との連携により新たな雇用創出の促進を図ってまいりますと表明しております。もし万が一、八雲高校の間口が1つ減となった場合これが3学年分で教職員が5名から 10 名減ることになるのでないかということを聞いております。新たに企業を誘致して雇用創出するのはとても難しいことだと思っております。それよりも今、この町にある雇用を守っていくことも同じくらい重要であり現実的な施策ではないでしょうか。それらを踏まえ、給食の提供を八雲町として提案していく、またその実現に向けて協議、調査をしていく考えは町長にないのか改めてお伺いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは今、大久保議員にお答えいたします。私も雇用を生むということは、この地域にとって大切なことだと思っていますし、また八雲高校の定員割れて人数が減ることも、大変厳しいだろうと思っていますので、この辺につきましては給食もありますけども、私の施政方針でもあります介護士、また看護師の専門学校をつくるという意味からも、高校にその部分を入れられないかっていう部分も、これから教育委員会と一緒になって検討していくってこともありますので、高校の定員割れを少なくする意味から、その辺もこれから取り組んでいくと考えています。また、給食につきましては、これから教育委員会と十分協議して可能かどうか含めて、また財政面もありますので、それを含めて考えていきますのでご理解をいただければなと思います。
議員の質問 10番 大久保建一
議長。
議員の質問 10番 大久保建一
なにやら今、給食でパン並びに米飯をつくっている業者におきましても、これ以上数が減ってくるとなかなか経営上大変だというお話も耳にしております。そういう意味からも、ぜひとも前向きなご検討をお願いいたしたいと思っております。1,300 万から 1,400 万と、何をするにも町にとっては財政の話は出てきます。ただ、その中で何を行い、何を捨てて行くのか。ある意味その取捨選択が八雲町の目指す将来の姿を実現するための選択であり、町政を担う者の責任だと思っております。子どもは国、地域の宝であり、子育て支援は町としての未来への投資だと思っております。岩村町長が思い描く「夢と希望のあるまち」というものがこの町の未来を担う子どもたちや子育て世代にとっても、夢と希望のあるものであることを願いまして、給食提供の前向きな検討お願いいたしまして私の質問を終わります。◎◎◎◎ 延会の議決延会の議決延会の議決延会の議決