みんなの議会

八雲町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月12日

「2月に行われた子どもゆめ議会で、中学生議員からぜひ熊石八雲間…」

聞いた人
赤井睦美 議員
答えた人
町長 岩村克詔、企画振興課長 萬谷俊美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 赤井睦美

時間がない中、大変配慮いただきましてありがとうございます。2点質問させていただきます。2月に行われた子どもゆめ議会で、中学生議員からぜひ熊石八雲間のスクールバスを運行してほしいという要望が出ていました。そして大変残念ですけれども、熊石高校の生徒募集も停止してしまいました。これに関しては八雲高校のキャンパス校として連携していたのですけれども、募集停止が決まるのはずっと以前からわかっていたと思うのですね。ですから、八雲町として是非同じ町の子を八雲高校に入れるという配慮とか検討をもっと早くからすべきだったのではないでしょうか。熊石の中学生が八雲高校に入学することで、お互いの地域に同級生ができるともっともっと融和融合が図れると思います。現在八雲には、通学バスがないですから下宿への助成はされているのですけれども、熊石の中学校の保護者さんのお話を聞くと、八雲高校は下宿する位置ではなく通学圏ですよねと。下宿させるのであれば函館や札幌という思いの方が強いですという意見も聞きました。また、合併後は高齢化が進み、以前は八雲まで1日2回も自分で運転して買い物に行っていたけども、今ではだんだん大変になってきて、特に冬はほとんど行くことができなくなってきたという声も聴きます。もし、コミュニティバスがあれば高齢化に対する対応の1つにもなると思います。総合計画の中に、コミュニティバスやデマンド交通など新たな交通手段を研究しますと明記されておりますが、その研究はどこまで進み、町長としてこのような問題をどのように捉え、今後どのような対応をお考えでしょうか。よろしくお願いします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは、赤井議員のご質問にお答えをいたします。八雲・熊石間のコミュニティバス運行については、合併時から買い物や総合病院への通院などの他、八雲地域と熊石地域の交流を促進するためにも増便など、利便性の向上を図ってほしいという要望があった他、子どもゆめ議会でもこれまで何度か児童生徒から同様の意見があったところでございます。この区間は合併以前から八雲・江差間の路線バスを毎日2往復しており、道の補助金を活用しながら沿線町が運行経費を負担して維持している状況にあります。そのため収支に影響する八雲町単独のバス運行や利便性向上のための増便は、バス事業者や沿線町の負担増加になることや、運行の廃止につながることから理解を得ることが難しいためなかなか実施できないで今日に至っている状況であります。過去にバス事業者への増便の相談をさせていただいたこともありますが、実際の利用状況を見ると増便しても経費がかさむだけで、乗車人員が増えることは考えづらいとの回答をいただいております。また、熊石高校の募集停止に伴う熊石地域の中学生を八雲高校へ入学できるような条件整備の検討につきましては、募集停止以前から檜山海岸線の路線バスの運行本数が多いことから利便性がよく距離的にも近く自宅から通学も可能な江差高校へ通学する生徒がいたこと。さらには路線バスの運行時間帯が八雲高校の始業時間に間に合わないことや、1日2往復では部活動などいろいろな面で制約を受けることなど学校の授業や行事、部活動に合わせた単独の通学手段を設けなければならなくなります。それに対応する経費が大変多額になることなどから、バス運行はなかなか厳しいとの判断をしたところであります。また昨年5月には八雲高校や八雲高校教育振興会により、町に路線バス運行時間の変更要請があり、バス事業者や関係町へお願いに伺い調整をいたしましたが、沿線町の理解を得ることができず、要請に答えることはできなかったことから教育委員会とも協議を重ね、町外の中学生を対象にしている下宿費助成を熊石地域の中学生に対しても助成することとしたところであります。保護者としては、自宅通学が様々な面から安心でき、下宿による経費負担や生活面の不安は本当に大きなものがあると思いますが、現状のバス時間の変更による通学よりも高校生活を有意義に過ごすことができる下宿費助成の方が八雲高校への誘導が効果的であると考えたところであります。次にコミュニティバス熊石地域の高齢者の買い物支援のためにも有効ではとのことでありますが、移動手段を持たない高齢者の日常の食料品や雑貨品の買い物は議員がおっしゃるとおり、バス運行がされることにより八雲地域への買い物の利便性が高まり、町外業者へ流れていた購買は少しは町内に流れることとなり、有効であると思います。現状の熊石地域の高齢者は町内のスーパーや町外の事業者が運行している移動販売車や個人商店の配達を主に活用している状況にあります。また、町外のスーパーが買い物送迎バスを定期運行したり、函館の病院が運行している無料の送迎バスも復路にはスーパーへ買い物のために寄ってくれるサービスをしているところもございます。いずれにいたしましても、八雲・熊石間のバス運行につきましては先ほども申し上げましたが、沿線町との協調をして維持しており、負担増や廃止につながることは町としても避けなければならない現状であることから、この運行状況の推移を注視しながら対応してまいりたいと考えております。2年後の北海道新幹線新函館駅(仮称)の開業を控え、二次交通の充実がバス事業者にも求められており、大幅な交通体系の変更、それに伴うダイヤ改正が予想されます。それらの状況も見据えながら八雲高校への通学や総合病院の通院、買い物などの利用形態に対応できるようコストを含めて、どのような運行が効果的なのか、慎重に検討しなければならないと考えているところでございます。現段階では、道内先進地の導入事例や、補助制度などを調査しているところであり、引き続き八雲町にとってより良い運行ができるよう調査研究をしてまいりたいと考えていますのでご理解をよろしくお願いをいたします。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

先ほどの三澤議員の質問には「やれない理由ではなく、どうしたらやれるか考える職員に」と言っていましたけども、私にはやれない理由しかおっしゃってくださってないように感じましたけれども、これは差別でしょうか。それでは、確かこの総合計画の中に、コミュニティバスやデマンド交通の新たな交通支援の研究と書かれていますけど、これ私は勝手に八雲・熊石間のことだと思ったのですけど、これは八雲・熊石間のことではなかったのでしょうか。

町の答え 企画振興課長 萬谷俊美(企画振興課長は2017年9月まで)

議長、企画振興課長。

町の答え 企画振興課長 萬谷俊美(企画振興課長は2017年9月まで)

この総合計画に載っております事務事業名は八雲町全体としての捉え方で記載されておりまして、金額も年度も入ってないという実施計画になっていたかと思います。昨年の議会でもご質問がありましたように、八雲地域でも山間部と国道までのバス運行について買い物難民ということでご質問がございました。その際にもなかなかバス事業者が運行している部分との競合ということで、非常に厳しいというお話をさせていただいております。そういうことから計画についても、八雲町全体として捉える必要があるだろうということで計画しているところでございます。

議員の質問 8番 赤井睦美

はい。

議員の質問 8番 赤井睦美

ちょうどこの質問を 23 年の3月に三澤議員も質問していたのですね。その時に当時の川代町長が三澤議員は函館バスに 400 万の補助、そして職員の方の通勤手当を合わせると大体 800 万になるからそれでバスが運行できるじゃないかという提案をされていて、それに対して検討しますというお話だったのですけれども、先ほどの中に、新幹線が開通すると二次交通の充実を図るとおっしゃっていましたけど、それに関してはその沿線町、江差と乙部とでその時のためにという話し合い、もう進んでいるのでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

今、赤井議員から差別じゃないかということでありまして、そんなことはありませんのでご理解をいただきたいと思います。今の熊石・八雲間だけじゃなく、これは全体的な問題であろうかなと思っています。特に今の質問の回答の中でまだまだ発表できない部分もありますけども、これは新幹線の開業に伴って路線バスの運行の方向が変わるということもお聞きしていますので、その辺を注意しながら我々も対応していきたいと考えていますし、また、これはスクールバスだとかコミュニティも含めた全体的な今年度調査をしながら、国の補助金を鑑みながら調整していきたいと考えていますのでご理解をいただければなと思います。

議員の質問 8番 赤井睦美

はい。

議員の質問 8番 赤井睦美

コミュニティバスは学生や高齢者や障がいを持っている方たち、本当に町民全体としてその足を確保するという目的だと思うので、福祉の面だとか教育の面で本当にしっかり考えていただきたいと思います。それで、淡路市の永沢地区というところでは、朝、昼、夕と週6回、1日5便往復するというコミュニティバスがあります。そこは地域の方々が3、4人毎回当番制で運転して、ほとんどボランティアで地域がやっていると。だから地域の宝物ですというふうに地域の方は自慢していますけれども、また違うところではNPOなどによってその過疎地の有償運送の可能性を模索している地域もありますので、是非民間の力とかそういうNPOだとかそういうことも一緒に視野に入れながら全て行政がお金出して全てやってあげるとかじゃなくて、住民とともに考え創り上げていくというそういう方向で考えていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 企画振興課長 萬谷俊美(企画振興課長は2017年9月まで)

議長、企画振興課長。

町の答え 企画振興課長 萬谷俊美(企画振興課長は2017年9月まで)

赤井議員がおっしゃるように、地域の民間の力を借りてバス運行、特にNPO法人を立ち上げてそういった事業者へ委託をして運行して地域の利便性を考えていくという、こういう考え方は確かに他の地域でいっぱいやっていますので、これらを加味して八雲町としても検討しなければならないというふうには考えてございます。いずれにしましてもコストという問題も含めながら、国の制度、道の制度それぞれございます。そういう制度に則っていくためには八雲町としての町長の答弁にもありましたように、計画づくりがまず必要でございますので関係者、町民、事業者を集めたそういった協議会を立ち上げながら計画書を作って、運行に向けてどういう方法がいいのかという議論をしていかなければならないというふうに思っていますので、今しばらく調査研究の時間をいただいて、2年後の新幹線開業に万が一廃止になったら困るだろうということもありますので、それに対応するための手立てをしっかりとやってきたいというふうに考えております。

出典:八雲町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月12日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる