みんなの議会

八雲町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月12日

木質バイオマスを進めるために

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
町長 岩村克詔、農林課長 佐藤隆雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 1番 佐藤智子

それでは、大きく4点について質問させていただきます。まず1つ目です。木質バイオマスを進めるためにということで質問させていただきます。町長は町政執行方針の雇用が確保される活力ある産業集積のまちづくりの中で、地域再生可能エネルギーとして林地残材等を有効活用するための木質バイオマスについて調査検討すると述べております。大変大きな前進であると思います。しかし 26 年度主要事業の中にはその項目が見当たりませんでした。もしあるのでしたら、はっきりさせていただきたいと思います。また、予算化もされていないようであります。北海道環境生活部環境局から関係自治体担当者宛てに、平成 26 年度エコタウン関連予算(新規補助金事業)の案内が届いております。再生可能エネルギー導入ポテンシャル等の調査整備等に自治体であれば定額補助、100%補助ということですね。民間であれば 50%補助という内容であります。申請上限額は 1,000 万から 3,000 万円、26 年度の応募状況に応じて、平成 27 年度以降に施設整備補助金事業を想定した予算要求を国に対して行っていくという道の案内であります。これを利用しない手はないのではないでしょうか。八雲町の豊かな森林資源を石油代替に使えば地域外に流出していた石油代等が地域内に留まり地域内経済循環の仕組みが作られ雇用が生まれる産業へと発展します。先日行われた「木質バイオマスって何。森林資源を生かしたまちづくり学習会」に町長も出席されていたと思いますが、50 人以上が集まり、関心が高まりつつある分野だと思います。一日も早く庁舎内に窓口を決め、計画策定に着手すべきと思いますが、お考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは、佐藤議員の最初の質問にお答えをいたします。自然エネルギーを利活用した再生可能エネルギーについては、東日本大震災や福島原発事故後の日本のエネルギー政策の見直しもあり、地域農山村が有する未利用資源の有効利用を図る地域循環型エネルギーとして、現在自治体政策の大きなテーマとなっております。一昨年8月には町内で開催された日本大学生物資源科学部主催の全国農村サミットのプレサミットにおいて、自然エネルギーや再生可能エネルギーの利活用により、地域経済への波及や新たな雇用の機会にもつなげていくことが大変重要であると認識をされました。こうしたことから、新年度の町政執行方針において八雲町の豊富な森林資源や地域特性を生かした木質バイオマスについて各関係機関、企業、大学などと具体的な調査検討をしていくことを明記いたしました。議員のご指摘のとおり、今年1月7日付けで北海道環境生活部環境局から関係自治体担当者に宛て、平成 26 年度の新規補助事業としてエコタウン関連予算の案内がありました。事業の内容としては、再生エネルギー等の事業化計画の策定や実現可能性調査に対する補助となっておりますが、その制度内容の詳細については不明で、北海道としては 26 年度の事業実施は予算設置上時期的に困難で、26 年度の応募状況によって 27 年度の予算要求を行っていく予定となっている事から、この事業案内はあくまでも情報提供であると理解をしております。八雲町においても、新たな地域づくりの戦略として豊富に存在する自然エネルギーを活用し、雇用対策や関連する地域産業振興政策として再生可能エネルギー政策の位置づけや方向性について検討すべき時期であると考えております。このため、まず 26 年度はエネルギー担当課である商工観光労政課を中心に、庁内関係部局による協議を重ね、町としての基本的な姿勢や方向性を整理することといたします。なお、木質バイオマスについては、日本大学との域学連携のテーマにもなっていることから関係機関や企業、大学などと具体的な導入プロセスについて調査研究をしてまいります。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

私、2月下旬に道北の音威子府村の天塩川温泉に視察に行ってまいりました。日独バイオマスセミナーイン音威子府ということで、ドイツの日本大使館からドイツの方も、また本国からも5、6名来て、そういうセミナーが行われたわけであります。音威子府の村長さんという方はもともと運送業をなさっていた方で、民間から出た村長で今年が3年目だということであります。左近勝さんという方ですけれども、八雲の青年会議所に所属する方とも一緒に仕事をしたことがあるということでありまして、覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。その方は、音威子府村は小さな、小さな村ですけども、このままでは村が寂れてしまうということで自ら木質バイオマスの計画を作り、国に補助金を要求してその補助金を勝ち取り、今年度2月 26 日に木質バイオマスのボイラーを村営温泉に導入したわけであります。これからはその近くの下川町から燃料を取り寄せて使うということでありますが、これからは自前のチップ工場も作っていきたいということで新聞報道でも明らかにされているところであります。先ほどの町長のお答えで、窓口は商工観光労政課ということをお決めになってくださったようであります。これは一つ前進かと思います。どんどんですね近隣でも実施に移しているところがございます。知内町では最近の新聞報道で、役場庁舎のボイラーを木質バイオマスのものに転換するための予算付けが行われました。また、奥尻町では地域協議会というものを立ち上げて、青苗小学校ではもう木質チップのボイラーで暖房を行っているということでありますし、今年度は宮津小学校というもう一つの小学校に導入されることになっているということでございます。先ほどの予算ですけれども、26 年度は実施が困難であるということですが、これからはっきりしてくると思いますし、まずその 27 年度に予算を獲得するにしても計画を立てないことには始まりません。その点でどのようにお考えか、計画を急いで今年度作るお考えがあるかどうかお伺いいたします。

町の答え 農林課長 佐藤隆雄(農林課長は2015年3月まで)

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 佐藤隆雄(農林課長は2015年3月まで)

議員の後段の方の質問でありますけれども、いずれにしましても、町として基本姿勢や方向性、それから導入プロセスなどの調査研究の結果を総合的に判断しまして、可能であれば 27 年度の国の補助事業などを活用し事業化計画の策定、あるいは実現可能性の調査などを実施していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

議員の質問 1番 佐藤智子

はい。

議員の質問 1番 佐藤智子

計画を作る構えもあるということがわかりました。そうですね、計画作りますね。私ももっともっと勉強して、一緒に出来ることがあれば協力していきたいと思いますし、いろいろ教えていただきたいとも思っております。奥尻では、その地域協議会というもののトップは町長なんです。町長がやっぱり音頭を取って協議会ということですから森林組合、農協、民間企業、役場の行政も全体としてかかわっていく、そうした協議会の立ち上げが必要になってくると思います。その協議会を立ち上げるお考えはあるかどうかお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員は一生懸命木質バイオについて研究もしていますし、また、いろんな方面の調査をしているということを認識しています。私も八雲には先ほど言いましたように森林がたくさんありますので、これを農業は農業、または一次産業の町でありますので林業も一次産業という位置づけで、八雲町にとっては活性化しなければならない。その一つに木質バイオマスの利活用があるだろうなということは、私も強く認識をしています。今本当に国も挙げて木質バイオについては検討を始めていますし進めています。これを注意深く見ながら八雲町にとってどんな形がいいのか、そして国の力も借りながら進めていきたいと考えています。または今議員おっしゃったとおり知内の大野町長さんも仲が良いのでいろんな話を聞かせていただいていますし、奥尻町も仲良くさせていただいておりますので、また、足寄町なんかも大々的にやっているとお聞きしていますので、是非4月、雪が解けたあたりから調査をしながら進めたいと考えていますし、これは議会の皆さんから協力いただきながら、検討を踏まえ進めたいと思っていますので、よろしくご理解をいただければと思います。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

先日、国会中継で佐藤ゆかり参議院議員自民党ですか、その方も木質バイオマスにもっと補助を付けられないのかという質問をしていたということで、安倍首相も木質バイオマスは素晴らしい地域エネルギーとなるので考えたいというお答えをしていたようですので、是非ともよろしくお願いいたします。

出典:八雲町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月12日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる