みんなの議会

木古内町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日

道道の改良工事に伴う転出対応について

聞いた人
相澤巧 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 相澤巧

5番 相澤 巧です。道道の改良工事に伴う転出対策について、一般質問させていただきます。中央、下町地区の中央通改良工事については、今年度早期に事業認可、着工へと進むと伺っております。長年、改良拡幅を要望してきた事業ですので、地域の皆さんにはいよいよとの思いもあるかと思います。事業に伴い住居が支障になる方々も、相当数おられるのではないでしょうか。所有地内に住居を新設し、住んでいただければありがたいのですが、町にとっては他市町への転出などを最小限にとどめるべきと考えるところです。以前、新幹線の用地買収があった時には、民間の方々が分譲地を用意したり、自ら町内の土地を探して転居したりと聞いておりますが、他市町へ転出したかたも相当数おられたと記憶しております。今回の事業地には、高齢のかたが多いと思われます。転出を少しでも減らすため、早めに対策を取らなければならないと思いますが、町長の見解を伺います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

5番、相澤 巧議員のお尋ねにお答えいたします。道道の改良工事に伴う転出対応についてのお尋ねでございますが、お尋ねにあります中央通の改良につきましては、今後、事業認可後に物件調査を経て、用地や家屋補償事業に着手するというのが通常の流れになっております。補償の対象となったかたに対しては、事業にかかる情報提供を早期に行うとともに、家屋移転の方針についての詳細なヒアリング、及び打ち合わせを行い、移転先の相談について対応をしてまいります。移転先の検討につきましては、以前行われた北海道新幹線整備事業や上町方面・中央通整備事業、ここでは町において土地・建物情報を集約し、希望のかたに提供することにより、円滑な売買や移転に寄与し、町外転出の防止を図っております。この制度は、現在も継続しておりますので、早期着工と円滑な事業推進を目的として、関係する町内会を母体に組織していただく予定としております期成会とも連携を図り、円滑に進めていくこととしております。なお、参考までに申し上げますと、北海道新幹線整備事業におきましては、対象となる約100件のうち90件、上町方面の中央通整備事業においては、約50件のうち20件、また駅前通整備事業においては、20数件中の10件が移転補償の対象となったうち、町内で改築をし、町内に残留した件数このようになっております。以上でございます。

議員の質問 5番 相澤巧

いまの町長の答弁で、転出したかたがそんなにないというような話のようです。ただ、中央通の分に関しては、50件の対象者のうち残ったのが20件という扱いですよね。実際にどういうような対応をされたのでしょうか。例えば土地、町のほうで斡旋するとか、空き家をこういう空き家ありますよという情報を提供するとか、そういうことをしたとは思うのですが、どの程度その成果があったのか。もう一つ、そしてその検証等をされたのでしょうか。それから、今回の下町地区の分に関して、まだ認可下りていないので、認可下りてからというようなお話ですけれども、この問題に関してはそんなにゆっくりしていていいものなのでしょうか、早めに。この工事自体はかなり前から測量調査なり入っていて、ある程度のところはもうかなり大まかなところは把握しているかと思うのですが、その時点でどういうふうな対策を取っていいかを考えていてもよろしいかと思うのですが、いかがなものでしょうか。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

従前の取り組みについて、お話しましょう。北海道新幹線の工事におきましては、一番早くに中心線測量というのが行われました。中心線測量が行われますと、そこから何メートル離れたところが支障物件の対象になるというのがわかったわけです。ただ、そのほかにわからなかったのは、新幹線の場所はわかったけれども、それに伴って道路が変わる、その道路の影響で住宅が変わる、こういったところがわかりませんでした。中心線測量の結果、約70件程度が対象になることがわかりましたので、そこには早急な対応ができました。町では、不動産屋とはまた違いますが、町として町の空き地・空き家情報をそれぞれ入手するように手配をいたしました。町内に住んでいるかた、あるいは町外のかたからもたくさんの情報をいただいて、それを手元に用意して、そして1件ずつのお客様というか対象になるかたを訪問して、そして町内に住んでくださいと。住む場合には更地がいいのか、空き家がいいのか、こういったところまでお話を1件ずつ進めてまいりました。その中でストックしている情報は、これは個人の情報ですから、どこまでお話していいですかということを1件ずつ確認していますので、金額も言っていいという人もいれば、全て隠してほしいという人もいる。こういったことで、情報提供が早くできましたので、最終的に100件の対象者がありましたが、90件のかたが地域に残っていただいたとこういう結果になったわけでございます。そのほかの10件につきましては、いずれにつきましては、細かくわかりませんが、まず新幹線でそういった事業をしましたので、今回の取り組みも継続した事業としてストックした情報も更地で約200件程度、そしてまた住宅では10件程度ありますので、これらについてはまた住民の皆様、そしてまた外にいるかたからの情報提供もいただいて、たくさんの情報を持って1件ずつ回るということを指示しておりますので、中央通の下町地区では、それぞれまた1件ずつ回ることにしております。ただ、北海道新幹線と違うのは、中心線測量というのやりませんから、どこの住宅が支障物件になるというのは、図面がきてそれが決まりましたよというまではわかりません。おおよそ想像つきますよ。いまの中心線、白線の引いているところから9mの道路で、それぞれ歩道が4.4mという街路事業ですから、総トータルで18m支障になるというのはわかります。ただ、本当にいまのところが真ん中で真っ直ぐいくのかということまでは、まだ示されておりませんので、その行動は早く進めて、そしてそれが違ったということになりますと、それはご迷惑かけることになります。ある程度支障物件となる住宅が決定した後に、速やかに行動したいと思っております。

議員の質問 5番 相澤巧

新幹線の当時とは、ちょっと違うというようなことでお話ありました。町長のお話からいけば事業認可ですか、これがこなければ手をつけられないということなのでしょうね。と思うのですが、それでも測量は終わっているはずなので、ある程度のところはわかるかと思うのです。移転の協議会ですか、もう作られているようなことのお話ですので、それらとのことはある程度のところは話せるのではないかなと思います。例えば、こういう空き家がありますよ、こういうところに町で土地用意できますよとか、そういうことはできるのではないかなと思うのです。どっちにしても早めにやらなければ、どうもならないと思うのですよね。どっちかと言うと下町地区に関しては、ちょっと言い方悪いのかもわからないですけれども、現役のかたはもうあまりいないみたいで、高齢者のかたが多く住んでおられますので、事業実際かかって立ち退きしてくださいと言ったあとに新しく家建ててくれるだけのどういうふうになるかわからないのですけれども、補償料入るのかどうかその辺もわからないのですけれども、それぞれ町民のかたも長い間ここに住んでいるので思いはあるので、一生懸命献身的に住民のかたと対応してもらえれば、一人でも転出者を減らせるのかなと思うのです。ただ、先ほども話ましたけれども、高齢者が多いですから町外に子ども達がいるという形になれば、じゃあそっちのほうに行くという人もかなりおられるんじゃないかなと思うのです。それらに対して何かしてやらなきゃならない、例えば公営住宅なり斡旋そういうことも考えられますし、空き家のリフォームですかそれらに関しても進めていけば、それこそ空き家対策、人口減少対策にもなるかと思うのですが、もう一つ町長の意気込みが足りないような気もしないでもないのですが、どんなものでしょう。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

考え方は全く相澤議員と一緒でございます。早期に着手して、1件の住宅も木古内に残っていただくという考えは、何ら変わっていません。ただ、やり方には順序がありますので、いまできることと、もう少し経って決定してからできること、二段構えでやっていくことにしております。一つは、想定ができる場所がありますので、そこについてはぜひ残ってくださいということを言います。決定してからは、今度は金額なんかがわかってきますから、今度はどうしますと具体的になると。こういうことで、相澤議員のご意見も十分わかりますので、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。

議員の質問 5番 相澤巧

とにかく私の言いたいのは、1点だけです。一人でも残してください。ということで、職員の皆さんも町長もあわせて、住民のかたに真摯にというか住民のほうに立って、懇切丁寧に扱っていただければ、その旨わかってくれる住民のかたもたくさんおられると思いますので、ぜひそのようにやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上、終わります。

出典:木古内町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる