みんなの議会

厚沢部町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日

独居老人の現況と支援体制

聞いた人
山崎孝 議員
答えた人
町長、保健福祉課長補佐

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 山崎

議長の許可をいただきましたので、5点について質問をいたします。今日はあいにくの雪の天気でありましたが、日増しに暖かくなりまして、春を感じるころになりました。また、いよいよ今年の営農が始まりました。気象庁の今年の天候の見通しを発表しました。今年の気温は、全国的には高温傾向であるとのことであります。北海道の春、3月から5月は平年並みか高めであるということであります。降水量はほぼ平年並みでありました。また、6月、8月では全国的に気温は平年より高く、降水量は平年並みであると予想を立てております。天候に変動がなく、また、自然災害もなく豊穣の1年であってほしいというふうに願っているところであります。それでは質問に入ります。質問1つ目としまして、独居老人の現況と支援体制であります。長年においてふるさと発展に尽力されてきました先輩、独居老人でありますが、平成28年度末で、私の調べでは331名であると聞いております。しかし、今年に入りまして2名の方が悲しい結末でありまして、大変残念に思っているところであります。独居老人の現況と支援体制について町長の所見を伺います。

町の答え 町長

山崎議員から1つ目として、独居老人の現状と支援体制についてどのような考え方かと、このような質問であります。今言われるように、当町の在宅における独居老人の人数というのは、70歳以上で長期入院の方を除きまして191名となっております。支援体制としましては、御案内のように、地区の福祉委員さん、こういう福祉委員さん方は定期的に、愛のふれあい訪問事業というこの事業をそれぞれ各地域で担っていただいていると。この事業は70歳以上の独居の世帯を月1回訪問すると。そして安否の確認や相談支援をするというふうなシステムで進めております。訪問したときに心配される状況や異変等が把握された場合には、福祉介護係、あるいは地域包括支援センターに速やかに連絡が入りまして、迅速に対応を図る体制を整えているというふうに思っております。また町は、高齢者における地域見守り活動に関するこの協定というものを結んでおりまして、4つの事業団体とこの見守り団体と協定をしております。1つには、北海道新聞(道新)、それからセブンイレブン、トドック、江差信金、この4つの団体が、町との協定によって、その地域へ入ったときに独居老人のこういう安否確認をしていただくと、こういうふうな協定になっております。日ごろ町内で活動している中でいつも、ちょっといつもと違うなというふうな状況を見受けたときは、緊急時は消防署あるいは警察、さらには地域包括支援センターと連携するというもので、高齢者安否確認の一つとして、これは、今取り組んでいるものであります。さらには、また町の高齢者生活支援事業を利用している方は、定期的に安否確認や異変に気づくことができると。例としましては、給食サービスで弁当を配達する際、あるいはヘルパーの人の訪問時際、それから入浴サービスのその送迎の際、こういうときには他者とかかわる機会が多いわけでありますから、そういうときには見守りの異変の早期発見にはつながっていくと、こういうふうに思っております。これらの支援体制の一つとしまして、各地域の中で高齢者の居場所づくりを、居場所と言うのが適正なのか、あるいはサロンと言うのが適正なのか。今、都会のほうではいろいろな対策をしておりますけれども、こういうもののそういう居場所づくりを町民の皆さんと協力しながら、設置しながらしていきたいなというふうにも考えております。高齢者が地域で安心して暮らせるには、周囲の見守り・声かけがより必要でありますし、当町ならではの温かい見守り体制をこれからも整備をしていきたいとこのように考えております。

議員の質問 山崎

町では高齢者生活支援事業として13項目の行政サービスをしております。高齢者の独居支援としては、今いろいろ話題になっております人口減少、またコミュニティーの弱体という上からも、大変難しい課題となってきました。答弁の中にもありましたが、周囲の見守り、声がけが一番大事であろうというふうに考えます。地域的な支えがまず第一であります。今日後ろに、今日傍聴に来ております民生委員の方々がその第一人者であるというふうに私は自覚をしているところでありますが、このように地域の支えが第一であります。暖かい見守り体制の整備と、今、町長のほうから答弁ありましたが、具体的にどのような方策を考えているのかお聞かせ願いたいと思います。

町の答え 保健福祉課長補佐

温かい見守り体制というところで、今、町長のほうからいろいろお話ししたとおりのところにプラス、地域の中で見守りをできるのが一番、議員も今おっしゃいましたけれども、例えば地域の中で、毎朝何時にカーテンがあくのに今日は8時になってもあかない、どうしたのだろうといって駆けつけてくれる。あるいは連絡をとってくれる。そういうような、なかなかサービス等の入るときももちろん発見はできますけれども、そういう近所、地域の中で気づいてくれるというのがすごく有効な事例もありましたし、これからもそういう地域づくりというのが必要だという点では、温かい見守り、地域の中でつくっていくということの一つになるかと思っています。

議員の質問 山崎

これ、私の提案でありますけれども、町長、昔、高倉健の映画に黄色いハンカチという映画がございました。そういう中で、私は元気ですよ、庭先に黄色いハンカチこういうふうにやるので、そういうふうなもので、独居老人の方々の家庭に、私は元気ですよと、何かこう目印みたいなものをこう、しるしておくことによって、ああ、元気だなと。それとも、今日ちょっと調子悪いとかってなったら赤いのをかけるとか、何かそういうふうなアイデアがあったほうがいいような気がしますけれども、このような考え方、副町長、どう思いますか。

町の答え 町長

黄色いハンカチは私も見ました。ああいうふうな方策は元気な人のやり方だろうと思います。御案内のように、今、山崎議員が言われたように、高齢者のサービス事業、町単独でやっているこのサービス事業13項目というのは、全道でもまれな町であります。これ、以前から私申し上げておりますように、このサービス事業をこれだけ取り組んでいる町は、全道広しといえどもありません。こういうふうな、今サービス事業全て高齢者の方いつでも使えるというふうな、自由に、その自分の生活に合わせて使えるシステムをつくっているのは、この厚沢部町のみであります。山崎議員、追って渡島でも檜山でも近隣に確認していただきたいと思いますけれども。檜山管内ではもちろんありませんし渡島でもありません。そのように、今13項目というのは、1つは給食サービスから始まって、移送サービスだとか13の項目、除雪の果てまで高齢者の住宅が進めていると。こういうそのサービス事業というのは、私は最大の安否確認でもあるし、この事業を活用していただく方にはこの事業を使ってほしい。中でも、特に緊急通報システム、これはまだ厚沢部町が全体には行き渡っておりませんけれども、なかなかこれも、本人の希望によって、一部有料になるということもありますから、希望する方よりやっていないわけでありますけれども、これはどんな立場におっても、ベッドの上でぐあい悪いときでも、すぐこの胸のボタンに触ると消防に通報が入って、その方に見守り隊というのが3人おります。その近くの人もいるし親族の人、こういう3人にすぐ連絡入ります。そういうことで、短時間の中でその確認ができると。こういうシステムも厚沢部町は早くから導入しております。ただ、これはあくまでも、先ほど私申し上げましたように本人の希望ですから。これ、まだ元気な、独居だけれども元気な人に、これつけてくださいと言ったら、冗談じゃねえと。俺をばかにするのかなんてこういう人も中におりますから、それぞれ本人の希望によってこの緊急通報システムというのは、1つのお守りになっていると。こういうことで我が町は取り組んでおります。いずれにしても、さまざまな対策をしながらこれを見守るということは大変大事なこと。今、冒頭で山崎議員からお話ありましたように、今年2人の独居老人が亡くなったと。私も大変残念に思っております。1人は完全な居間での通報の方法がない人。それから1人は、ちょっと元気な人だったですから表で作業していて1人で亡くなったと。こういうふうな方でありますから、できるものであれば、これ、隣近所の人が常時に目が配っていれば、これは済んだことでもあるし、24時間目を離さないということはどこにもできる話でもないので、そんな最大限できる範囲の対策は、我が町は持っているというふうに自負しております。黄色いハンカチまでは、これはいかないとこういうふうに思っております。

出典:厚沢部町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる