みんなの議会

松前町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月12日

松前町観光の復活は重要課題(新型コロナ禍により停滞した観光への対応を )!

聞いた人
梶谷康介 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 梶谷康介

今回の私の質問は、町内抱えている課題の中から観光という観点からの質問でございます。通告書に書いてあるとおり、松前の観光は、この新型コロナの関係で非常に厳しい状態が続けられてきております。そのことによって松前町の経済など、停滞の状況ってのは強く感じて、場合によってはこのまま続くとすれば、松前町の維持すら心配になってくると。そんな気持ちで今回は、この観光をテーマに町長の考えを質したいと思います。国が10月11日付けで今まで厳しい規制を設けていたものが、例えば全国旅行支援、できるだけ多くの人方にこの制度を利用して、その地域地域の経済等に力を貸していただきたいという、そういう願いからこういう制度をつくってきたわけですけれども、しかし、このコロナ禍によって、それが自由にできる状態ではないと。感染拡大は国民の命と健康を非常に脅かしておりますんで、そうしたものができるだけ緩和されるようにという願いを持って規制をかけていたものを、このように緩和したと。それはどういうことかと言うと、やはりこういう状態が続くと国も町も同じです、やはり経済等の停滞っていうのは免れないと。だとすれば、そういう状況の中でどう対応していかなければいけないかという観点に立っての、この全国旅行支援、それを解除したと。更には、今まで外国からの人方が日本に観光に訪れてくる際に制限を加えたわけですよね、いわゆる入国者の制限という形で感染拡大を制限したと。しかし、それも合わせて全面制限撤廃になったわけです。ただ、国がそういう状況になったから、松前町もそういうことにしようということではないと私は思うんですよ。やはり、今まで続けてきた、このコロナ感染拡大に対する町の対応は、私は決して間違いではないと思ってます。本当に町民の命と健康を守るためには、まずもってコロナ感染の拡大を防いでいかなければいけないという考え方は、私は正しいと思います。ただ、前段で申し上げましたように、国もそういう状況がいつまでも続けていけば、国も地域もこれはますます疲弊していくだろうと、そういう観点からこういう処置をとったんだと思います。松前町もまちづくりの柱の一つに、この観光事業がございます。特にこういう状況の中で何を一番先にこの松前の経済回復のね、事業に着手しなければいけないのか、これはいろいろあると思います。ただ、やっぱり松前町にとって観光っていうのは極めてまちづくりの大きな要素になっておりますし、こういう時期だからこそ、そこから町の経済回復を図っていかなければいけないと、そういう観点に立てば、町長どうお考えになるか、これからお尋ねするわけなんですけれどもね、私自身はまだまだ松前町のコロナ感染対策の形っていうのは、慎重を期さなければいけないのかなと、そういう考え方でおりますけれども。くどい話になりますけど、経済等考えればね、そういうわけにはいかないと。だから、松前町としては、こんな考え方でっていうものが町長の心の中に定まっているならば、それをお示しいただきたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

コロナ禍における観光の現状認識について、お答えを申し上げます。北海道で新型コロナウイルス感染症の感染者が確認され、北海道知事から緊急事態宣言を発表されたのが、令和2年2月28日のことでございます。この緊急事態宣言から2年8ヶ月を経過する現在におきましても、新型コロナウイルスは変異株の出現によって感染の波を繰り返し、11月には道内で1日の新規感染者数が1万人を超えるなど、第8波の只中にあり、以前として終息が見通せない状況にあるところでございます。松前町は、観光をまちづくりの一つの柱に位置付けしてございます。観光は、関連する分野が多岐にわたることから、裾野の広い産業であると言われているように地域経済に与える影響は大きく、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置による行動制限が出された令和2年度におきましては、さくらまつりを始め各種イベントの中止を余儀なくされるなど、観光客の減少などによって大変大きな影響を受けたところでございます。議員からもご指摘ありました。国はワクチン接種を推奨し、行動制限は行わず、感染対策と社会経済活動を両立させるウイズコロナの方針をとっておりますが、新型コロナの感染者数が高い水準で推移している現状に、私は大変危機感を抱いているところでございます。また、政府が11月に始めた旅行代金の割引を受けられる全国旅行支援、海外からの入国者数の上限を撤廃する水際対策の緩和、更に年明け以降の観光需要喚起策の実施が検討されているとの報道もあり、当町にとっては春のさくらまつりでの集客など、観光業界の追い風となることが期待されていることから、恩恵を享受できる受け入れ環境をつくってまいりたいというふうに考えているところであります。現状は、そういうふうにおさえているところでございます。

議員の質問 9番 梶谷康介

国が踏み切った理由、そうしたものを考えれば町としてもね、当然町の経済等がこのままでいけないという判断に立てば、感染拡大に対する注意って言うのか、対応策と言うのか、そうしたものを厳しい形の中で行いながら、これからの松前の観光振興に努めていきたい。そういう趣旨の町長のお考えのようでございます。私はね、想定内のご答弁だという受け止め方しておりますけども、そうですよね、この松前のね、このまま放っておけない状態だっていうことなれば、ならどうするかっていう考え方に立つ時に、今のようなお考えに立つのは当然だと思います。そこでですね、ならこれからの疲弊した松前の観光をどうやって建て直していくかと、復活させるかと、そういうことになるかと思うんですけれどもね。従来の松前の観光っていうのは、お城があります、桜があります、歴史、そして史跡、こうしたものが基本になって観光事業が進められているわけですけれどもね、これは観光客の志向っていうんですか、考え方、求め方ってんですか、そうしたものが従来の形と大分変わりつつあると、これはもう関係者のお話を聞いてもね、ほとんどそういう形で見ております。どういうことかと言うと、今までは団体ツアーだとか、そういう形である程度まとまって動いていたものが、それぞれの志向、例えば個人だったり、家族だったり、それから小規模のグループだったりという形でね、独自の穴場って言うんですか、求めるものがもう全体的なものの中で、非常に絞られてきてる。それが多岐にわたってあるということを考えればね、松前の今までのいわゆる観光客の増を図るっていう考え方、これはもちろん基本ですけれども、それよりも、それよりも、量より質を求めるような形にもっていかなければいけないんでないのかなと。観光事業の目的っていうのはね、これは一般的に人が動きます、そしてそこでいろんな食べたり、買ったり、いわゆる経済効果が伸びていくことを期待してやってる事業ですよね。ですから、今まではお客さんをいっぱい呼び込むことが第一だっていう考え方で、いわゆる人数掛ける単価でいけば、人数が増えれば水揚げは増加していくっていう考え方であれば、それはそれで私は納得はしますけれども、これからはね、やっぱり数に頼ることなく、観光客の消費の中身がね、伸びていかなければいけないんでないのかなと。例えば100人の人が100円使えば1万円ですよね、それがもし300円になれば3万円と。そういう形を考えれば、やはり今言ったような、質に重点を置く考え方もこれからも大事な要素になるんでないのかなと。特に、こういう多くの人方が動くことによって、いろんなリスクももちろんあります。ならば、なおさら数に頼ることなく、動いた人方の1人あたりの消費の単価が上がっていくようなことを考えていかなければね、本来の観光事業の前進ってのはないんでないのかなっていう考え方持っておりますけども、町長いかがですか、この考え方。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

松前町の観光につきましては、ご承知のように、北海道唯一の城郭福山城と日本有数の桜を主に展開しているところでございます。更には豊富な海産物のグルメも観光の基本になってきているところであります。そういう状況下の中で、今議員ご指摘のように、数よりも質、大変インパクトが強い表現になると思うんですが、これは、質を上げて、観光客に喜んでもらうというふうなことが大事だというふうに考えているところであります。更なる観光前進のためには、新しい、新商品の開発、更には観光資源の磨き上げを進めて行くことになりますけども、このコロナ禍を経験してみて、行動制限化におきましても松前町を応援してくれるファンを全国につくり、情報を発信続け、繋がりを持つことが大事であるという考え方、松前町LINEを、松前町公式LINEの登録をしていただいて、今現在進めているところでありますので、ご理解をいただきたいなというふうに思っています。更には、松前町公認観光物産協力展、これは新宿の美禄亭では町の旬の食材を使ったフェアも定期的に開催していただいております。本当に質の良い食と観光の情報発信を行っていただいているというふうに認識しておりますので、今後も展開をしてまいりたいというふうに考えてございます。

議員の質問 9番 梶谷康介

今の町長のお考え、正に現代的な、アナログからデジタル、そうした考え方もお持ちのようでございます。ただ、それはそれとしてね、私は、今までのこの団体で松前に来てくださった、そしてそれなりの消費をしてくださって、更に次に行くっていう、いわゆる通過型みたいなね、この形を何とかそこに留めることを考えることが大事なのかなと、こんな気持ちで今回お話をと思ってんですよ。特に、松前に長く滞在してもらうためには、できれば泊まっていただくと。いわゆる宿泊していただいて、松前の良さを堪能していただければなと、こんな考え方で今お話しようと思ってんですけど、とすれば、泊まらなければ松前の魅力を感じることができないようなものをそこにつくりだす。いわゆる夜の松前町の姿が、今のところ特別松前町らしさでこういうものがっていうものが見当たらないんですよね。ですから、これからはそういう観点に立って、観光客の皆さんが松前の夜を楽しんでいただくというものづくり、あるいはイベントでもそうしたものを考えていけば、一つの選択肢ってのは出てくるんでないのかなと。夜と言えばね、火なんですよね、火、ファイヤーね、それから光。そうしたものが考えられるんですけども、この火を考えるとね、非常にリスクが大きいんですね。ですから、リスクの大きい火をどうやって利用するか。あるいは光をどうやって松前らしさをつくりだすかということなんですけれども、私一つ、今回この席でお話したいなあと思うのはね、火なんですよ、リスクがあると言いながらも火。やっぱり夜に火っていうのは映えますよね。特に松前町の場合は津軽海峡を前にして、かつては漁火銀座というような形で、その夜景っていうのは見事なもんであったけれども、今の状況の中じゃ、そうしたものは全く見ることができないと。これは、どこの町に行っても、今のこの漁火の景色って言うんですかね、そういうものがだんだんだんだん乏しくなってきてる状況でね、松前町で漁火を堪能してもらうようなことを考えたらどうかなと。特に今の道の駅は非常に津軽海峡を前にして、ロケーションいいですよね。だから、そういう中で津軽海峡に、これは演出でもいいじゃないですか。漁火をつくりだして、そして道の駅で松前のグルメを堪能しながら、松前の観光を楽しんでいただくと。そういう形が私はできるとね、泊まる、いわゆる宿泊施設の課題も出てくるんですけれども、それはこれからの話でも、現状でね、対応できる形の中でも私はやれることはいっぱいあると思うんです。ですから、今のような漁火を演出するためには、漁業に携わる方々のご協力もいただかなければいけない。でも、火を使う場合のリスクは、どちらかというと比較的少ないのかなと、漁火の場合はね。全国で火を使ったイベント、ちょこっと調べてみたんですけど、九州でね、筑豊アクションプロダクションっていうところがね、爆破体験という事業やってんですよ、爆発ですよね。これはもう極めて危険なことで、よっぽど専門家が綿密な計画でやらなければ、これはできないことですから、そうしたことは松前でやろうじゃないかっていう話じゃないんです。そういうことは、これはなかなかできないから、松前町でならどういうものができるのかっていう考え方に立つとね、非常に、単純って言えば単純ですよね、松前の漁火を利用しながらグルメで、そして松前の夜を楽しんでいただくと。でね、この漁火と組み合わせてグルメなんですけどね、観光客の声を聞くと、松前らしいグルメが極めて少ないと。我々もお客さんに松前町に来たら何を勧めてもらえるんだろうかというと、ある意味では返答に困るような場面もあるんですよ。これは昔を思い出しながら考えたんですけども、町長ならご存じかと思いますけども、若松の鉄板焼きってやつあったでしょ。アワビだとかイカだとか、海産物を盛りだくさん、そして野菜の上にのっけて、そしてバターをたっぷりのせて、塩コショウの味付けってのは私今でも忘れられない味の一つなんですけれどもね、そういうことの復活も考えてみる価値があるんでないのかな。こういう時代だからこそ、そういう味ってのは、ある意味では求められているのかなと、こんな気がしておりますけど、町長この話はどうですかね。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

梶谷議員から夜の観光、更には食についてなどなど、何点かご質問いただいておりますので、ご答弁を申し上げます。現在、令和5年度の当初予算の編成作業を進めてるところでありまして、査定はこれからになりますけども、観光戦略として大きく二つの事業を現在検討させていただいております。1点目は、議員ご指摘のようにデジタル観光の推進でございます。様々な分野においてデジタル技術の導入やDXが進み、観光分野にもその流れが起きていることから、現在も取り組みを進めておりますLINEを通じたデジタル観光推進事業を、令和5年度も引き続き実施する考えであります。2点目は、一般社団法人北海道松前観光物産協会の設立を期に、食にフォーカスした観光戦略を検討今していただいております。観光は食との関連性も強いことから、食を通して松前町を知っていただく、松前町がどんな町か興味を持っていただくことが観光事業の喚起に繋がり、観光客の来訪や特産品の購買意欲の促進にも期待できるというふうに考えております。松前町公認の観光物産協力展、新宿美禄亭におけるイベントも令和5年度も引き続き実施する考えであります。4月のヤリイカフェア、6月の天然ワカメフェア、それから7月8月の天然ウニフェア、11月から12月にかけては天然本マグロフェアを開催していただいております。3月には天然のシマエビフェアも今企画をしているというふうに聞いてございます。次に、火を使った夜のイベントの関係でございます。道の駅うみかぜテラスから見る漁火につきましては、今後の滞在型観光を検討するうえで、大変いいアイディアをいただいたというふうに受け止めてございます。かつてのような灯火は見られませんが、漁火を通して町の歴史を支えたイカ漁の歴史、松前漬けには欠かせない食文化など、ストーリー性も十分にあることから、滞在型観光には活かせないか、関係者と検討を進めてまいりたいというふうに思っております。現在、夜のイベントと致しましては、松前観光協会が春の桜と夏の浮き紫陽花のライトアップのイベントを計画し、実施しているところであります。このイベントは、今年のさくらまつりに、イカ釣り機や漁業用LED設備などを手がける函館市の企業の協力をいただきまして、桜の花びらを鮮やかに際立たせるライトアップの実証実験をしたところ、大変好評だというふうに聞いておりますので、成功すれば宿泊観光に繋がるというふうに期待をしているところであります。それから、食についてでございます。私も昭和49年に役場に採用されました。本当に私の役場の歓迎会が、正しく若松の鉄板焼きでございました。本当に、大変美味しくいただいておりますし、その味は今でも忘れられません。また、みますさんでは陶板焼きだったというふうに思っております。大変美味しくいただいた思い出があるところであります。観光客に聞かれて紹介できるグルメについては、現在マグロ、それから岩ノリ、アワビなど挙げさせてもらいますけども、これらのものは旅館、飲食店、居酒屋、道の駅など、町内で提供する店が徐々に増えてきているところであります。皆さん、事業者の方も食の開発をしてるというふうに思っておりますので、応援できる部分につきましては、応援してまいりたいというふうに思っております。メディアの発信力による効果で、テレビを観て食べに来たなど、需要が増えたことも、増えることもメニューに加える店が増えてきてるというふうに思っているところでありまう。11月22日、全国放送の「マツコの知らない世界」のテレビ番組で、道の駅北前船の岩のり段重が紹介されると、インターネット上でも拡散され、問い合わせが殺到したというふうに聞いてございます。マグロ、岩ノリ以外にも道の駅北前船海風食堂では、旬の食材を使ったシマエビ、ヤリイカ、ウニ、本マグロ、ホッケ、タラ等々をメニュー化し、旬のフェアを開催していることから、こうした食材を、道の駅以外の店舗でも提供できるような体制づくりを支援してまいりたいというふうに思っているところでございます。

議員の質問 9番 梶谷康介

先日、松前高校生の提案、その中でもね、この食に関してはマグロ、非常に魅力ある食材だということで、それに関わる料理の開発をすべきだというような高校生の提案があったわけです。私、昨日道の駅に行ってきました。そして、あれだけみんな知恵を出し合って開発したマグロの三色丼がどうなっているのかなと思って、ちょっと聞いてきました。今、メニューにないんですよ。結局ね、マグロの料理っていうのは、そういう手の込んだ料理よりも、素の味、いわゆるマグロそのものの味、それこそぶっかけ丼みたいな形の方がね、料理としては魅力あるみたいですよね。それはそれとしてね、だから、難しい料理を開発することも大事だけれども、昔からのそういう親しまれた、愛された料理を町外の人方に味わってもらうってことも、ある意味では松前らしさっていうものが、そこに表現できるんでないのかなと。ですから、先ほどたまたま若松さんの鉄板焼きの話しましたけれどもね、そういうようなものであってさ、本当に松前を訪れた人方が、何をお勧めですかって言われた時に、マグロはね、間違いなく食材として高価でもあるし、魅力もあるけれども、何て紹介していいかわからない、むしろ他のものの方が観光客にとっては、ひょっとしたら魅力なのかなと思ったりもしていました。それで、こんな話をしました。でね、町長その話続けていきたいんだけども、結局道の駅のあのテラスを利用して、そして津軽海峡に浮かぶ漁火を眺めながら松前町の夜を楽しむっていう形だけでね、終わらせたくないのさ。そこで気分が盛り上がったら下町に流れてね、下町でまた松前の料理堪能していただきたいなっていう願いがあるもんだから、松前割ってのは何か考えられませんか。そこに参加されたお客さんに対して、例えばこれから下町に行って、またみんなで盛り上がろうっていうような時には、松前町としてはこういうチケット考えてます、割引制度ですか。そういうことを考えていますよ、みたいな話をつくっていけばいいのかなと。例えばね、スナックに行きました、3千円以上やりましたと、じゃあ、お帰りに土産にいくらかの土産交換券みたいな、あるいは交換券というよりも、買う時の足しにしてくださいみたいなね、そういうものを配布する。そういうものってのは、ある意味では小さい話ですけどね、小さい話ですけども、前段で言いましたように、個々の単価を上げて行くっていうことを考えれば、あながち無視もできない。逆に大事にそれを活かしていくっていうことも、これからの観光には必要なのかなと、こう考えておりました。今言ったように、例えばの話ですから、3千円以上消費した方々に1千円ぐらいのお土産に足しにしてくださいみたいなものがね、これは例えばの話言ってるんですけども、町長、そういう松前割みたいなものをつくってね、外に発信してみたらいかがでしょうかね。お聞かせください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

松前割は考えないのかというふうなお尋ねでございます。観光需要の喚起策として、これは政府が実施した全国旅行支援でございます。宿泊料金が割引になるなど、割安で旅行を楽しむことができ、更にクーポン券がもらえると。旅行先での飲食や買い物による消費の押し上げにも繋がる、経済効果の高い事業であるというふうには認識はしております。市町村によりまして、コロナの交付金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを財源に、独自に地域割を実施し、全国旅行支援と併用することでより効果を上げている事例も多く見られるところであります。松前町では、これら地域割と似たような取り組みとして、松前町公式LINEに登録した方に、町内の取り扱い店舗で使える1千円分の電子ギフト券の発行や、現金で1千円お買い上げごとに300円のクーポン券が交付される消費循環型クーポン券を発行しており、町民をはじめ、帰省客や観光客にも大変喜ばれております。事業者からも好評を得てきているところでございます。これらの事業は、コロナ交付金を活用し、実施できていることから、事業終了後の効果を検証し、事業者からの提案も受けながら、松前割などの支援を前向きに検討していきたいというふうに思っております。実施にあたっては、商工会青年部から提案がありました消費循環型クーポン券のように、サービスを提供する側からの提案を受け、それを行政が後押しをするような、相乗効果を生むような事業にしていきたいというふうに思っております。かつて、松前割も考えた時期もございました。過去2年間、本当に年末年始に感染が急拡大していることから、感染拡大のリスクが高まる時期より前の、GoToトラベルの関係ですけど、10月に設定されたことで、松前町にとっては丁度閑散期でありまして、上手く制度を活用できなかったという実態も経験しておりますので、前向きに松前割の支援を検討してまいりたいというふうに考えてございます。

議員の質問 9番 梶谷康介

町長、この質問を考えた時にね、宿泊ってこともね、考えないといけないなと。なら、松前町の宿泊キャパシティがどれぐらいあるのかなあと思って調べてみました。旅館が4件、民宿が2件ですね。それを整理していくと、大体300人足らずの収容能力しかないんですよ。だから、今のような事業がどんどんどんどん進んで行くかどうかわかりませんけれども、それが進んで行った場合には、宿泊の議論にも繋がっていくのかなと、そう思います。ただね、今の状況の中でお話をする限りにおいては、今の宿泊容量だけでもね、私は十分かなと、現時点ではね。ただ、お話の中にありましたように、いわゆる閑散期なんですよね。結局松前の観光の本当のシーズンってのは桜を中心とした前後ですから、その時点の特定な日付はほとんど、今の松前の宿泊状況ってのは、満杯になるぐらいのね、状況だというふうに聞いております。ですから、ならば、なおさら町長のお話の中にありましたように、そういう黙っていても、これはちょっと言い過ぎかもしれませんけどね、流れに乗っていただけでも泊まるお客さんが十分あるというようなことをね、あえてそこにぶつけて今言ったようなことを考えるんじゃなくって、それからずれた時にそういうことをやって、それを目当てに来るお客さんっていうのは大事かなと、そんな考え方でおります。ですから、今の宿泊して、松前の夜を楽しんでいただくと。その形が整理されて、そして町外に発信されていた時に、私今のこの観光思考の移り変わりから行くとね、ある意味では魅力が示せるんでないのかなと。松前でこういうことをやっている、今しばらく遠ざかっている漁火の雰囲気がね、食を楽しみながら体験できるってことのね、魅力ってのは意外と求められている思考かなというふうに受け止めているんですけども。その辺の考え方は、町長、どのように受け止めますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当に、ご指摘大変ありがたく思います。大変大きなヒントをいただいたというふうに見ております。まず、町の、松前の魅力である食にフォーカスし、更には夜の観光、食で観光客を呼び込めるよう、事業者と協議を進めて行きたいというふうに思っております。それから、ご質問でございました宿泊についてでございます。議員おっしゃるように、300人に満たない収容人数となっておりますが、たまたま工事関係者の長期滞在とか、更にはコロナ禍におきまして1人1室が、1人1部屋が状態化しておりまして、収容人数は更に300人はありますけども、限定はされております。松前町の宿泊キャパは、本当に観光地でありながら収容人数が限られると。長年の課題としてきたけども、町内の宿泊施設が予約で満室なるのは、さくらまつりの大型連携とマグロまつりの数日しかないのも、これも実態であります。議員おっしゃるように、そのイベント以外の時にも食で観光を呼び込めるような滞在型の観光に繋げて行く方策を、いろいろ検討してまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

先ほど、ご答弁の中でR4年の観光事業の二つ紹介していただきました。それはそれとして、これからの時代には大事な要素を持っているという認識はしますけれども、私は松前がもし上を狙うならば、そういう近代的な発想も大事にしながら、この松前の素朴さって言うんですか。ちょっと原始的な発想になるかもしれませんけど、案外今の時代にはそうしたものが逆に重宝になるんでないのかなという気がしております。ですから、今の漁火を眺めながら松前の味を楽しんで、そして盛り上がったら夜の町の雰囲気を味わっていただけるというようなものはね、私は大事にして、町長取り組んでいただくようにお願いしたいなあ。どうですか、その辺は。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

質問者の意図するところを、しっかりと汲み取りたいなというふうに思っております。関係職員とも相談しながら、夜の観光、更には、食にフォーカスした観光振興を目指して進めてまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

いろいろ、思ってること言わせてもらいました。町長のお考えも聞かせていただきました。おそらく、これからの松前の姿がね、観光を軸にしてどう変わっていくかっていうものは、みんな注目してると思いますよ。ですから、当初申し上げましたように、お城であり、桜であり、歴史であり、史跡であり、これは松前の基本だということは改めて認識をね、鑑みていきながら今町長のお考え、私の考え方を述べてね、これから松前っていう観光がね、いい形で進むことを期待しながら、今日の質問終わります。ありがとうございます。

出典:松前町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月12日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる