長万部町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月12日
長万部高校の存廃に関わる現状と行政の対応について
- 聞いた人
- 辻紀樹 議員
- 答えた人
- 教育長 近藤英隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 辻紀樹
長万部高校の存廃に関わる現状と行政の対応についてお伺いいたします。平成27年第2回定例会において、道教育委員会が公表した公立高校配置計画案に関し、一般質問を行いました。当時の説明では、八雲高校がセンター校となり、長万部高校は地域キャンパス校に位置づけられること、また、新入生が20人を下回った場合には地域の特色を生かした運営が求められ、直ちに廃校とはならない旨が提示されております。その後、要綱の一部が改正され新入生が10人を2年連続下回った場合、翌年度より生徒募集を停止し、その後廃校とすると規定されたところであります。令和7年度の新入生は7名となりましたが、校長先生をはじめ教職員、在校生が一丸となり、学校存続に向けた新たな取組が積極的に進められています。こうした状況を踏まえ、去る10月28日には道教委高校教育課の担当職員が来町し、高校に関する地域懇談会が開催され、長万部高校は1学年20人未満の状態が続き、再編整備の留保校となってから4年が経過している旨の説明がありました。以上のことを踏まえ、下記について質問いたします。1、令和8年度の入学希望者の見込みと、今後3年間の推移について。2、長万部高校の存続に向けた、協議会等の組織は設置されているか。3、長万部高校の存廃に関する今後の取組について。以上、町長の所見をお伺いいたします。〔議員(3番 辻紀樹)自席へ〕
町の答え 教育長 近藤英隆
教育行政に対する関係だと私は思いますので、私のほうから答弁させていただきます。長万部高校の存廃に関わる現状と行政の対応について。令和8年度の入学希望者の見込みにつきましては、長万部中学校3年生の進路希望状況では、中学校からの報告によると長万部高等学校を希望する入学予定者は10名を上回っており、2年連続10名を下回ることは避けられる見込みとなっております。また、今後3年間の推移でありますが、現在の中学校2年生が28名、中学校1年生が30名、小学校6年生が29名であります。次に、協議会等の組織の設置につきましては、現在、高校において地域連携及び学校存続に向けた「学校運営協議会」や「高校魅力創出委員会」が設置されており、地元生徒に選ばれる魅力ある高校づくりや情報発信など存続に向けた活動を行っており、生徒確保のための効果的な活動を行っております。最後に、今後の取り組みについてでありますが、町としましては、今現在行われております制服購入費補助や給食無償化など長万部高校に対する各種支援策を継続していくことはもちろんのこと、役場職員採用推薦枠などの施策を広く発信していきたいと考えております。また、長万部高校は、大学で17校96名、短大で6校9名、専門学校で55校125名という数多くの指定校推薦枠を持っており、それらの情報を発信することによって、長万部高校の持つ魅力を高めていきたいと考えております。今後の長万部町の児童生徒のためにも、長万部高校の存続のため小中高との連携を強化し、より効果的な施策の検討を行ってまいります。〔教育長(近藤英隆)自席へ〕
議員の再質問 3番 辻紀樹
それでは、何点か再質問をさせていただきます。まず1点目の件なんですが、先日12月広報で、過去何年かの入学者の一覧表が出ておりました。その中で長万部中学校からの進学率が、例年ですと大体35%くらい。令和7年度、極端に15.8%と約半分の進学率に落ちています。その要因というのはどのような要因が考えられておりますか。
町の答え 教育長 近藤英隆
お答えいたします。主な要因につきましては、当初10人を超える進学予定者でしたが、部活動や推薦などで他校を希望したことや、JRで通学可能な学校を選択したことにより、10人を割ってしまいました。私自身非常に危機感を感じたところであります。以上です。
議員の再質問 3番 辻紀樹
それで今後30人程度の在校生徒がいるということですので、この進学率が前年度、過去にさかのぼって35%くらいあれば、おそらく10人下回ることはないと思うんですね。今大変高校生、校長先生を筆頭に、PR活動が盛んにされてますので、来年度は進学率が上がるというふうに考えていいんじゃないかなと思っていますが、教育委員会としてそのバックアップ体制というものは考えておられますでしょうか。
町の答え 教育長 近藤英隆
お答えいたします。長万部高校のほうでは、学校運営協議会を令和5年度に設置しております。協議会委員15名、オブザーバー3名、これには私、小学校長、中学校長も含めております。それと高校職員4人の合わせて22名の委員で構成されております。委員会は探求部会、地域連携部会、学力向上部会の3部会で構成され、学校PRや学校存続をテーマに全体協議を実施しております。委員会につきましては、本年11月18日に高校魅力創出委員会を設置しまして高校職員4名、町職員2名、教育委員会1名の合わせて7名の委員により学校をPRするための動画などを作成し、公式ホームページやYouTubeでの情報発信を企画する予定であります。以上です。
議員の再質問 3番 辻紀樹
今のご答弁は2番のほうにも入ってるかと思うんですが、その中で教育委員会も当然参加されていると思うんですが、どのようなお話が出てるのか。部会ごとっていうことなんですけど。参加されている、聞いている内容、どのようなものがあるのかご説明いただけませんか。
町の答え 教育長 近藤英隆
より効果的な施策の検討を今行っているところであります。高校と中学校の部活動の連携につきまして話し合われておりまして、各校が有する部活道の練習に両校生徒が参加できる体制づくりを整えて、両校生徒が望む活動の充実や交流を図っていくことで、生徒同士の連携を深めております。長万部高校入学後に部活動での大会、高体連などに出場するための大会補助金などについて、町側と相談しながら補助していければと思っております。両校の児童生徒と、東京理科大生を含めた交流や、教職員同士の交流も大切なことだと思っております。今後も引き続き小中高の連携を強化して、小学生や中学生を持つ保護者への学校説明会を実施し、先に行われた地域懇談会でのご意見を参考にしながら、町民の協力を得ながら、高校生の確保と存続に向けて今後も取り組んでいきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 3番 辻紀樹
すいません、今質問したのは、その委員会の中で、構成で当然学校の先生だとか地域の人たちとか入ってるとは思うんです。その中でどういう、存続に向けての考え方とかそういうものの話があったのかということを聞いています。すいませんよろしくお願いします。
町の答え 教育長 近藤英隆
お答えいたします。大変失礼しました。この中で、少子化、人口減少による生徒数の減少による課題と、または部活動の様々な学校生活の魅力不足について、あとは人間関係や環境への課題・意識等についていろいろな分野で、3部会に分かれて対応しております。その中でも学校存続に向けた打ち合わせが大事だということで、必ず全体会議を開きまして、その中で今後どうするかということを委員で協議しております。以上です。
議員の再質問 3番 辻紀樹
それで先ほど説明があったのが、3点目のお話の内容だと理解しております。それで今後、この人数でいくと留保校って言うんですかね、先ほど28日の会議の中で出た、それが4年間続いているということなんですが、さっき説明したとおり、10人切ると2年間で、20人を切ると留保校で4年だという話なんですが、それが説明会の中でお聞きしたんですが、何年とは言えないというお話がありました。担当のほうから。それについて教育委員会としてはどのように、何年間ということは言えないてしょうけど、その部分というのはどうお考えですかね。
町の答え 教育長 近藤英隆
お答えいたします。議員おっしゃるとおり今20人を切ってから4年目を迎えております。今度切りますと5年目になるので、今後はどういうふうになるかわかりませんよとは道教委から言われておりますが、今年度進路相談を先生方一生懸命やっておりますので、20人を目指して今頑張っているところであります。まもなく長万部中学校から何名という数字が出てくると思われますので、この数字に20名を超えてもらえれば留保校が一時リセットになりますので、また一から出直せるんですけども、なんとか20名を目指して努力していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
議員の再質問 3番 辻紀樹
今長万部町では、新幹線の関係で、新幹線の設備を点検する車両基地ができると確定して、今前に進んでる。それから今一生懸命町長はじめ地域の方々が新幹線車両型の基地を誘致したいということで頑張ってると思います。そうすると残念ながら30年開業が15年くらい延びるという話もございますので、その間なかなか生徒が増えるということはないと思うんですね。やっぱり全体的に町民が少なくなりますから。ただし新幹線のそういう施設関係でいくと、労働人口が増えるということは、若い人が増えるというとらえ方でいいと思うんですよね。そのときに高校がなくなる、学校がなくなるということは、昔から学校がなくなる、病院がなくなると、その地域は疲弊していくというふうに言われて、OBの方からもそう言われています。そのことは学校というのは、小中は義務教育ですから、なくなるということはまずない。そう言われている学校というのはやっぱり高校、それから大学がその地域になくなると疲弊してるということが言われています。ですから今後この間一生懸命に生徒を、20人を割る、10人を割らないように、いろんな検討はされている、協力はされていくと思いますが、そこで、今されている高校生の校長先生を筆頭にして一生懸命やっている、それは成果は出てくると私は考えています。そのためにはやはり教育委員会の絶大なる支援と、予算的にも出てきますので、これは町の財政のほうとの兼ね合いも出てきますけども、長万部はこの30年のまちづくり総合計画の中でも学校は残していくんだと。それから町史の中でも学校を残していく、学び舎を残していくんだというのがありますので、今後教育行政の長としての、教育委員会の長として教育長の考え方が大事になってくると思いますので、それをもう一度決意を、決意というか進め方を表していただきたいなと。それで質問を終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。
町の答え 教育長 近藤英隆
お答えいたします。今でも中学生、高校生の交流を深めております。それで授業におきましても中学生の先生が高校に行ったり、高校の先生が中学校に来たりして教えております。これからは小学生、また小学校の教員も含めながら、本当に小中高連携しながら、そして先ほど申しましたけども、保護者にも学校説明会を開催しながら、どうにか20名を超える人数で推移していけばいいなと考えておりますので、我々も危機感を持ちながら、これからも取り組んでいきますので、皆様方のお力も必要になるかもわかりません。そのときはどうぞよろしくお願いいたします。以上です。