みんなの議会

松前町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月11日

(1)経済産業省「核のゴミマップ」公表に戸惑い!/(2)平成29年第1回定例会一般質問「天候に左右されない漁業経営を目指して」その後の経過経緯について

聞いた人
福原英夫 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 福原英夫

何か、朝から、おはようございます。よろしくお願いします。朝、議員バッチを忘れてきたり、何か一人だけだったもんですから、若干今日の一般質問、少しは自分の考えていることをきちんと伝えて、町長に答弁をいただければなというふうに思っております。朝、きっちと我が家の仏壇と神さんにはお願いはしてきたんですけども、若干落ち着きがなくて申し訳ない。昨日、浦河沖で震度4の地震がありました。そして、その速報を見ましたら、福島であり、江差であり震度1の告示があったんですけれども、松前町は震度1も、震度の告知がなかった。ああ、やはり松前町っていうのは、そんな意味で立地条件っていうのは、この4箇所、道南4箇所に選ばれた根拠の一つあるんだなあというふうに思ったわけでございます。それで、佐藤課長笑わないでください、真剣に話してるんですから、二人とも、冗談で話してるんじゃないんですよ、私は。ちょっと、あまりいい気分でないですね、真剣にやってるんですから、わかりますか、あなた、止めなさい。先日、7月29日の新聞を見たら、ああ、松前町がそういう対象地になっているのかなっていうのを初めて私知ったわけです。ただし、2005年に既にそういう動きがあったということですね。そして、2017年のこの間の7月29日、核のゴミマップ、改めて絞って、いろいろ全国を見て絞った中で道南にきたわけです。私は、この紙、核のゴミマップが発表されて、ああ、やだなあと。町長がここで伝えてますよね、松前の町長以外、上ノ国の町長は、仮に打診されても検討の余地はないと。想定外の事態が発生する懸念はぬぐいきれないと松前町長は伝えてます。また、松前町に住む50代の自営業の男性は、国に一方的に名指しされることに抵抗感あると批判しているという新聞記事がありました。やはり、日本人っちゅうのは、第二次世界大戦で広島、長崎に原爆が落とされて、核に対するアレルギーっていうのは余所の国より断トツに高いと。それと、先の6年前に行われた3月11日、東北の大震災。この人災と天災が混ざり合った中で発生したあのことで、大変な、甚大な被害を受けた方々が多いわけでございます。そして、まだ2万3千人がいろんな意味で住居、その他自分の将来で悩んでいる。そんな中で、本当にこのことが打診されて松前町としてはどうなのかなあと。松前町の町民はどれだけ情報を知っているのかな。それで、ある方が私にこんなことを言いました。職員ではございませんけども、国でやっている仕事だから、町村は関係ないんでないのという言い方をされました。国でやっていてマップが出たっていうことは、地方自治体が引き受けなければならないんですよ、いかがでございましょうか。そんなことを考えると、やはり町民にそのことを今はこういう段階でこうだよっていうこと伝えなければならないんでないかなと思いました。それで先日、用事で小島の方に行きましたら、建石の風車、国道228号線の国道の真横に大きい風車が3基建ってました。ああ、これ万が一あったら国道閉鎖だなと。それで、私達の町に今12基ですか、風車が設置されますけど、風力発電が設置されます。どこにどういうふうにしてどうなのかっていう、松前町として現状おさえていることを伝えてくれれば良かったなあと。はっきり言ってびっくりしたわけです。なぜかって言うと、風力発電が羽根がもげて落ちたり、トラブルが結構今全国で起きているのに、何でこういうところにというふうに思ったわけでございます。そんなことで、やはり経産省は、このことをまとめるのに2005年っていうことは、その前からもう取りかかってるっていうことでございます。やはり、長い年月を費やして調査、分析した結果ではないかなと私は思います。それで、町長にまず聞きたいのは、今日までの経過経緯をどのように把握しているのかな、そして、町民にどのように周知するのかなと。周知すること必要ないっていうんであれば、それでいいですけども、その点を答弁願います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

おはようございます。ただ今の福原議員から一般質問いただきました。表題と致しましては、経済産業省、核のゴミマップ公表に戸惑い、今日までの経緯経過を町民にどのように周知するのかというふうなご質問であります。お答えしたいというふうに思います。この新聞の記事、今議員から指摘されましたけども、この新聞の記事、私も正直驚いたところでありまして、私どもと同様の首長の皆さんも本当にびっくりしている状況だったということは事実であります。予言もなく提出されているというような状態であります。これまでの流れを若干申し上げますが、政府は原発から出る高レベル放射性廃棄物、これは核のゴミになりわけでありますが、最終処分の適地を示す科学的特性マップを今回公表したわけでありますけども、火山や活断層が周囲になく、海岸からも近い処分場候補地が国土の3割が該当となっており、道内も陸地面積の3割が最適地となり、86市町村が最適地となる結果となったところであります。これは、新聞の記事だったというふうに思います。この経緯を申しますと、7月28日の第6回最終処分関係閣僚会議の資料から、ちょっとちょうだい致しました。2000年、最終処分法が制定されましたけども、最終処分地の選定調査の受け入れ自治体は全くなかったわけでありまして、それを受けまして2015年の5月、安倍政権としては抜本的な見直しに着手し、新たな基本方針を閣議決定したところであります。同年の12月、2016年中に科学的特性マップの提示を目指す、これは、最終処分関係閣僚会議での決定事項でありまして、2016年中に特性マップの提示を目指すんだというふうな取り組みをされてきておるところであります。2016年の10月、要件、基準、説明、表現等の慎重検討が必要であるということが、原子力委員会から指摘をされているところであります。また、2017年の4月、検討成果のとりまとめ要件、基準、確定、これは総合資源エネルギー調査会からの決定であります。更には2017年の7月、地方自治体、国民に対する情報提供、理解の調整を図るというふうなところでありまして、今般の記事が新聞に載ったところであります。今後は、科学的特性マップの公表を契機に、関係府、省の連携の下で国民理解、地域理解を求めていくための取り組みを一層強化すると。これは、国の体制であります、国の考えであります。国民理解、地域理解を深めていくための取り組みとして、このマップを活用した全国各地での説明会、複数の地域に調査を受け入れていただくことを目指すものであります。というのが、国の考えでありまして、これが現段階で把握している内容でございます。いずれに致しましても、突然示された記事でありまして、私ども自治体を預かる首長にとっては、大変驚いた結果でありますし、いろいろ、その後も首長方といろんな情報を交換しながら対応を今考えているところであります。よろしくご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 3番 福原英夫

現段階では、私もその程度かなあと思っておりますけども、しかし、機会が熟して、いろいろと情報が流れてきた段階には、町長はやはりそのようなことは情報を伝えてあげなければならないなと。それで、私が何で、今回のこの紙、核のゴミマップについて反応示したかと言うと、やはり東北の大震災であれだけの方が亡くなって、あれだけの苦しんでいる、傷ついた方々が多くいるわけでございます。人災であり、天災であり、どのような形であろうと、やはりその地域に住む人達が、今まで何代もそこに住み着いて生活を営んでいた方々がそこに住めないという状況、このようなことはしてはいけないと。それと町村の判断っていうのは大変難しいなと思ってました。それで、先程言いましたけれども、やはり日本人っていうのは、そんな意味からして、相当な拒絶的なアレルギー反応をここのところでやはり持ってしまったと。しかし、私はもう一つのジレンマとしては、沖縄の、戦後73年経って沖縄に日本の80%も90%も米軍基地がある。そして、沖縄の人達がまだあれだけ反対運動を続けている。しかし、誰かが受け入れなければならないな、そういう視点を持ってるわけです。ですから、私はほんの一部でも助けてあげたいなあという気持ちがあるんです、私は。その板挟みなんです、受け入れたくない、しかし、その苦しんでいる人達を助けてあげたいなという気持ちがすごく強いんです。それで、この頃原発の、先日もですか、昨日、一昨日の新聞で、今の東北の福島の原発で作業員が被爆したと。命、健康被害はないよというふうなことで、技術的な確立、そういうふうなことが私はほとんど確立されてるのかなあという気持ちもないではないです。それと、今、北海道のちょっと名前忘れましたけども、あすこで実験しておりますけども、しかし、あすこは核を受け入れないっていうことでああいう事業展開をしております。そんなことで、具体的に申し入れがあった場合、どのような判断基準を持つのかなあと、町としては。ですから、こないと私思いますよ、この経産省から、産業省からこないと思いますけども、万が一あったとき、どういうふうな判断のもとにするのかなあと。やはり町民の理解のしなければ、近隣町村、今、大間での函館市はあればけ膨大なお金をかけて裁判をおこし、反対運動をしておりますよね。そんな意味で、何か仮説的な段階になりますでしょうけども、町長が思っている、考えていることがございましたらね、ちょっとお答え願いたいなと。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

町民の皆さんにですね、不安をあおるような手法っていうのは、私考えませんので、きちんとした説明できる環境ができれば、きちんと説明致しまして、不安の解消をしていきたいというふうに思っているところであります。現状申しますと、4月の18日付けの世耕経済産業大臣から首長宛てに文書が入っておりまして、その文書、手元にあるんですが、こういう内容のものでありました。科学的な、科学的特性マップは、科学的な情報を客観的に提供し、地層処分という処分方法の仕組みや我が国の地下環境等に関する国民の皆様の理解を深めるためのものであって、いずれの自治体の皆様にも処分場等の受け入れの判断をお願いするものではないというふうな文書をいただいているところであります。まず、この点はご理解いただきたいというふうに思います。今の現状から申しまして、町長として判断したことにつきましてお話させたいというふうに、お話していきたいというふうに思います。現状、国策としての適地となった、今回新聞に出た記事でありますが、適地となった経緯や環境などを現在は詳細にわからない、説明がつかない状況でありまして、こういう状況下の中で町民の皆さんに説明すること、周知することにつきましてはですね、ちょっと不安をあおる要素もあるのかなというふうな思いもしておりまして、慎重に対応をしてきたところであります。新聞にも取材でも記事にも載ってますけども、現状、松前の地理地形的な条件、更には国道が寸断されるっていうふうな条件下の中ではですね、なかなか受け入れられない環境下にあるというふうな認識は町長として持っているところでありますが、慎重に対応してまいりたいというふうに思っております。ただ、町民の皆さんの不安をあおるような、不安を解消するような手法は検討してまいりたいというふうに思っております。今、述べましたように、産業省においては自治体に受け入れを促すものではないというふうなことも示されておりますので、いろいろ国の方から打診があれば、まあ、話を聞かないことにはならないと思います。きちんとお話を聞いて、それは町民の皆さんにお知らせしたいというふうに思っておりますけども、いろいろ国民的な議論を呼ぶ、起こす要素が十分ありますので、慎重に対応してまいりたいというふうに思っておりますし、北海道としても早々と受け入れに関しては、はっきりと受け入れられない旨公表しているものでありますので、国の動向を注視しながら、町長として道内関係町村とも連携し、対応してまいりたいというふうに思っているところでありますので、ご理解一つよろしくお願い申し上げます。

議員の質問 3番 福原英夫

世耕大臣から4月に文書が来てたと、7月ですか、ごめんなさい、7月に来ていたという、やはりそのようなことが大事かなあと。それで、町民はこの新聞で報道されたことより、特に新聞をとっている方々よりと言ったらいいんでしょうかね、その範囲内でよりわかんないですから、やはり、あおるんでなく、そういうような情報があった場合は適切に伝えたい。それは安心料の文書ですね、安心してくださいと、強制するものではございませんよという文書なんで、私は、そのようなことは必要かなと思いました。それで、次に、先程私ちょっと言いましたけれども、やはり、どこかの市町村、都道府県でこの核のゴミの処理を受け入れなければならない時代が来ますよね、時が来るんですよ。それで、私が言ったように日本人は特にアレルギーが強い、しかし、実際困っている人達がいる、助けてあげたいっていう人情論も日本人は強いんですよ。そんなことで、自分は助けてあげたいけれども、この町としては苦しいなあと、町としては苦しいと思うの。それは町長の今思っているとおりだと思います。しかし、実際に動いたときにどうなのかなあと。それで、私は最後に科学的にこの処理が120%も50%も安全だよっていうこと。それと、町が、町民が、住民投票でもいいですよね、して、いいとか悪いとか、きちっとした判断をする場面が必要だなと、何かそのような準備を少しずつでいいから行政としてね、しておくべきではないかなあと思ってたんです。ですから、いきなりポーンときて、何だよっていう反対運動が起きるんでなく、片や賛成する人もいるかもしれない。そういう運動に住民を巻き込むんでなく、ソフトランディングさしてくような手法っていうのはあるんでないかなと。そういうことで、私は準備しておいたらいいんでないかなあという、思うんですけども、町長のお考えをお聞きしたいと存じます。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

いろいろと国策として進められている部分もありますし、国民的、安全性が確保されると、正しく国民的な議論になってくるんだろうなというふうな思いをしているところであります。ただ、現状申しますと、まだまだっていうんですか、説明できる環境にもございませんし、国の考え方もまだ示されておりませんので、少し経緯を見ながら慎重に対応していかなければならないというふうに判断しております。いずれにしても、町民の皆さんに不安を与えるような状況は回避してまいりたいというふうに思っておりますので、ぜひご理解していただきたいというふうに思っております。日本のどっかで誰かが助けるっていうふうな部分っていうのも十分想定されておりますが、まだ松前が手を挙げるような状況にはなってないということは、ぜひご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 3番 福原英夫

私もまだまだそういうことは、日本中が熟していないと思ってます。しかし、東北の除染、表土をはいだものが山積みになっている状況、それと被爆した解体材が倉庫に格納されていたり、それと遮断しているところから、汚染された、汚染されてると思いますけど、されてないとは言っておりますので、されてないような水、そういうふうな水が海に流されている状況もございますのでね、私は少しずつ、よく先輩に聞いたのは、畳の目一つ一つでいいから、蓄積していった方がいいよと、その準備のために。そんなことを言われてましたんで、私もそのように思います。それでは、質問の2番目に入らせていただきます。今回の2番目の質問の表題、29年の第1回定例会に質問したものでございます。天候に左右されない漁業経営を目指して、その後の経過経緯について。それで、6月にも先輩議員が松前港には約800億切れるぐらいの投資がされてるよというふうなこと、どう活用するんだよというふうな質問があったわけでございますけども、漁業についてはずっと私は質問はしてきたんですけれども、それで、昭和26年、ごめんなさい、平成26年の松前町の統計概要、平成26年の統計概要のときに、これ、7月2日付けでございましたけど、そのときの組合員が397、397でした。それで、先日北海道新聞に6月27日、上に八雲漁協、下に松前町の3漁協が通常総会ということで。そのときの組合員の数が282人、282人。統計概要は信じておりますし、組合長がこのことを280人と言ったんであれば、これも確かです。そうすると、3年間あまりで115人の漁師の方々が減少したわけです、3年、3年間で。私達の町としては、石山町長がなってから、漁業を立て直さなければならない、漁業をどうにかしなければならない。そのために膨大な投資をしてきました。そんな意味で、この頃ますます漁業環境が厳しい。そして、その厳しい現状が漁業に見切りをつけたり、休業や転職する漁業者が見受けられる。見受けられる、多いっていうことの本当は表現したいんですけど、ソフトにしました。3年間で105人ですよ。5単協合併のときの組合の経営の目標は何十億でしたっけ、40何億でしたっけ、30億でしたか、20億でしたか。それで、私が前から言ってるのは、この衰退に歯止めをかけなければならないと、ならないと町長も奮闘、スタッフも奮闘してるのわかります。しかし、歯止めがかからないんです、辞める人、転職する人。その次に、先日、町内をジョギングしながらある家に寄ったら、高齢の方ですけど、漁業を辞めてしまったと。去年まで漁業に行ってて元気な顔だったんです。漁業を辞めてしまったとたんに本当に老人になってしまったんですよ。生活もうできないぐらい、お金も投資できない、維持管理費もできなくなってしまって、それで辞めて、まあ、一番は高齢ですけどもね。それを見ると、やはり80でも90でも、船外機船で磯回りであり、小釣りであり、できるのが松前の漁業のいいところなんですよね。そういう人達が多くなってきたと。それで、もう一つ言わしてもらうと、この26年のときに、60歳以上の漁業者が62%、61.8%ですかな、7%ですか、62%ですよ。3年経ったらこの人達はどうですか。だから、このときの数字で70歳、26年ですよ、平成26年度のときの70歳以上が172人ですよ、172人。それで、そんなことを言ってても。それで、松前町は前も言いましたけども、昆布養殖、真昆布であり、細目であり、それとウニの、植生のウニの作って漁業者の生活安定させるということで、あれだけの整備をしたわけですけども、やはりそういったアワビ、あれだけの意気込みでイカダ式がやってます。ここのとこ何軒か増えたようですけども。膨大な投資をしました、しかし、その技術は持ってるんです。完全に養殖、昆布養殖の人方、今年はいいって言ってました。ええ、去年はいろんな意味で、しかし、今年はいいと。だから、生活の基盤は俺達はそれで成り立ってるよって言ってくれるんですよ。だから、この技術、昆布の技術、ウニの技術、ウニは今年値段が良かったんです。タンクのは特に良かったはずです。天然物も良かったけど。それだけ世界中のウニが、世界中で需要があるから日本には来なくなりましたね、高値で。そういうこといくと、この間、新聞にこんなこと載ってましたよ。試験場の方ですかね、北大水産学部の教授、こういう見出しがありました。6月8日道新、世界的な需要過剰が追い風となって、世界的なですよ、需要過剰が追い風になって、陸上養殖でも採算がとれるよって言ってるんですよ。うちらの町、今はナマコ、3年で成貝ですか。相当頑張ってナマコはやってくれてます。そんなことで私は、これを生かして漁業の生活基盤をもう一回つくってもらいたい。今年は、マグロが豊漁だそうでございますけれど、イカはどうでしょうか、ヤリイカはどうだったでしょうか、刺し網も良かったそうですね。しかし、絶対数がお年寄りです。そのお年寄りの人達が生活できないから休業して辞めていくんでしょう。そんなことから前回質問したことに、町長、答弁していただきます。まず一つ目、養殖蓄養漁港としての活用するためのプランの検討はどこまで進んでいるのか、一つ目、お答えください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

29年の第1回定例会、天候に左右されない漁業経営を目指してっていう質問をちょうだい致しました。今般は、その後の経過についてのお尋ねであります。3月の質問を受けまして、6ヶ月経過しておりまして、職員といろいろと、組合ともお話をしてきましたけども、議員求めるような回答できるかどうか、ちょっと自信ないんでありますが、今まで取り組んできた経緯などについて、お話をさせていただきたいというふうに思います。まず、養殖、蓄養漁港の利用につきましては、漁港利用による増養殖の転換の流れ、これは先般の議会でも質問、指摘を受けているところでありました。現状申しますと、プランの検討というふうなご質問でございますけども、既に大沢の漁港、更に、では、海水交換改良工事の計画や、赤神漁港でのウニの養殖試験計画などを進めているところであります。これは、先般もお答えさせていただいたところであります。また、以前から既にアワビ養殖、ナマコ放流、冬場のホッケ蓄養、出荷の取り組みなどなど、生産実績も上がってきているのもあるわけでありまして、プランという、総じてプランという検討っていうことではなくてですね、既に漁業活動としている、取り組まれている内容。それで、もう成績のいい部分につきましては、継続支援してまいりたいというふうに思っております。先般の議会でもお答えしてますけども、漁港利用に関する増養殖の転換、大きく流れがとられているところでありまして、経過を若干説明させてほしいんですが、北海道では漁港を利用した増養殖事業の取り組み気運を背景に、国に対して漁港内を利用した増養殖事業を実施するための新たな漁港整備メニューを要望してきておりまして、平成28年の3月に水産庁の方で承認をいただいて、漁港を利用した増養殖を推進するために必要な漁港施設の改良、補修、除去等が実施できるような環境になってきているところであります。これを受けまして、大沢漁港につきましては、平成27年から漁港内の水質等の環境調査の実施などなどを進めておりまして、平成30年には漁港の海水を外海との交流するような施設を今検討しておりまして、30年に予算付けが決定した場合には、海水交換の確保のための防波堤の工事もやれるような状況になってきているところであります。また、赤神の漁港、先程も申しましたけども、カゴによるウニの養殖試験を今実施しておりまして、どうしたら産卵後も、ウニの実入りの悪い状況のウニにどうしたら実入りを促進できるのか、今、職員が一生懸命研究しているところでありまして、チャレンジしているところであります。この件につきましては、福島町と協議会を立ち上げながら、お互いの情報交換しながら取り組んでいるところでありますので、ぜひご理解いただきたいというふうに思っております。ウニのカゴによる養殖試験、いろいろ今準備しておりまして、9月、今月末にはカゴを浮かべましてですね、やれる環境が整うというふうな状況でありますので、ぜひご理解いただきたいというふうに思います。また今後、大沢と赤神の漁港につきましては、環境の改善を図って漁港整備事業と連携した中で、漁港内での増養殖事業が実施することになりますので、支援をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 3番 福原英夫

町長、昨日、松前町のホームページ見ました。本当は例規集をちょっと見たいところあったんですけど、自分のパソコン、パンパンで立ち上がらない、開かなかったんですけどもね、それで、松前町のホームページでみたら、水産の職員1名募集って書いてあったんですよ。おおと思って、それで、3年間でさっき言った115人減ったんですよ。町長のあと任期中にまた100人以上減るっていう仮説も立つんですよ。だから、スピードが遅いんでないかなという感じがしないではないです。それで、漁業が衰退していくよ、漁業がなくて、町ですぐ生活をしていく、生活の糧にする人達がいなくなるよということをここでシグナルとして送ってるんですよ、私は。いなくなるんですよ、ならないかもしれないですけど、3年間ですよ、たった。僕、これ比較してみてびっくりしたの、本当にその数字が正しいんであればね。平成26年と、今回の組合長の言った数字が正しいんであれば。違うんであれば、違っていいですよ、ただ、それぐらい急に。だから、専属の、専属のスタッフをここに入れて、漁港の活用、積極的にプランニングしたらいいんでないかなっていう気持ちを改めて昨日思ったんです。漁業が終わっていくかもしれないんだもの、人口が今、4千人になるんだよ、2040年に、苦しいですよ。そんなことでどうですか、ここのところで専属の熟練した職員を、そこの中には経験豊富な方とも書いておりましたんでね、これだけの、そして、280何人で松前町の漁師の方を貼り付けていったら、23町内で、まあ、ないところもあります、均していったらなんぼですか、10何人よりいないんですよ。しかし、やってない地区がいっぱいあります。多いところは20人以上いるかもしれない。だから、そんなことからすると、積極的にその専門家をハンターして、育てる時間がないからっていうことで、ハンターしてやる気持ちがないですかっていうことをお伝え、お聞きして次に移ります。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

まず、統計概要の数字につきまして、議員、メモしていただけますか、26年の数字であります、準組合員を含んで397人、うち正組合員が329人、これが平成26年の数字でありまして、28年、議員の指摘した年の数字につきましては、準組合員含めまして369人、正組合員が298人っていう数字であります。まず、ご理解いただきたいというふうに思っております。それから、ホームページでの職員の公募、この関係であります。議員承知されてると思うんですが、公務員の皆さんは定年退職があるわけでありまして、将来役所の体制、役場の体制をどうすべきかというふうな部分を含めまして、この時期に水産の専門の職員をきちんと確保する旨で公募させていただいておりますので、ぜひ理解をしていただきたいというふうに思います。強い水産業なってほしいというふうな思いをしてますので、ぜひご理解していただきたいというふうに思っています。

議員の質問 3番 福原英夫

町長の最大公約事項でございますのでね、そうして、そこにこの何年間も、今年も膨大な投資をしてきてるわけでございます。私は、やはりなぜ比較するかというと、農業振興はゼロで、漁業にこれだけのお金を投資してるんです。それで、先日町内歩いてたら、松前町の公共で黒字なってるのは畜産だなあと。畜産の方々は赤べこからそれを黒毛和牛に替える相当な努力と苦労をなさって、しかし、それを松前町として支えたわけです。親牛を買うときにこれだけ出しますよ、頑張ってくださいと。そして、この何年間、私はバブルでないかなと思うぐらいのものすごい市場形成をしてました。これは、投資の仕方が違うんです、よく分析してみますと。この肉牛、畜産農家が育つような投資の仕方です、生活を安定させるための、親牛のために、牛を替えるために投資して、毎年。ただし、65歳で打ち切りですか。そんなことを考えると、そして、自分達が自らやらなければ、自分達の生活が安定しないよという、そういう仕組みを畜産担当の方々がこの何十年もかかってやってきたわけです。これは素晴らしいなと思いました。しかし、畜産農家が11件ですか、12件ですか、今。それと膨大の投資したガンビ岱が今、荒れてきてますよね。そして、新しい今事業やるとします。これもまた新しい展開、いや、やる意欲を育てる投資なんですよ、やる意欲とか。それが今の畜産の黒字です。そして、もう一つ病院だそうですね、聞いたら。9年だと、まあ、これ決算のとき、私質問しますけどもね。やはり、二つよりないんでないかということなんです。ああ、この話も最もだなあと思って私聞いてきました。だから、きちっとした考えがあって投資します、しかし、そこに教育がなければならない、教育が。自らやるように仕向ける教育がなければ人は育たない。そして、その中で支えてあげる。それが、畜産であったんです。だから、そこのところ、もう一回私はもったいないよと。だから、そういうシステム、せっかく成功事例がいっぱい松前町にあるんだから、もう一回それを見直してもらいたいなということでの1問です。2番目、未利用海藻の有効活用は検討したのか、いかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

未利用資源の有効活用を検討したのかというふうなご質問でございます。前般の議会でも答弁させていただいておりますけども、岩ノリをはじめ、フノリ、ヒジキ、モズクなどの最終販売の取り組みがされてきている現状もありまして、昨年から北大の水産学部の学生により、岩ノリ、更には細目昆布の生育状況などの調査を継続して実施しております。これらの調査データなどを参考となる部分があれば、今後有効利用の参考にもしていきたいというふうに考えております。まず、大学生の皆さん、漁業者の方と一緒に資源調査をされていることに大きな感激をしているようでありますので、漁業者の皆さんと大学生との会話も大事なものであるというふうに思っているところでありますので、引き続きこの未利用資源の活用策をさぐって、漁業者の皆さんとさぐってまいりたいというふうに思っているところであります。それと、菅原組さんで養殖グループが、養殖ワカメも今やっていただいておりますし、それから、ホヤも今試験をさせていただいているところであります。いろんな情報をキャッチしながら支援してまいりたいというふうに思いますし、塩蔵ワカメに取り組んでいる漁業者も現れてきておりますので、今後販路が拡大されるような状況を確保できるようにですね、私どもも支援をしてまいりたいというふうに思っております。更に、今年のさくらまつり期間中に「尻髙貝」って貝あるんです、ツブなんです、豆ツブのことなんですが、尻髙、ツブを塩ゆでして観光客の皆さんに提供したら、すこぶる好評だというふうな状況もあります。松前町内にはツブの資源がどれくらいあるのか、把握つきませんけども、築地市場でも結構評判の高いツブなんですね、松前に生息している尻髙って、尻髙貝っていう、正式には漢字で書くとお尻が高いっていう書くらしいんですけど、それで尻髙っていう貝らしいんですけど、観光客の皆さんにも評判がいいというふうなことも承知してますので、この辺も含めまして職員のみんなとどういう採補の仕方があるのかを研究していきたいというふうに思ってます。このツブに関しては、結構無尽蔵にあるのかなというふうな気してますので、築地でも注目されているようでありますので、ちょっと取り組んでみたいなというふうに思っているところであります。ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 3番 福原英夫

一番生産性が上がって、生活の糧にすぐなるっちゅうのは海藻です。それで、フノリはいっぱい採る人がいるけれども、販路先がみつからない。ヒジキも販路先がみつからない。そして、自然の海に帰っていく。私達で言う、いろいろ今思い出してるんです。それで、先日、8月29日の海の雑草は宝の山という、厄介者ガゴメ、今や特産、養殖技術も確立され、近年は年間300トン、1キロあたり4千円から5千円。ああ、すごいなと。それで、もう一つ、9月1日、海藻のおがっているところとおがっていないところをドローンで調査してるそうです。私も小さい頃、よく泳ぎにいったのは、赤平です。赤平にいくと折戸浜でもなく、松前の浜でもないのに赤平が潤沢な昆布、海藻の豊富だったんです。何で、ここの海は豊富なのかなと思ってました。それで、きっともって松前の海ってのは、今、大島地区から小島地区っていうのは、天然の海藻にほとんど手つけてないんですよ。あんまり、見てない、何人かいますね、静浦にいたね、何人かいますけども。そんなことで、やはり私はそういう調査も大事でないかなと。それで、即暮らしに役立つのは海藻類ですよということをもう一回言わさしてください。それで、海藻類の販路、海藻を俗に言うフノリであれば生で出した方がいいのか、乾燥で出した方がいいのか、袋詰めして、パック詰めする、そういうことの指導を組合と水産課と一体になって、僕はやってもらいたいなっていうことなんです。さっき言い忘れたのテングサです。テングサとホトケノミミです。ほとんど採られてません、ホトケノミミなんって、ホトケノミミは味噌汁の具にしたら最高に美味い、フノリよりもマツモよりも美味い、食べたらびっくりします。そんなことで、もう一回、ゆっくりでなくさ、もう少しスピード上げて、担当水産課でおりましたから、スタッフがいるはずですから、そういう人達にお前、こっちの方やれよ、こっちの方やれと、みんなでやるのもいいし、そんなふうに分業して、販路拡大のためどうするか、ちょっと知恵を出して取り組んでみないかなということを質問したかったわけです、ここのところでは。どうなんでしょ。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

まず、海藻類のご質問がございました。本当に松前の海域にある海藻、資源調査、私も興味を持っているところでありまして、組合長とも資源調査やれるような、離島小島、大島含めまして資源調査やるっていうふうな話を、やりたいっていう話はしておりますけども、まだ現実的にしていない。どういうふうな調査ができるのか、その辺も検討していきたいなというふうに思っておりますし、本当に白神から原口まである中で、海藻の種類も、原口地区にはアカモクもあるような話を聞いてますので、いろんな資源調査しながら、無尽蔵にあるっていうふうな状況なのか、本当にホトケノミミもそういう状況があるのか、ちょっと調査できればしてみたいなというふうに思っております。いずれにしても、海藻類は目に見える資源でありますので、興味を持って対応して、検討してまいりたいというふうに思っております。それから、海藻類の販路の拡大、これはいつの時代も一生懸命やってるつもりなんでありますけども、なかなかいい状況にはなっていないっていうふうなことでありますので、これから検討を進めてまいりたいというふうに思います。それから、豊かな海って言うんですか、豊かな海、これ私の持論なんですが、豊かな海っていうのは、言葉悪くすると汚い海なんです、栄養のある海ってことなんですけど、ですから、海藻類も採らないと新しい芽が出てこないわけでありますので、どんどん海を拓くって言うんですか、開拓って言うんですか、海を拓くっていう意味での手法もこれから検討していければいいなと思ってますし、現実、今年の離島小島の昆布の状況見ますと、漁業者がいなくて採りきれない状況だったというふうに聞いておりました。ですから、離島小島の昆布を根こそぎ採ることによってですね、海が虫もわいてきますので、それに魚がつくというふうな意味からすると、海を拓くことは大事。ですから、着業してもらうことが大事だなというふうに思っておりますので、これについても検討させていただきたいというふうに思います。それと、スピード感を持った対応っていうふうなご質問であります。一生懸命職員の皆さんも取り組んでいただいております。ご指摘十分理解できますので、職員、或いは漁業協同組合とちょっとスピード感持てるような対応が可能かどうか、ちょっとお話をさせていただきたいというふうに思っております。以上でございます。

議員の質問 3番 福原英夫

先程、ツブですか、尻髙のこと町長が間に挟んだもんですから、工藤勇次さんが水産課長時代に試験場でやった記憶がございます。そして、矢野旅館でもそのツブを試験試食した記憶がございます。私も、まあ、水産課の人達はどう思ったかあれですけども、支所にいたときにある方にそれをつくって、直販課、試験場の直販課で売った記憶ございます。その人は亡くなってしまいましたけど、早くに。それで中止したんですけども、やはり資源っていうのは無限ではないし、どうそれを有効活用するかっていうことでないかなと思ってんです。それで、試験場で相当な試験データがあると思うんですよ、私は。ですから、そのときに取り組んだ試験データ、また、そのときに販路拡大のためにどういう取り組みしたとかっていうのは、僕は資料として残ってると思いますのでね、町長、もう一回点検してみたらどうでしょう。私、ホヤをやるのは駄目だとは言わないですけれども、やはり今までのノウハウっていうのは、蓄積されて即やれるもんですからね。そして、松前の実態に合わせて、歴代の水産課長やってきてますのでね、そのことはやはり十分含みおいていただきたいと。それで、この何で僕、私はこの未利用海藻のことを言うかというと、5番目の高齢者に繋がるからなんですよ。一番磯船船外機船で磯回りをして、採ってすぐお金にできるのがこれなんですよ、未利用資源なんですよ。そして、販路がきちっと拡大、確保されれば数量が少量でも売り先ができる。北斗の矢不来のコンクリートのフノリではない、天然のフノリ、やはり香りもいいし、歯ざわり感もいいし、そういうものを松前では採れるわけですから。それが即お年寄りの方々の生活の肥やしになるわけですから。やはり、そんな意味でここを強く言ってたわけでございます。3番目に移ります。培ってきた昆布、アワビ等の養殖技術を生かした漁業経営の奨励は進んでいるのか。いかがでしょうか、町長。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

養殖技術を生かした漁業経営の奨励は進んでいるのかというふうなご質問でございます。これも3月にいただいた数字でありまして、現状から、今、実行組合の皆さんも養殖の着業者の皆さんも技術はもうすごい、高等な技術になってきているというふうに思っておりますし、その技術を生かして各実行組合、特にウニ部会などによる養殖昆布のエサづくりの技術にはですね、以前からも生かされておりますことは、福原議員もご承知だというふうに思っております。今も、現在もこの時期にもウニを採取しながら集中管理事業も進めているようでありますので、この経緯をしっかり見ていきたいなというふうに思っておりますし、技術的には遜色ないって言いますか、きちんとした技術は確立されておりますので、ウニの集中管理の部分で実績として1千万以上揚げている実行組合もありますので、いろんな情報収集しながら、我々も支援してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 3番 福原英夫

この昆布とアワビ、やはりうちらの町は吉岡より早く、この日本海側では不可能だと言われた真昆布の養殖に取り組んで、その結果がよくて今の何人かの方々が大沢で何人か、白神で何人か、館浜で。まあ、その程度かなあ。そんなことで、少し菅原組さんは雇用目的で、しかし、今年は良かったです、はずです。それと、菅原組さんの職員以外も作業員として雇用してくれてました。ですから、それだけの力を持っている昆布です。何で駄目だったのかっていう検証しながら奨励できないかなと。アワビ、今回16日、17日に行われるマグロまつりでアワビが5個2千500円。私は安いと思いますよ。この間、ラルズでグラムはわかりませんけども、1個600円ちょっといきました。ですから、500円ほど安いですね、それから比べれば。ただ、大きさですよね、80グラムなのか50グラムなのか、70グラムなのかもしれません。ですから、販路を確保することによって、アワビはいつでも今度は出せるんですよね、養殖ですから。そして、漁船漁業をやりながらでもできるんです。それと、先程町長は離島小島の昆布を採る方がいなくなってしまったと。やはり離島小島で育った町長ですからね、その思いは寂しくて残念だと思いますよ。それだけ漁師の方々が高齢化と、そして、あすこまで行ってとってきて、賃金をかけてそして製品化する。昔はしめして巻いて、真昆布にしてましたよね、端物にしてました。今は、採ってきって乾燥させて端物にしないでそのまま出荷してますよ。それだけ大変な労力が必要なんですよ、離島小島の昆布っていうのは。だから、着業者がいなくなってるんですよ。ですから、そんなことを考えると、このアワビっていうのは、ものすごく軽作業で、そして、そんなに時間を取られるわけでないよと、養殖なんですよ。ですから、私は販路、きちっとした販路先、マーケットでもいいし、居酒屋でもいいし、大手チェーンでもいいし、そういうところと交渉したのかなと思ってるぐらいなんです。ですから、昆布は着業者どうすれば増やせるのか、アワビ養殖はもっとイカダ式を増やすためにどうしたいいのか、販路なのか、製品の歩留まりなのか、元気のいいアワビをどうするかだとか、いっぱいあるんでないかなと思うんですよ。それで、この漁業経営の奨励は進んでいるのかなあと思いまして質問致しました。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

冒頭で尻髙のお話されていただきました。私も当時、水産の係長してまして、折戸浜で後ろにいる管理職の方、何名かも一緒だったんですけど、和船で出ていきまして、泳いで、素潜りで尻髙を採取したこともあります。素潜りだと相当体力を使うわけでありますので、どんな採補の仕方があるのか、ちょっと職員と研究してみたいなというふうに思っております。いずれにしても小さい粒なんですけど、実際販売した実績も我々おさえておりますので、小さいことなんですけども、観光客の皆さんが喜んでくれるような状況をつくれるよう、少しでも所得になるかというふうに思っておりますので、少し研究させていただきたいというふうに思います。それから、今、昆布養殖とアワビの話がございました。昆布は養殖、目で確認、見ながらやれる事業でありますので、しかし、一方で確実に収入が見込める事業でありますけども、議員ご指摘のように新規に着業する人がいない状況にあると。その理由としてはどんなことなのかなというふうに、ちょっと研究してみますと、やっぱり人的な労力、大きな労力を要するということがですね、人手を確保できない事情があって、新規に着業ができないというふうな状況だというふうにおさえております。何としても、吉岡、福島で取り組んでるような養殖規模までとは言いませんが、ああいう海象条件の良いところでですね、昆布養殖できればいいなと思うんですが、残念ながら松前の場合の海象条件っていうのは、地形、速いっていうふうなことがありまして、施設の維持管理にも経費がかかるような状況であります。だからといって、昆布養殖を止めるっていうことにはなりませんので、確実に収入が見込める事業、優良な事業だというふうに我々はおさえておりますので、今後とも漁業者の皆さんと、一人でも新規着業の皆さんが増えるような状況になっていただければなというふうに思っております。それから、高齢者の対策としてアワビのお話がございました。本当に、これにつきましても継続していきたいっていうふうな思いがあるわけでありますが、現状考えますと韓国産のアワビの流通によりまして、販売価格、販売先に大変苦慮している状態であります。この流通販売を、どう切り開いていくのかというふうなのが課題だというふうに思っておりますので、高齢者の皆様方の、漁業者の、少しでも所得向上に向ける取り組みになっていただければというふうな思いで、今後も取り組んでまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 3番 福原英夫

今、ちょっと真田、ちょっと小説読んでるんですけど、その小説の中で太閤秀吉が小田原城を攻めたときに一夜城を造ったわけでございますけれども、人づくりっていうのは一夜限りではできないんですよね。イミテーションはできるんです、すごくお金を突っ込むことはできるんですけど、人づくり、意識づくりっていうのは、先程言ったように畳の目一つ一つ積み重ねていったものなんですよ。ですから、やるっていう意欲、意識をどうつくるかが大事でないかなと思います、私は。ですから、私は今、そこのところが漁業者の方々は、ちょっとマイナス思考になってるんでないかなと思います。やはり、昆布養殖があれだけ盛んにやって、100基以上の昆布養殖施設があって、そして伊川さんがマグロをやって、それがいつの間にか延縄に変わってきましたけども、その意欲なんですよ。おらは、自分の生活のためにおら頑張るんだと、やってやるんだという、そういう意欲が欠けてきたように感ずるの。そこが一番心配なんですよ、私は。お金は、町長とスタッフが考えてこういうふうにしてやったらいいなあということで投資しますけども、直そこで生活の糧を得ている漁師の人方はどうなのかなあという気がしないではなかったんです。そんな意味で、町長、今まで培ってきた養殖であり、いろんなチャレンジしてた、試験センターでまとめられたものをもう一回見直しして、新たな出発をしてもらいたいな。それと、アワビについては、闘いがあって初めて物事が生まれてくるんですよ、その闘いに勝たなければならない。それで北海道の松前でつくるっていうことは、韓国のチェジュの周辺はすごいですよ、イカダが。あすこから空輸してくる原価が安いけど空輸運賃、函館に行っても、私がいくアワビ屋さんに行くと、今の時期になれば養殖アワビだと言って身のやわらかいアワビ、しかし、それも何も安くないです。ですから、販路を確立するっていうことは苦労しますけども、町長、そこのところをもう一歩踏ん張って、スタッフのね、皆さんと組合と踏ん張ってほしいなというふうに思いますので、そこのところは十分に考えてください。それで、ウニです。今回のウニは、自分としては随分注目してるものなんです、前も言いました。そしたら、まず3月の23日に野生ウニに海藻エサ、色合いや味が改善、約2ヶ月間、採取したウニ240個にエサを与えて、まずまずのうま味、苦み、色合いなどの3項目が評価されたよと。陸上施設ですよ、これね、2ヶ月です。私は、前がいったときに、2ヶ月か3ヶ月のサイクルで松前であれば3回も4回もできるんでないのと、こう言ったんです。それで、水温が7度以上になれば食いがよくなるって言ってますよね、上限がありますけどね。それで、今年岩手県の三陸のウニがあまり採れなかったそうです。それはなぜかっていうと、早い時期に、2月、3月に水温が高くて海藻を食べてしまったからだそうです、7度以上で。だから、海っていうのは貪欲でございますのでね、あるものを食べれる時期になると食べるんだなと、そういうことで思いました。それで、私は松前も水温が低いようで高いからね、12月の出荷が無理でも1月からの出荷、そうすっと8月、9月の頭、今月、来週で終わりですか、天然物はね、そういうことを考えると、タンクに入れながら2ヶ月、2ヶ月半で出荷する体制を造って、それは実行組合であるっていう形を作ったらいいんでないかなと。ただし、そのエサは、昆布です。養殖施設を私は実現するために1基10万でもいいし、20万でもいいから、やる実行組合にお金を出して、それエサとして回収して、乾燥させる。それと、今やってる養殖の業者の方に間引き昆布を採ってきてもらって乾燥さして、すぐ何時間かで乾きますので、それをすぐ倉庫に入れて、そして順次与えていく。それでワカメが採らない、松前の人達生産性しないんであれば、ワカメを採ってそして入れる。こういう循環サイクルをつくったら、11月から1、2、3、4、5、6、7、8、9ヶ月間できるっていうことです。できないかもしれないけど、そういう考え方なんです。それで、なぜ次にいうかというと、8月14日に浜中の散布漁協、ここはバフンウニですけども、生産量を現在の倍の40トンまで増やしたい。天然ウニより高値で取り引きされる。生産者を現在の14戸から40戸に増やしたと。フル生産を予定する22年度の1億6千万円の水揚げ料。先程、世界的にいろんな需要がたかまっているから、日本での外国から持ってくることはできなくなってきたと。そんなことをつなぎで聞いてください。それで、ウニで十分に何百万も稼げるよっていうことなんですかね。それで、私はそこのところをもう一回考えて、そして、あとは実行組合に10キロやったとすれば200万やったっていいんでないでしょうか。そして、本当にウニに実を、実入りをして、そして今年より高い値段で買い屋さんに買ってもらうっていうシステムをつくったらいいんでないかと。それは、やはり水産課であり、組合であるが連携した、指導所であり、連携した中で可能になります。これ、できると思いますよ、私もやってきたんだ、やったんだから一回。そこのところをもう一回考えてください。それで、私は何でウニかと言うと、松前のスルメ加工屋さんが原料を仕入れるのにものすごく苦労してます。それで、原料を確保できる人、それと委託されてる人、しかし、あと少し頑張れば、この経営を持っていけるっていう、そういう人達に私はこの時期からの俗に言う、松前のスルメ加工屋さんは3月まで休みですからね、4月まで。その間に端境期にそういう人達にウニのむき身をさしたら、松前の加工屋さん変わるんでないかという夢を描いているんですよ、私は、夢ですよ、これは。そんなことを考えると、やはり漁業者の力っていうの大きいんですよ。そんなことで、ウニについて、もう一回、答弁願います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

アワビの件についてもお話ございました。やっぱり販売価格が韓国と競合すると、どうしても安くされちゃうっていう実態もあります。私もそうしますので、福原議員も函館からアワビ買わないで、松前からぜひ買っていただきたいというふうに思っております。ウニの方のお答えをさせていただきます。議員おっしゃるように、ウニはウニの部会の今の手法、優良な事業だというふうに思っておりますので、各実行組合と連携とりながら、少しでも端境期に提供できるように生産ができればなというふうに思っているところであります。今、今月の末から赤神でカゴによるウニの育成を実施しますけども、先般、神恵内村の村長さんとお話することがありまして、神恵内村ではやっぱり漁港内を使ってやっているそうであります。産卵後にエサの食いが悪いという状況もあるもんですから、どうしたら改良できるかというふうなことで、いろいろ試行錯誤した結果、いい結果が出ている状況も聞いてますので、その辺も職員と勉強しながら進めてまいりたいというふうに思っております。いずれにしても実入りをさせる、促進させるためにもいろんな給餌の仕方などなど、創意工夫しながら進めてまいりたいというふうに思いますので、ご理解いただきたいと。今後とも貴重な漁業振興策だというふうに受け止めておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の再質問 3番 福原英夫

今回、3月の第1回の定例会のときの再質問をしているわけでございますけど、こう振り返ってみますとそんなに大きく答弁の内容が変わったという気はしないんですよ、私は。さっきのアワビでないですけど、そりゃあ、4、5年ぐらい前に買ったんで、今、上野さんを利用して少し高いですけど買わさしてもらってますけどもね、やはり3月、4月、僕はそういうカウントの仕方するもんですからね、皆さんには申し訳ないけど、やはりもっとスピーディー化があっていいんでないかな。そいで、こういう何って言うのかな、今まで4項目をしてきたけども、漁師の方々と膝を交えて話したこと、あると思いますけども、漁師の方々はこういうテーマを持っていったときに、返答はどうですか、町長、したことは。ちょっと、教えて。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

漁業者の方々といろいろ話する機会がないわけでなくて、きちんとあります。漁協の総代会しかり、それから漁港期成会もありますし、組合の職員とも話する機会もありますので、大事な部分だと思いますんで、今後もきちんと話し合いをしていきたい。ただ、特化して、このことについてどうのこうのっていう議論は、今まではあまりしてないというふうに思っております。しかしながら、マグロの関係、そして、スルメの業界、加工の業界の皆さんもこういう問題提起された場合にはですね、きちんと向き合いながら対応させていただいていることをぜひご理解いただきたいというふうに思います。

議員の再質問 3番 福原英夫

さっきから人づくりのこと言うんですけども、やはりこちらから出向いてね、町長は行かなくてもいいですから、私忙しいからね、担当課の課長でなくても主幹でも主査でも主事でもいいですからね、行って、自分達がテーマを絞り込んで、そして漁師の方々と協議をなさる。俗に井戸端会議のような形でね、やって、そして町民の漁師の方々の意欲を触発するって言うんでしょうかね。そして、そうなれば松前町としては昆布の種は無料だよとか、ロープは無料にするよだとか、そういうことを協議して。それと、ウニのエサの昆布確保してくれれば1基10万出すよと。そして責任者を決めて、そしてその人に10万やってくれればいいの。そしてエサは入れると、タンクに入れると。そういうふうな話し合いがなかったら、やはり堂々めぐりだなあということなんです。まあ、わかりました。うん、まあ、それで最後は私が一番心配している高齢者の漁業者の所得向上プラン、ここなんです。やはり、先程26年度のときには60%以上、62%は60歳以上、70歳以上は約30%強ですよね。だから、そんな意味ではここのプランを本当に検討したのかと。今までずっとそのことでやってますからね、私は、この五つっていうのは。ちょっとお答えください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

高齢漁業者に所得向上のプランを検討したのかっていうお尋ねでございます。現在、高齢漁業者に対しまして、言わば高齢者の方でありますので、採介藻漁業者になるんだろうというふうに思っておりますが、高齢者漁業に対する支援策と致しまして、今年度3トン未満の階層の漁業者に対する支援を実施しているところでありまして、現在二次募集も行っておりまして、最終的には目標達成するベースの要請があるというふうなお話も聞いているところであります。やっぱり高齢者の皆さんの行える漁業形態としては、アワビ、ウニ漁業の他に、一本釣り介藻になるんだろうなというふうに思っております。その他に、高齢者の所得を上げるためには、地区実行組合の一員としてのウニの畜養事業やナマコの種苗事業、更には種ウニ出荷事業など、共同行使に係る事業の収入などと合わせたものが、主な、主の収入源になっているところであります。そういう意味では、何としても地域の実態を把握させていただきまして、今の実行組合の最新の実例から申しますと、蓄養ウニの、畜養ウニ漁業の共同行使の配分などによりまして、10万円の配当をいただいている、更にはナマコの放流事業の共同行使によります所得の配分もされているようでありますし、種ウニの出荷事業にも少額でありますけども配分されている。そして、大島のウニ共同行使の配分についても所得配分されている状況にもあります。更にはアワビ、ウニの採取漁業、これは年5回から10回、地域で磯船、介藻で採集しております。この所得も30万から、1人30万から60万を水揚げしているっていうふうなお話を聞いているところであります。こういう実態を踏まえますと、実行組合での共同行使の活動を中心にしながら、1人あたり50万から80万の漁業収入の状況が推察される状況であること、まずご理解いただきたいというふうに思っております。なかなか100万になるようなですね、展開になれればいいんでありますけども、100万になれるように、近づき超せるような取り組みをしてまいりたいというふうに思います。それから、ナマコの放流の漁獲が伸びていくことなど、プランって言いますか、実践的には実行組合の年間の事業、更には各自の主漁労活動を組み合わせたものがですね、現実のプラン、浜での現状のプランだというふうに認識しておりまして、それが既に存在してまして、実施されている状況であることをご理解いただきたいというふうに思います。

議員の再質問 3番 福原英夫

大変な、一つ一つの事業っていうのは全て大変で、それを完結するっていうことは、並大抵の努力ではいかないと私思います、自分も経験してますから。しかし、そこにチャレンジしていかないと、漁師の方々がおら生活できねえから辞めていくじゃ、出稼ぎに行くじゃっていうふうになってしまうと、やはり大変だなと。そのためには高齢者の所得、50万、70万と言いましたけども、100万が150万でも私はいいなあと思ってます、200万でもいいなあと思ってます。そうすっと年金をもらって、60歳で年金をもらうと年間47万ですか、そのような方々が夫婦であれば、まあ、90万、それに100万、200万っていうお金が合わさって初めて老後が安心した生活できるなあと思うんですよ。そんな意味からしてでも、もう一回担当者とね、十分に、それと組合と話し合って。それと、私も町長が言ってくれた実行組合を中心にして、漁船漁業は漁船漁業のグループを中心に、それと実行組合、それと浅海でやってる、操業してる、そういうグループでもいいし、何かそういう話し合いの場が、やはりうちらの町の漁業を毎回持ち直してくれる。もう一つは、後継者がやはり育たないっていうのは、担い手が生まれてこないっていうのは、やはり生活ができないだろうという諦めがやはりあるからだと思うんですよ。ですから、そこを解消するには、今汗水たらして駄目だと思わないで突破する意欲を私はほしいなあと思いますけど、町長、最後の答弁をお願いします。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当に所得向上のプランがあると、もっと実行性のある結果が出るんだろうというふうに思いますが、現状を見ますと、各実行組合、各地域のやっぱり特性が全く違いがある中でありまして、そういう中で各実行組合の年間の今の取り組みが、正しくプラン、議員ご指摘のプランだというふうに私は認識しております。例えば一本釣り漁業の他に天然昆布を採取する、更にはタコを捕るとかですね、組合の行使規則の中で漁業者がやろうとする漁業を選択していける状況になっておりますので、その中で漁業者各々が営農計画を描き、漁業活動を行っていくという仕組みがもうできてきていると、実際動いてきているっていうのが浜の現状だというふうに思っております。優良な事例もありますので、その優良な事例をきちんとその浜の、地域の特性を生かしながら、漁業者が創意工夫をもってより良い操業形態を作り上げていく必要があると思いますので、現在優良に頑張っております。やる気のある、取り組みに対してもきちんと今後も支援してまいりたいというふうに思っております。まず、強い一次産業、水産業をお願いしながら、政策を進めてまいりたいというふうに思いますので、ぜひご理解いただきたいというふうに思います。

出典:松前町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月11日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる