福島町議会 令和3年度定例会6月会議 2021年6月21日
漁業者の漁獲・資源確保の為の魚道整備を
- 聞いた人
- 藤山大 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春、産業課長 福原貴之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 藤山大
通告に従い、一般質問をさせていただきます。漁業者の漁獲・資源確保の為の魚道整備を町長に伺います。川に棲息する魚類の中には、サケのように一生の間に川の上流・下流・海を行き来する回遊魚がある。しかし、川にダムなどの障害物が設置された場合には、魚の回遊が妨げられるため、それらの魚種は川に棲めなくなり、絶滅してしまう。歴史的には、そのような事態を防ぎ、サケ・マス・アユなどの漁業資源を保つために魚道が作られたのが始まりである。川に棲む生き物は、大きな回遊をしない場合でも、成長にともなう小規模の生活圏移動を行っており、近年では、生体系保存の観点から、あらゆる魚と水生生物が保存対象に含まれる傾向にある。魚道にある土砂・樹木・枯葉等の除去作業等の環境整備が、重要であると思います。漁業者の方々には、私自身問題提起し、話し合うこともあります。数年後、数十年後には、漁業者の漁獲・資源確保の為に、笑顔で明るい未来が見られるように、取り組むべき課題と考えておりますが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
藤山議員のご質問に、お答えいたします。魚道及び河川環境整備の重要性は、魚類に限らず地球環境並びに人類の生態系保全の観点から重要なものと認識してございます。そのようなことから町では、毎年、福島吉岡漁業協同組合及び漁協女性部並びに函館開発建設部などの関係機構と連携し、「お魚を殖やす植樹会」の開催や河川等の清掃作業を行うなど、町内の河川などの自然環境の保全に努めてございます。また、令和元年9月には町内の河川において管内の関係者が一堂に会し、NPO法人北海道魚道研究会主催による「道南地区第15回魚道清掃ボランティア」活動が行われ、魚道など河川環境の保全と回復のための活動が展開されたところであります。漁業を主産業とする当町においては、海及び河川の環境保全は重要なテーマであり、引き続き町内の適正な環境保全を図るため、漁業者はもとより町民の意識啓発の向上に努めてまいります。- 10 -
議員の質問 7番 藤山大
魚道整備にあたって、NPO法人北海道魚道研究会のホームページで見て事業確認しました。事業名として魚道の維持管理に関わる事業で、魚道整備清掃ボランティア活動、北海道内に設置されている魚道で、機能が低下している箇所の清掃ボランティアが令和元年9月7日にて福島町桧倉川で7名により清掃されております。予算費として27万8千円と報告されております。魚道整備ボランティア活動を行ってくださったNPO法人、北海道魚道研究会と作業された7名の方々には感謝と御礼リスペクトします。本当にありがとうございます。この魚道整備は、魚道としての機能が発揮されるまでの清掃活動が行われたのか、現状確認も伺います。それから、新型コロナの影響もあって魚道整備が令和元年から1年と9カ月、清掃活動が行われてなかったと思います。現状確認として、熊やヘビ等の危険を伴う場所でもありますが、十分注意しながら、今の現状を確認はされたのか伺います。
町の答え 産業課長 福原貴之
議員おっしゃられてるのは桧倉の所でよろしいでしょうか。桧倉の俗に言う第一ダムって言われてるところの魚道につきましては、私共、年に1回、管理主体が北海道でありまして、そこから魚道調査って部分も来てございます。それで、水産担当とすると魚道調査は必ず1回は行って、現状の認識、それと維持補修に係る要望を毎年北海道に要望しているところであります。その他にも農業用水路とかもありますので、産業課としましては、そこ一体的に数回、年に数回現場確認はしてございます。
議員の質問 7番 藤山大
確認はされたということなんで、現状の確認されて、どのような状況になってます。私も去年の9月ですね、現場をちょっと確認していったんですが、土砂・樹木・枯葉等堆積、あと破損も多少ありました。それで確認した結果、魚道としての機能はどのようになってますか。その辺、ちょっとお伺いします。
町の答え 産業課長 福原貴之
議員おっしゃるとおり、魚道については、今、土砂の堆積または草等の生い茂ってる状況。また魚道の擁壁がちょっと傾いてる状況。これは私共も認識しておりまして、その部分については修繕というか、修復するよう北海道にも要望してございます。それで、土砂の堆積とかもここを除去してしまいますと、議員見てわかるとおり、擁壁が傾いてございます。これが水通ることによって、二次被害とかそういう部分発生する恐れもあると、そういう部分もありますので北海道と慎重に協議してるところであります。
議員の質問 7番 藤山大
魚道についての災害や川の水に増水によって、土砂・樹木・枯葉等堆積されていますので、年に1度は清掃を行っていただき、道管轄ではありますが、道に働きかけて町として予算組んで行っていただきたいと思います。熊やヘビ等の危険は伴いますが、十分な安全を持って行っていただきたいと思います。それと、福島川下流河口付近にも整備されたと思いますが、百年に一度に災害の整備が行われたと思います。これについては、人を守る為の事業なので当たり前のことだと思います。しかし、作業によって川の流れや土砂の除去作業を行われ、土砂とともに魚や微生物、卵なども一緒に除去されています。それについて、数年前にはサケやアユ、カニ等がよく見られていましたが、徐々にサケやアユ等が見かけられなくなりました。資源確保の為に魚を殖やしていく事業は大切だと思います。サケの稚魚の放流などを行っていますが、漁業者の漁獲に繋がる方策はあるのか、お伺いします。- 11 -
町の答え 町長 鳴海清春
議員の質問の中に将来的に10年先、20年先の漁業の生産確保の為に、今、ご質問頂いてるのかなと思っております。ただ、議員ご指摘のとおり、ご承知のとおりですね、福島の漁業体系のなかで、じゃあ河川に依存してる分がどのぐらいあるかということを、ご承知のことかと思いますけども、昨年でも例えばサケの水揚げはほとんど無い状況であります。だから我々としてはですね、今、河川の関係のなかでですね、漁業を阻害するような状況にあるのかということを問われれば、いま私共としてはですね、今週から始まる昆布が主力でありますし、あと第2の主力ってのはウニでありますので、そういったなかで今の状況の中ではですね、極端に影響が無いんだという認識はしてます。ただ、議員ご指摘のとおり、生態系の環境なり色んな環境の中で、魚道の整備とかしていくのは問題無いのかなと思ってます。ただ、サケについても本来は小桧倉の方も、サケ・マス増協で作った種苗センターの方から放流してますので、いま魚道に関する影響というのは、ほとんど多分、無い状況のなかで放流されてございますので、今、実際いま問題になってる頭首工の方からはですね、そういったものの放流などは行われてございませんので、そういった意味での影響というのは、ほとんど無いんではないのかなぁという風に思ってございます。
議員の質問 7番 藤山大
であれば、もうやらないでもいいみたいな、僕ちょっと受け止めてしまったんですね。まぁサケがあがってないから何もしなくてもいいような受け止め方、ちょっとしてしまったんですね。要は魚道整備は道の方にちゃんと働きかけて、町として予算計上をしていただく。本当にあのサケでも本当に数年前ですね、ではサケがのぼってきてましたが、近年本当に減ってきてます。そういう意味ではやっぱり、去年も川の方を整備されました。これは災害の為の整備なので、私は何の問題も無いんですが、これからはやっぱり魚を殖やしていく作業というのが一番大事だと思うんですよね。そういう意味で、やっぱり川の魚道なり、その辺はちゃんと整備していかなきゃならないと思いますが、この辺に対してももう一度お伺いします。
町の答え 町長 鳴海清春
あの、先ほどらい申しますけども、魚道で影響のある魚類て言いますか、我々としてはですよ、それを生業としてる方々が少ないというのが、まず認識いただきたいなと。それで、我々としてはですね、やはり河川、やはり川からですね栄養源を海に送り込むことがですね、魚類の生態系としては私は大事ではないかなと。それで、婦人部など協力頂いてですね、植樹を行ってですね、なるべく土砂は流れないで栄養源を流すようなことをしてございます。確かに魚道、ダムが出来ますと魚道は必要であります。それはあくまでも内水面の方のイワナだったりヤマメの関係が中心でありますので、サケについては先ほどらい申しましたとおり、峠下に北海道サケ・マス、渡島サケ・マス増協ですけども、うちの組合長が代表やってますけども、その中で何故福島に出来たかという経緯も、これご承知かどうかわかりませんが、要するに道東なりですね噴火湾あちらの方がですね、なるべくサケを主産業としてる町村があります組合があります。そういったところがですね、南から放すことによって自分らの水揚げが上がるという思いの中で、応分のお金を出資してですね、投資してですね、施設が出来たということでありますので、我々、決してですね、それを望むとか望まないの問題では無くてですね、我々としてもサケが定置がいっぱいあった時はですね、やはりサケの放流なり色んなことをしました。ただ、現在のその漁業体系からいきますと、そこに依存している方々が少ない状況のなか、まぁ水揚げを見てみれば、まさに一目瞭然でわかると思います。サケという項目もありませんし、そういったなかでですね、我々としては今、主産業である明日あたりから始まる昆布をしっかり守って行くことがですね、浜の生産10億を確保することの一番大事なことではないのかなぁと思ってますので、そういったことの水産政策を中心にやらせていただいてる。ただ、今あります魚道についても、確かに頭首工のとこについては私も水産担当した時に知ってございますけども、一度直した経緯があります。ただ、管理自体がですね、北海道だったり国だという形のなかで、我々がな- 12 -かなか手を染めれない分野もありますので、そういったなかでですね機能してないものについては、しっかり要望行為の中でですね、回復していただくということについては、やっていきたいと思ってございます。また、魚道研究会の時、私も参加をさせていただきました。あれは一時的にですね、簡易的なものを作って少し上にお魚が上るような物を作ったらどうだという形。また、どちらかというとその土木系の方々が会員に入ってますので、そういった構築物の研究会だったり、色んな形でボランティアという形でですね、やられてございますので、今、議員ご指摘の点についてはですね、しっかり北海道の方にも要望する形を取っていきたいと思います。ただ、あそこの頭首工についてはですね、少し佐藤議員も承知のとおり、桧倉の方の農水を確保するために作ってると、並行してやってございますので、なかなか水産分野と農業分野と治水関係とですね、なかなかこう複雑に、こう絡まってですね、簡単に要望してもなかなか出来ないというのは、さっき課長から説明をさせていただきましたけど、ちょっと複雑なものはありますので、その辺は少しご理解いただきたいなと思っております。ただ、鋭意我々としても、しっかり要望は展開していきたい、そのように思ってます。
議員の質問 7番 藤山大
魚道については、北海道の方に要請しっかりしていただいて、町として出来る範囲のことは手伝っていくようお願いして終わりたいと思います。