みんなの議会

せたな町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月8日

先に提出している案件につきまして

聞いた人
真柄克紀 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 真柄克紀

発言の許可をいただきましたので、先に提出している案件につきまして、一般質問をさせていただきます。1問目の質問、まちづくりから福祉までいろいろな関連が絡む内容の質問になろうかと思いますので、その辺につきまして、若干答弁者の方々にもご理解をいただきながらですね、質問をしていきたいと思います。今年4月末のせたな町の広報によりますと、せたな町人口8,315人、2月末までは8,411人、3月4月という一定の要素もございますが、いずれにしても2か月で約100人近い減少となっております。1か月平均でいきますと、50人。この傾向をずっと見ていますと、1か月のうちにそんなにかと思いましたが、数字から見ると本当にそういう形で、急激に人口減少の激しさを広報からも読み取ることが出来ます。大変あれなんですけれども、このままでいくとですね、本当に8,000台が今年度、来年度中に8,000台が終わるのではないかというような心配すらされるところでございます。また、平成29年度の高齢化率。これは、せたな町高齢者保健福祉計画の資料からいきますと、43.6%と推定されています。住民の半数以上が65歳のいわゆる限界集落という形にまでは至りませんが、2015年の時点で全国では17.7%とされていますが、当町ではこの43.6%という数字は、ほぼ限界集落に近いという形の人口構成になっているとは、残念ながらそれが現状であると私も思っております。町は今までに、いろいろな分野で英知を発揮し企画力を発揮し、多面的な情報を取り入れながら、人口減少と地域の活性化、それに対して積極的に取り組んでいることは、私たち議会にも報告され、その各職員の努力には敬意を表するところではございますが、今言ったところの、この根本的な高齢化を含めた地域振興の問題点はなかなか抜本的に解決する状態にはございません。私は、今町が進めている各種事業の継続展開はもちろん最優先をして行われるべきだし、努力していただきたいと思いますが、またそれに加える形で何かちょっと角度を変えた考え方も取り組んでいかないと、本当にこのせたな町自体の今後について大変な不安を感じているところでございます。これは私たち議員としてもですね、町の提案に対して議決はした中で、それからそこに対して継続して、きちんと問題提起していくことをきちんと考えると、委員としての責任を私も感じておることも事実でございます。この高齢化に対しても感じております。そのような観点から、町長にお伺いいたしますが、いま地域創生という形の中からも、まちづくりの中で、地域創生会議の提言を受けてということはございませんが、2015年12月に纏められた、継続的にケアを受けられる高齢者共同体の地域構成による活性化。これは頭文字を取ると、「CCRC/コンテニューケアリタイアメントコミュニティー」要するに、高齢者で退職したあとでも、きちんと安定した形で、住み続ける地域を官民共同で研究しながらそこに、その参加した高齢者を含めた中の新しい活力を想像していくという、そういう事業でございます。当然、この言葉の目的じゃないにしても、町としてもそういう形の必要性を感じながらいろんな形で、保健福祉課あるいは病院関連、それから町民課も含めて、いろいろな分野で検討されていることは理解してございますが、先程来言ったように、こういうような形の高齢化と過疎化、それでなおかつ、若い方々の働く場所のやっぱり想像がなかなか不可能だという形の中では、このような新しいというか、取り組みを町としても総合的な形で、ぜひ考えていく時期があるし、そうでなければ先日、町の方で、介護研修者に対する補助あるいは、今日の新聞でも、この頃その記事が奇しくも関連していて載っているんですが、妊婦さんに対する医療補助に対する評価等も載っております。大変せたな町の話題については多いんですが、そういう形の中で今年の成人式はですね、町長40数名の方が成人式に望まれるというふうにお聞きしております。その方々の、今後の進む道についてもですね、そういう形のここに定住していただくという形の仕事を作るという観点から言っても、今いうところのCCRCという基本的な考え方ですね、こういうものを取り入れていく必要があるのではないかということで私は、お互いにそういう形で認識を共通出来ればですね、さらに次の段階の研究が進んでいくのではないかという形で提言させていただいて、今質問をしているところなんですが、その点につきまして、まず、このこういう国の動きとタイアップした中で、これ資料によりますとですね、2016年の段階で道内には道を初めてとして、39市町村はそれに取り込もうとする意思を示しているという数字が載っております。私が今日質問をする前に、町の方でもそういうな正式な形がなくても、動きがあるかどうか分かりませんけど、この辺について、また町の方でも今までにも、そういうな形で研究なり何なりされている経緯があれば、それも含めてですね、完全にこの分野に分けて研究している形にはならないとは思いますが、先程言ったように、こういう考え方でも取り組みの必要性の町の考え方と、それから今の段階で、これについて、もし何らかでも研究している点があれば、それについても重ねてお伺いして、1回目の質問とさせていただきます。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは、真柄議員の質問にお答えをいたします。生涯活躍のまち構想、いわゆる日本版CCRC構想は1970年代にアメリカで増え始めた高齢者地域共同体をモデルとして、国が平成27年12月に纏め上げた構想であります。この構想は目指しているものが3つあります。まず1つ目は、都会の高齢者が地方へ移住し、これまで同様あるいは、これまで以上に健康で、アクティブな生活を送りたいという高齢者の希望を実現するということ。2つ目は、高齢者の移住や定住によって、地方への新しい人の流れを作り、移住した高齢者が積極的に就労や、社会活動に参加し、地方の活性化に資すること。3つ目ですが、今後急速に高齢化が進む東京圏・首都圏の医療介護人材不足などの高齢化問題これに対応するということになっております。議員も読まれているというふうに思いますが、5月31日付の北海道新聞朝刊に官民共同で介護付き有料老人ホームを開設した厚沢部町の取り組みが大きく掲載されておりましたが、その記事の中で札幌学院大学の川西教授がCCRCは、運営主体となる民間事業者の確保が鍵とコメントをしております。委員のご質問のCCRC構想を取り込んでの市街地の活性化については、現段階では町としては構想を持ってはおりませんが、移住定住対策や空き家バンク制度、地域包括ケアについての取り組みは既に行っているところであり、これらの事業をさらに推進し、都会でリタイアされた元気な高齢者が1人でも多くせたな町に移り住んでいただけるよう積極的に対策を講じてまいりたいと考えているところであります。また、2016年の調査についてのご質問ですが、この調査は国が行った意向調査であり調査項目の中で、日本版CCRC構想に関連する取り組みについては、当町では、今後考えると回答したことから、39市町村の中には含まれておりませんが、せたな町の現状を見ますと、町内の介護老人福祉施設入所状況は、常にほぼ定員を満たしている状況であり、一方介護職員を含む現場スタッフの慢性的な人材不足もあるため、東京圏からの高齢者に来ていただけても、対応できないというケースが出てくることも考えられます。いずれにいたしましても、運営主体となるノウハウを持った民間事業者の確保が出来るか、民間活力を活用しての取り組みが展開していけるかということについて、これからしっかりと考えてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解を願いたいと思います。

議員の質問 8番 真柄克紀

今、町長の答弁がございましたが、奇しくも私もそのようなこういう議論をこの場で出来るという前提の基に、今日は質問をさせていただいているところでございます。確かに国のいうところの3つのいろんなパターンだから、このCCRCというのは、いろんな地域おこしのパターンがあって、形はないと思うんですよね、すべての固定した形はないと。今、先ほど町長がおっしゃったように、各町内の関係機関も含めて、努力した中での地域の活性化についてはそのとおり、それも進んでいる基本的な状態の基礎になるとは私も思います。ただ、この問題だけでなく、私も何年かに亘って私質問をさせていただきますが、その市街地における活性化なり、市街地のエリアに対するところの町有地も含めた有効利用あるいは、先ほど町長の質問では、仮に施設があったとしても、介護の要するに労働者不足の中では、大変難しいというお話ございましたが、私が最初に高齢化とそれから限界集落の話をしたのは、今の段階では、何とか施設は間に合っているしというふうなお話でしたが、現実はあと5年後になったら対象者は、今の施設の中でクリアできるかといったら非常に難しい問題も出て来て、ますます高齢化も進んでいく訳ですから。それと、今日正式に取りまとめの資料机にありましたけれども、それ見る前にちょっとあの、これ見させていただいた中でも、これ町長やっぱりね、ここに出てくるところは、圧倒的に保健福祉医療の施設なり、それから技術的なものが充実していて、いつまでも安心して住める町づくり、これはダントツで出て来ている訳ですよ、それからいきますと私はここの町に出来れば、その各地から健康でありながら、ここで終の棲家としてここに、自分の次の活路を見出すという意味でのそのCCRCという方々をぜひ、こちらに呼び込むための努力をお互いにしていこうじゃないかという意味でお話している訳で、その中にはたぶん私たちの想像を絶するようなある意味での経験なり、それから人生経験を積んだ方々もきっといらしゃると思うんです。ただここのところで、各地もいろんな形でその地域をアピールしてますが、私が一番求めるところは、この厚沢部の方式ですけども、あれは厚沢部は他の民間の機関と提携して、むしろ民間活用を利用して、そこにその活力を生み出していくと。私も、うちの町それで構わないと思っているんですよ。これから違う形で質問しますけど、今の町の置かれている経済環境ならびに公的に色々な期間等の問題点を含めた中で、なかなかこれ以上町がですね、また主体となって、これを進めることはなかなか難しい。ただ応援なり、ヘルプすることは当然していかなければならないし、私は厚沢部のやり方が良いとは言わないけれども、あれに近い形の民間活力のある施設が出来るようになれば、大変な結構なことであるし。町長おっしゃっておりますけども、北部檜山の中ではいろいろありますけども、当町が民間病院なおかつ公的病院を持った中で、仮に移住してくるとした場合に、やはり医療施設関係の素材の面からいったら、うちの町というのは、1 番容量的にも多い訳です。だから、そういう事を総合的に勘案しながらですね、私はそのむしろ民間のそういう力を持ってきて、それは地元の方々ではなくて、あちらから来られる方々がそこに入所することが可能かもしれませんが、厚沢部辺りのものを例として見ていますと、それがすべてかどうか分かりませんけども、やっぱり、そのうちから地元の中でもそういう形に入りたいという希望者も結構おられると、これはいろいろな会社もございますから、そういう中で、現実問題として、介護度がその施設が出来たことによってぐっと下がっていると、こういう形もあるわけですから、私は出来れば、これを機会に町長もCCRC自体に関しては、必要な検討課題だという事であればですね、私はぜひ、民間活力を利用して地域の活性化と若者の定住促進尚且つ職場の環境作りというのは、どんどん研究していくべきだと思うんですよ。その点につきましてですね、再度それも出来るだけ早くやっていかないと、今いうところの今年45人、来年何人になるかわかりませんけども、そういう成人の方々にも、うちの町でもそういう働く場所を確保できる可能性があるんだということを示していかないと、なかなか若者に定住して残ってくれと言っても難しいですから、そういう事をまちづくりの分野からぜひ、考えていく必要があるんじゃないかと。尚且つ民間活力を利用して、ずっと十年来、空いている所の市街地の町有地。これに対してもそろそろ、活用をきちんと示していかないと、単なる駐車場の集まりかという形で終ってしまうんじゃないですかという危惧もしていますし、何とかそういう3つぐらいの大事なテーマを基にですね、この考えに真剣に取り組むべき時期に来ているんじゃないかと思いますが再度、お願いしたい。そして、先程から言っていますように1つのそういう施設が出来ることによって、張り付く若い方々の職場をいかに作り上げていくかということ。これは、行政としての最大責任だと思いますので、その辺についても、再度考え方をお伺いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは、お答えをさせていただきます。少子高齢化人口減少という大きな課題に、今直面している訳ですが、この課題を解決するための方法としては、さまざま考えられるということでございまして、今真剣に取り組んでいるところであります。その例としては、もちろん産業振興もそうでありますし、企業誘致ということもそうであります。魅力ある町づくりを進めることによって、このそうした方々が当町に定住していただくというそういった取組が必要だというふうに思っております。議員もご紹介されました町民アンケートの関係でもですね、医療・福祉あるいは教育と、そういったものの充実ということが高い割合を示しているということからもですね、こういった取り組みも必要というふうに考えております。民間活力の利用ということに関してはですね、当町も大きな病院ももちろんありますし、また現在建設中の風力発電といったものもございます。また今回もサービス付き高齢者住宅の整備計画というのもございまして、そういった民間の活力の導入ということについては、随分そういった動きが最近出て来ているということでございます。これらによる雇用の拡大といいますかね、そういったものも当然進んでくるところでございます。そうしたことを積み上げていくという事での、この定住促進対策というものがうちの町で積極的に行っている方向ということになりますが、CCRCはそれも一つの方法ということでありますので、これら総合的にですね、町としては考えてまいらなければならないと、ただ、今CCRCをすぐに進めるという状況では、そこまで機は熟していないということでありますので、これは今後真剣に勉強させていただきながら、今そういう事に向かって進めていけるのかどうかということもですね、これは民間事業者の力が大きい所でありますから、そういった相談をさせていただきながら、それが可能であるかどうかということについても、これからしっかり研究をしてまいりたいというふうに思います。人口減少、非常に進んでおります。しかし、人口減少と高齢化率は、どんどん高くなっていく訳ではありますが、高齢者人口の方は、それほど落ちていかないというこれは、高齢化率が高いという事情もありますので、平成30年、35年辺りまでは、高齢者人口が減らないという状況にありますので、なかなかそういったこの福祉施設についての需要も引き続き、強いものがあるんだろうというふうに思っておりますので、そういうのはしっかり町としても、そういった方々が安心して、せたな町にこれからも住めるように、そういった配慮も欠かすことは出来ないといったことは考えていかなければと、十分頭において町政運営していかなければならないというふうに考えているところではあります。

議員の質問 8番 真柄克紀

町長の今の段階での町に対するいろんな定住を含めた取り組みという話では、大体そういう形の中で事業は進んでいるというふうに私は理解をしています。それはそれで結構だとは思いますが、ただ先程も言ったように、今後いろんな分野を含めて検討していきたいと言いますが、これは各他の自治体もやっぱりその必要性を感じた場合に、取り込まなければならない課題だと現実に檜山の中でもそういう形が出ている訳で、先程来、私言ってますけども檜山の中でもこのせたな町に関してはそういう温泉も含めて医療関係も含めた中でうまく提案していくと、民間のその事業者も含めてさらに、町長は常に東京なり何なり出向きながらいろんな形で医療法人ともパイプがある訳ですから、そういう中でいった時にそういう地域で町がある程度、支援した形であればそういう形の中に参加して、そこで事業を展開しながら、その地域の高齢化なり、それから福祉に役立てたいという業者もあるのではないかなと、私は町長の行動範囲からいったら、そういうようなコンタクトをこれからでも取るような、そういう方々ともお話をして働きかけるということは可能じゃないかと思うので、出来ればそういう動きを早くしていって検討課題を上げていただきたいというつもりで私、質問しております。ですから、今のCCRCについては、広域連携という考え方もあるんですね。これは何箇所かありますけれども、西胆振等では1町では無理だけど広域連携で、例えばここの場合だったら、北部檜山の医療施設4つぐらいありますよね。そういうとこと連携しながら、民間のそういう施設を持って来て、そこの中でエリア全体の福祉と定住者、その施設に入ったとしても、その定住者として普段は十分に活動しながら、地域に貢献しているって方もいらしゃるようですから、高齢者サービス住宅もそういう形では、当然機能してきますけども、いま言う中の有料の形の有効的な民間の老人ホームがあることによるメリットが町の方でも、そういう形の中で判断出来ればその研究はですね、ぜひ早くしていっていただきたい、先程から言うと、まだその時期ではないし、これから煮詰めて話をしていくということでございますが、やはり、この27年3月に出されたせたな町高齢者福祉画、これも先程も言ったように、高齢者の中にもいろんな考え方の差はあると思います。その高齢者の中にもやはり、そういう仮に有料老人ホームであっても、ゆったりとそういった形の中で暮らしたいという希望も結構ある訳ですから、それを私はそういうようなものを核にしながら何とかですね、市街地の今言うことろの活性化も兼ね備えて早急に研究を進めて、町内での議論を高めていっていただきたいと再度お願いをして3回目の質問を終わりますが、私はもうそういう事をきちんと考えていく時期に来ていると思いますので、ぜひ、町内で議論を高めて早急に、このCCRCを含めたところの地域おこしについて研究を重ねていただきたいと思いますので、重ねて答弁をお願いしたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

ゆっくり都会に住んでいる方で、定年後ゆっくり田舎で暮らしたいというニーズは当然、これあるというふうに思っております。私も上京をするたびにですね、当町にゆかりのある企業等については、お伺いをしながら、そういった機会を捉えて、そういった構想に対しての理解などをお話をさせていただいているところでありますが、なかなかCCRC構想については、前向きなお返事をいただけていないという状況にあります。先般もですね、ロイヤルの関係についてお話をさせていただきましたが、やはり難しいという話でございました。しかしながら、そういった今の状況を考えますと、やはりそういったことにもですね、これから検討していかなければならないということについては、議員の考えと同様でありますから、これからもしっかりそうした部分について進めていくべく努力をさせていただきたいというふうに思っております。町の魅力を高めることによって、町外からの定住も増えてくるということにありますので、定住対策は今、一生懸命進めておりますが、これらの充実などについてもですね、進めていって効果が上がるように、そういったことと併せてCCRC構想についても検討をさせていただきたいというふうに考えているところでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

出典:せたな町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月8日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる