みんなの議会

知内町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日

知中・知高卒業生のUターンに繋げる奨学金償還に対する支援制度について

聞いた人
山田顕人 議員
答えた人
町長 西山和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 山田顕人

質問事項『知中・知高卒業生のUターンに繋げる奨学金償還に対する支援制度について』ということでご質問させていただきます。今定例会に提案されている「第6次知内町まちづくり総合計画策定基本構想及び基本計画の一部改正(案)では、「UIJターンの促進」について随所に謳われ、「知内高等学校生の地元就職率向上や卒業生等のUターン就職の促進」についても明記されております。また、知内町奨学金貸付制度は、向学心と能力があるにも関わらず経済的な理由により困難なものに対し、就学の機会を与え、有能な人材を育成する目的で始められた制度として、現在まで多くの生徒・学生の就学を支援して来たものと思います。そこで、他の地方自治体においては、定住・移住の促進のため奨学金の償還に対する返済免除や返済補助制度等を実施していますが、当町においても、知内中学校や知内高校の卒業生が知内町に戻って来ることに繋がるような支援制度を実施する考えはないか、町長にお伺い致します。

町の答え 町長 西山和夫

お答えをさせていただきます。本町の人口は、昭和30年の9,735人をピークに少子高齢化による自然減と都市部への流出による社会減によって減少を続けており、この5カ年を見ても総人口で約10%、生産年齢人口で約15%減少という厳しい状況にございます。こうした環境下において、地域での人材確保は年々厳しさを増しており、企業等による事業展開の一部に影響が生じていると認識しているとともに、町の無料職業紹介所への求人登録数が増加している状況にございます。このため、地域社会の縮小を抑制するとともに、今後に向けた地域産業の担い手や社会福祉分野の従事者を確保することは急務であり、特に知内で生まれ育った若者や知内高校生として本町で学生生活を過ごした生徒の地元就職や将来的なUターン就職が促進されることは、「活力ある地域の創造」に向けて欠かせないものと考えております。一方では、経済的な理由から本町の奨学金制度や国が支援する日本学生支援機構が運営する奨学金などを利用する学生も多く、札幌圏の大学を対象に機構が実施した調査によると、学生全体の利用率はほぼ2人に1人、大学生の平均借入額は370万円となっており、就職後の返済が重い負担となっている実態がございます。こうした背景を踏まえ、町と致しましても、UIJターンの促進を図るためにも、地域産11業担い手対策連絡協議会の活動を充実させるとともに、地域産業の担い手や医療や介護など社会福祉分野等でも必要とされている若者の奨学金返済支援を検討していきたい考えであり、今後、地域企業等との調整や財政負担も考慮しながら、事業展開に繋げていきたいと考えておりますので、ご理解の程をよろしくお願い致します。

議員の質問 2番 山田顕人

奨学金返済支援を検討していきたい。そして事業展開に繋げていきたいということなので、理解したんですけれども。前にも他の議員さんが検討するだけならいくらでも検討できるということを申しておりました。奨学金返還支援をすることによってUターンは勿論のこと、やり方によってはJターンの促進に繋がると。そして若い人達が知内に戻ってくる動機にもなると。そしてまた人口減少や少子高齢化対策、少子化対策の1つの手法なんだろうなというふうに私は考えております。奨学金返済支援を事業展開する、そしてその内容を検討するということで理解してよろしいでしょうか。

町の答え 町長 西山和夫

現在、UIJターンに関しましては、知内町独自で知内町の支援事業として知内町移住就労者支援事業、そして、または知内町の定住・移住に関するプラットフォーム事業、そして農業、次世代人材投資資金経営開始型、そして知内町地域産業担い手協議会という中でUIJ、またはUターン、Iターン、Jターンそれぞれ促進をしているところであります。そして今、議員から質問あった内容については、先般、札幌圏を中心に11市町村が修学金制度を連携して行うということで、それぞれ企業も出資した中で2分の1ずつ行政も支援するという制度の仕組みで動き出したという話が担い手協議会でも出まして、それで知内独自でどうなんだということをこの何日か検討してきたところでありますけれども、将来的な展望として有効なんだろうなと思っております。それで今、札幌方式がいいのか、近隣では北斗も給付型で今、進めているところでありますし、また、日本学生支援機構ですか、それに対してはそれぞれ制度の中で、最大900万の中で予算を持って月1万を上限に12か月、最長で5年間という制度の中で今、今年度から、次年度からスタートする計画になっておりますので、それらをどういう形がいいのか、知内独自で知内の奨学金制度を給付型に変えていくのか、それともそれぞれ連携しながら削減したり、支援したり、減額したりですね、そういう方向でいくのか、これから議論を詰めながら進めていければなと思っています。また、企業と2分の1ということになれば相手方もございますので、その辺を慎重に詰めながら最終的に町独自なのか、企業と連携した中でこの知内の担い手不足を解消する事業に繋げていくのか、それはじっくり考えないとなかなか巻き込んでもできないだろうし、単独の中でやるとしてもどこまで膨らますかという財政的なこともございますので、それらを慎重に見極めながらこれから各担当と検討していきたいと思っています。ただ検討、検討ってことで、ただ議論するだけなら始まりませんので、前向きに考えて是非次年度は間違いなくスタートできればなと思っています。また、今年度も補正の中で対応できるということであれば、補正の中で対応していくような強い気持ちでいきたいと思っています。12

議員の質問 2番 山田顕人

ありがとうございます。今年度、若しくは来年度には実施していきたいと。やり方的にはいろいろあるかと思います。財政負担もある訳ですから、若者が町内に残って、しかしながらですね、税金を納めてもらう。近い将来の投資というような考え方でも私はいいんだろうというふうに思っております。なにせね、この前、町長も参加されておりましたけども、知内高校の高校生と議員とのワークショップの中でそういう奨学金が返済免除になれば知内に戻ってくる動機にもなるし、子ども達も助かるんじゃないかと、そして知内に戻ってくるような流れになるんだろうというような意見もありましたのでね、今回、高校生の意見としてね、私もこれ今回させてもらったんですけれども、近隣市町、北斗さんの関係なんですけどもね、北斗さん実際の話は、当町よりも交通の便もよく買い物エリアもあります。そして、当然ながら働き口も多い訳ですけれども、魅力的な町、魅力的な施策しているというところもございます。町としてはですね、確かに先ほど言いました財政負担もありますので、いろいろ考えなければならないところもあるんでしょうけれども、ただ、知内に戻ってくる方の場合により返済免除だとか、支援をするだとかそういう流れがいいんだろうなというふうに思うんですけれども、今、北斗さんの話出ました。北斗さんよりも魅力的なものにしていただきたいなというところもありますけれども、その辺、町長もう一つお考えお願いします。

町の答え 町長 西山和夫

今、議員からいろいろご提案ありました。北斗に負けないような奨学金制度ということで、いろいろ北斗市も成績だとかいろいろ条件の中で考慮して、それぞれ提案をしているところであります。確かに地元とすれば、これから担い手大変重要なことでありますし、各企業そして介護だとかいろんな分野で必要な有効な人材をどう集めるかということで、今、苦慮しているところであります。それぞれの企業の幹部高校生、医療関係の指導者的な要素も随分これから必要になってくるだろうし、そこをどうやって吸収して我々の町に帰ってもらうか、そしてまたUIJターンの中で町外以外からも優秀な人が集まるかっていう、そういう工夫というのはこれから必須だと思っていますので、これからどう対策を講じながら、知内の魅力をアピールしながら、また、企業にそうした優秀な人材が集まるか、それらも考慮しながらこれから確実にそうした人が知内町に戻ってくる、または来ていただくということを前提にですね、各課また教育関係とも協議しながら対応策を考えていきたいと考えております。

議員の質問 2番 山田顕人

人数的と言いましょうかね、年間どのくらいの方が奨学金制度を使っているのかというところもあるんでしょうけれども、今、先ほど言ったようにね、向学心と能力があるにも関わらず経済的な理由によりというところがおそらくあると思うんですけれども、その辺りの所13得の制限だとかもあるんでしょうけれども、その辺のものを使いやすくするような所得制限の軽減だとかいろいろと考えていただいて、若者がこの町に戻って来るような流れを作っていただきたいなというところで、私の質問を終わらせていただきます。答弁要りません。

出典:知内町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる