みんなの議会

江差町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日

新型コロナワクチン接種事業は検査拡充と並行で行うこと

聞いた人
小野寺真 議員
答えた人
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 小野寺

一般質問を行います。明日3月11日であります。我々議員としては、10年前、3月議会の最終日に3月11日を迎えました。本当に忘れられない日であり、この10年間、我々議員としても台風、地震、そして豪雨による河川氾濫、土砂災害、全国的にもまた北海道でも連続の10年間でありました。私は今回2つの質問。この10年間の教訓が、特に地方自治体として何だったのか。その観点で聞くことにしております。新型コロナワクチンにせよ、また、自然災害にせよ、自治体としてしっかりと危機管理、事前にその危機をしっかりと把握して、その対策を可能な限りとっていく、そのことについて、大きく2つ取り上げるものであります。最初に、新型コロナワクチン接種事業は、検査拡充と並行で行うこと。このように取り上げました。先ほどの補正でも取り上げましたが、今、町民の中には新型コロナへの終息の有力な手段として、政府も何回も言っておりますが、ワクチンへの期待がある一方、町民の中でも不安の声も少なからずあると思います。ワクチンは感染終息への有力な手段だとは私も思いますが、今色々伝えられております、未知の問題が多く抱えており、ワクチンの効果が長期にわたって続くかどうか、これも分かっておりません。今、新たに変異株、変異ウイルス、この中には抗体が効かないといわれている逃避変異もあるとの指摘、また、ワクチン接種が始まっても社会全体での効果が確認されるまで、かなりの時間がかかるという指摘、これもあります。先だって、今月の5日の衆議院予算委員会の審議で、政府分科会の会長尾身茂さんがいみじくも言っておりました。年内に人口の6割、7割がワクチン接種を受けると仮定しても、おそらく今年の冬までは感染が拡がり、重傷者も時々は出る。そういうふうに述べまして、コロナ感染の年内の終息は見込めないとの見方を示しておりました。ワクチン頼みになって、感染対策の基本的な取り組みがおろそかになったら、それこそ大きな失敗に陥ることになります。新規感染者数が減少し、検査の能力に今、余裕ができております。そういう、この時期こそ検査によって感染を抑え込むことが重要となっていると思います。特に無症状感染者を含めた検査の抜本的対策、今国会の中でも多く意見が出ており、私もその必要があると思います。政府は今、医療介護従事者、入院入所者等の関係者に対して、PCR検査等による幅広い検査の実施を進めてきており、そして特にプール検査、これは1回の検査で、例えば5人、10人分の検査も一緒にやる。そうすると費用も安くなる。これも行政検査の中で位置付けられてきておりますから、今後検査の費用も各段に安価になると思います。しかし、国が言っているのは残念ながら、感染が拡大している地域、そういうところにしか地域を限定的になっておるんです。おります。そこで、私は質問をいたします。昨年のこの道南で、渡島檜山、檜山で言いますと奥尻、11月から、函館で言いますと今年の2月初旬にみられた、道南全体の感染状況、私は先ほど政府が言っている感染が拡大している地域、大きく考えた場合、道南を一つとして、地域として考えていいと私は思います。人の流れ、仕事の流れ、観光の流れ、まさしく一体となった地域でしっかりみていく。そういうことによって、検査もする必要があると私は思いますが、残念ながら今国は広く地域をとっておりません。残念ながら検査を進めていかないのであれば、江差町として、道南が一体として広い地域で感染が拡大している、そういう状況をしっかりと掴んで、江差町内の医療介護従事者、入所者等の関係者に対して、そういう時こそPCR検査、早め早めに検査して幅広い検査の実施をして、私は感染症の拡大を防ぐ、江差町には感染者が一人もいない。そういう状況を是非作っていくべきだと考えております。町長の見解を伺います。

町の答え 町長

小野寺議員の1問目、医療介護従事者入所者等の無症状者に対するPCR検査等の実施についてのご質問にお答えいたします。議員ご承知のとおり、厚生省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、令和2年12月25日付事務連絡で都道府県に対し、クラスターが発生している地域における感染が生じやすい高齢者施設等の検査については、積極的な実施を要請しており、更に令和3年1月22日付の事務連絡で、複数の検体を混合して実施する検体プール法や感染予防対策の継続を徹底すること等を一定の要点化における無症状者に対する抗原簡易キットの使用の2つを行政検査として新たに実施可能とし、より積極的に行うようにと、感染拡大防止クラスター発生防止の強化を要請しました。当町においては、高齢者施設等の感染拡大防止策として、2月4日に開催した高齢者福祉関係者とのまちづくり懇話会において要望されました、高齢者施設への新規入所者に対するPCR検査を3月1日から実施することといたしました。これにより、新たに入所する方を発端としたクラスターの発生を未然に防止できることを期待しております。議員がご指摘の医療介護従事者等の無症状者へのPCR検査等の実施でございますが、ご承知のとおりPCR検査は、検体採取時点での感染の有無を確認する検査であり、検体採取した翌日に感染するということもあり得るということを考えますと、感染拡大防止を目的とした場合には検査間隔をどうするか、いつまで続けるのかという課題があると考えており、実際に検査を実施している自治体も検査回数、間隔はバラつきがある現状であります。検査結果で陰性と保障される期間は1日だけで、費用対効果が低いという意見もございます。PCR検査が一定程度の感染拡大防止効果があるというふうに考えてはおりますが、町といたしましては、感染拡大防止対策全体を進めていく中で、高齢者施設等に対するより効果的な感染拡大防止対策を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解願いたいというふうに思います。

議員の質問 小野寺

新規事業で、新規入所者へのPCR検査、これについては、半歩といいますか1歩といいますか、この点については評価いたしますが、無症状者が今大きく感染を拡げている、そういう状況で少しでもクラスターもしくはクラスターではない、そういう部分をおさえるとして、この検査の必要性について、先ほどの町長の答弁は検査をしない理由を述べている。今それはもう全く、ほとんどですね、学会等では少数派の意見であります。当然、私の主張は検査を、例えば1回やればいい、そんなもんではないです。最低でも本来であれば1週間に1回。1週間に1回やらなかったらすまない。ですから、費用でいうと莫大な費用になります。そういう点で、先ほども言いました町長もおっしゃいましたけれども、プール方式もしくは抗原検査等も駆使しながら、本来であればそれが行政検査でやるべき、でも残念ながら行政検査でいかないとすると町でどうなるか、ということなんです。町長の答弁はまさしくやらないための理由を述べていたにすぎませんが、再程町長のご紹介のあった医療介護福祉団体との懇談の中で、先ほどの新規入所者だけではなくて、要望の中には医療介護従事者全職員の定期的なPCR検査の助成について、検討をお願いすると、こういう声もありました。で、この、この要望に対しての回答これ、医療介護従事者全職員の定期的なPCR検査の助成については、現在検討中です。先ほどの町長の、いやいややらないんだと、まさしくやらないんだとは言わなかったかもしれませんが、ほとんどやらないような理由付の理由とはこれちょっと違うんですが、これどういう意味で現在検討中って言ったんでしょうか。それで、私は、先ほど前段にリスク管理の話をいたしました。昨年の奥尻を含めた檜山、それから少しずれて函館を中心とした道南、南渡島の状況。たまたま江差の方に波及しなかったのかもしれません。しかし人の動き、奥尻の感染まさしく函館と奥尻の仕事の動き、あれと同じような動きが実は江差と奥尻、頻繁にありましたご存知だと思います。たまたま感染者が出なかった。もしくは確認されなかった。無症状者で分からなかったかもしれません。私はたまたまそういうことが、たまたまでは終わらない。可能性だって出てきます。そういう時はしっかりと検査すべきだ、というのが私の主旨なんですが、改めて、この医療介護団体の回答とのちょっと整合性というのか、ちょっと教えてください。

町の答え 町長

先ほど1回目のご答弁の時にどういうふうに受け止められたか、私の答弁が少しニュアンスが違ったのかなというふうに思います。まったくやらないと言ってることではなくてですね、効果的な感染予防対策の中で考え、全体の中で考えていくというところで、これが小野寺議員が指摘のやり方が、費用対効果として効果的に感染予防拡大に繋がるものなのかどうかというを、今まさに判断をしていきたいと、いく段階にあります。そういう中では、我々も判断を、色んな、我々専門家ではありませんから、色んな状況を見聞きする中でこの対応がどうであるかということは、判断していかなきゃないのかなというふうに思います。その中で函館医師会は、函館市がPCR検査をやろうとした時に、声明を出してですね、やり方についてストップをかけたというような報道も私は目にしております。費用対効果が低いやり方だということを、医師会の方は声明を出して市の方にアプローチをしたというのを報道で私も見聞きしております。そういうことも踏まえながら、じゃあ町の予算を使ってどう効果的にこの地域、江差町内で感染予防を拡大させないような、クラスターを発生させないような対策を取り得るのか、一つの選択肢ではありますけれども、またそれをゴーサイン、これで感染予防拡大に対する費用対効果も踏まえてですね、行っていくべき事業として、まだ予算化をする、ゴーサインを出せる段階にはないと、色んなことを総合的に踏まえながら、そして今回まちづくり懇話会で出された意見等も踏まえながらですね、どうやったら効果的な対応ができるかということを考えた中の一つの選択肢として、小野寺議員がご指摘のPCR検査というのも一つの選択肢として持っていると、いうところでございますので、今後状況を見ながら、そして効果的なやり方というものを模索しながら検討していきたいと思っておりますので、ご理解願いたいと思います。

議員の質問 小野寺

町長先ほどの函館医師会の話でましたが、あの後実は、函館市長は新年度予算に向けて函館医師会、あの時副会長でしたか、の言うのもごもっともだということで改善策で出して、更なる一手を打ってるんですよ。新聞にも載ってましたよ。はい次に移ります。

出典:江差町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる

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