福島町議会 令和3年度定例会12月会議 2021年12月8日
漁港における放置船対策について
- 聞いた人
- 小鹿昭義 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春、産業課長 福原貴之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 小鹿昭義
質問事項、漁港における放置船対策について、町長に質問します。福島町内の漁港内に放置船、長期間使用されずに破損した状態の船舶や、正当な権限に基づかず係留されている船舶が目立っていると考えます。放置船の発生原因は種々あると考えますが、町として放置数量や発生原因、現況など実態調査を行っているのか伺います。2点目として、町内漁港船揚げ場は土地も広く放置船が有ったとしても支障のない場合もあるが、今後放置船のもたらす支障要因となる可能性として、①として災害時の2次災害、台風時の他の船舶や近隣住宅への被害等。②として漁業活動に対しての支障。③として火災、不法投棄の誘発等、周辺環境への悪影響及び景観の悪化。④として犯罪等に利用される恐れ。⑤として、このまま放置すると放置船が増えていく可能性があります。3点目として、放置船の所有者が処分をする場合に、行政としてその処分費用やリサイクルに対して軽減できる施策は検討できないか。以上、3点を伺います。
町の答え 町長 鳴海清春
小鹿議員のご質問に、お答えいたします。国および北海道が整備する漁港は、北海道が管理する第一種及び第二種と、国が管理する第三種及び第四種漁港に区分され、町内では第三種福島漁港や第二種吉岡漁港があり、いずれも北海道が管理し、町は漁港利用料の徴収を委託されております。1点目についてですが、町では毎年漁港利用料を徴収するための現地調査を行っており、また、漁港管理者である北海道及び漁業協同組合と共に放置船の実態調査を定期的に行っております。なお、現時点で漁港利用上支障をきたしていないことから、北海道は管理者として所有者に対し処分の指導は行っておりません。2点目についてですが、管理者が指定する船舶等の置き捨てや放置することは法律で禁じられており、また、災害等で支障が生じるような場合には、復旧、危害防止等の処分をすることが出来るとされており、引き続き、自然災害や漁業活動に支障がないよう北海道に対して対応をお願いしてまいります。3点目についてですが、財産は所有者が処分すべきものであり、漁港の利用については北海道が主体的に管理すべきものであることから、町として現段階で処分に対する支援は考えておりません。
議員の質問 8番 小鹿昭義
放置船の実態パトロールは、年に何回くらいしているのでしょうか。
町の答え 産業課長 福原貴之
放置船のパトロールにつきましては、答弁にもありますとおり、漁港利用料の徴収を委託されておりま- 23 -すので、その時点、春先に全箇所対象に調査しております。後は随時、漁港の見回りとかもやっておりますので、随時やっているという状況です。まずは、必ず年1回は調査をしてございます。
議員の質問 8番 小鹿昭義
実態パトロールの回る方は、どういう方がパトロールしているのでしょうか。
町の答え 産業課長 福原貴之
当然、産業課水産係は当然ですけど、管理しています漁協職員、それと道職員、道の振興局の水産課の職員も来ていただいたりしてパトロールはしてございます。
議員の質問 8番 小鹿昭義
私も週何回か日向の漁港を見るのですが、その係留船の床が剥がれたりしている船があるんですよ。そういうことに関しては、報告はあがっているのでしょうか。
町の答え 産業課長 福原貴之
こういう係留している船につきましても、所有者を特定できておりまして、船舶の処理だったりとかは漁協と共にお願いをしているところであります。
議員の質問 8番 小鹿昭義
漁師を廃業しているが船をそのまま係留している船もあります。その時、持ち主と北海道または町とこれらの連絡は取っているのでしょうか。
町の答え 産業課長 福原貴之
道の方では、答弁書の方にもありますとおり、どうするという、まだ指導まではしてございません。ただ、漁協さんの方でも内容を把握しておりますので、漁協さんの方からも指導しているものとなっております。
議員の質問 8番 小鹿昭義
福島町では、あまり魚も獲れていません。高齢者も多く、後を継ぐ人も少ないです。漁業を辞めて放置船も増えると思いますが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
いま漁業自体が、何て言いますか、小型船だとか大型船そのものがイカの不漁により、だんだん業態としてはきついなと。ただ、今、港の中心は養殖漁業者が大半を占めるような状況でありますので、そこについてはしっかり、先程の議員とのやり取りもありましたとおり、後継者が育っているような状況であります。あとは、議員に理解していただきたいのは、先程来申し上げていますけども、漁港の管理そのものは北海道漁港管理条例のなかに、きちっと定義されておりまして、第一義としては、やはり北海道が管理者として漁港の中はコントロールしているということは理解していただきたいと思います。- 24 -ただ、我々としては一番現場に近い形のなかで、漁港利用料を年1回徴収しますので、その実態については大体状況とらまえて、常に、我々が行けない時は漁協の職員も常に陸上げだとか、色んな形のなかで現状を見ていますので、そういった情報を共有しながら、北海道さんの方にはきちっとその旨報告してございます。そして、管理条例のなかの第8条の中に放置物件の処分に関する除去命令というのも出せるようになっているんですね。ただ、北海道さんは今のところ福島漁港の中ではそこまで酷い物は無いという解釈のなかで、まだ強制的なとこまではいっていないというのが多分実態でないのかなと。ただ、いま心配されるように、これからどんどんやはりそういった高齢化して、廃業して、解体までちょっと経費が掛かり過ぎて放置されるものも散見してくるんだと思うんですよね。そういった時には多分、北海道としては法律に基づいて、しっかり処分行為をしていただけるんだと思いますので、そこの連携については我々やはり現場を預からせていただいていますので、それについてはしっかり北海道と連携しながらやって行きたい。そのように思っています。
議員の質問 8番 小鹿昭義
現在、漁港内に停泊している放置船は、たぶん船舶保険に加入していないと思われます。災害時に破損した場合、燃料が漏れた場合の処理はどうなのか。また、船体が破損した場合はどうなのか。教えてほしいと思います。
町の答え 町長 鳴海清春
福島・吉岡、白符漁港も福島の分港になっていますので、そういったなかで多分ある程度状態が良くない船というのが20隻ぐらいあるんではないのかなという風に我々認識してございますので、その船の状況によっては、登録されて放置されているものと、登録も外れて放置されているものと色々あると思うんですね。その中に、保険適用になっているものがあれば、なっていないものもあります。ただ、一義としては、所有者がまずその管理の責任者でありますので、当然何かしらの事故があった時は、その所有者が責任を負うということがまず一義だと思います。それで、保険が対象としている船については保険適用されて、補填はできるのだと思っていますので、なるべく我々としては、あまりそういった事のないように、色んな形のなかで、北海道さんの方にもきちっとコントロールしてもらう。また、我々も年に1回町村会の組長さんの勉強会というとこに色んな形のこういった問題も出ることがあるんですよね。だから、各地の町村の状況も含めて、しっかり北海道も管理者とはいえ、そんなに職員が四六時中、漁港を見回ることは出来ませんので、そういったなかで例えばこういう事例が発生した時には、きちっと対応してくださいという提言もして行かなければならないのかなという風に今日質問を受けて感じてございますので、またそういった機会を通じながら、我々の課題となるようなことがあれば、しっかり北海道さんの方に提言をするような形を取って行きたい。そのように思っています。