福島町議会 令和3年度定例会12月会議 2021年12月8日
婚活事業を町として行ってみては
- 聞いた人
- 藤山大 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春、企画課長 住吉英之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 藤山大
通告に従い、一般質問をさせていただきます。婚活事業を町として行ってみては。町長に伺います。全国的に、人口に占める高齢者の割合が増加する「高齢化」と、出生率の低下により若年者人口が減少する「少子化」が同時に進行する少子高齢化社会となっております。町においても、少子高齢化が進み、20歳から64歳までの比率は約40パーセント、高齢化率が50パーセントを超え限界集落の状況になっている。町の事業として、暮らしを経済的な面から応援することで、若者等の移住や定住を促進するとともに、地域の宝である子ども・子育てを支援することにより、活力と魅力のある地域の再生、人口減少に歯止めをかけるための妊産婦安心出産支援事業・出産祝金交付事業等の少子化対策及び定住促進住宅等奨励事業等の定住対策を行っている。今までの流れでは、子育てから定住までの取り組みは出来ているが、前段階の結婚に至るまでの対策がないと思われるので、出会いの場として婚活事業を行ってみてはと考える。例として、神奈川県では地域の婚活イベント・結婚相談サービス等を行って地域の活性化や少子化対策、人口増の狙いで他の都道府県から広く人を集めている。コロナ禍の中の婚活事業については、SNSによる批判・心ないコメント等、プライバシーの侵害となる懸念もあるが、少子高齢化に歯止めをかけるためにも町長が先頭に立って音頭を取っていただきたいと思うが、いかがか。
町の答え 町長 鳴海清春
藤山議員のご質問に、お答えいたします。町では、平成28年度に第5次福島町総合計画に基づき、若者等の交流機会の提供の場を創出するため、福島町異業種交流実行委員会を設立し、町内外の多様な仕事や家事に従事している者同士の交流機会を提供するとともに、より多くの方との情報交換ならびに親交を深め、交流の促進に努めたところであります。しかしながら、実行委員会設立後に交流会を1回開催したものの、その後の活動の広がりもなく、活動が低調なことから平成31年3月に実行委員会を解散したところであります。このような組織の設立については、行政主導によらず、民間団体の自発的な行動によることが継続性が確保されるものと思います。少子化の原因として、未婚化の進展および晩婚化の進展等が指摘されており、その背景として仕事と子育てを両立できる環境整備の遅れや高学歴化、結婚、出産に対する価値観の変化および経済的不安定の増大等が要因であるとされております。少子化対策としては、結婚・妊娠・出産・育児の切れ目のない支援が重要であると認識しているところでありますが、婚活イベントなどについては、これまでも多くは民間団体等が主体となったイベントが中心となっており、こうした人数が町内にどれだけあるのか不明なことから、現状では町主催のイベントの開催は考えておりませんが、町内の民間団体が主体となって開催する場合は、町としても応援してまいりたいと考えております。
議員の質問 7番 藤山大
福島町で異業種交流が実行委員会が設立され、平成31年3月に解散され、1回のみの開催で、内容としては婚活イベントというより町内の方との交流みたいな飲み会みたいな内容で終わっているように感じております。設立当初の目的としては、普段出会う機会の場のない方に提供しながら、そこから発展させて行くもので設立されたと思います。実績・効果・成果があったのか。それと、なぜ解散に至ったのか。町長なり担当課でも、もしよろしければ説明お願いします。
町の答え 企画課長 住吉英之(企画課長は2022年9月まで)
異業種交流実行委員会の実績効果というようなことでございますけども、設立したあとに、今、答弁にもあったとおり様々な仕事を持っている方、それと一般の方々との交流を深めて、場を提供をするということで実行委員会を設立したわけでございますけども、ここのなかにはそういった異性の方々と交流する場を創出することによって、結婚までとか、そういったところまで発展を出来ればいいかなというような思惑というか考えもございましたので、そういったことを目標に取り組んではきたところでございます。ストレートに婚活の実行委員会とかっていうことになると、なかなか参加をするという、参加に拒否反応する方もいらっしゃるので、異業種交流実行委員会というような名称で立ち上げて活動したところでございますけども、一度、実行委員の皆さんに集まっていただいて、その時はバーベキューパーティーというような形で交流を深めたところでございますけども、その時には参加をしていただいた方の交流は深めることは出来たのかなという感じはしてございますけども、その後、次、じゃあどういった形で交流を深めたり、イベント等を開催して、その交流を深めていくというところが、なかなか次に繋がっていかなかったというのが実情でございまして、答弁の中でも書いているとおり、自発的にこういった会が立ち上がってやられるという様な形であれば、もう少し活動の方も深まって行ったのかなという様な考えは持ってございますけれども、何分、行政の方からお願いというわけじゃないですけれども、行政の方が主導で立ち上げたものに対しては、少しやはり我々の主導で立ち上がったものに対しては認識の違いというか、自発的なところのそういった違いがあるのかなということで、なかなか次の活動に繋がって行かなかったというところで、実際イベント活動した後は、役員会というか、そういったことは何回か開催しましたけれども、その後の交流の場をつくる様なイベントまでには発展をして行かなかったような形のものになってございますので、その後解散を皆さんと協議して、解散に至ったというような状況でございます。
議員の質問 7番 藤山大
本来では1回で成果を出すというのがなかなか難しいものもあります。ましてや1回で解散するというのもどうかなと。本来であれば、2回3回と繰り返してやって行くべき事業だったかなと思うんです。本来であれば、その次、タブレットとかで資料等を配布してやって行きたいんですが、今回初めてなのでタブレット等を使わずに、口頭で申し上げたいと思いますが、例として、神奈川県で行われている自治体による婚活支援事業や婚活イベント、婚活ツアー、お見合いパーティー、結婚相談サービスを行い、それをひっくるめて「恋カナ!プロジェクト」というのが設立されています。内容としても本気で真剣に結婚をしたい、恋人が欲しいと考える人が全国から集まって、それを行政が支援援助されています。ただ、神奈川県でやって、皆さんが思っているのは、自分のところにそういう風な結婚支援がない、自治体がそういうのがないという悩みが多く集まって、神奈川県の方に結構な人が集まって行っているんですよね。町内においても跡継ぎ問題、跡継ぎ問題によって一代で終わっている方が多く見受けられます。その結果として町内経済の低迷、商店街が空家で多くなっているように見受けられます。様々な業種がありますが、漁業者の後継ぎ、昆布、漁師の方、農業者、経営者等に沢山の方々が2世代目、3世代目、後継者が居なくなっています。今、令和3年度10月現在の人口推計を見ましても、二十歳から39歳までが409人、11.9パー- 19 -セント。40代から64歳まで1,115人、比率として30.1パーセント。65歳以上が1,868人、比率として50.25パーセント。75歳が980人、比率が26.43パーセント。結構、高齢者の比率が高くなっています。結婚に至るまでのことに対して、そこは町として支援はされてはどうかと思います。結婚に至るまでの過程としては様々な出会いの場を提供、おこなってみてはと町長に思います。町においても限界集落な状況になっておりますが、町の人口を増やしていくならば町長の考え方を少しお伺いしたいと思います。私は、今回婚活事業等を行うことによって、全国から人が少しでも集まるような気はします。例えばですけど、企業誘致等があるのであれば、それはそれで人口が集まると思うのですが、今のところ考えづらいので、今回、婚活イベントとして人口を増やすための考え方を町長なりの考え方をお伺いしたいと思います。
町の答え 町長 鳴海清春
議員提言の「恋カナ」については、私もしっかり以前から興味ありましたので見せていただきましたけども、ちょっとやはり視点が違うのではないのかなと。都市部を中心に、あそこは東京圏・横浜、大きい都市がありますので、そういった方々がある程度、興味を持って参加されているのかなと。それで、行政としてそんなに多くやっているかというと、そうでもないですよね。件数的には。大体、都市部を中心にやられているというのが一般的ではないのかなという風に思ってございます。それで、一般的に我々と同じような地方でよくやられているのは、例えば農業者の後継者が嫁さんが居なくて、そういったところにお嫁さんを呼び込むとか、そういった形が一般的ではないのかなという気がしてございます。そんな中で、今、水産業の話をさせておりましたけども、いま養殖漁業者の所はほとんど後継者は子どもさんも3人、4人と生まれている方がおりますので、今そこで困っているという話は私あまり聞いていないんですよね。うちの養殖漁業者のなかで後継者が一人で踏ん張っているというところは、私の方にはあまり声として聞こえてきませんので、そこのところについては、状況を見させてもらっても問題は無いのかなと。やはり、色んな結婚まで至る出会いのなかに色々あると思います。ただ、先ほど課長の方からありましたけど、小さい町でありますので、町内のなかで最初は出会いを求めてやったらどうかという話で、1回やらせていただきましたけど、やはり狭いなかですので、色々と話が広がるということがありますので、議員おっしゃるように、例えば福島の男性の方を念頭において、例えば都会から女性来て欲しいという意味だと思うんですよね。都会の方から多く福島に来てくれるということだと思うんですけど、そこはちょっとまた違うんじゃないのかなと思っているんですよね。国立社会保障人口問題のなかで、アンケート色々しているんですよね。やはり、今時代が変わってきていますので、我々の昭和の時代と、今、中心は平成の時代の方々だと思うんですね、30歳以下ですから。そうすると、いま結構のピークは大体25歳から26歳と言われているんですね。昔は、結構20歳過ぎると大体結婚の方に傾くんですけど、今は少し晩婚化と言いますか、社会全体が女性活躍社会ではないけども、そういった形のなかで結婚をしない人が多い。その理由の一つとして多いのが、自由を失いたくないんだということで結婚をあえて望まない。そういった方もおりますし、仕事に打ち込みたい、たぶんこれは女性の方だと思いますけどね、そういった方々の傾向も従来とはちょっと違ってきているんではないのかなと。だから、行政がそういった場を設けるのも確かに必要なのかもしれませんけども、私は反対にそういうことより、しっかりとここに定着した人方に応援する今の制度で私は充分ではないのかなと今のところは考えておりますので、もし必要であれば民間、例えば商工会青年部などが中心となって、例えばそういう先程、商店街の方でどうこうという話もしましたけども、商店街の方で独身で店をたたむということでは多分ないと思いますよ。子どもさんは居るけど都会に出て行って、この地元の中で商店が厳しくなって、商業が厳しくなって、人口減少ですね。そういったなかで後継が続かなくて辞めている方がいらっしゃる- 20 -と思いますので、議員も商工会の会員でありますので、そういった方々が積極的に仕掛けていってくれた方が、私はより自由度が増して、色んな選択肢が出るんでないのかなと思ってございますので、よろしくお願いしたいと思います。
議員の質問 7番 藤山大
答弁書の方にも人口増、僕的には今回婚活イベントやったら人口増、一応そういう風な狙いも踏まえてお伺いします。この答弁書によると少子化の原因として未婚化とか晩婚化、その背景には仕事とか両立が出来ないという遅れ高学歴とかありますね。答弁書の下の方に少子化対策として、結婚、妊娠、出産、育児の切れ目のない支援は重要であると認識していると。認識しているのであれば、今の段階としては後ろの方はやっていますよね。例えばですけど、経済的な面から応援することとして、地域創生の対策として出産祝金とか、妊産婦健康診断とか、あと定住対策、この辺は後ろの方はちゃんとしたことはされているが、前段階が全くないんですよね。行っている事業として。私も今回の一連の流れからしてみたら、これが出来上がり1つの完成系、モデル事業としては私はいいように思うんですよね。例えば、今3人目以降であれば100万円というような、町では支援されていますよね。それであれば前の段階、出会いの場とそこに至るまでの結婚、その辺の支援も町として行ってみてはどうかなと私は考えます。今、1回やってみないと、チャレンジしてみないと、今のところ何もしなかったら人口が本当に何も増えない状況になりますので、チャレンジしてみてはと思うのですが、その辺をお伺いしたいと思います。
町の答え 町長 鳴海清春
議員は少子化の原因そのものに出会いがなくて、子どもが増えないから、そういうものが一番特化して、出会いの場を行政が主導して行った方がいいという意見だと思うんですけど、我々はちょっとまた違う視点で見ていますので、去年今年あたり見ても、結婚の件数というのが大体令和2年度で今13件ぐらいですから、ここ何年かでそんなに減っていないんですよね。そこのなかで今、我々はある程度子どもさんを多く産んで欲しいということで、3人目の人に対しては100万円という形を取らせていただいている。それは、何故3人目というと、1人目を産まないと3人まで行かないわけですね。だから、まずそこのところのつなぎをきちっとして行く。そして、ここにまず住んでいただくということに住宅なりそういったものを応援している。そこが出会いがないからとか、そこのところはやはり色んな価値観がありますので、あえて行政がそこまで手を差し伸べる必要が僕はあるのかなというのが、ちょっと疑問でありますし、それをして爆発的に、例えば出会いが結びに繋がるかというと1回やってみた結果としては、さほど出会いには、出会いと言うか結婚まで至らなかったというのが現実でありますので、そういう場を作ったとしてもなかなか厳しいのかなと。やはり出会いには色々タイミングがありますので、明日また極端言うと直ぐ出会うかもしれませんし、そういったものはですね、私は個人で偶発的にやった方が私は良いのではないのかなと。あまり行政がそこに口を挟むべきではないという風に気がします。ただ先ほど言いましたとおり、例えば後継者の問題だとか、色んな形でやはり町の主産業のところで、どうしてもその農業だとか漁業で厳しくて、例えばそこのところにお嫁さんがなかなか来づらいのだという状況が見えるのであれば、そこはよくやるのは農協さんだとか、漁協さんがそういった出会いの場を都会の方に行ってアピールするということはよくあるのだと思うんですよね。私は反対に、そういった方が広く意義もあるんではないのかなと。ただ漫然と全体的に結婚できない人が多いということで聞いているのかどうか分かりませんけど、私は結構出会っている人はちゃんと結婚し- 21 -ていますし、子どもさんも産んでいますので、そこまで需要というのは無いんではないのかなという気がしてございます。
議員の質問 7番 藤山大
今のちょっと聞いたら、ということは、僕は皆さんから聞いた人も出会いも結婚しなくてもいいっていう人が町長としたら大半が多いみたいな、僕の受け止め方ですね。それが今困って、現状として今困って、そんな結婚に至るまでの出会いがないから、そこを行政では私はやってもらった方が、後ろの流れはちゃんと出来ているのであれば、前の段階、一番最初もそこもやるのも大事なことじゃないのかなと思うんですよね。例えばですけど、町長が言うように、結婚何も問題ないと、そのまま行っていたら出産育児金で1人目・2人目・3人目と援助が貰えると。それで、定住対策にも繋がって行くと。そこまでは良いかもわかんないけど、前段階って全く今何もされていないのであれば、どうなのかなと。これは恥ずかしいとか云々の問題じゃなくて、出会いの場と結婚できない人が多数は私は居るように感じています。結構、いま私の中で知っている人も、例えばですけど、何か機会が無いのか、飲み会の機会があったらもしあれだったら紹介してくれませんか。僕もそういう風な立場でもありますけども、立場というか結婚もしていませんけども、そこは結構あるんですね。飲み会の席を設けてほしい。僕自身でも一人でそんなに、自分自身も何もしてないのに出来る場もないじゃないですか。そうであれば、行政がその辺のことを出会いの場の提供、その辺はした方が私は流れ的には全部いいのかなと思うんですよね。それをもう一回町長お願いします。
町の答え 町長 鳴海清春
何か何もしていないみたいなことを言いますけども、我々はある程度、結婚をして子供を産むとか、そういった人方のスタートにあたって経済負担が軽減していますので、何かその出会いがもう全てみたいな言い方をしていますけども、そうでは無いと思いますよ。出会いはやはり個人差があるだろうし、色んな形があるので、あえて行政がそこまで手を染めなくても私はいいのではないのかなということですよ。だから、私も最初この制度を作った時、企画担当に居ましたので、その時に第二弾として考えたのは、例えば結婚祝金みたいなのをやって、例えば結婚資金の経費を少し協力してあげましょうかと、そういうことも考えました。ただ、それは潤沢な財源があって、色んな施策をやれれば問題無いですけども、我々としては今一番効果的なところをピンポイントでやらせていただいていますので、何か出会いがなければ全くどうこうという話もしていますけども、実際、少子化で成功しているフランスの例を多分何回かこの会場でも話させていただいています。フランスは別に結婚どうこうにとらわれないで、ちゃんと子供を産むとか、社会的その日本と文化の違いがありますけども、何かそこだけをピンポイントにしなければ全く人口減少に繋がらないというのが、ちょっと勘違いではないのかなという風に思っていますし、先程言いましたとおり民間でもやれるわけですよね。行政でやらなきゃないというものは私は無いんではないのかなと。例えば、先程来言いましたとおり、商工会青年部なんかは特にそういったものの動きというのはしやすいわけですよね。そういった組織のなかで、自分等として積極的に仕掛けていくということは、あっていいんだと思うんですよ。それをしないで、なんか行政がやらないからどうこうって言うのは私はちょっと筋が違うんじゃないのかなということを言っているだけでありますので、是非、議員もそういう会に入っていると思いますので、提案をしているのであれば、そういったものから動いてほしいというのが我々の今の思いであります。