みんなの議会

厚沢部町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月7日

堤防敷地内の雑木処理について

聞いた人
山崎孝 議員
答えた人
町長、建設水道課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 山崎

質問3番目でございます。堤防敷地内の雑木処理についてであります。本年、台風・集中豪雨によって、西日本においては河川が氾濫して大きな被害が発生しました。本町においては堤防が整備されていますが、安心するということではありません。堤防内には雑木が繁茂しているところが多く見られます。鶉地域が大変多いようであります。堤防内において雑木が繁茂することは、堤防機能を低下させるものと考えます。学術的にはどのような理解をしたらよろしいのでしょうか。河川管理上からも堤防内雑木処理について、町長の所見を伺います。

町の答え 町長

山崎議員の堤防敷地内の雑木処理ということの質問でありますが、現在、厚沢部川は今、松園橋から上流へ約1キロ程度の河道掘削、護岸工事や本町の樋門工事及び安野呂川の樋門工事が約10億円の予算で、この10月末から本格的に今年度の工事が始まります。河道掘削により、中洲や堆積された土砂の上にある雑木は伐採されますが、河畔林の樹木の多くは自然の状態になります。学術的にはどういう理解なのかということですが、北海道林業試験場の「河畔林のはたらきとつくり方」、それと、寒地土木研究所の「河畔林の管理と流木に関する問題整理」などを参考に見てみますと、河畔の多様な生き物の育み、川を豊かにする一方で、河畔林の倒木・流木による流水を阻害する樹木など2つのアプローチから検討することが、治水上、環境保全上、維持管理上望ましい河畔林の在り方となっております。河畔林の働きにより、大雨時に川の水流の減速に寄与しながら、過度な堤防への負担軽減及び洗掘防止の役割もあります。流木についても、近年の調査では、山地由来の樹木のほうが多いとの報告がありまして、むしろ多くの流木を捕捉するなどの水防林として役割を持つことも明らかになっているということであります。しかしながら、十分な河川管理を行わなければ、災害の要因となることも理解しております。北海道の厚沢部川水系河川整備計画では、厚沢部川、安野呂川、鶉川、糠野川などが対象となっておりまして、現在のところ、厚沢部川本流や、近年に被害のあった安野呂川下流から重点的な整備を行っているところであります。堤防敷地内にある雑木等の管理については、河川管理者が行うものであり、今後とも必要に応じて、河川管理者の北海道函館建設管理部に対しまして、早期の河川整備や維持管理の要望をしてまいりたい、このように考えております。以上です。

議員の質問 山崎

町長、私が31日に一般質問書を提出しましたけれども、それから1週間以上たっているわけでありますが、こういうように私自身も、河川の雑木等々については、今回初めて議題として、指導を受けるわけでありますけれども、私はすぐ目の前がそういう現状でありますから、常に毎日のように見ておりますが、町長はこの質問出してから、しからば現地、どういう状態になっているか確認されたんでしょうか。それとも、係の人がどなたか現状を見るとか、そういう行為をされたんでしょうか。

町の答え 建設水道課長

鶉川については、直接見やすい場所じゃないものなので、あそこの清和のほうに行く橋の上と、あそこから見るとか、あとは、鶉町のほうの西鶉橋ですか、あそこから眺めると、中まで入ってはちょっと行けないので、それは山崎議員の質問の後、車で見に行っていることはあります。ただ、現状的に、先ほど町長言いましたとおり、倒木だとか、具体的なそういう、完全に水流を阻害するようなものについては随時、北海道函館開発建設部のほうに撤去の要請だとか、そういうものはしておりますけれども、今、厚沢部川の本流のほう、河川整備やっていっていますけれども、それが上っていけば、鶉川のほうの河道掘削、一部真ん中にある、堆積されている上にある雑木等の処理というものは、今年度から厚沢部川水系流域治水協議会というものの構成員として、厚沢部川水系流域治水プロジェクトというものを策定して、流域治水を計画的に推進する取組を行っているところでありますけれども、これももちろん、整備計画に基づいてプロジェクトをつくっていっているんですけれども、鶉川については、氾濫を防ぐ、減らすための対策として、既存ダム、鶉ダムの洪水調整機能強化のため、事前放流等の実施、体制の構築などが、このプロジェクトの中で取り組まれております。もちろん河道掘削だとか、樹木の水流を阻害するようなものの伐開ですか、こういうものについても盛り込まれているところであります。今後ともパトロールといいますか、そういうので、私ども、北海道の管理の川ですけれども、私どもも気がつきましたら、北海道函館建設管理部に対して維持管理の要望や、そのような河川の流水を阻害するような樹木の撤去・処理については随時、対応を町から北海道のほうに要望してまいりたいと思っております。

議員の質問 山崎

私はただ、背の低いそういうような雑木とか、そういうような状態ではなくて、大きな大木みたいになっているんですよね、堤防内。あれはやっぱり、もし今幸いにして、本町は大きな水害とか、そういうないわけでありますけれども、もしあった場合は、それが流水を阻害するような大きな原因になるんじゃないかという素人考えなんですが、そんなことを最近考えているんです。ですから、今、実際に厚沢部町にある河川敷の内にある雑木、あれは、もし万が一、大水害とか発生した場合は、本来の堤防の役割を果たせない、機能を極端に低下させるような原因があの流木じゃないかというように、私は素人考えで考えているんですが、専門的な立場から考えますと、その辺はどうなんでしょうか。

町の答え 建設水道課長

先ほど町長の答弁でもありましたとおり、学術的にということで御質問もされていますけれども、技術的といいますか、そういう雑木があることによって、要は大雨のときの水流が抵抗されて、水流が柔らかく、早く言えばゆっくりになると。そうなると、築堤にぶつかる流速が遅いものなので、町長が説明しましたけれども、築堤が洗掘されたり、そういうことが少ないということと、あと、逆に流木等がその木に引っかかって止まるというようなことの役割もあるというようなことで、何でも切ってしまうということには学術的にもならないと。ですから、先ほど言ったとおり、そのような当然、川の働きといいますか、そういうものと、あと維持管理の両方のアプローチから、必要でないものは伐採とかも必要ですけれども、残さなきゃならないものは残さなきゃならないというように考えていて、そのような形で北海道のほうも、鶉川は北海道が管理している河川なので、定期的に巡視して維持管理を行っているとは聞いていて、北海道のほうでも、今すぐ木を切らなきゃならないというようなことでないという判断の下、今の現状のままに残されているんでないのかなというふうには思っております。

議員の質問 山崎

確かに私どもも、敷地内の木があんなにも生えているということについては、かつては堤防内の樹木にも、例えば鳥の巣を組む場所であるとか、いろんなそういうことの動きがあったりして、それはかえって保護するべきだという、そういう考え方も一時あったんですが、ただ、今、最近、大変地球温暖化になったということなんでしょうか、大洪水が各地で発生している状態なんですよね。そういうことでもし、万一そういうような状態になったときに、流水を阻害し、そしてまた、堤防を決壊させる要因になるという私は見ている、それだけ木が大きくなってしまっている。だから、それを部分的にあるもんですから、その辺のところだけでも、やっぱり伐採をして流れをよくすることによって、本来の堤防の機能を守るという意味合いから必要でないかなと思ったりもしているんです。だから、その辺はやっぱり専門的に、今課長が言われたように、それが逆に流水を弱めて、別な機能を発揮するという、そういう考え方もあると思いますけれども、ただ現状、私、常に見ていますので、大変にもう30メートル、40メートルぐらい伸びてしまっているので、そんな大きな大木になっている木も見えるんです。それが集団にその部分になっているから、もしそこで洪水になった場合は、せき止められるような形になってしまうような、そういう感じを受けるまでの状態になっているんです、今ね。ですから、それは学術的に専門家が見て、いや、これでいいですよということであれば、そうかと思うけれども、ただ、そういう現場見る限りでは、大変心配な、今、いろんな方々で洪水発生したとかという、そういうニュース聞くたびに、そうしたら我が町はどうかなという、そういう感じを持っているところでもあります。それで、ひとつ、先ほど町長申し上げましたように、実際に管理の責任というのは、北海道の函館建設管理部というところが所管をしているようでありますので、ぜひできれば、専門的に厚沢部町の河川の内状の流木がどういう状態になっているという、そういうようなことも専門的に調査してもらって、指導してもらえればありがたいと思っていますし、また、それに対して、地域だろうとか、いろんなところで、もし手を打つべきことがあるんならば、それぞれでやってみたいというふうには思っておりますので、ぜひ函館建設部の方々と連絡取り合って現状を認識してほしいなと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 町長

今、山崎議員言われたように、いろいろなものをはらんでいるというふうには思います。ただ、今、今年の予算等見ても、土建の予算見ますと、厚沢部川だけで10億7,000万円予算ついておるんです。この中に、厚沢部川本流と安野呂川、糠野川の護岸、こういうものが事業計画されています。今、山崎議員が言うのは、維持管理の部門なんです。だから、維持管理ですから、これ、維持管理費は土建はいつでも持っているわけですから、ただ、部分的に処理をしなきゃならないと、こういう場所であれば、土建のほうに話をしながら処理をできるでしょうし、またもう一つ、美和の2級河川は、目名川で河道に繁茂している雑木、両側、あそこは柳が、水の流れなんてちょびっとより無い、こういうところがあるわけですけれども、これらについても、あの地域のほうでは、この雑木を処理したいということの中で、平成30年から、北海道の事業であります市民団体協働の川づくり事業ってあるんですよ。これが美和の町内会でもってやって、要するに地域事業として伐採して、あの川の中の柳は伐採して、それらの運搬は土建がやると、こういうふうな事業で毎年やっているケースもあります。いずれにしても、維持管理のほうですから、新たに予算を取るというものではなくて、函館管理部の全般の中の維持で扱えるはずですから、こういうものについても、もし部分的に、これはどうしても処理をしなけりゃ危険だとか何とかというものであれば、それは土建に申立てをして、そして処理をしてもらうというふうなことになろうと思います。ただ、今年の予算の中でも鶉川は入っていないと、災害等に対応して、鶉川というのは一番安全な川なんです。てっぺんには農業ダムがあって、水量調整をするもんですから、災害がほとんどあり得ないというふうな考え方の中で、河川改修も鶉川は後回しになっていると、こういう状況だと思います。いずれにしても、今、山崎議員言われる、直接大木がそういうふうにあるんだとすれば、こういうものは土建のほうに見せて、処理するものはしてもらうということが可能だと思いますので、それは私どものほうからも、直接ここの部分というものを教えていただければ、そういう処理の対策をしたいと、こういうふうに思います。

議員の質問 山崎

ぜひ、なかなか今日も、鶉川のあそこの橋から函館方面に何百メーターかね、あそこの堤防のところに、日陰になるぐらい大きく大木、部分的にぶすっとありますから、できればそういうところも、どうあるべきかということ指導してもらえればありがたいと思いますが、ぜひ、橋の上からも十分見えるような、そのぐらい大きくなっていますので、ぜひ確認をして、土建のほうにもいろいろな形で指導を仰いで、指導もお願いできればというふうに思っていますので、そういうことでよろしくお願いをして、一般質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

出典:厚沢部町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月7日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる