厚沢部町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月7日
ふっくりんこについて
- 聞いた人
- 山崎孝 議員
- 答えた人
- 町長、農林課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 山崎
議長の許可をいただきましたので、3点について質問をいたします。出来秋を迎えました。農業者にとりまして、努力の結果が表明されるときでもあります。既に皆様も御案内のとおりでありますが、新聞報道によりますと、道内農作物は不作、高温・少雨が響くと報道されております。今、本町では、バレイショの収穫のさなかであります。情報では、小玉傾向であり、変形も多く、また日焼け等々で、くず芋が大変多いということであります。しかし、一方では、これも新聞報道でありますが、水稲の作況は8月15日現在で、北海道はやや良であるという、そういう報道がされております。しかし、反面、大変大きな問題が発生をいたしました。コロナ禍による需要の落ち込みもあるようでありますが、米の古米在庫が増加しまして、2021年産米のJAの概算金が2割下げるという、そういう報道がされております。主要品種でありますきらら397でありますと、前年産から1俵当たり2,500円下げられるそうであります。また、ふっくりんこについては2,400円下げるということであります。米の生産者にとりましては、大変経済的、経営の面から見ても厳しい状況になるものというふうに、大変心配をしているところでもあります。それでは、質問に入ります。今年7月、異常気象とも言えるほどの高温・少雨などで、農作物への影響が発生をいたしました。報道によりますと、露地バレイショで、本町のメークインは小玉傾向であり、減収が予想されると報道されております。また、アスパラも例年より大きく生産量が減少しております。また、ビートは、畑によっては干ばつの影響を受けて、生育遅延をしております。本町において、バレイショの減収は、経済的に影響が大きくなるものと大変懸念をされているところであります。ぜひ町長には、この経済的な窮状をクリアするためにも、共済金の早期支払い、それから、あわせまして、種子バレイショ選別施設利用料の今年度の拠出の中止など、特段の行政指導を願いたいというふうに考えているところであります。町長の所見を伺います。
町の答え 町長
山崎議員の高温・乾燥・少雨による農作物への影響についてのお話でありました。これは、本町の鶉アメダスの観測データを見ますと、7月の平均気温は22.3度、平年より2.5度ほど高いわけです。降水量では、平年の30パーセントが干ばつ傾向で推移しているというふうなことを考えており、8月には平年値に近い観測結果となっているということであり、先ほども申しましたように、檜山振興局発表の8月15日現在の農作物の生育状況の公表資料を見ますと、ジャガイモは小玉傾向、水稲や豆類、甜菜などの生育は平年並みか、やや早いとされています。一方、JAからの聞き取りによりますと、ブロッコリーは定植時や初期生育に影響が及んでいると、こういうふうな情報もあります。いずれにしましても、農作物について、これから本格的な収穫期を迎えるために、どの程度の影響があるのか、現時点では確定させることはできませんが、町といたしましては、出来秋に向けて、干ばつによる農作物の農業経営への影響を注視しながらまいりたい、このように考えております。また、町としても、農業共済並びに収入保険制度への加入に対して、掛金の一部助成を継続的に行っておりますけれども、農業者の収入確保に向け支援を行っているところでありますし、引き続き農業者の経営安定に努めてまいりたいと考えております。なお、7月から8月の高温・少雨の農産物への影響について判断することができないために、質問の種子バレイショ選別施設の使用料の減免、こういうものについての支援については、現時点では考えておらないと、こういうことに考えております。
議員の質問 山崎
今、答弁の中で、7月から8月の高温・少雨の農産物の影響について判断することができないという、そういう御答弁でありましたけれども、実際に9月4日、ある新聞にはこんなに大きく、不作であるという報道されているんですよ。しからば、実際に、本当に影響力があるかないかは、どうです、現場に行って確認されましたか、それとも農家に行って情報収集しましたか。その行動についてお知らせください。
町の答え 農林課長
現在の農作物の作況状況でありますが、これにつきましては農協に確認をしております。その中では、先ほど答弁にもありましたが、ブロッコリーでは初期の生育等に干ばつの影響を受けているということでありました。また、これから収穫期を迎えるバレイショ、これにつきましては、小玉傾向とは聞いております。ただ、これから収穫本番を迎えますので、収穫期の収穫量については、今後収穫が本番化した上で把握してまいりたいと考えております。そのほか、米ですけれども、米についても8月31日に、檜山南部の各町で水稲稔実調査というものを実施しております。この中では、不稔のもみの数を数えておりますが、まだ速報値ではありまして、外部にはお知らせしていないんですけれども、不稔の状況も平年並みというふうには聞いております。ただ、米の価格は下がるということでありますけれども、これにつきましても、米については、経営所得安定対策の中で、ならし対策というものがあります。収入の減少に対して補塡をされるという制度もありますので、農業共済と併せて、こういった仕組みを活用いただいて、農業収入の確保に努めてまいりたいと考えております。
議員の質問 山崎
まず、ちょっと具体的にお聞きしますけれども、実際に農協では、種子バレイショ、また食用もそうだと思いますが、坪掘りやって、現実に収量調査も終了されて、その計が出ていると思いますが、その現実をちょっと紹介してください。
町の答え 農林課長
坪掘りの調査結果については、まだ農協から役場のほうにはいただいておりません。生育概況として農協から聞き取りを行っております。この中では、繰り返しになりますが、小玉傾向と。ただ収量的には、坪掘り調査の結果はちょっと把握していないんですけれども、農協からも言われておりますのが、これから収穫を迎えて、どの程度の出荷量となるか、この辺は、収穫終盤のほうで把握をして検討してまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 山崎
あなた方はあれだな、新聞の報道よりもちょっと情報収集が弱いな。実際に檜山振興局は、新聞によりますと、露地ジャガイモは今金町の男爵、厚沢部町のメークインとも小玉傾向が予想されるとはっきり書いているんですよ。実際に私は、生産者で掘り取り終わった人、今掘り取り最中の人にも電話して聞きましたよ、どうですかと。やっぱり小さいと言いましたよ。小さいということは、収量が減少するという意味なんですよ。だから、その影響がどういうふうに出てくるかなと。だから、それに対して、先ほど米の関係もちょっと答弁ありましたが、ならし対策と、いろんなそういう対策を取られているということでありますが、ぜひそういうことであるんであれば、今、米作り生産者は概算金が下げられるということに大変苦しんでいるんですよ、どうするかということ。ですから、そういう情報あるんだったら、どんどんアナウンスして情報流してくださいよ。そして安心させてくださいよ、こういう対策しますからという。そうでなかったら、本当大変ですよ、生産者はこれから頑張らなきゃならない出来秋を迎えて。そんなことなんです。だから、今の時点で影響力が判断できないとかとの回答であれば、ちょっと、どうなんでしょうかね。だから、あとは、バレイショの具体的に施設の使用料については、ぜひ今年はこういう状況下の中で、今収穫期を迎えて、これから出荷等々で作業が厳しくなるわけでありますから、できれば今年は施設の使用料については一時中止しますとかという、そういううれしい話できませんかね、そういう決断できませんか。ぜひ私はお願いしたいと思うんですよ。実際見ますと、今まで平成6年でしょうか、そこからずっとためて、8,000万円から基金がたまっているわけでしょう。そして、聞きますと、この使用料は将来に、例えば器械の更新であるとか、施設の改築とか、大きな改修とか、そういうことのための基金だということを聞いております。今のところ差し当たっては、緊急にどうしようという、そういう状況下ではないわけでありますから、できればぜひ、今種芋作りが、いろんな収量減収しながら、小玉傾向であるとか、そういうような中で頑張り切ろうとしているわけでありますから、ぜひ今年は、そうしたらそういうふうにしましょうかとかと、そういううれしいニュースを伝えることはできませんか。その決断はできませんか。ぜひ町長に、1年どうでしょうか、そういう指導、支援、お願いできませんか。お願いします。
町の答え 町長
山崎議員の心配されることは重々こちらも、これからの秋の話になります。したがって、まだ出荷途中の話ですから、データ的なものがまだないという中で、今年は干ばつの影響がかなり出るのかなというふうな想定はできます。ただそこで、どのくらい干ばつの影響出るのか、量的なものも、あるいはそういうデータがまだ出ない段階、これから出荷の段階であります。過去の話をしますと、平成30年度のときのデータはお分かりだろうと思いますけれども、これは、このときのデータというのは、農協の扱い量の中で、バレイショから何から大変な減少の中で、こういう支援策をいろいろ講じたところであります。そのデータを見ますと、去年あたりと比較しますと、とてつもない減収だったというふうなデータが出ており、結果的にはそういう減収が分かった段階では何とかしたいなと。ただ、山崎議員に申し上げますけれども、厚沢部町農業、少なくとも去年の不作に対しての、秋から今年の夏場までのそれぞれ農家に支援している金というのは7億400万円、7億400万円のそれぞれの事業の中で支援、そのほかに、畑作物の直接支払交付金の中で、これも皆さん方はただこうなっていますけれども、これも2億5,300万円、これも農家の方々にそれぞれ配分されて、そして価格低迷だとか、こういうものをカバーをしていると、こういうのが、厚沢部のいろんな交付金を寄せ集めをしながら農家の方々に配分していると、こういう状況であります。ですから、今差し迫ってどうのこうのという話じゃないんですけれども、やはり秋、これから10月、11月までどのくらいが出て、そして販売低下がどのくらいあるのか、こういうものを見た中で判断をしていかざるを得ない、そういうふうに思っております。いずれにしても、私は所得安定の関係で、交付金をこれだけの数を使って7億400万円の農家配分というのはどこにもない話で、これは私は、よく農家の方々の声を聞いて、いろんな制度をぶち込んでいると、こういうふうに思っております。それと同時に、こういう去年のコロナの影響を受けた中でも、2億3,500万円という金は、農家の皆さん方に1月か2月頃に全部振り込まれたと、こういうふうな状況になっていますから、いずれにしても、こういう大きな金が農家の方々に支援制度として取り組んでいるということも御理解いただいて、今年の結果、今からどうのこうのではなくて、やはりある程度出た中で進める、種芋のセンターの使用料だとかそういうものについても、まだまだこれからの話であるというふうに思っていますから、いろいろ振興局の状況報告だとか農協の情報を取りながら、厚沢部町の主要農業の中身を検討していくと、こういうことになろうと思います。したがって、今から、これは免除、あれは免除とかと、そういうことではなくて、結果を見てからの調整にすると、こういう考え方であります。
議員の質問 山崎
町長から前向きな御意見をいただきましたので、ぜひ農家の人方が元気になれるような行政指導を期待したいというふうに思います。それで、さっき課長が、米の概算が下げられる、ちょっと同じ農業関連の意見として聞いてもらえると思いますが、それがいろんな対策で何とかなるでしょうというようなことなんですが、単純に、例えば1俵2,500円とか2,400円とかというような概算金で下げられるという実態でありますから、これで、金額的にはどのくらいの減収、手取りが減るという形になりますか、計算上。
町の答え 農林課長
米の価格の来年度以降の価格算定ですが、現在ちょっと算定はしておりません。追って、ちょっと機会を見ながら、すぐに出せるものかどうかも、ちょっと今判断つきませんので、資料を作りましたら議会のほうに御報告させていただきたいと思っております。以上です。
議員の質問 山崎
こういうような形で、農家はリスクのいろんな種類あるんですが、こういうような形で、温度が下がるのもリスクになるし、また、逆に高温で、今年のようなこういうふうになると高温障害という形で、これもまた大きく影響力を受けるのが農業であります。そういう中で、農家の方々も、少しでも生産力を上げようとして、最大の今努力をしているところでありますので、農業を基幹産業としている厚沢部町でありますから、ぜひそういう人方にも、あまり失望とか、そういうような弱腰にならないように、もっともっと頑張れるような、そういうメッセージをぜひ町長のほうから発して、元気づけてほしいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。