松前町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日
(1)石山町長の4選不出馬について/(2)町立松前病院の移転新築計画の見直しについて
- 聞いた人
- 梶谷康介 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 梶谷康介
皆さん、おはようございます。今日の私の一般質問は、町民の皆さんの声の中から意見の多かった2点を選んで一般質問させていただきます。通告書にありますように、第1点目は、石山町長の4選不出馬についてと。それから、2点目は町立松前病院の移転新築計画の見直しについてであります。始めに、石山町長残念ながら4選不出馬の引退声明があったわけでございます。今年は全国統一地方選挙の年でありました。松前町議会も全国とは時期的に少しずれましたけども、6月に行われました。その前後に町民の皆さんの声をいろいろ聞かせていただきました。その時に一番多い声は、町議会は今年はあるけども、来年町長の改選ですよねと。松前町の町長はどうなるんだろうと、そんなお話がありました。私も考え方を問われましたんで、石山町長は非常に体調も優れておるようだし、また、松前町の問題、課題に対して積極的に取り組んで、ものによっては道筋を付け、ものによっては新しい計画を立てている、非常に意気盛んだと、当然4選も松前町を引っ張ってってくれるだろう。これは、あくまでも私の見解で町民の皆さんに申し上げてきたところでございます。それが、9月の第3回定例会において、突然石山町長から4選は私考えてないと。理由は自分の体力、気力の衰えだというお話でありました。それはそれとして、町長個人の考え方ですから、私はびっくりはしましたけれども、そういう現実なんだなと受けざるを得ない。そこで、町長がそういう気持ちを表明していた時に、報道機関に対して自分の考えを述べている中身を聞かせてもらったら、前段で言いましたとおり、原因は体力、気力の限界だと。しかし、いろいろな問題、課題に対しての道筋はつけました。後は、その計画、次政策を少しでも前へ導いてくれる人材に町政を担っていただきたい、そういう考え方を述べました。びっくりしたのは、後継者は全く考えていないと。普通であれば、自分が立てた計画、あるいは付けた道筋があるならば、それを前に進めていただきたいと町長が言ってるんだから、そういう形は当然あって然るべきじゃないのかなと。それが全く考えていないというのは、町長どこにそういう、何て言うかね、考え方がね、何を考えてそうおっしゃっているのか。まず、そこからお聞かせいただきたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
梶谷議員から4選不出馬の、9月定例会でのやりとりにつきましていろいろご質問いただきました。その中で、後継者を指名しないのは、その理由はというふうなお尋ねだというふうに思っております。今質問あったとおりでございまして、私の体力、気力、3期12年町長の仕事をすることによりまして、大変衰えてきていることを実感していることは事実であります。そういう中で、町民の皆さんと一緒につくりあげてきました総合計画、更には松前町のDX推進計画などなど、将来の松前町の進む方向につきまして、ある一定の計画の策定をこの3月にさせていただいたところであります。そういうふうなところ、全体的に、総合的に判断した場合には、きちんと私が退任する後でも、その計画によって、そのレールをですね、松前町の進むレールをきちんと進めていただける後継者の町長を選んでほしいというふうな思いは、当然あるものであります。しかしながら、まず、後継者を指名しない理由につきましては、指名することによりましてしがらみが出てくる要素は充分考えられるんだというふうに思っております。そういう思いで後継者の指名はしないし、9月の段階で立起表明している人もおりませんでしたので、後継者の指名はしないというふうな主義で通させていただいたところであります。いずれに致しましても、きちんと松前の将来、進む方向が見えてきておりますので、先ほども申しましたけど、松前町を持続可能な町にするために、そのレールをきちんと進んでいただける後継者の町長を、町民の皆さんが選んでいただければなというふうな思いでいたところでありますので、ご理解をお願いしたいというふうに思っております。
議員の質問 8番 梶谷康介
そういうお考えでしたか。町長は、失礼な言い方になるかもしれませんけれども、一人でなれないんですよね。多くの人の理解と協力、そして支えがあってはじめて町長になる、させてもらえる。そういうことから考えればね、自分の進退を決断する時に、全くそういう人方を無視するわけに私は行かないと思うんです。言葉を聞いている限りでは、ざっくばらんに言うとね、例えば後援会だとか、主なる相談者だとか、そういう方に特別相談されて、この松前3期12年間町長をやらせてもらったけれども、こういう理由で引退したいという相談はされましたか。それとも、全く独自で判断されての結論でございましたか。お知らせ願います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
4選不出馬にあたりまして、後援会の皆さんに話をされたかというふうなお尋ねでございます。後援会の皆様には、幹部の皆様には私の思い、12年間町政を執行してきた思いを伝えさせていただきました。その中で、町長がそういう判断するのであれば、やむを得ないというふうな後援会の判断をいただきまして、そして定例会で退任する旨の発言をさせていただいたところであります。
議員の質問 8番 梶谷康介
当然のお話だと思います。後継者をあえて指名しない理由も述べていただきました。それから、引退についてはそれなりの立場の人方に相談をされました。結果として引退表明されましたけれども、この後継者に、いわゆる石山町長の町政を今後どうしたらいいのかなという話は、そういう相談の中では出なかったのか。全く、町長がおっしゃるように、自分が付けた道筋、更には計画を前に進めてもらえるような人を選ぶのが当然でないのかという話になりませんか。なぜならばね、町長は執行権を持ってますよね。ですから、次を担われる町長が、本当に石山町政をそのまま引き継いでくれるという保証はどこにもないわけだ。場合によっては、せっかく取り組んでる計画もおじゃんになってしまう、途切れてしまう、もう一回新しい町長の考えの下に、まちづくりってのは進められる。原則的にはね、町の総合計画がきちっとありますから、それを基にしながらまちづくりは進められるわけですけれども、今言いましたように、町長ってのは自分がやろうと思うことができるわけさ。やらないと思えばそれもできない、可能だと、そういう情勢ですからね、やはりその辺は町長いかがお考えですかね。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先ほども答弁しましたけども、私も3回の選挙をくぐり抜けてきました。選挙になりますと、やっぱりしがらみがいっぱい発生してくるんであります。ですから、私が後継者を指名することによって、いいしがらみがあるかもしれません、悪いしがらみも発生するかもしれません。しかし、後継者指名しないことによりまして、そのしがらみが少しでもなくなるというふうな思いなんですよ。そのことをぜひご理解していただきたいと思います。結果として、私の道筋がつくらせていただきました。総合計画を始め、諸々の今DXだと、いろいろな計画を町民の総意で策定されておりますので、ぜひその町政を引き継いでいただける、そんな町長を町民の皆さんが選んでほしいというふうな思いでありますので、そのところはご理解いただきたいというふうに思っております。
議員の質問 8番 梶谷康介
一番心配するのはね、3期12年のあなたのキャリアがもったいないんですよ。せっかく3期12年間やって、例えば渡島の町村会長だとか、その他いろいろな、例えば北海道医療対策協議会のメンバーにもなってます。しかも、医師確保分科会の委員でしょ。そういう諸々の要職がね、これからの町政に生かしていただきたいから、非常にもったいないって言うか、そういう言い方、いいのかどうかわかりませんけどね、惜しいんですよね、もっと頑張っていただきたかったと。それ私の気持ちですから、これはまたいかんともしようがありません。町長、次の町政を担う方がどなたになるか、私はわかりません。当然引き継ぎありますよね、次の町長に。自分はこういうことをやってきた、これを進めたい、だからこうだというような、現状はこうですからなんとかっていう引き継ぎされるわけですけれども、その中でね、本当に大事な、自分が進めてきたまちづくりの中での重要政策ってのは何なのか。まあ引き継いだから、それが全てそのまま継続されるとは、私は考えておりません。ですが、あなたが次の町長に託す政策っていう、大事な政策は何なのか。私、自分なりに今のね、重要政策は箇条書きに4点ばかり挙げてあります。町長その他にも、もっともっと大事な政策がある、こういうことだというものがあるんでしたら、お知らせいただきたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
通告をいただいております4点の他に、町長として重要政策は何かというふうなお尋ねかというふうに思っております。まず基幹産業だろうというふうに思っております。漁業と観光の現状を踏まえながら、この先松前町がどの方向に進むべきっていうのが1点であります。それから、役場も相当古くなっておりますし、松前城の建て替えにつきましても、いろいろ文化庁と協議をしながら進めてきていることにつきましても、これも大変な課題だというふうに思っております。まだまだありますけども、今日はぜひこの4点に絞って質問していただければと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 8番 梶谷康介
通告書に書いてあります私の考え方で、4点ばかり挙げさせていただきましたけれども、1点目のいわゆる国道228号線が80ミリの雨量がある場合に通行が遮断されると、陸の孤島になってしまうと。そういう状況下、あるいは救急医療、産業振興、いろいろな面から考えると、そういう状況を回避するために、1日も早くこの228号線の改良っていうものを考えられておりました。しかし、なかなか前へ進まない。松前半島道路も立ち上げてから30年以上も経ちますよ。それでもこういう形しかできないと。幸い町長の頑張りによってね、このいわゆる防災対策事業という形で松前白神と福島の松浦との間を、そういう考え方でね、防災がらみの特殊事業という形で位置付けされました。おそらく、これはまだ予算化は、総事業費は大体280億です、約300億ってね、10年間という事業が。そういう位置付けをされたから、これは私は進めてもらえると思います、次の町長にもね。それから、2点目のね、町立松前病院。これは別個一般質問で通告しておりますから、具体的な中身はお話させていただきますけれども、現実的には今予定される候補の方でも、この病院の中身は見直しして、松前にあった病院計画をつくって進めていきたいというような話してますけれども、残念ながらこれは町長も、話飛び飛びになりますけれどもね、3選目当選された時、重大、三大事業として挙げてんですよ、町立松前病院ね。何としてもこの3期、任期中には方向付けをすると。しかし、残念ながら現状は全く、私に言わせれば白紙に戻ってしまったと、そういうふうに受け止めてる。これは、次の質問で詳しい話はさせていただきます。それから、洋上風力発電事業に対してもね、おそらく有望区域に指定されたことによって、あとは次の段階に進む、いわゆる促進区域の指定に持っていく。これも私は町の状況だとか、いろんなことを考えれば、次の町長も私は取り組んでもらえるんでないかと。これは自分の都合のいい解釈なんですけどね、希望的観測って言いますかね。それから4番目のね、脱炭素社会の実現、これに関しては私は非常に疑問を持ってる、疑問を持ってるってのは、松前町にとって大事な事業だというふうに認識はしてますよ。してますけれども、この事業を次の町長があなたの志を前へ進めて行けるような人材がそこに現れれば、可能性はあるかもしれませんけれども、まだ環境省の事業の中に、いわゆる100団体の中に採択してもらえないんですよね。76まで決まりましたか、あと20、逆かな、74かな、残り26ですね。その中にも可能性を求めて挑戦するような状態の中ですから、これは私は非常に次の町長、町を担われる町長において進めて行けるかどうかっていうのは、疑問に思ってるんですけど、病院の話は別にしてね、この3点に対して、町長どうお考えですか。お尋ね致します。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
お尋ねの、3点につきましての町長の考え方というふうなお尋ねでございます。まず、1点目の白神国道228号線の防災対策事業でございます。今議員からご指摘あったように、長年の課題でありました白神と福島町松浦間の通行止め解消のために、今年度白神防災が正しく事業化されました。長い時間かかりましたけども、10ヶ年計画、道路の延長が7.4キロ、総事業費が約300億とありますが、原価の物価の高騰から見ますと、そのまま続くと当然300億でできるような仕事ではない、400億以上かかるだろうというふうな、国の担当者もおっしゃっておりました。この間、福島町の鳴海町長と毎年のように国土交通省、それから財務省に要請活動をしてきたところであります。町民の皆さんの安心安全を確保しながら、緊急、輸送、交通に影響を及ぼすことがないように、早期の完成に向け、福島町の協力もいただきながら、進めてきているところでありますし、これからも進めて行くことが肝要だというふうに思っております。令和6年度の概算要求、この時期も終わってますが、11月の16日と11月の17日に中央要請活動をさせていただきました。国土交通省の道路局、更には国土交通省の北海道局、更には財務省の主計官にお会い致しまして、1年でも2年早期に完成させていただけるように、お願いをしてきているところであります。そして、梶谷議員お尋ねの半島道路、これは木古内までの高速化でありますが、その道路に早く取り付けれるような、そんな整備をしていくことは、これからも必要だというふうに思っております。ぜひ、続けていただきたい、要請活動は毎年のように行っていただきたいというふうに思っております。それから、洋上風力であります。行政報告でも申し上げましたが、1回目の法定協議会の中でも座長さんからは、北海道で最初の協議会、正にキックオフだというふうなご発言をいただきまして、我々の熱心な意見をぜひ松前モデルとして、北海道は松前にならえということで、先進的な地域にしたいというふうな座長からのコメントをいただいております。本当に促進区域になれるように、期待をしているところであります。それから、脱炭素化であります。これは、今回松前町採択漏れました。先週、国会議員の参議院議員であります長谷川岳先生の議員会館お邪魔させていただきました。いろいろなぜ、どこの部分が松前町が欠けているのかというふうなことの情報をいただきたくて、お邪魔をさせていただいたところであります。その中で、何点か指摘をされておりますので、全体的な評価はかなり高かったように聞いておりますけども、ちょっと詰めの甘い部分があったかのように聞こえて、聞いてきましたので、そこを重点的に対策を講じながら進めていく、その方向で進めて行きたいというふうに思っております。第5回目の募集が、ちょっと国の方も一回ストップさせたいというふうな思いがあるようでありまして、2月に第5回目を予定してましたけども、ちょっと時間をずらして来年の7月頃までに、その時期を第5回目の募集をしたいというふうな考え方になっておりますので、その間、少し時間をいただきましたので、じっくり時間をかけて対策を講じてまいりたいというふうに思っております。この脱炭素化につきましては、本当に国からの交付金をいただきながら、有効にまちづくりに利用していける要素は充分ありますので、職員共々、職員の皆さんにも一緒に、その方向で進んでいただけるように、頑張ってもらいたいなというふうに思っているところであります。
議員の質問 8番 梶谷康介
4番目のね、脱炭素社会の実現のための努力、今の環境省の需要に、いわゆる100団体の中に含めてもらうような努力、それは私も説明をいただいておりますから、重々わかりますけれども、今の2回ですか、応募して2回不採択になったと。町長のお話によりますと、松前の計画の不十分な部分ってのは見えてきてるわけだ。ですから、それはある程度精査して、この第5回の応募で採択になるか、駄目になるかっていうのは、これやってみなければわかりませんけれども、はっきり言いまして、今までの過程から思いますとね、例え不採択になっても、この事業は進めるんだという考え方、確か町長おっしゃっていたと思うんですけども、それには財源の面で大変な違いが出てると。まして今の病院の計画の見直しも、そこに大きな原因があるんですから、大変な事業なんですよ、これは。ですから、逆に言うとね、新しい町長になられる方がそういう面を考えると、この事業は非常に私疑問視してるわけ。行政報告にありました、それを進めるために体制を充実して、今まで係であったものを課に昇進された、昇格するって言いますかね、そういう形にするっていうのは、本当に重大な決意をされて体制づくりはしておりますけれども、現在の石山町長がそのまま進めて行けるんであれば可能性はあると思いますけれども、次の人に託すにはあまりにも荷が重い政策だと、私は見てんですよ。ましてね、病院計画の見直しと、町全体の財政を考えれば、更に国の事業の不採択になっても進めるっていう要素は町長、あるんですか、可能性は、どう見てますか。引退される町長にこういう質問はどうかなと思いますけども、可能性としてありますか。どうですか、考え方として。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
採択の可能性っていうふうな捉え方でよろしいでしょうか。私なりに2回トライをさせていただきました。本当に総合的な評価は良かったんであります。ですけども、例えば、先ほどももうしましたけども、2点ほど今回こういうふうにしたらどうですかというふうな提案されました。それは、例えば課を今新設しました、だけども新しい会社を立ち上げなきゃならない、そこの部分も少し表現がインパクトが弱かったというふうな受け方をされたような部分もありますので、来年新会社を、地域電力会社を立ち上げるんだというふうな気運も必要だというふうなご指摘もいただいておりますので、その体制、準備はしてまいりたいというふうに思っておりますし、取り組めないような状況は全くあり得ないというふうに思っております。きちんと取り組めるというふうに思っておりますので、ぜひ採択されるように願いながら進めて行きたいなというふうに思っておりますし、ここの部分は、将来の町の財政運営に大きな影響ありますので、きちんと次の町長になる方にご説明を、引き継ぎさせていただきまして、ぜひ7月頃にはいい結果が出せるような、そんな体制で、強い思いで任期の4月10日まで頑張って行きたいなというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。可能性は充分あるという認識は、今回東京に行きまして、そういう思いをさせてきて帰ってきたところであります。
議員の質問 8番 梶谷康介
今心配、私が心配されている部分は、場合によっては杞憂に終わるかもしれません。採択していただいて、町がまるっきり負担しなくてもその事業が前へ進む可能性って言うか、そういうものは私期待しております。現在の計画の不足分をどういう形で計画を練り直して、採択にしてもらえる方向に進むって言うのは、これは期待をして待つしかないかなと、このように思います。いろいろと突き詰めた話したいんですけれども、本当に町長、私残念ですよ、あなたの3期12年のキャリアがね。これだけ問題、課題を抱えている松前、その時点で引退されるってのね。でも、決断されてきたことですから、それはそれとして受け止めたいと思います。時間もありますから、次の質問に移らしていただきます。町立松前病院の移転新築計画の見直しについてでございますけれどもね、町長が初めて当選されて、松前町長に就任された時から抱えている、喫緊課題と言われている大事業なんですよ。私も随分この病院には、町長と共にね、町民の中に溶け込んでお話を聞かせていただいたり、あるいは町の実情を理解してもらうような行動は共にとらせていただいた時期がありました。もちろん大きな期待を持ちながら、今まで取り組んで、あなたの12年の町長時代にね、私が病院に関する一般質問は7回しております。ようやく、この3期目に入ってから、三大課題の一つだと言って基本構想が私どもの前に出していただきました。何回か特別委員会をね、繰り返してこれからって時に、いやあ、とてもとてもお金の面考えるとこのまま進めるわけにいかないと。立ち止まって見直しをさせてくれと、こういう形になったんですよ。でね、私この財政の面から考えますと、前の質問でも言いましたように、脱炭素社会を築くためのRE100まつまえの事業だって、これは大きな財源を必要としますよね。そういうことも合わせて今の町立松前病院の新しい構想は考えておりますか。その事業は、全く別ってわけにいかないでしょう、松前全体考えればね。RE100まつまえの構想は構想ですよ、病院は病院ですよっていうわけにいかないから、全体から考えるともっともっと町財政のひっ迫ってのは考えられる中で。まず1点目のね、この町財政の見直しっていう面は、今のあなたがつくられた計画を進めるためのものを含めて、更には将来の松前町のまちづくりのために必要な事業含めて、当然財源、財政の見直しをされていると思いますけれども、今病院に指示されているね、新しい構想の見直し、どういう形でされております、特に財政という面から説明いただければなと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
松前病院の財政の、将来の財政の見直しというふうなお尋ねでございます。前段、今までの経緯につきまして、更には特別委員会、調査特別委員会での議論のご指摘もございました。率直に言いまして、病院の建設、喫緊の課題として取り組んできましたけども、思うように進んでいないのが現状であります。正しく議員ご指摘のとおりであります。この間、新型コロナウイルスの感染症などなど、病院も大変な対応を求められてきていたところであります。基本構想案が策定されまして、町民からのパブリックコメントをもらう状況になっていた時に、いろいろ今梶谷議員のご指摘のように、役場内に設置されました新病院建設検討委員会でのいろいろ協議を重ねてきたところであります。その検討委員会の議論を、経過を報告受けた状況は前段の特別委員会でも話をさせていただいたところでありまして、正しく議員の指摘のとおりだというふうに思っております。大きな事業費を抱える病院の改築であります、一旦立ち止まってきちんと町の体力を確認し合う、そして町民の皆さんに説明して、そして北海道にも説明しながら、総務省に向かって行くと、ヒアリングに進めて行くというふうな道筋をつけるために、今回は一旦立ち止まるというふうな方向を選択させていただいたところであります。町の財政の見直しというふうなことであります。病院の建設は事業費の、議員よくご承知だと思います。事業費の2分の1を病院事業においては病院事業債という起債を発行していただいて、そして残りの2分の1は一般会計が過疎債、過疎対策事業債、更には補助金として病院事業に補助し、その元利償還金は一般会計が償還することというふうなルールになっております。また、操出基準におきましても、病院事業で償還する元利償還金の2分の1も一般会計で負担することになっていることから、建設費に係る一般会計、病院会計の償還総額の4分の3が一般会計から負担となるところであります。厳しい財政運営が想定されるところでありまして、一般会計の更なる財政の健全化が必要と判断をしたところであります。今後におきましても、財政の見直し、いろいろ曲折あると思いますが、適切に現状を把握しながら進めてまいりたいというふうに思っているところであります。
議員の質問 8番 梶谷康介
町長、ざっくばらんに言いますけどね、総事業費、当然見直しするでしょう。例えば町の財政状況がこうだから、55億かかる予定だけれども、40億にまとめようみたいな指示をされてますか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
事業費の圧縮につきましては、特に指示はしてございませんが、検討委員会の中で、やっぱり病院の内部の検討の中でもそういう状況であれば、少し我慢しなけりゃならない部分も出てきますかねというふうな雰囲気はあるようでありますし、検討委員会の中でも状況によりましては事業費の縮小も考えるという必要はあるだろうというふうな報告は、委員会の方からも受けているところでありまして、特に私の方からは指示はしているところではございません。
議員の質問 8番 梶谷康介
財政面からのね、お話は説明いただいたとおりだと理解します。2番目のね、病院の健全経営化っていうのは非常に問題っていうか、課題は大きいわけですね。ざっくばらんに言うと、この地域の自治体病院の宿命としてね、不採算部門だから、例えば耳鼻咽喉科だとか、眼科だとか、採算に合わない診療科ありますよね。そういうところを切り捨てるってわけにいかないんですよね、非常に悲しい、つらいとこなんですけど。ですから、そういう状況踏まえながらね、この経営健全化考えた時に、何が考えられますか。これは、こういう面から新しい計画は考えなさいとか検討しなさいとかっていう町長の指示はありますか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
病院の山本管理者、更には八木田病院長、この4月から包括ケア病床も進めたり、病院の経営に係るいろいろ工夫をされてきているところでありますし、いろんな財政のことを考えながら現場も動いていることを、ぜひご理解していただきたいなというふうに思っております。今般、改築にあたりまして、検討委員会からの意見をもらいながら、そして先ほども申しましたけど、一旦立ち止まるんだと。病院の健全経営に向けましては、現場もいろいろ工夫していることはご理解いただきたいというふうに思っております。そういう中で、今回改築にあたって一旦立ち止まる、病院の経営もそうですし、町の全体の町長部局の、財政の将来推計をきちんと把握して、そして町民に説明して、そして北海道、そして総務省、いうふうな段階を乗り切れる体制を今正しくつくろうとして、今回一旦立ち止まることをご了承していただいたものであります。そのために、今回補正予算で、病院の補正予算でも提案しておりますが、経営改善支援コンサルティング業務委託料を今回の定例会に、第4回補正予算案として、債務負担行為として提出しているところであります。正しく、病院の現状の経営改善、どこまでやれるのかというふうなところの分析を、コンサルティングしたいなというふうに思っておりますので、その現実をご理解いただきたいというふうに思っております。人口減少、医療環境がいろいろ変化する中で、やっぱり将来を見据えた病院の経営の健全化、正しく今この時期にやるべきだというふうな判断で、今回一時、一旦立ち止まって状況を確認して、新たな体制づくりで次のステップに進んで行きたいというふうな判断でありますので、ご理解していただきたいというふうに思います。
議員の質問 8番 梶谷康介
町長、公立病院の宿命としてね、簡単に医療収支バランスってのはとれないですよね。結局医業外収益どう確保するかっていうことに、私は尽きるんでないのかなっていう見方してます。かつて平成20年から30年まで、11年間黒字決算してんですよ、驚異的な数字なんですけどね。そういうことがあったから、今日の病院があるということを考えればね、この時期がなぜ黒字なったのかという、その分析もされる必要があるんでないのかなと。簡単に私は収支バランスは望めないと思うけれども、少なくても圧縮ってのは、そこにヒントがあるんでないのかなというふうに考えます。今の質問の健全化は、そういうことで検討委員会でも当然ご審議されてると思いますんでね、その中身は待ちたいと思います。場所の問題なんですよね、町長。特別委員会でもこの場所を決定するのに随分時間を食いました。委員会で場所の決定権はないんですよね、残念ながらないです。だから執行者側でいろいろ検討しました、こういう場所に決めさせていただきます、決めましたというような形がないとね、また同じ繰り返ししますから、この場所の、建設位置の見直しってのは現在されてますか。あれだけ時間かけてね、建石っていう方向付けをして、今こういう状況、これは見直しだから、ご破算にして見直しだから、私はあってしかるべきかなと思いますけども、町長その辺はどういうご指示されてますか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
梶谷議員ご指摘のように、公立病院の自治体病院の経営は、やっぱり環境が良くない状況は、梶谷議員も充分承知してると思います。不採算地区病院というふうなことで、いろんな財政支援も受けておりますし、だからといって経営が厳しいから医療を切り捨てる、例えば耳鼻咽喉科を辞めるとか、そういうことはできないんですよ。ですから、きちんと守りながら、この病院を守って行くかというふうなところになるんだなあというふうに思っているところであります。本当に、建設位置につきましては、病院の、一旦今立ち止まりました。しっかりと病院の経営を分析しながら、更には将来の町の財政推計について、今一度見直す時期だというふうな判断をさせていただきました。その中で、今特に検討委員会の中でも病院の建てる場所はっていうふうな議論は、現在しておりません。町長と致しましては、今大事なのはきちんと経営、財政推計を見据えながら、病院の経営の改善計画、更には町の財政の推計をしっかりと見極める時期だというふうに思っております。場所の変更につきましては、病院のこれから規模によりましては、場所を変えない選択肢もあるというふうに私は思っているところでありまして、その思いは次の町長になる方に、いろいろ検討されるんだろうけども、私の思いはきちんと場所を変える選択肢もあるよというふうな話は、させていただきたいなと思っております。
議員の質問 8番 梶谷康介
限られた時間ですから、進めて行きたいと思います。本当に慎重に検討されて、新しい計画を提出される場合、審議の進行、効率的なためにはきちっと場所を決めてね、こういう形っていうものは出していただきたいなと。これは希望でございます。三つ目の質問なんですけども、町長は時々松前町に相応しい病院という言葉使います。私もそういう表現をすることがあります。この6千人を割ろうとする松前の人口、あるいは産業の状況、そういうものを踏まえて、これからおそらく30年先を見据えた病院の建設になると思います。そういう中で、松前町に相応しいってことはどういうことなのかなと。基本的に町長はどうお考えですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
松前町に相応しい病院とは、というふうなお尋ねでございます。議員ご承知のように人口減少、少子高齢化、更には医療環境の日々の変化などをしっかりと見極めながら、中長期的視点に立ちながら、地域住民の命と健康を預かる自治体病院としての使命を有するだけでなく、松前病院特有のへき地医療拠点病院、更には地域医療研修病院としての役割を果たす病院として、安定的、かつ持続的な医療の提供を行わなければならない病院でなければ駄目だというふうに考えているところであります。その病院、相応しい病院のためには、まず医療、医師はじめ医療スタッフの皆さんの働きやすい環境づくりの提供が、町長の最大の責務だというふうに思っておりますので、その環境づくりが必要だというふうなことも、次の町長になられる方に、しっかりと引き継ぎをさせていただきたいというふうに思っております。簡単、極論って言いますか、私個人の思いであります。人口減っている中で、本当に身の丈にあった病院が松前の持続可能な町にするために、やっぱり我慢するところは我慢していただくっていうふうな思いも、絶対そういう判断も必要なる時期が来るんだというふうに思っておりますので、みんなで身の丈にあった病院は、どういう病院なのかというふうな議論を進めてきていただければよろしいかなというふうに思っておりますし、しっかりと、その部分も新しい町長になる方に引き継ぎをさせていただきたいというふうに思っています。
議員の質問 8番 梶谷康介
町長、この身の丈にあったっていう表現はね、非常に言葉としてね、わかるんですけども、それが何なんだっていうことなると、これ難しいよね。私はね、松前町に相応しい病院、私ですよ、それは、やっぱり地域の医療を支える病院としては、いわゆるプライマリーケアをその重点にして、そして高度な、重篤な患者さんは専門性の高い、2次、3次医療にお願いするって、今のこの松前の病院の姿ってのは当然だっていうふうに受け止めてんですよ。ただね、そこに何て言うか心配な面があるのは、町民の声だとか、先日もモニターさんといろいろと意見交換した時にも言われましたけどもね、やっぱり今の松前町の医療機器がね、あまり充実されていないんでないかと。こういうようにプライマリーケアを完全にやるためには、はっきり言って松前病院できちっとした診断結果をされて、だからこういう2次、3次医療にお願いするっていう形ができること望んでんですよ。今のCTで対応してる部分も、私医学のことはよくわかりませんけどね、例えばモニターさんも言ってました、MRI施設でも松前町で導入してね、更なる医療の深度を上げていただくということがね、新しい病院をつくる段階では、絶対やってもらわなければいけないんでないのかな。ここで手術するとか何とかっていうことは、スタッフだとかね、いろんな設備だとか考えれば無理ですよ。ただ、私八木田先生に大腸のポリープ取ってもらったんですけど、その程度のね、対応は私はやってもらえていいんでないのかなと。それ以上の高度な、重篤な患者さんに対しては、今言うように、きちっと的確なる診断をしてもらえる体制をつくってもらうっていう形がどうしても、今身の丈にあったっていうこととどうマッチングするかわかりませんけどね、少なくとも町民の願いはMRIの施設ぐらいは松前町で設備してね、これは地域の命と健康を守っていただきたいって声もあるんですよ。どうですか、この新しい病院建設費用だとか、事業費だとかいろいろ検討する場合にはね、医療器具まで、施設まで検討されての委員会ですかね、そういう話は出ませんか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
現在の病院の医療機器につきましては、本当に老朽化しているものございます。ご指摘のとおりでありますし、一方では充実されている、新しい医療機器も導入されていることもぜひご理解していただきたいなというふうに思っております。病院の改築にあたりましての医療機器の入れ替え等につきましての議論っていうのはどうなのかというふうなお尋ねだというふうに思いますが、まず現状は、今の医療機器で移動して使えるものは使うっていうことが1点です。それから、いよいよ老朽化して新しいのに切り替えてほしい部分があれば、それは新しくしていかなければならないというふうに思っておりますので、いろんな議論もしてきましたし、これからもその議論は必要なんだと思います。MRIのご指摘もございましたけど、本当に町民の皆さんが安心して検診受けれるような病院が、正しく理想の相応しい病院だというふうに私も認識しておりますので、いろんな医療機器につきましても、病院の改築と合わせて議論していくべきだというふうに思っているところであります。
議員の質問 8番 梶谷康介
わかりやすい例を、私事でお話しながら町長の考えを聞かせてもらいたいと思うんですけどね。うちの家内が特定健診で引っかかったんですよ、精密検査を要すると。それ以外に何もないんですね。そして、小笠原先生に診てもらった。これは捨て置けないっていうことで、すぐ2次医療、3次医療の方向に搬送されました。最初に行ったところが市立医師会病院だったんですよ、そこでも検査してもらいました。しかし、そこでもよくわからないと、もっと精密に検査しなければ。結果的に市立函館病院に行って、病名は言いませんけれども、これは大変な手術になりますよと、札幌に行かなければいけないかなっていう時に、たまたまそこにいい先生がいたんですね。その先生が、いや、僕が手術しましょうと、わざわざ札幌まで行かなくても10時間の手術ですよ。そして、結果的にもう6年になりますか、後遺症も出ないでねいますけども。そういう次から次へと行かなければいけない形はね、町民が誰も望んでいません。できるならば松前病院できっちりとした診断をしていただいて、即重篤なる、あるいは高度な医療技術が必要な病院にやってもらえるって姿が、松前病院にとっては、正に地域に相応しい病院だというふうに、私は理解してるんですけどね。町長、こんな話聞いていかがお考えですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本当に重篤な患者さんを、早い医療判断におきまして、高度医療圏に送るというふうな病院が必要だというふうに思っております。日々、医療スタッフの皆さんもそんな思いで取り組んでいるというふうに思っておりますので、理想とする病院のためには、先ほど申しましたけども、町民の皆さんが安心して受診できるような医療環境を、我々が提供してやるというふうなことだと思いますので、ご理解していただきたいというふうに思います。
議員の質問 8番 梶谷康介
これは、町民の願いの代弁として言わせていただきますけどもね、やっぱり新しい病院には、MRI級の医療施設はぜひ設置していただきたいと、そう思います。一番最初に通告した、この見直しのね、これからの松前病院はこうだっていう、いわゆる残任期間、令和6年4月10日までに、この方向性を示していただけるんでしょうか。お尋ねします。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
残任期間中に、病院の方向性を示すことができるのかというふうなお尋ねでございます。先ほども申しましたけども、今議会、定例会に経営改善支援コンサルティング業務委託料を、債務負担行為で提案をさせていただいております。いろいろコンサルティングの時期の関係もあります、予算議決いただければ、すぐにでも作業にかかりたいなというふうに思っておりますが、時間も要するというふうに言われております。ですから、残念ながら、4月の、令和6年の4月10日までにはその辺の方向性が示せるかどうかというふうなお尋ねに対しまして、ちょっと時間を要するというふうなことをぜひご理解していただきたいというふうに思っております。いずれに致しましても、町全体の財政の体力をしっかりとしたものをつかんで、町民の皆さんに説明していくことが肝要だというふうに判断をさせていただきました。今一度見直す時間をいただければなというふうに思っていますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
議員の質問 8番 梶谷康介
町長、報道機関に対してね、こういう方向付けができましたと、何点かこう挙げて、だから肩の荷が下りましたという表現されてます。病院残して肩の荷下りませんでしょう、私はそう思いますよ。現時点でね、まだ新しい構想づくりをするためのコンサルへの発注はされてないでしょう、コンサル先も決まってないでしょ。その目途はどうですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
コンサルの、成果品の受領するまでの目途っていうふうなお尋ねだというふうに思います。1年はかかるだろうというふうな事務方からの説明は頂戴しております。
議員の質問 8番 梶谷康介
見直しすることによって、最終的に当初予定した令和10年度の開設予定は延びますよね。どの辺まで延びる考え方ですか、見通しはあります。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
見通しであります。先ほども申しましたけども、コンサルティングの成果品を受領してから、いろいろ町の、病院の経営ばかりでなくて、町の方の体制、体力もありますので、その辺の兼ね合いを見極めて、次のタイムスケジュールは決まっていくだろうなというふうに思っているところであります。
議員の質問 8番 梶谷康介
非常に2点とも町長に対して、場合によっては失礼なこと申し上げたかもしれません。3期12年、激務に対応されてきた努力に対しては感謝申し上げます、敬意も表します。これ、時間は、町長の残任期間は少ないですけども、いい形で次の町長に引き継いでいただく準備をきちっとしていただきたいなと。願わくば、気持ちをひるがえしてもう一回4期目やるみたいな形にはならないですかね。本当に12年間頑張ってきたことに対して、敬意を表しながら、そして感謝をしながら言いたいことを言わせていただきましたけども、ありがとうございました。終わります。