みんなの議会

長万部町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日

アグリビジネス事業について

聞いた人
長崎厚 議員
答えた人
町長 木幡正志、まちづくり推進課長 加藤慶一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 長﨑厚

私はアグリビジネス事業について、一般質問させていただきます。国と長万部町で行ってきたアグリビジネス事業が、令和2年3月31日で終了いたしました。平成30年第4回定例会にてアグリビジネス事業について5点質問いたしましたが、そのうちの次の2点について精査中との答弁でありました。1点目。ビニールハウスは何棟増設したら事業維持できるのか。答弁として、今後、何棟必要かを含め精査を行っている。2点目の、売り先確保のめどは。答弁は、維持管理コストや売り先確保は精査中である。この2点のその後の精査結果をお聞きいたします。また、アグリビジネス事業が終了いたしましたので、この事業に対する町長の評価についてお伺いをするものでございます。〔議員(5番 長﨑厚)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

アグリビジネス事業について、回答いたします。1点目の、ビニールハウスは何棟増設したら事業維持ができるのかについてですが、令和元年第3回定例会におきまして、ほかの議員から同様のご質問をいただいておりますので、その時の答弁内容と事業維持などの考え方について併せてお答えをいたします。令和元年度のハウス増設は、2つの理由から実施しないことに決定されております。ひとつは高価格帯での販売ルート拡大が遅れたこと。もうひとつは従業員等の退職などがあり、体制を再構築している中での年度内の規模拡大は難しいと判断されたとのことであります。また、事業維持の考え方については、現在の2棟体制でも事業維持可能であり黒字化も可能であるということで、3月末に電話会談での一般社団法人北海道おしゃまんべの社員総会で報告を受けております。理由といたしましては、課題でありました経費の大幅改善に向けて、一部の業務委託契約等の見直し、雇用の見直しなどが完了したことと、受注・出荷等の業務に関しても、統合システム導入により効率化が図られたこと、これらに加えて高価格帯での安定した販売先の確保ができていることなどであると伺っております。なお、人件費、暖房費、輸送コストなどは、ほぼ変動経費であるため売上に応じてコストも増加することになり、現時点でのハウス増設は、赤字を拡大することにもなると伺っております。2点目の売り先確保のめどについては、こ質問も1点目と同様、令和元年第3回定例会で、ほかの議員からの高価格帯での販路拡大の動向はどのようになっているのかとのご質問がございましたが、その当時の答弁にその後の状況を加えてご説明いたします。当時の答弁内容では、いかに収益を上げるかという視点で考えると、販売における輸送コストが最大のネックとなっている状況であり、今後は輸送コストが安くしかも高価格帯で販売できる道内での流通にシフトするよう対応していき、安定した収益の確保を目指すと伺っているとの内容でありました。その後の状況では、昨年度から道内での高価格向け商品としての販売先として、大手スーパーマーケットや食品卸業者、大手百貨店や地域物産販売店など順調に拡大してきている状況でありました。しかし現在は、残念ながら新型コロナウイルス感染症による取引先の営業自粛・全体的な外出自粛などの影響で、出荷を縮小せざるを得ない状況になっておりますが、町内のコンビニ、観光協会での販売は好調であり、インターネット販売の拡大にも取り組んでおり、外出規制などが緩和された際には、既存顧客へ販売をさらに強化していくと伺っております。最後にアグリビジネス事業に対する評価についてですが、東京理科大学との地方創生に係る包括的連携協定からスタートした本事業は、設定したKPI目標を達成できたとの社員総会での報告があり、自立した経営のめどがついてきているとの状況から、当初の目的である雇用の創出と地域経済の活性化に効果をもたらしたものと受け止めております。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の再質問 5番 長﨑厚

再質問をさせていただきます。今町長から答弁いただきました。1点目の「ハウスの増設は」という件でございますが、これは「2つの理由から実施しない。これを決定した。」という答弁がありました。またその理由は、1つは「高価格帯での販売ルート拡大が遅れたこと」またもう1つは「従業員等の退職などがあり体制が再構築中である」と、このような理由で増設はしない。また後段のところでは「現時点でのハウス増設は赤字を拡大することにもなる」。増設しない理由としてこのようなものが上がっているんですが、それでは令和元年度のKPIの達成がされている中でどうして赤字なのか、それちょっと説明願いたいと思います。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

お答えいたします。赤字というのは、この地方創生推進交付金事業につきましては、平成29年度から3年間の事業計画ということで、国から採択を受けて進めてられてきました。そしてこの3年間におきまして、トータルでKPIを達成するということでございますので、最終的に元年度末において黒字化のめどを立てていくと。そういった目標を立ててやってきておりますので、中途での評価ということではございません。

議員の再質問 5番 長﨑厚

この問題については、ヨーイドンから大変町民の方が興味を示して、10棟という目標がありました。また、それに向かって町民の説明会を開いたところ、結構多数の人達が説明会に出席されたと聞いております。ではなぜ3棟以上は建てられないのか。物が売れれば3棟でも4棟でも5棟でも、これは建っていくわけですよ。なぜソフト事業に全補助金をつぎ込んだにも関わらず、販売先が見つからないのか。不足しているのか。これはやっぱり責任が発生してくるような状態もあるんじゃないかと思うんですよ。最初から何もなかったら私も言いません。わんわんと盛り立てて、凄い事業が来るんだってやってったところが、だんだん縮小されてきて現在に至ってるんです。今度は2棟以上建てると赤字が膨らむからダメだ。その前に販売先を見つけて努力するということをしなかったんでしょうかね。もう2年3年やっているにも関わらず、その辺は、あっちの方の会社の説明というのは当然、もう3月31日で終了してますから、当然行政側のほうに結果報告、以前は変更したことで謝罪文まで添えてきた、そういう状態もあったのでね、その辺のところちょっとわかりやすく説明願いたい。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

答弁の中でも触れておりますけれども、棟数を拡大することが全てではないと。まずは会社として自立していくということで、きちっとした黒字化をやっていくと。当然ハウスを増設しますと、それなりに経費も増えていくということでございます。それで一方で、販売先もきちっと確保しないと、それが余って捨てられてしまうということになりかねませんので、これは議員のご質問された30年から時間経ってますけども、昨年中に道内の主な販売先というのがかなり開拓されて取引が拡大しております。ただ、今答弁でも触れましたとおり、コロナウイルスの影響で今ちょっと休止しているところもありますけど、一定程度販売先は確保したということで伺っております。

議員の再質問 5番 長﨑厚

いろいろ当然コロナも影響してるんでしょうけども、あまり宣伝とかそういうようなものがちょっと見受けられないんでね。その事業報告というのが、ソフト事業のほうでの余剰金とか、そういうような余裕のある基金づくりとか、そういうようなものはどういうふうになさっているのか、ちょっとお知らせ願いたい。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

ちょっとあまり意味がよくわからないんですが。余剰金とかってお話がでましたけども、まだ元年度の詳細の事業報告を正式にまだ受けておりませんので、これを受けましたら、また特別委員会等で皆様に詳細はご報告させていただきたいと考えております。

議員の再質問 5番 長﨑厚

今年の、今月ですよね、議会に報告・検証をしていただくというような。それがこの配られた書類の中に、去年の6月にもそれを検証すると言ってたんですけど、去年の6月はしてません。今年もそろそろ15日、半分過ぎたにも関わらず何も連絡がない。だからそういうことについても、何かもう少し、誠意がないんじゃないかと思うんですね、親切さが。私たちは地元に帰れば、長万部町民の中に入って、これはどうしたんだ、どうしてこんなのができないんだと、ひとつひとつわかりやすく言わなきゃダメなんですよ。ただ去年の6月はやりませんでした。じゃあ今年はもう間に合わないからやりませんでした。そして赤字だけども2棟以上は建ちません。すいませんこれで許してください。そういうふうにして言えないのさ。ある程度の理由を付けてやらないと。ただ収支決算はまだ出てないからって。でもそろそろ、あなたたちも頭のいい人ばっかりなんだから、少しは内容をかじって私たちに説明してもいいのかなと思うんですよ。その辺はどうなんですか。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

全く説明していないわけではなくて、昨年も8月の8日に特別委員会をして、その実績の報告、実施内容の報告について皆様にさせていただいております。それからまた来月中にでも、今やり取りをさせていただいてるので、令和元年度の報告についても今詳細をやり取りさせていただいてますので、皆様にご報告をできると考えております。

議員の再質問 5番 長﨑厚

じゃあ6月というのは、これに書いてある6月、これ申請書の中の約束事ですよ。それは別に無視しても構わないという、これは別に書いてあるだけだと、そういう考え方でよろしいですね。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

国に提出しております実施計画に記載する、例えば議会などの開催時期、あるいはそれからまちづくり推進会議等の委員による検証など、こういった時期についてはめどということで記載しておりますので、それは遵守事項ということではございませんのでご理解ください。

議員の再質問 5番 長﨑厚

そういうふうにして遵守事項でないと言うんであれば、まあそうなんでしょう。私はあまりそういう法的なものはわかりませんので。2点目のほうに移りたいと思います。2点目の中での、大手スーパーマーケット、食品卸業者、大手百貨店や地域物産販売店また町内のコンビニとか、観光協会、町内のコンビニの場合は民間ですから、また観光協会の場合は公的な部分のお金も入ってますし、100パーセントだと思うんですけども、その辺の売上の状況、ミニトマトの売上の状況はどのように把握されていらっしゃいますか。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

今現在でいきますと、先ほど申し上げたとおり、コロナウイルスの影響で道内の百貨店ですとか道内の大手スーパー、こういったところが営業自粛していたり、そういった部分で若干縮小してる状況はあります。その分町内の販売におきまして、かなり好調だということで聞いております。それから割合でいきますと、今現在でいきますと、町内のコンビニで30%くらい。それから道内でも30%、縮小はしておりますけど30%出ております。それからインターネット販売が20%ほど。それからふるさと納税が、一般を含めると20%と。そういったような概要になっております。

議員の再質問 5番 長﨑厚

今パーセントを出してくれたんですけど、全体的なのが100%で、その中の20%とか30%が割合を占めてるということですか。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

そのとおりでございます。

議員の再質問 5番 長﨑厚

町長に対してアグリビジネスの評価というものをお聞きをしたわけですが、東京理科大学と地方創生に係る包括的連携協定からスタートした本事業、設定したKPI、目標が達成できたと社員総会での報告があったということがあるんですが、先ほど赤字がどうのこうのと言ったんですが、その赤字事業でもKPIが達成したと先ほど理由を教えていただいた。そのとおりでよろしいんですか。要するに赤字でも達成ができたということでよろしいですか。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

KPIはそれぞれ、雇用の創出、売上拡大、それから単位面積あたり収量と、3つのKPIを掲げて実施しております。それのいずれも達成したというようなことで報告受けておりますので、そういうことでよろしいかと思います。

議員の再質問 5番 長﨑厚

雇用の創出それから経済の活性化、これに効果をもたらしたと受け止めてるようですが、その地元からの雇用、それからそのほかに外国人、それから本州の方、その雇用内容はどのようになってますか。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

雇用内容、人数が全部で12名ということで、目標が8名以上というKPIの目標を設定しておりましたので、これはクリアしたということでございますけど。内訳でいいますと、農場長1名、それから正社員が3名、それからパートタイム社員が3名、それからシルバー人材が1名、それから農業研修生が2名、それから北海道おしゃまんべから2名と、計12名ということでございます。

議員の再質問 5番 長﨑厚

先ほど申し上げたんですが、長万部町の当初の目的である雇用の創出、先ほど地元の長万部町内での住民の数、それから本州のほうで来てる方、それからもし外人がいるんであれば外人、そういうような形でちょっともう一度教えてくれますか。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

住所までは全てこちらで把握してございませんが、このうち研修生と言われる方はカンボジア人の方でございます。農業研修生のカンボジア人の方は2名でございます。

議員の再質問 5番 長﨑厚

それでは、要するに長万部の町内の人は、パートさんとシルバー人材の1人と、そういうことになりますか。

町の答え まちづくり推進課長 加藤慶一(まちづくり推進課長は2021年3月まで)

農場長と正社員も含めて町内の方ということでございます。

出典:長万部町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる

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