みんなの議会

長万部町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日

新型コロナウイルスの影響による学業の遅れに対する対策は

聞いた人
柏倉恵里子 議員
答えた人
教育長 近藤英隆、町長 木幡正志、教育次長 對馬政宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

私は2問質問いたします。新型コロナウイルスの影響による学業の遅れに対する対策は。このたびの新型コロナウイルスの影響は、国内ばかりか世界中で大きな問題となり、ウイルスがもたらす恐ろしさを実感したところです。それどころか未だ終息に向かっておらず、いつまで続くかわからない状況の中で、学校が再開されたところであります。三密に十分気をつけながらの再開は、先生方にとっても大変なこととは思いますが、子どもを持つ親にとっては、この間の学業の遅れが気になっているところです。長万部町としては、どのように取り組まれていくのか、教育長に所信を伺います。2問目、新型コロナウイルスをふまえた避難所対策は。新型コロナウイルスによる感染拡大が不安視される状況下においても、災害はいつ起きるかわかりません。災害時に速やかに避難所を開設できるよう、事前に新型コロナウイルスを含む感染症対策を講じておかなければなりません。そこで、町としてどのような対策を考えているのか。また、避難する町民側も町にまかせきりではなく、町民自身も普段からの心構えや持ち物等も準備しておく必要があると思います。町長の所信を伺います。以上です。〔議員(9番 柏倉恵里子)自席へ〕

町の答え 教育長 近藤英隆

新型コロナウイルスの影響による学業の遅れに対する対策は、お答えいたします。新型コロナウイルス感染症により、過去に経験のない長期間の休業を余儀なくされました。学校再開に向けては「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』~について」をふまえて再開をしております。学業の遅れにつきましては、文部科学省より学びの保証総合対策パッケージが示され、感染症対策を講じつつ、学校教育ならではの学びを大事にしながら教育活動を進め、最大限子ども達の健やかな学びを保証し、新学習指導要領の目指す学びを着実に実現するように示されております。本町においても、感染防止に配慮しつつ、時間割編成の工夫、長期休業期間の見直し、学校行事の重点化を図りつつも、地域の感染状況を踏まえ実施し、各学校において本年度指導を計画している内容について、学年内に指導が終えられるように努めてまいります。〔教育長(近藤英隆)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

新型コロナウイルスをふまえた避難所対策は。多くの避難者が集まる避難所では、「密閉」「密集」「密接」の三つの密が重なりやすく、感染リスクが高まることが予想されます。避難所における感染対策では、三密回避のための避難者間のスペースの確保、手洗い・咳エチケット等の基本的な感染対策のほか、定期的な換気の実施、手指消毒の設置、避難者の体調チェックの実施、発熱など症状のある方の専用スペースの確保などにより、感染リスクの低減を図ってまいります。また、過密を避けるためにも、町の避難所だけではなく、自宅の安全を確認したうえでの自宅2階への避難や、親戚、友人宅などを避難場所として検討していただくことも、選択肢のひとつであると考えております。避難所における必要物資については、ご質問にありますとおり「自らの安全は自らで守る」という「自助」の理念のもと、町民自らが災害に備えて備蓄していただくことが基本と考えておりますが、備蓄品を持ち出すことができない避難者の発生等を想定して、町においても計画的に整備を進めているところであります。なお、町の備蓄には限りがあること、また、長期間にわたる避難も想定されることから、避難する際には、自宅で用意している水や食料などの非常持出品と合わせ、マスクや手指消毒液、体温計等についても持参していただくよう、町広報等を通じて啓発してまいります。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 9番 柏倉恵里子

それでは再質をさせていただきます。まず学業のほうなんですけれども、新しい生活様式とよく言われておりますけれども、現在長万部小中学校で取られている対策をまずお聞きいたします。

町の答え 教育長 近藤英隆

学校における感染症対策についてでございます。子ども達の健康を安全に、そして第一に考えまして、手洗い、換気といった基本的な感染症対策に加え、三密を避けるために身体的距離の確保といった新しい生活様式が大事になってくると思われます。長万部小学校では登校時間を5分早め、手指消毒をして、密にならないために各教室前に1メートル間隔にラインを設けて健康チェックをしてから教室に入らせています。静狩小学校と中学校につきましては、密にならないため手指消毒を行って、健康チェックを行ってから教室に入ることにしております。机の間隔につきましても、小学校・中学校ともに1メートル間隔にしており、換気につきましても半窓にして実施しております。給食も対面にならないように私語を慎みながら食をしております。学校内の消毒につきましては、児童・生徒が触れやすい場所、トイレや水飲み場の蛇口、ドアノブ、手摺などを消毒をしております。教室内につきましては、1週間に、いや5日に1回ずつの消毒をしております。以上でございます。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

文部科学省より、学びの保証総合対策パッケージが示されましたけれども、簡潔な内容、要約でお願いできませんか。

町の答え 教育次長 對馬政宏

学びの保証総合対策パッケージを簡潔でということなんですが、この部分については、基本的な考え方の部分については、学校の行事等を十分地域性を考えて、学業だけではなくその他の活動も計画的にやっていくと。授業の編纂については、工夫を凝らしてということで6時間授業を全課程にしたり、教育課程の部分でできるだけ短い日数で活動できるように行うと。そのほかには大きな部分については、基本的には学習指導要領そのものを全部できるように、時短の授業だとかそういうようなことを進めながら、指導要領に則った課程はすべてやるということが大きな目標となっております。以上です。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

確か卒業年次というか、最終学年の方は、年度内に終えるということは、これはやっていかなきゃならないことなんですけれども、その他の学年においては、2~3年の間に全て終えるような、予定どおりのものに持っていくようなっていうこともあったかなと思うんですけど。そこら辺はいかがですか。

町の答え 教育長 近藤英隆

6年生・中3という関係だと思うんですけども。本町におきましては、重点的に時数を増やさなくても学年内に授業が終えるということになっております。以上です。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

答弁の中に、時間割編成と、それから長期休業の見直しということ、また学校行事も運動会はすでに中止になっていますけど、修学旅行とかもあると思いますし、この学校行事の関係と、それから長期間の休業のところがもう決まっているものであればちょっとお伝え願います。

町の答え 教育長 近藤英隆

まずは長期休業中の授業日の関係になります。長期休業中の授業日についてですが、先日の校長会で確定いたしまして、夏季休業期間は7月23日~8月16日までを、8月1日~16日までに変更しており、5日間授業日として設けます。秋季休業期間でございますが、9月30日~10月4日まであるんですが、秋季休業期間をなくして3日間。冬季休業期間は12月24日~1月12日までを、12月26日~1月11日までに変更しまして3日間、合わせて11日間を授業日にして、給食についても提供していく予定でございます。ただ今後の動向によりまして、また変わってくる可能性もあります。あと各種行事なんですけども、今おっしゃいましたとおり、運動会は長万部小学校は中止にいたしました。静狩小学校につきましては、9月第一週の土曜日に一応やる予定ではいますけども、それも地域の方々との打ち合わせが必要だということでまだ決まっておりません。修学旅行につきましても順延いたしまして、小学校が10月、中学校が11月に変更しております。あと、学芸会とかそういう形のものもまたあるんですが、密にならないためにということで、これも今後打ち合わせが必要になってくるんですけども、今までどおりのような学芸会の方式はちょっと無理かなと思いまして、これから早めに校長会と一緒に相談しながら決めていくことになります。あとは中学校の体育大会も中止になっておりますし、コロナ禍によりまして、学校行事の関係も収縮なっております。以上です。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

政府のほうでは1人1台端末という、ICTを活用した授業のこと、オンライン授業とかもあるんですけれども、政府のほうでは予算も組んでいるようですけれども、長万部ではどうされますか。

町の答え 教育次長 對馬政宏

お答えいたします。ギガスクール構想の加速化ということで、政府のほうから1人1台端末の早期実現に向けて整備するよう構想が出ております。現在町といたしましても、政府からの予算内示等がまだきてない、詳しい内容がまだわかっていない部分はありますけども、この補正予算が確立して詳しい要項が出てきた時点で、本年度中に全生徒に1人1台端末の現実に向けて整備する準備を進めているところであります。以上です。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

わかりました。もし今、学業中に児童の中からコロナ感染者が出たといった場合に、対策はどのように講じられますか。

町の答え 教育長 近藤英隆

児童生徒の感染に関わることだと思いますが、教職員についても同様に考えております。というのは、文部科学省から出されています「学校運営のためのガイドライン」で指針が出ておりました。児童生徒や教職員の感染が確認された場合には、保健所から指示があると思います。それによりまして衛生部局と連携し、まずは校内の消毒をしまして、濃厚接触者が保健所により特定されるまで、学校の全部または一部が休業を実施することになることになります。学校の休業解除につきましては、保健所を含めた関係機関と協議をしながら決定することになっております。ただ、児童生徒につきましては出席停止となります。教職員につきましては病気休暇や特別休暇を取得させて、濃厚接触者の場合には在宅勤務や職務専念義務の免除により学校に出勤させない措置を行ってまいります。以上です。

出典:長万部町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる