みんなの議会

木古内町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月5日

我が町の観光誘致の取り組みについて

聞いた人
新井田昭男 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 新井田昭男

8番 新井田です。今定例会において、一般質問をさせていただきます。質問は一問でございます。我が町の観光誘致の取り組みについてでございます。北海道新幹線事業着手からはや11年目を迎え、昨年12月から新幹線H5系車両による試験走行が開始され、新幹線開業まで残すところわずか1年となりました。5月には新幹線駅舎が完成し、また8月末には完成となる観光交流センターなど、駅前周辺の整備関連事業は概ね順調に推移していると感じているところです。また、当町と檜山地域の主要幹線を結ぶ2次交通の路線バス「江差木古内線」は停留所等の増設により鉄道輸送時より乗客も増員の状況にあり、我が町の観光にも一翼を担っているものと感じています。我が町の観光については、北海道新幹線開業と同時に、この千載一遇のチャンスを活かすべき町長としてのトップセールスをはじめ、新幹線に関係する担当課など、行政職員総ぐるみによる我が町を軸とした活動や、渡島・檜山の広域連携による観光客誘致活動には大いに期待をしているところです。しかしながら、残された北海道新幹線開業までの1年間の中で「北の大地の始発駅」として、町全体の観光誘致対策の整備状況を見れば、未だ皆無と思わざるを得ません。過去に、同僚議員や先輩議員からの質問と関連的要素はありますが、住民サイドの立場になって以下の事柄について質問をいたします。(1)前段申し上げたとおり、新幹線開業まであと残すところわずか1年となっています。駅周辺のハードインフラ整備は最終段階に近い状況となっていますが、必ずしも町民の皆さんの気運が高鳴る状況ではないと感じています。過去の行政執行としての内容では、町長としてのトップセールスを含め全職員体制での取り組みとしていることは事実であり今後、その成果も期待するところです。しかしながら、問題は何も新幹線だけで来町される観光客だけではなく、第三セクターによる鉄道利用やバス・マイカーなどで来町される観光客もおります。来町をいただいた観光客に町民自らが各名所等の案内ができるように、観光名所パンフレット等を全町内に配付し町民の皆様に再確認をしていただくことや、町内のコンビニ等との連携により町内や広域観光の名所等のパンフレットを置いていただく等の配慮は必要不可欠と考えます。また、我が町の観光に関わる看板に関しては、少なくとも木古内駅前集中型だけでなく、全町内の名所も含め適材適所に設置をすることも必要と考えますが町長の見解を伺います。(2)昨今、議員研修や勉強会において、人口減対策の中で観光や地域の特産品の掘り起こしなどが非常に重要視されていると言われています。我が町の観光資源は、他町村に比べとりわけ多いとは言えない状況だと認識しています。少ない観光資源にどう付加価値を付けて行くのか、来ていただいた皆さんに我が町に長くとどまっていただくにはどんなアプローチの仕方があるのかを考えた時、施設面ではいまある施設の改修利用を図るのか、あるいは新設なのかなど、選択技はいろいろあると思います。行政では、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の取り組みで地方創生先行型交付金活用の中で、薬師山芝桜植栽事業を掲げていますが、この事業展開の中で展望台の新設の提案をしたいと思います。四季を通しての運用はできないものと思いますが、芝桜の植栽を増やすことにより展望台からの眺めは絶景となり、観光誘致では大きな武器と考えますが町長の見解を伺います。(3)町長は、平成27年度町政執行方針の「観光」「広域観光」で、観光協会や体験推進協議会と連携し、従来のイベントや体験観光事業などの継続支援に加え、まちなか回遊や町内観光周遊ルートづくりなど、諸々の開業プロモーション活動を行うとしています。また、町内観光のスポットとして、みそぎ浜や新幹線ビュースポットの整備を行ってまいりますと掲げています。上記の執行方針について、もう少し具体的な方針策をお聞きします。特に、従来のイベントの継続支援策に大きな変動があるのか。また、町内観光のスポットとして、みそぎ浜や新幹線ビュースポットの整備について具体的にお聞かせください。広域観光は、新幹線木古内駅活用推進協議会で着々と進められていますが、我が町としての観光推進はどのような方向性や熱意で望むのか。また、我が町では平成5年3月に策定した「木古内町観光ビジョン」が木古内町の観光の基本ではないのでしょうか。「木古内町観光ビジョン」策定から20年余りが経過していますが今後、時代に見合うように改正をするのか。そのまま時代遅れとし放置をするのか、町長の見解を伺います。大変補足で申し訳ございませんが、この3番目の私の意見書というか質問内容で、実はあとから行政のほうから執行方針の変更がありました。従来のイベント体験観光の云々が、文言が削除されております。こういうこともありますけれども、取りあえずこういう部分に関しては、当初の執行方針の中でということでご理解いただいて、答弁をお願いしたいと思います。以上、よろしくお願いします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

8番 新井田昭男議員のお尋ねにお答えいたします。当町の観光への取り組みにつきまして、順にお答えをさせていただきます。はじめに、観光名所パンフレットの配置や観光スポットへの説明板につきましては、平成24年度に策定したアクションプラン。いわゆる木古内感動戦略に基づき、まち歩き、商店街活性化、おもてなしなどの各部会を関係機関関係者を含めて設置し、事業展開を検討しているところでございます。パンフレットにつきましては、まち歩き可能なパンフレットを作成するとともに、既存のものを含めて、木古内駅自由通路やアンテナショップ、主要飲食店や宿泊施設に配置しPRを行ってまいりました。また、新年度の事業におきましては、パンフレット作成費用を計上し、新幹線開業前後の観光客を迎える準備を行うこととしており、看板、サイン類につきましては、道路や施設整備とあわせて、方向指示板など適所に配置することとしております。説明板につきましては、地場産の道南スギを活用するなどして、主要観光スポットにおけるリニューアルを図っていくこととしております。次に、薬師山芝桜植栽事業を展開する中での展望台の新設につきましては、薬師山・萩山は、昭和56年のふるさとの森整備事業をベースにして、同年に薬師山展望台、萩山展望台、遊歩道の整備を行っており、昭和61年には芝桜の植栽を行い、その後も萩山・薬師山の修景緑化計画ですとか、萩山展望台の改修ですとか、芝桜の補植ですとか、様々な事業を行い整備を繰り返す中で、観光スポットとして位置付けられるとともに、町民の憩いの森として整備を図ってきたところでございます。お尋ねの展望台につきましては、現行の展望台は、整備後33年が経過し、これまでも軽微な修理を行いながら活用しておりますが、今後につきましても随時に点検をし、気持ちよく利用していただけるよう、関係課が連携をして施設の維持管理を行ってまいりたいと考えております。また、お尋ねの芝桜の植栽につきましては、新年度を含め、これから年次的に拡大整備を図っていくこととしておりますので、萩山展望台からの眺望確保に配備をして行きたいと考えております。次に、観光、広域観光の執行方針の中で、町内のイベントでございますが、このイベントにつきましては、町の全ての部局を含む実行委員会で事業展開を行っており、取りわけ寒中みそぎフェスティバルは、ここ数年みそぎをテーマとした観光推進を図っており、認知度が向上してきていると認識をしております。今後も、関係団体や関係者との連携を密にし、様々な事業の推進に努めてまりたいと考えております。一方、みそぎ浜は収容スペースの関係もあり、どのような受入体制を整備していくのか。また、外国人観光客の誘致も含めて、多くの課題がありますので、今後はみそぎ浜や新幹線ビュースポットの整備による通年観光としての位置付けや受入体制について、関係機関と連携して議論を重ね、おもてなしの心を持ち、態勢整備を図ってまいります。町内観光スポットの整備につきましては、みそぎ浜についてこれまでも、まち歩き・商店街活性化・おもてなし部会で、整備の方向性を検討しており、具体的な施設整備として、ベンチ、ウッドデッキ、パノラマ写真、カラー舗装、みそぎ水の活用などがあがっておりますので、今後、実施設計を進めていく中で詳細を詰めてまいります。また、新幹線ビュースポットにつきましては、鉄道マニアをはじめとして、多くの観光客が望んでいるものと認識をしております。この1年間で、眺望可能かつ建設に適した地域を町内一円で調査し、最終的には建川地域の建川トンネルの上部が最適地と判断をいたしました。したがいまして、この地に駐車スペースを配備し、青森方そして函館方の両方向を見通せる展望台を建設したいと考えております。今後のスケジュールといたしましては、4月早々に構造計算をあわせての実施設計を行い、並行してJR北海道との協議を進め、秋口から雪が降る前まで工事施工を想定しております。次に、町内観光の推進につきましては、建設中の観光交流センターを核として町内観光の展開を図るということになりますが、観光交流センターのはたす役割には、飲食、物販、レンタカー、バス待合所などに加え、広域観光の拠点として情報発信も備え、広域観光をしっかりと進めることにより、町内観光の拡大にもつながってまいります。まずは、木古内駅を多くの方々に利用していただくことが重要でありますので、北海道をはじめ近隣自治体との連携強化に努めてまいります。次に、観光ビジョンにつきましては、平成4年に作成しており、外的環境の変化。これは、新幹線時代ということになりますが、こういう変化はありますが、木古内町の観光づくりの方向性や観光開発ビジョンなどは色あせておりません。観光協会と連携して進めてきた各施策については、これらと一致していると認識をしております。具体的には、花による名所づくり、景観アクセント、中心商店街整備などの地域環境の整備。また、パンフレットやサイン類、観光情報拠点の整備、メディアの活用、木古内案内人などの情報提供、PR。さらに、体験学習プログラム、海浜活用の企画開発、咸臨丸イベント、みそぎフェスティバル、広域リレーイベントなどの商品企画、イベント。さらに、農業・漁業関連と地場産木材を活用した事業、地場産物品、地場産の商品・物品、名物料理の開発など地域産業との連携などは、このビジョンの中でしっかりと継続して行っているところでございます。今後につきましては、新幹線開業など外的要因の変化はありますが、これらを踏まえまして、観光ビジョン改訂の必要性を十分に検討し、必要に応じて関連事業の展開を図って行くと。いわゆる、このビジョンに対して肉付けをして行くということを考えております。

議員の質問 8番 新井田昭男

町長、どうもありがとうございます。あまり雄弁な答弁なので、何か質問があまり迫力がなくなってしまうような。町長がおっしゃったとおりだと思います。まず1点は、(1)番の質問に関しては、町の動きトップセールスである町長の動き等々は、「十二分に大したものだ」と私ながら個人的には非常にどうでしょう。良い状況の中で、PR活動をされているというふうな認識はしております。ただ、そういう中でやはりいまいまの状況を見ますと、どうしても活動の状況が大きいところだけしかいっていないと。やはり地元の足固めとは一体どうなっているのだろうと。そういう中で、まず一つは「パンフレットも私はこう思うよね」。ただ、町民のかたも「そうだよね」と。例えば、これまで来たお客さんが降りた時に、「すみませんちょっと。木古内ってどこが名所なのでしょうか」とかと聞かれるケースもあると思うのです。そういう中で、「いやいや私知らない、俺知らない」とかそういうことであれば、これはやはりこの来ていただいた町長がおっしゃるように、「おもてなしができていない」と言うことと全く同じなわけですよ。これでは、やはりどんなに良い施設を持ったって、どんなに良いPRをしたって、やはりそれがゼロに等しい状況になってしまうと。それがちょっと非常に私とすれば、どうも懸念する一つの材料でありました。ですから、これは先ほど24年からいろんな商業関係を含めて、飲食関係を含めて、検討も含めて実施しているということであれば、それはそれで結構です。ぜひ、それにもっともっといろいろ対策を講じながら、肉付けしていって。私やはり全ての町民の皆さんにも、知ってもらうということも大事ではないかと思うのですよね。一部のことではなくて、そういう中で先ほど言ったようなことが回避できる可能性もあるということだと思うのです。だから、小さいことだけれども、大業を成すためにはやはりそういうことも必要ではないかというような思いがありました。そういうことで、町長にはこんなものかというような部分でのちょっと質問をさせていただきました。いま言ったように、そういうことであれば大いに今後またPR活動を含めて、町内のいろんな関係機関含めて、この辺も今後どうするかちょっと後々答弁としてまた聞きたいと思います。二つ目は、先ほどのビュースポット云々ということで、建川のそういう施設を建てるのだということがありました。これ本当に大変良いことで。私、文章に出てきてビュースポットって一体何なんだろうなと。そういうことで、内容をちょっと聞いたという経緯があります。非常に我が町としては少ない名所の中で、そういう新幹線絡みでやはり大いにそういう部分を活用しながら、来てくれるお客さんに、「こういうところがあるのだ、こういうところがあるのだ」と。一つでも多くの場所を提供できれば非常に良いことでありますし、大いにそういうことは先ほども言ったように、うんとやってほしいと思います。要は、先ほども芝桜ということで薬師山の話も出ましたけれども、一つ薬師山あるいは萩山の施設はあるというのは私は知っていたのです。知っていたのですけれども、だけれどもずっとこの11年前から新幹線開業の中でワイワイ動いている中で、あるいは体験観光の中で私はあまり聞かないのだけれども、そういう施設があるのだけれどもうまく利用されていない。そういう部分がなぜうまく。それがやはり基本となるわけですよ。こういう施設を活かして行くことが、やはり口コミで「こういうところもあるんだ、ああいうところもあるんだ」ということが、口コミになると思うのですよね。どうして錆が入るまで放っておくのかなと。一生懸命新幹線絡みでワイワイガヤガヤと「我が町、我が町、我が町」というようなそういう方向付けで動いている中で、いまあるそういう立派な施設を活かすということがなぜできなかったのだろうなと、それで私はあえて。おそらく答弁とすれば「改修をする」という答弁が返ってくるというのはだいたいこうキャッチはわかっておりましたけれども。それはそれで、うんと例えば望遠鏡を作るとかそういう部分の部品含めて、お客さんに喜んでもらえるようなやはり施策を講じていただいて、「ここの山に登って良かったね、来て良かったね、海は綺麗だし」。やはりそういう部分をどんどんアイディアを出すべきだと思うのです。せっかく良い施設があるのに、ずっと眠らせておいているわけですよ。しかも、他町村にそんな多いわけではないのですよね、名所名所と言えども。だからそういう部分をきちんとやはり活かしていただくということで、私はあえてこういうことの質問をさせていただきました。これに関しても、薬師山はいま芝桜の植栽云々でいろんな補助金の中で「これからやる」と、「やる方向でいるのだ」ということですけれども。萩山は何か非常に聞くところによると、木がちょっと被って、いまいま展望台として使えるような状況ではないというようなことも聞いています。ですから、その辺もしっかりと合わせて行政としても検討してもらいたいと、そのことについてもちょっとあとで答弁をいただきたいと思います。もう一つは、三つ目の中で一番言いたかったのは、「既存のイベントの支援はするよ」と。この中で、どんな変動があるのかなと。そういうようなちょっと私は思ったのですけれども。町長の答弁にすると、「咸臨丸まつり関係だとか、みそぎだ」とかというようなことなのですけれども、もちろんそうだと思います。しかしながら思うに、やはりいま我が町の状況を見ますと、みそぎというのはもうこれは本当に欠かせないイベントですよね。大事なイベントですし、ある意味全国区になっていると。もう一つは、いわゆる内需拡大でいけば、地元で言う咸臨丸まつりですか。そういうものもやっていますよね。これは過去にもちょっといろいろ話が出ましたけれども、もう一つはどう考えてもあとはやはりサラキなのですよね。ここはやはり、1月はみそぎですよね。8月だとかというのは咸臨丸まつりだとかやっていますけれども、いわゆる咸臨丸に関連したイベントは5月ですよね。ちょうど松前が桜の時期と相まってやっているというような状況になりますけれども、それの中で商工会が一生懸命やられて、いろんな他町村から人を呼んでくれると。そして、大変な経済効果を生んでくれているのだと。そして、その中では木古内町も恩恵を受けているのだ。私はそういう認知をしています。そういう中で、どうも行政としてのやはりそういうイベントに対する思いがち ょっと欠けているのかなと。もっともっとやはり施設の面でも足を一歩踏み込んで、観光協会さん、あるいは商工会さん含めたそういう三身一体の中で、もっともっと手助けしていただく方法がいっぱいあるのではないかと。その手助けがやがては町長に返ってくると。そういうサイクルがやはり構想できると思うのですよね。そういう部分をどういうふうに考えているのか、この辺もちょっと町長サイド、行政サイドから答弁をもらいたいと思います。この3点ちょっとお願いします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

まず、1点目のお尋ねでございますが、PRの重要性ということでございます。当町の場合、一番よく人が集まるのは駅周辺かと思います。ここがいま工事中ということで、本来であればたくさんのPR商品が置いてなければならないところが、いま置けないという現実は理解していただけると思うのですが、こうした中で駅の自由通路などにはすぐ目の前に取っていけるようなパンフレットなどを置いてはいるのですが、お客さんというのは駅だけに来るということではありませんので、議員がお尋ねのようにいろんなところに置かなければならないのだろうとは思います。もう少し工事が一段落して、観光交流センターなどがしっかりとできますと、もっと有効なPR活動ができるものだと思います。いずれにしましても現在、先ほどご説明しましたように、主要なところにはパンフレットを置かせていただいて、しっかりとPRをしております。今後も引き続き、PR活動には重点を置いて行きたいと思っております。展望台の関係でございますが、議員もご承知だったようでございまして、新しいのはいますぐには建設予定はしておりませんが、少なくても山から見る景観の素晴らしさ。またあるいは、丘から見る山側の芝桜の景観。こういったものは、自然という大きな観光の遺産でございます。そうした中で、萩山からの景観がスギの木によってちょっと邪魔をしているということでございますが、保安林が多いということからいたずらに手をかけられないという事情がありますが、その中でも択伐施業ということで、込み入っているところを隙間を入れていくと。景観を少しでも良くするという事業は可能でございますので、そのことに進めてまいりたいと思っております。イベントの関係でございますが、サラキ岬の関係でのお尋ねとして理解してよろしいかと思うのですが。サラキ岬は、咸臨丸を夢見る会という会が設立をして、その会員の皆さんが現在中心となって木古内町の大きな観光を支えていっていただいてございますが、設立当時に遡りますと、当時私とその当時の議長が来賓で設立総会に出席をしておりました。その席上、役員を決めるという議題がありまして、その議題の中で役員が選考されたのですが、一部会員から「町長、議長に顧問という形はどうでしょう」とこういう提案がありました。その時にその当時の事務局は、「これは民間が純粋に行っていく事業なのだ」と。「一切、行政の力は借りないのだ」とこういう答えをして、町長、議長の職のかたは。かたというのは私と当時の議長ですが、その中には必要のない人材ということがその中で話し合われました。いくつかの会員は「それはおかしいだろう」と言うこともあったのですが、最終的にはそのような形になりました。しかし、事業を進める中で様々な民間だけでは解決のできないことがありますので、様々な相談を受けて、その相談にはできるだけ対応をして。お金はあまりかけられなかったのですが、道路の車の入るための縁石何かも低床にしたり、あと駐車場の整備をトンネルの土を活用したり。あるいは、町の用地については無償で借りていただいたり、様々な協力をする中で、いろんなイベントがあるとご案内いただくものですから、その都度伺って一緒にお祭りに参加するとかお祝いをするとか、こういったことは続けてまいりました。そんな経過がありまして、その後も民間の人達が本当に釜谷・泉沢に住んでいるかたは特に熱心にチューリップの管理などをしていただいて、今日まで本当に民間力というものが素晴らしいものだというふうなことを十分感じさせる活動をしておられました。今後につきましては、いま非常に民間の力もだんだん力が弱ってきているという。これは経済の停滞ということなども含めまして、こういう状況の中で、それぞれいま努力をされている皆さん方から直接お話があった場合には、「十分一緒にやりましょう」ということでの行動はできるかと思っております。

議員の質問 8番 新井田昭男

一つ最初に、答弁漏れというかちょっと聞きたいことに対して、ちょっと答弁いただいていませんでした。というのはこのPRをする時に、やはり町内各関係機関に、要は町内の全住民というかそういう人方にやはりパンフレットをきちんと渡して、認識を深めて行くのだとそういうことをちょっとお聞きしたのだけれども、その部分に関してはちょっと答弁がなかったのですけれども。全体では、理解はできるのです。そういう方向で動きたいというようないろんな部分でやるよということは理解できます。もう一つは、先ほど萩山のいわゆる展望台の状況をちょっとおっしゃられましたけれども、保安林云々というようなことは、私からすると要はそんなもの最初からわかりきっていることではないですか。しかも、それをずっとそんなになるまで「保安林だから」とやはり話できないわけないではないですか。では何のためにそこを作ったのかなというようなちょっとまず疑問が。それがそういうふうな答弁でいいのかなと思ったのです。だから、それはちょっとやはりその認識が薄いのではないかと思うのですね、行政としても。そうではないですか。たまさかそうではない、いま薬師山が「いま植栽を云々ということでやる」とそれはいいのですよ。それがたまさか「買収してスギ、全部木を刈って広くして植栽するのだよ、展望台も直していくのだよ」と。でも、作ったのにもう一つあるのに、そういう活用ができていないというのは、こっちがあればいい、こっちでなくてもいいよということではなくて、あるのですから。やはりその辺は絵に描いた餅ではないけれども、やはりあるものはあるものできちんと利用していただきたいというまず一つ要望です。もう一つは、いまの咸臨丸まつりではなくてサラキの部分に関してのご答弁をいただきましたけれども、去年いろんな各業種の皆さんと意見交換会をやって、いろんな話もさせていただきました。そういう中で、いろんな観光協会も含めて、商工会の皆さんも含めて、いろんな話が出た中で、まとめた段階で議長のほうにお願いをして、去年町長のほうにその項目も入っていたはずですよ。それは、我々は「強くお願いしてください」というふうに議長にお願いをしたのです。そうでないと、いまのこのやはり広く皆さんに来ていただくための一つのやはり何というのですか足がかりにもなりますし、そういう行政が介入する中で、そういう場が良くなっていくということであれば、もっともっといろんな町のためになるわけですから。そういう部分をちょっとやってきたとは思ってたのですけれども、ちょっと勘違いならすみませんけれども。そういうお願いをしたはずだと思っているのですよ、私は。そういう部分に関して最後ですけれども、ご答弁をちょっとお願いしたいと思います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

先ほどは、答弁の1点欠落していたのがございました。失礼いたしました。住民のかたが我が町を知るための、そして知って外にPRできるためのPRパンフレットというのですか、こういったのが必要ではないかというご提案でございましたので。確かに、我が町にいて行ったところがないところがたくさんあったりというのはあることでございますので、これは平成27年度の新年度予算でパンフレットの作成費用を計上しておりますので、その中で各所に配付をしたり、あるいは住民の皆さんに観光スポットですとか、あるいはその情報を広報。そしてまた、ホームページをとおして。いま担当のほうで作ったものを個別に全部家庭に配付するということでいま連絡が来ましたので、これは皆さんに木古内の町というものを全部知っていただいて、よそから来たかたに少しでも情報が届くように努めて行きたいと思っております。2点目の保安林のほうは要望ということで、受け止めさせていただきます。あとのサラキ岬の件でございますが、私はちょっとどういう要望の中で議長からいただいたか克明に覚えていないのですが、近くに商工会などがありますからまたいつでもお会いする機会もありますし、そういった中では直接伺ったほうが物事としては早いのではないかと思います。人づてというのもいいのですけれども、直接話をすると人間同士ですからいろんなことが次のステップに進められるのではないかと思いますので。昔のことをどうだこうだとは思っていませんので、これからどうするかというのが大事であって。ですから、昔こんなことがあったからどうだということは、それはいま新幹線時代を迎えてどうだこうだとやっている暇はないわけです。とにかくみんなで一緒に前に進むということが大事になってきますので、遠慮なく話し合いを持ちたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 8番 新井田昭男

私のいま町長が最後に、非常に良い言葉をいただきました。本当に何はともあれ仲良く、そして思うところは一緒でございます。ですから、何も良いことに向かって行くわけですから、お互いに握手しながら頑張って行ければとそんなふうに思っていますので、ぜひ町長も一つ頑張っていただいて、よろしくご活躍をご祈念申し上げます。以上、質問を終了します。どうもありがとうございました。

出典:木古内町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月5日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる