八雲町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月11日
木質バイオマスを進めるために
- 聞いた人
- 佐藤智子 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、総務課長 山形広己
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 佐藤智子
それでは3番目に移ります。木質バイオマスを進めるためにということで質問させていただきます。町長は町政執行方針の中で、農林業の振興として林業の活性化について述べております。その一部に林地残材等を有効利用するための木質バイオマスについて、各関係機関、企業、大学などと具体的な調査検討をしてまいりますとの一文がございます。進捗状況はどうなっているのか、お伺いいたします。1つ目は日本大学と域学連携をというお話も前回の一般質問の中でございましたので、その日本大学との具体的なやりとりがあったかどうかをお伺いいたします。2つ目は今年中に木質バイオマスについて、実現しようと思っている構想があれば述べていただきたいと思います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは佐藤議員の3つ目のご質問にお答えをいたします。私は本年度の町政執行方針において農林業の振興施策として、木質バイオマスについて具体的な調査検討していくことを申し上げました。木質バイオマスにつきましては、日本大学が2年前に八雲町で開催をいたしました全国農村プレサミットにおいて、折しも震災や原発被災後の日本のエネルギー政策が問われてる中、再生可能エネルギーの1つとして、林地内に放置されている間伐材や残材などの森林資源を利活用した地域活性化について、日本大学森林資源科学部の担当教授より報告がありました。議員お尋ねの町政執行方針を受けての日本大学との具体的なやりとりですが、4月に農林課と日本大学の担当教授において、木質バイオマスの調査検討について今後具体的な協議をしていきたい旨を電話で打ち合わせをしております。その際、調査検討にあたって資料収集、検討の手法、実現可能性などについて協議をしていくことになっております。また、現在懸案事項であった旧大関小学校用地と施設の日本大学への譲渡協議が進展し、今年の9月にも正式に譲渡決定される予定となっております。大学担任教授によれば譲渡後にはこの旧学校施設にチップボイラーを導入し、熱と発電を兼ねた設備を検討しており、今年度大学学部の大型研究助成金を申請し今後、木質バイオマスの高度利用に関する研究を予定しているとのことです。次に2つ目の今年度中に実現したい構想についてですが、今後、林業関係機関や関係企業の方々を集め林産業全般について懇談する予定となっておりますが、この中でも木質バイオマスについて話題提起をしていきたいと考えております。また議員の皆さんにも知見を広げていただくために、林活議員連盟の研修事業として、町内の森林現場における間伐作業状況などの視察や、管内の知内町が今年から実施している木質バイオマス関連事業の研修視察等も検討してまいりたいと考えております。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
思ったよりも施策が進んでいるということで歓迎いたしますが、日本大学の森林利用学研究室の先ほど言われた井上先生という方は、八雲町に学生を 50 人ぐらい連れて、今年も大関小学校に宿泊して山に研修に入るようでございます。意外に女子が多くて頼もしいなと、今、私残念ながら見に行けてませんけど、「WOODJOB!」っていう林業を中心にした映画も今話題ですけれども、そうした森林再生にどんどん係わっていくことが大事だと思われますし、また、今言われたように大関小学校にチップボイラーを導入するという考えも今始めてお聞きしましたが、それをですね役場庁舎もですね、ずっとこのまま壊れないでいくものでないと思いますので、その役場庁舎の改築何年後になるか分かりませんけれども、知内町では役場庁舎だけでなく、その周辺の建物に対しても木質チップボイラーを導入し、熱供給をする予定であります。そうしたことも視野に入れていくのがよろしいかと思いますがいかがでしょうか。
町の答え 総務課長 山形広己(総務課長は2015年3月まで)
議長、総務課長。
町の答え 総務課長 山形広己(総務課長は2015年3月まで)
役場庁舎は昭和 36 年建築で相当老朽化しております。前に何人かの、佐藤議員さんからもたしか建て直した方が良いんじゃないかというような意見があったと思うんですけども。ちょっとまだ立て直すのか、改修するのか、その辺内部で検討中でございます。役場庁舎だけがこの木質バイオということが可能かどうかというのもありますけども、八雲町として、木質バイオというそういった熱源で取り組んでいくということになればですね、当然、役場庁舎もそういった活用するということになっていくと思いますので、八雲町として今後、木質バイオについてどう取り組んでいくのか、それによって役場庁舎も考えていきたいというふうに思っております。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
(1)も(2)も少しごちゃごちゃになったようでありますけれども、日本大学との域学連携としてさらに前向きに進めていただきたいと思います。(2)の今年度中の構想も先ほどある程度述べられましたが、森林資源というのは言うまでもなく二酸化炭素を吸収して酸素を排出するということで、温室効果ガス削減に大きな寄与をするものであります。八雲町は毎年ですか、総務の方に出されますけども、八雲町地球温暖化対策実行計画というものがありまして、電気を幾ら使っているかですとか、A重油はどのぐらい消費してるかですとか、そういうのが事細かくデータ化された資料が出ております。それによりますとどこが一番八雲の施設でCO2を排出しているかというデータは、これは責めているんじゃありません。総合病院から出ているんであります。何で一番排出しているかっていいますと、やはり電気それからA重油。ボイラーを焚いてるわけですから、病院はもうA重油ボイラーをつけるってことはもう決まってますので、今さら木質ボイラーに変えることは多分できないんでしょうけれども、1度こうパイプ通してしまえばボイラーも変えられるという手もありますので、そういうこともこう研究材料にね、入れていただければと思います。また温室効果ガスを削減するためにぜひとも予算つけて、新聞にも載るような予算をつけてですね、それが八雲町の昨日三澤議員が随分言ってましたけども、アピールというか、PRになると思いますのでよろしくお願いしたいと思います。また農業新聞なんですけども、重油ボイラーからこれらのペレットボイラーに変更しているという例ですけども。やはりCO2の排出量を削減できるという事例がシリーズで載っております。まだなかなか農業分野にそういう重油から別なボイラーにというのは難しい課題とは思いますけれども。13 年度の農業白書によると、農林水産業における温室効果ガスの排出量は長期的には減少傾向にあるが、ただ異常気象など、地球温暖化の影響を受けやすい農業では、引き続き加温設備での木質バイオマス利用など、省エネ型農業への転換が必要と明記されております。これはだからあの、電気だけでなく熱利用ということが述べられてると思うんでありますが、平成 26 年3月。北海道からの資料として、新エネルギーの導入目標というのがございます。これは平成 24 年度の実績に対し、設備容量で約 3.5倍。発電電力量で約 2.4 倍に発電分野は拡大させたいという目標がございます。これを平成 32 年までに行いたいということを道は考えています。また熱利用分野では平成 24 年度実績に対し、約 1.7 倍に拡大を目指している。平成 32 年度までには約 1.6 倍以上になるだろうと予測されております。こうした道の新エネルギーの導入目標も参考に八雲町として今まだ遅れた段階にあると思いますけども、他を追い抜くような勢いで進めていただきたいと思いますが、町長いかがでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
今、佐藤議員の木質バイオマスに係わらず、新エネルギーをという話だったと思います。横田議員からもそういう話もありましたので、町としても今、議会の方にもかけさせていただきますけども、熊石地域で地熱の発電をどうかという検討に今入っていまして、その辺もですね、加味しながらということで、資源エネルギーに対しましてはいろんな太陽光だとか、または木質バイオもありますし、糞尿のバイオマス発電もあります。そして地熱・水力・風力とですね、たくさんありますので、これに連携して八雲町のエネルギーについてはこれから十分に検討して、なるべく自給のできるエネルギーが、自分のところで自給できる町を少しは目指して、そういう考えを持って進めたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
そのように進めていただきたいと思います。以上で質問を終わります。