松前町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日
厳しい漁業の現状を乗り越える「海を耕す」施策を!
- 聞いた人
- 福原英夫 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 福原英夫
どうもおはようございます。よろしくお願い致します。漁業の関係については、今まで何回も繰り返し質問さしていただきましたけども、ずっと漁業を勉強してきてて、やはり松前の漁業は、今の漁船漁業を補完するような漁業へ転換して、それが将来の松前の漁業の主になるような形に転換していかない限りは、松前の漁業厳しいなあというふうに思っておりました。そんな意味で、将来には厳しい漁業の現状を乗り越える、海を耕す施策をということで、将来を考えてみました。質問の内容に厳しい漁業生産、昨日も先日来から資料をいただいて、1億8千万で、9千万ほどの水揚げ、生産量が不足しているということ。また、今回も期待していたヤリイカがほとんど海が荒れて、またせっかくとれたなあと、とれるなあと思った矢先にこのような荒れ模様で、ほとんど海に出ることができない現状。これを何とか打開しなければならないなあというふうに思っております。生産量、生産額、それと減少が続く漁業従事者。今回国勢調査で、松前の人口が1千人以上減少すると。1千人以上の、住民票はあるけれども、国勢で調査した場合1千人以上が減少していると。出稼ぎ等々で町外に出てると。そういうことを考えると、漁業従事者もこの国勢調査で見るとどれぐらいの人数になってるのかなと。現状として稼働している方です。やはりここが一番不安でございました。なぜかと言うと、統計概要からいくと300人弱の漁業従事者、正職員ですね。準組合員も入れてもう少し多いんでしょうか。そんな現状の中で、国勢調査が示す数字というのは、やはり将来の松前町の漁業が厳しい現状を迎えるというふうなことが、如実に示されるんでないかなと。もし把握していれば、その中で答弁をしていただきたいと。そんなことで、漁業の将来にやはり私は厳しいシグナルが、やはり響いてるなあと。ますます響いてきてるなあというふうに思ってました。昨日町長は、畜産の関係で研修生が2人、今年は1人と言って、漁業従事者もやはり研修生として参加してもらえればいいなあというふうなことおっしゃいましたけども、きっともって半農半漁をイメージして、漁業従事者も研修生として参加してくれればいいなあという思いがあったんでないかなあと思うんですよ。やはり昔の松前町の漁業は、農業と漁業、出稼ぎ、この三本柱でございました。そういうふうにして永年動いてきたわけですから、きっともって町長もそういう思いがあったんでないかなということで、昨日は理解しました。それと、例の補助を導入して負担をしようと、3ヶ年で約6千万の補助をして、その中で漁協から示されたことがございます。こういうふうな考え方で漁協としては取り組むよというふうなことを述べて、私あの時反対討論したんでないかなあと思いますけども、やはり現実的には絵に描いた餅のように感じました。そんな私の気持ちが、それは福原違うよと、組合としてこれだけ一生懸命書かれた文書、5項目にわたって書かれていることは、こういうふうに着実にやっているよと、やって来たよというふうに強いメッセージが町長からいただければなと。それと、担当者もそのように今日まで動いてるよと。今年は2ヶ年目の補助でございます。私は、漁協が立ち直ることは、やはり松前町で生活してる漁業者が、自立して生活が安定しているというふうなことに繋がるんでないかなと思います。漁業生産額に合わせて、個々人がかけている共済、この水揚げに応じて共済、水揚げが減少した場合に共済が補填してくれるわけでございますけれども、そういうふうなことも大事でございますけれども、農業もそのようなことでしております。しかし、私は本来の自立と、自分達の生活は自分達で守る、そのためにどのような漁業に取り組むのがいいのか。どのような漁業に取り組まなければならないのかという考え方のメッセージが、私は伝わって来なかったわけですよ。そんな中で、この書かれている、これは令和元年10月28日にいただいた資料でございます。そんなことで、その現状はどうなのかということもお聞きしなければなりません。やはり産業の柱として、漁業は、私は最大の可能性を秘めていると思ってます、最大のです。それは、松前町が成り立っている、成り立ってきたその源が漁業だったからです。町長も3期目挑戦した時にも、やはり漁業は松前の産業の柱だというふうにおっしゃっておりました。私もその当時、私も漁業以外ないと思っています。それと、新しく畜産に約、今回も補正があるでしょうけども、10億ほどの投資をして、松前町で松前の牛、松前のべこをもう一回、今まで資源投資したものと、新しく投資するもの、新しい人材を入れる、そして優秀な人材をその要として招致して、今着実にその成果が現れようとしております。そんなことを考えると、やはり漁業は松前町の産業の柱だと。そこのところを私は、希望が見えないもんですから、どうしたらいいのかなというふうなことを考えて、ずっといろんな調査したデータ、取り組んでいるデータをインターネットであり、新聞であり、スマホであり、いろんなものからその内容をお借りして私はまとめてみました。そんな中で、まずいくつかお聞きしたいと思います。まず1点目、漁協が提示した振興策がどの峰まで到達したのか。松前町と漁協と連携した漁業振興策の道筋が見えない、見えるようにしていただければ、町民も漁業で暮らす人も安心するので、まず1点目、お答え願います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
おはようございます。冒頭、国勢調査のお話がございました。国勢調査の速報値につきましては、今年の5月6月に発表される見込みになっているところでありまして、従いまして、産業別の人口につきましても、その後になるというふうな予定であるってことをご理解いただきたいなというふうに思っております。1点目のお尋ねでございます。これまで取り組んできた漁業振興策、具体的にというふうな質問でよろしいでしょうか。これまでに取り組んできました、漁業協同組合とともに取り組んできているわけでありますが、具体的に取り組んできた内容について、お話をさせていただきたいというふうに思っております。まず、コンブ養殖につきましては、現在6名と1企業、更には静浦地区に1グループが着業しているところでありまして、新規着業による施設整備支援、係留ブロック等の老朽化対策等の支援も現状を実施しているところであります。次に、ウニの深浅移殖事業についてであります。これは、各実行組合で取り組みをされておりまして、未利用海域から移殖し、給餌管理を行い、出荷をしているところであります。次に、ホッケの畜養については、現在7漁港13経営体で取り組んでいるところであります。アワビの養殖については、3港4経営体で取り組んでいるところであります。また、ナマコの放流については、各実行組合が漁港、港湾で1地区1万個を継続放流しているところでありまして、その他に自ら種苗を生産し、放流する取り組みも7地区の実行組合で現在行われているところであります。それから、海藻についても、アオノリの加工生産、製品化について。これは漁協の婦人部を中心に今取り組んでいただいているところでありまして。それから、エゾバフンウニの放流、更にはサザエの放流、これにつきましては、昭和60年代だったというふうに聞いております。千葉県の千倉産の天然種苗を試験放流したけども、しかし放流による効果は確認できなかったというふうな結果が出ているようであります。現状、種苗を放流する場合は、他の県から種苗を購入し放流するっていうことにつきましては、遺伝子のかく乱等の懸念があり、現在認められていないというふうに聞いているところであります。全てではありませんけども、こんな取り組みを漁業協同組合と進めてきているということをご理解いただきたいなというふうに思っております。
議員の質問 5番 福原英夫
多岐にわたって取り組んでいるっていう姿勢はわかりますけれども、このことによって生産、生産額がどう変わったのでしょうか。いろいろ放流、アワビでもウニでも、特に、アワビの関係でも、あれだけスタートでは着業した業者が多かったのではないでしょうか。しかし、現実はどうでしょうか。漁協と連携してやっているわりには継続性が見られないし、そこから漁業をリタイヤしていく人がいかに多かったかということですよ。なぜ、こうなってしまったのかということが、一つ疑問に残りました。次で答弁してください。次に、その前に欠損金の補助をこうしておりますけれども、6千万ほどですけども、3ヶ年で。今回、昨日のお話では、1千500万ほど黒字になるということでしょうけれども、ヤリイカがこのような状況では、必ず赤字になるでしょう。しかし、そうでないという確信があって、そしてもう一つは、これからも赤字補填を続けるのかということです。国民の税であり、町民の税です、やはり、そこは考えなければならないなと思っております。私は、投資をしては駄目だって言うんでない、もっと投資していいって人なんです、漁業には。しかし、無駄な、それと責任のない、漁業者が自ら、ここに書いてますけども、漁業者自らこれからの赤字補填しますよって言ってんですから。そんなことを考えると補填はできないということですよね。しかし、新しく産業をやって、それが成長軌道に乗る事業であれば、漁業に1億でも2億でも、町長が思うように投資したらいいというふうに思ってる人ですから、私は。そこは誤解しないでくださいね。それで、いつも言ってましたけども、何回も言ってましたけども、二つ目としては港、沿岸の静穏域を活用した漁業への転換。これ以外、松前町の漁業が生き延びる道はないというふうに私は思ったんです、皆さん方はわかりませんよ。なぜかって言うと、白神からずっとこう歩いていって、今港に、白神に3隻、大沢も浮かんでるのは3隻、朝日はゼロ、松前港は何隻ですか、今一番漁船が横付けですよね、横付けして一番多いのは、札前と静浦と茂草でしょうか、こう歩いて見て。そうすると、漁船漁業がなくなっていくけれども、船外機船があるんですよ。ものすごい数の船外機船が斜路に上がってますよ。この人達が静穏域で、近場でウニ、アワビ、それと小釣でタコ、餌やったりして生産性上げてます。この人達の人数が、65歳以上が80%以上なんですよ、松前町の漁業は。そうすると、そこへ転換して、その人達が支えて、将来そこに入ってこれる土壌をつくるということなんですよ。そのために漁港は、二つ目でやりますけども、漁港は何をつくるのかと。静穏域はどんな部類をつくるのかっていうことなんですよ。そこも、なかなか答えを出せなかったんです、思い切った施策ができなかったんですよ。そんなことを考えると、港と沿岸の静穏域を活用した漁業への振興策などを考えたでしょうか。考えてなければ考えてないでいいんです、私は、考えているよと、今着実に取り組んでるよというふうなことであれば、私は。2回目質問します、まず1点目の追加と2点目。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
漁業協同組合の支援の繰越欠損金の関係でのご質問がございました。昨日の執行方針の中でお答えさせていただきました。令和元年、2年、今度3年目なります。令和元年度の決算で、数値今ちょっと持ってないんですけど、3千300万ほどの欠損金が残るような状況、今議員ご指摘のように本年度、大変厳しい状況だというふうに思っております。今、漁業協同組合が見込んでいる決算状況になるのかどうか。正しくこのヤリイカ漁、この時期のベニズワイ含めまして、この時期の生産高が、本当に重要になるわけであります。現状言いますと、本当に議員おっしゃるように海が時化て、海象条件が悪くて出漁できない状況もあるというふうなことを考えると、大変厳しい状況になるんだろうなというふうに思っております。私どもは、何としても令和3年度の支援補助で繰越欠損金がゼロになる、していただいて、更には組合の体力強化に繋がるようなことを今念じているところであります、そういうふうになっていってほしいというふうに思っておるところであります。それから、漁港、静穏域を利用した漁業への転換というふうなお尋ねでございます。本当に大事なことだろうというふうに思います。磯舟、和船を利用して、やり方によっては生計を維持している漁業者の模範となるような漁業者もいるわけでありますので、そういうパターンの取り組みについても、きちんと支援していきたいなあと思っておりますし、大事なことだなというふうに思っているところであります。それから、漁港の中で、港湾も含めましてですけど、いろんな取り組みをしてきているというふうに認識をしているところであります。ナマコの放流、更にはホッケの蓄養、アワビの養殖、それからウニの深浅移殖等々集中管理、養殖漁業を取り組んできているところでありますし、これからも積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っております。また、漁港内の静穏域を利用したコンブの養殖試験、先ほども申しましたけど、静浦地区でグループができまして、6名の方が取り組みを開始したというふうなことであります。大いに期待をしているところであります。
議員の質問 5番 福原英夫
今年、ヤリイカがこういうふうな状況で、それで漁業者が、それでは高齢になった漁業者は何で食べているかとことを、ずっとこう追跡してみました。そうするとノリでした。商工観光課であり、水産課でありが一生懸命PRして、組合もPRして、その結果、漁師の方から買うノリの1帖の値段が4千円まで跳ね上がってました。4千円ですよ、私が買い始めた頃1千500円、2千円のノリが、この間木古内の道の駅に行きましたら、松前町の某お土産店さんが、5枚で4千円です。それにプラス消費税です。デパートで販売した場合は、1万下りませんね。そのノリで今年金を受給した方々が、細々と暮らしてるわけです。ですから、昨日どなたかが言いましたけども、松前町の所得が低いよと、低いよと、全国平均からも。要になるのは、私は海藻だと思ってるんですよ。そんな意味で何度も何度も話してきたこの漁港、港と沿岸の静穏域を活用したというプランが、具体的に進められていなかったということが、やはりわかるわけです。やはり、町長が先ほど言ったことは規模が小さすぎるんですよ、規模。ナマコを1万プラスアルファしたったって、どこに見えます、この60キロもある海岸線に。一番いい、漁場として一番いい漁場に投資したとして、1万や2万入れたってどうもならないでしょう。猿払がホタテやった時、1万2万でしたか、放流した時、八尺とりの、違うでしょう、投資の規模が小さいんですよ。次に、これまで取り組んできた漁業振興の充実と具体的な取り組みについてお聞きします。私はコンブ養殖、1億を超えた時のコンブ養殖、ウニのタンクでの蓄養と言ったらいいんでしょうかね、養殖と言ったらいいんでしょうか。この時、組合も水産課もまちぐるみで餌となるコンブ、それと知内からシャケを、ほっちゃれのシャケを買ってきて、そして投入した時代。ホッケも何か鹿部でやってますね。アワビの養殖、ウニ、それでサザエの放流もしました。やはり、全て付加価値の高い、価格の安定したものがいっぱい松前町の海には眠ってるんですよ。ウニでもアワビでもホタテでも、ナマコでも、サザエも。特に私は海藻だと思ってます。北斗市であり、木古内であり、あっちの人達はフノリ、フノリですよ、今生で出してるの、何十グラムで何百円ですよ。デパート行って見てください、マーケット行って見てくださいよ。それに吉岡の漁協では、組合員が自主的に養殖コンブに付着するワカメを1袋、うちらの町でもやればいいんでないですか。今、フノリ、一升枡で600円ですよ、ずっと値段変わりません。それを予約制でやったっていいんでないですか。もう海藻類はホトケノミミでも、テングサでもマツボでもいろんなものがある。そして、とれるとれないがあります、ランダムなんです。しかし、松前の漁業っていうのは、そういうので暮らしてたんです、生計を立ててたんです。ウニとって、アワビとって。しかし、磯焼けで海が崩壊してしまいました。海に養分がなくて、餌がなくて海藻も育たない、魚もいなくなる。それで、ホッケにゴロを与え、きっともってカドミウムを除去してゴロを餌としてるんだなあと思ってました。やはり、よくそこまで近付いたもんだなと。後でそのことも言いますけど、私達は漁業のこのどう今まで培ってきた、積み重ねてきた漁業の施策をもう一回やるかっていうことなんです。それには、もっと投資しなければならない。そこのところをどういうふうに考えてますか、今までの投資について。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
振興策の取り組みについてというふうなことであります。議員は小規模じゃなくて、大規模な通しをというふうなご意見のようでありますけど。ですから、漁業協同組合の体力の強化が必要になるんだというふうに思っております。振興策には、漁業協同組合の負担もあるわけですから。その負担を大規模にできるように、早く組合の体力をつけていただくということが、漁業協同組合の支援の大きな目的だというふうなことはご理解いただきたいなというふうに思っているところであります。先ほど、コンブ養殖からいろいろ取り組んでいる内容について、お話させていただきました。まず、養殖コンブにつきましては、最近の生産量になりますけども、養殖コンブにつきましては、年間30トンで5千万の実績。それから、ウニの深浅移殖は、毎年30トンから40トンを出荷をしているというところであります。生産額につきましては、32トンで3千万程度になっているところであります。それから、ホッケの蓄養につきましては、年間18トン、1千400万程度の実績になっています。それから、アワビの養殖についても議員からご指摘ありました。本当にこれは、大変少ない量でありまして、年間180キロで120万程度だというふうに実績が出ているところであります。これは、販売価格の低迷が大きな理由でありますし、更には流通に乗せるというふうなところにも課題があるように思っているところであります。それから、ナマコの放流につきましては、年間1.5トン、1千万の実績になります。それから、私もノリ、海藻については可能性はあるというふうに思っているところであります。やっぱり松前のノリは特殊だなというふうな思いをしているところであります。従って高くなるんだというふうに思っているところであります。このノリが安定的に供給できるような前浜になっていただければ、本当に磯舟で生計を立てれる道筋も見えてくるし、今現実的には頑張ってる漁師もいるっていうふうなことをご理解いただきたいなというふうに思っております。それから、いろいろサザエのこともお話させていただきましたけども、これからも継続して、着実に推進、振興させるような施策をとっていきたいなというふうに思っているところであります。
議員の質問 5番 福原英夫
私が言いたいことは、付加価値が高くて、価格が安定したものをやはりこれからも継続して行かなければならないと。それで、この中に通年通して生産性を上げれるものがあるんですよ、それはウニですよ。私達も神恵内村で勉強してきましたけども、松前の海にはバフンウニが着実に増えてきてました。やはり、ムラサキウニとバフンウニで1年間操業させるんですよ、カゴです、カゴ。これは、浜中でやってる方法ですけどもね。その他いろんなとこで、道東の方でやってますけども、カゴで、その人達はホタテだとかやっててもウニをやってる、バフンウニをやってる。バフンウニは、11月から4月まで、それ以降ムラサキウニ。そんなふうにして通年回すんです、そのためにが次のことでやりますけども。そうすると、共同で入れるタンクと個人でやるウニの生産、連動させるんです。種苗の販売、ウニの、ムラサキウニの種苗の販売はなし。そして、大事な資源を回していくんです。そして、ムラサキウニは種苗施設をつくるんですよ、ムラサキウニの。そのための投資をしなさいってことなんですよ。何も、空いてる校舎でもいいんです、今の漁協の倉庫でもいいんでないですか。そういうふうにして種苗供給してやってほしいんです。そうすっと、今ウニが、バフンウニがどれだけの値段か、びっくりしますよ、聞いて。やはり、そういう日常そんなに負担がかからないものに投資をしていくっていう形なんです。生き残るために、松前の漁業が生き残るために。そこのところをちょっと頭に入れていただいて、ウニの通年生産を試みる考えがないかっていうのが、ここのポイントなんです。いかがでしょうか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
ウニの通年への取り組みというふうなお尋ねでございます。私も子どもの頃に海で泳ぎますとエゾ、それこそガンゼですね、ガンゼ、それからウニというふうなことでたくさん泳いでも足にトゲが刺さるような状況だったというふうに思っております。その中でガンゼとウニ、どっち食べるって言ったらガンゼの方を食べたっていうふうな記憶にあるところであります。あれほどいっぱいいたエゾバフンウニが、現在いないというふうな状況が現実だというふうに思っております。担当の方々から、職員からいろいろ話を聞く、それから学者の方々からの話を聞きますと、温暖化現象に伴いまして、松前の沿岸も夏から秋にかけて水温がかなり高くなるというふうな状況が、大変厳しいと認識をされているようであります。この温暖化が、少し気温下がる、水温が下がるような状況であれば、やっぱり昔のようにエゾバフンウニも生産できる可能性はあるんだろうなというふうに思っているところでありますけれども、現状は、水温の関係でいなくなっているのが実情だというふうに聞いているところであります。いろいろ取り組みするってことは大事だなというふうに思っておりますけれども、そういう状況もぜひご理解いただきたいなというふうに思っております。
議員の質問 5番 福原英夫
古いデータですけども、道新さんの資料使わしてもらいますけど、新聞記事使わしてもらいますけども、エゾバフンウニが1キロ1万500円、キタムラサキウニが1キロ5千800円。いかがでございましょうか、それぐらい冬場の11月から4月までのバフンウニの貴重性。小川商店さんでは、今ロシアですとかカナダですとか、あっちから輸入しておりますけど、松前で通年生産できたら喜んで買ってくれますよね、今実行組合からの随契でおりますけれどもね。考えてみてください、私、今答え出さなくてもいいです、それぐらい魅力あるもんです、これは。それと、乙部漁協が北大の水産学部と連携してやったの、3月、いえ2月の18日の新聞。ウニとエゾバフンウニを海中のカゴに13週間入れて、週1回飼料与えて、4から5%の歩留まりが、平均13%まで餌を与えたことによって。それとエゾバフンウニは8%から18%の改善したんですよ。それと、バフンウニは25℃以上になると死にます、これで書いてるのはね。ムラサキウニは21℃で産卵が開始されるそうです。書いてる資料は正しいと思いますけどもね。ですから、できないということではなく、できるんですよ、いくらでも。うちらは食べてたんだからね、町長も。僕も潜ればバフンウニを夏でも食べてたんだから。だから、実証的に、だから検討してみてください。次に、漁場づくり、イカゴロ等の産業廃棄物を利用し、町独自の餌づくり。更に磯焼け対策に取り組む考えがないかということなんです。私の今回の柱はここなんです。何でイカって言うと、松前に全部揃ってるからです、ゴロ、加工屋さんのゴロ、今は外に出してないけど、出さないけどお金かかってるはず。それとウニの殻。ウニの殻が何でいいかと言うと、濾過剤になるし、養殖用の濾過剤にんるんです、これ。それと粉末、ミールにすると餌になるんですよ。それとイカゴロ、イカゴロは函館の業者がカドミウムを除去することに成功して、八戸でも去年から餌づくりに。そして、このものがすごい成果を挙げているっていうことを聞いていました。それと、俗に言う磯焼け対策で、消波ブロックで海藻をつくるという、日建工学という会社が行って、私は古い資料ですけども、25年の9月の夕刊ですけれども、これにインターネット見ると出てます、写真が、すごい藻場、俗に言う海藻が生えているっていう状況。今、うちらで産卵礁であり、消波ブロックであり、コンクリートあれしてます。そこに道と国と調整して、このコンクリート使ってもらえばいいんですよ。それと、天然石にこのコンクリートを塗るだけで藻場が生えてきます。そんなことを考えて、それと、これ積丹の方ではウニをどうにか増やしたいということで、ウニの殻をゴム、天然ゴムで固めたブロックをつくって投棄してますよ、藻場造成で。そんな町もあります。それと大豆。私は、豆腐のおからだと思ってます。松前町発祥で、この間夕刊に出てた、七飯で創業しているところの方とちょっとお話してみました。90%のおからが産業廃棄物だそうです、90%、10%が農家の人であり、畜産の人達が取りに来て、10%より、そういうふうな人達に分けてあげれないと。あとの90%が、高いコストをかけて廃棄処分、産業廃棄物にしてましたので。それで、何でいいかというと、大豆がイソフラボンというウナギの、というのはオスでなくメスがウナギとして商品が高いんです。この大豆を入れるとほとんどメスになるんっだそうです、メスとして成長するんです。それで、陸上のタンパク質で最高のタンパク質で、それを餌としてこの三つを、その他でもいいんですよ、入れて、産業廃棄物を循環型の餌として活用したらいいんでないか。このウニであり、アワビであり、いろんなことをするために。それで、そのために小規模な施設をつくって、今の試験センターでいいんです、あすこでミールにした方がいいのか、粉末にした方がいいのか、1年間かけて取り組んでみたらどうでしょう、画期的に変わるはず。この餌は、陸上でもいいです、畑でもいいです、天然物ですもん。牧草にまいたっていいんですよ。昔、うちらはゴロであり、ウニの殻であり、残飯であり、全て畑の肥やしにしました、畑の肥やし。ですから、それを全く出さないで餌に加工する。松前町の産業として、人が働けるような場所をそこで考えたらいいんでないでしょう。そして、水産課にもそういうスタッフがおりますのでね、もし技術を身につけてないんであれば、1年間でも2年間でも研修出したっていいんでないですか、このために。北大の水産学部と提携してるし、こういう業者もはっきりわかってるんですから。どうでしょうか、餌をつくるっていうこと、一言。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
冒頭、エゾバフンウニの関係の質問がございました。本当にバフンウニの、高価に取引されている、うらやましく思っているところであります。議員のお話を聞くと、陸上で水温管理しながら、ウニを通年やるっていうふうな発想だというふうに受け止めよろしいでしょうか。25℃っていう水温以上なると死んじゃうっていうふうなことなんで、水温管理しないとなかなか松前の現状からいくと厳しいのかなというふうな思いでいましたので、陸上での養殖っていうふうなことなのかなというふうに、今考えたところであります。それで、質問であります。漁場づくり、イカゴロ等の産業廃棄物を利用した町独自の餌づくり、更に磯焼け対策についてというふうな質問いただきました。その中でイカゴロの話、更にはおからの話がございました。我々も不勉強な部分ありますので、おからの利用につきましては、イソフラボンって言いましたかね、イソフラボンっていうふうな成分も含めまして勉強させていただきたいなと思っております。北大の先生のご意見も聞くのも一考かなというふうに思っているところであります。
議員の質問 5番 福原英夫
私の質問している内容っていうのは、ちょっと変わっているかもしれません。しかし、松前の漁業者が生きる道はもう、私の知る範囲内ですよ、これよりないなあと思って質問したわけでございます。それで、水温が25℃で陸上でなんて、そんなレベルでないんですよ、私は。種苗をつくる時は陸上でつくって、全て放流、カゴですよ、水温を調整しながら沈下させたり浮遊させたりするんですよ。大規模につくれっていうことそういうことで、投資なんです。どこに投資するかってことを私は質問したわけでございます。まあ、わかりました、答弁はいいです。次に、私、松前町でとれるいい品物が、そんなに安定して、価格が安定して取り引きされているっていうふうには、あまり思ってないんです、失礼ですけどもね。マグロは高い時期もありましたけども、今はコロナ別にして、少し低迷してました。マグロの価値を上げるために、銀座の久兵衛に漁業者が行って、そしてお墨付きをもらって、そしてマグロの価値を一気に上げたっていう時代もございます。そうでなく、地産地消だということなんです。私達の町でホッケのすり身やった時、水産課が取り組んで、そしてホッケのすり身をここまで。ウニの瓶詰め、ここまでもってきました。いやあ、ホッケのすり身はやはりブランドですよ。やはり美味しいんです、はっきり言って美味しい。そして、加工屋さんがそれを地元でつくって地元で販売してました。それがずっといろんなところに波及していきました。ウニの瓶詰め、水産課も苦労したと思いますよ。今ほとんどの加工屋さんでウニの瓶詰めやってますよ。ですから、そういうことがまだあるんでないかなあと思って。それで、いろんな町にリサーチに行きます。そうした時に、マグロのサクをつくりたいんだと。そして、去年マグロのサクが不足してしまったと、売れて売れて。松前町がいろんなことで支援して、そうしたことの結果、やはり最高の人気だったということなんです。それで、ある方が私にうちの冷凍庫、漁協の冷凍庫改修して、マグロの急速冷凍かけてほしいと。そうして、それでサクをつくってほしいということ一つ。うちら、その1本冷凍してくれれば自分達がサクづくりをするよと。それで、急速冷凍の施設がどれぐらいかかるか、私計算してませんけれども、そういう思いのある業者さんも何軒かいました。ですから、マグロのサクをつくる、マグロを通年販売できる、そういう施策も考えてほしいなと。その次に、マダラ。マダラが韓国で、例の原発の関係でああいうふうになって、韓国にタラが売れなくなりましたよね、マダラが。そんな意味で、私はマダラのすり身を考えないかなと。それで、最初の時は苦労すると思う。それで、あれだけ魚体が大きいし、中のものは中のもので販売して、やはりマダラのすり身っていうのも、やはりあれだけ揚がる生産ですから、刺し網でも一本釣りでも揚がるんですから、価格の変動の少ないマダラは、二次加工をもう少し取り組まないかなと思ったんです。答弁お願いします。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
町内で生産される水産物の二次加工等の取り組みについてというふうなお尋ねでございます。現在、町内ではウニの塩水パック、更には瓶詰め、更にはホッケのすり身、お尋ねでございましたマグロのサクについても取り組んでいる業者がおります。それから、マダラについてのご指摘がございました。まず、マグロのサクについては、私と致しましては、松前町マグロの生産あるわけですから、通年供給できるような体制づくりが必要だというふうには思っているところであります。しかしながら、議員おっしゃるように急速冷凍にする、マイナス、まあワクチンじゃないですけど、マイナス60℃とかですね、そんな急速冷凍機があれば、もう2年もマグロ一本まんま入れても大丈夫だというふうな状況もあるような話も聞いておりますので、できたら、そういう整備も検討する価値はあるというふうには、常日頃から職員と話をさせていただいているところであります。維持する経費、更には流通販売等々、いろんな課題もあるんだろうなというふうに思っておりますけども、少し情報を収集してみたいなというふうに思っております。それから、マダラについては、本当に資源がありますので、また漁師の方が自家消費、やっぱりマダラのすり身をつくって食べていることも聞いておりますので、資源はあるし、製品化の可能性もあるというふうに思っているところであります。
議員の質問 5番 福原英夫
ホッケのすり身ですとかいろいろありますけども、去年、ちょっと知り合いがホヤの袋詰めをつくって販売しました、ホヤです。ホヤが松前町にそんなに外部に出さないで、ほとんど自家消費のような感じだと思ってます。外部にもいくらか出すんでしょうけど、ほとんど箱売りで2千円ですとかね、2千なんぼとかっていう形で売って、買いませんかとよく来ます。ホヤがむき身でパック詰めでした。ですから、漁業者でも、そういうふうに取り組んでいる漁業者もいるんですから、そういうのを後押ししてあげるような施策も大事だなと思ってます。ですから加工する場合、漁業者自らが加工する、そして価値が上がっていく。そして、それを冷凍しておいたりする大きなものが、やはりどうしても必要になってきますんでね。十分検討していただいて、補正でもいいですから、プランニングしたものを上げていただければ、私はやはり松前の人達が地産地消でね。それともう一つは、旅館でも、飲食店に行ってても、松前のマグロ食べられないんですよ、なくて。大抵バチマグロが多いですよ。時期的に生産性が上がってる時は食べれますよ、ほとんど今の時期いつも、去年私、今年か、1月からGoToトラベルで何回か行ったんですけど、ほとんどマグロ食べれませんでした、食べたくても、違うマグロだったから。そんな意味ではマグロを地産地消、地元に来たらマグロがあるんだという、やはり漁船漁業でマグロを主体にしている人達のためには、叶えてあげてほしいなと思ってます。その次に、最後ですけども、漁業従事者の人材、この間木古内町の、昨日もちょっとお話した議員、ある議員がおりましたので。木古内町がコンブ養殖に特化した地域協力隊を募集してました。松前町もそういうふうに漁業に特化した地域協力隊、畜産に特化した地域協力隊受け入れる考えがないかなと思って。そして、やはり最低限、昨日ちょっと下に下がった時言ったんですけど、やはり今の畜産の研修生16万かよ、ボーナスが出ても、独身だったら食えるけど、国保税であり、町民税であり、介護保険料であり、社会保険払ったら10万、そして住宅料払ったら10万残るかよと。だから、そういうふうな部分を考えて地域協力隊のプラスアルファ支援しながら、やはり今の世の中いろんな個性の人間が多いんです。テレワークで、ただテレワークするんでなく、自分達が一番自分の性格にあったような、そしてこういうこと体験してみたいような地域のテレワークで入っていくんですよ。そして、ラインで物事してますよ。ですから、そういう個性の時代です。そういう人達が、よししたら3年間頑張って、そして俺は漁業で自立していくんだと、松前町に定職して、奥さん迎えて子どもを育てるんだと。そういうシナリオができないかなと思ってるんです。そして、人口減は止めることはできないですけども、少しずつ少しずつ増えるような施策を、それと合わせて国の制度、道の制度を活用して、そこのところで進めてみたらいいんでないかなあと思ったもんだから、考え方ありますか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
マグロのサクの関係でございます。先ほども申しましたけども、やはり急速冷凍施設は必要だと、それがあれば通年供給できるんだということは間違いないと思うんです。しかしながら、民間でそういうふうな施設を整備してくれるっていう方法もあるだろうし、今現状でいくとやっぱり漁業協同組合が施設を構えるというふうなことになると、やっぱり漁業協同組合が建設となると、相当な財力も必要になるというふうなこともあります。いずれに致しましても、建てた急速冷凍施設が誰が管理して、誰が維持管理をするのかというふうなところも踏まえまして、課題は大きくあるんだろうなというふうに思っております。しかしながら、必要な施設だというふうな認識はしておりますので、いろんな情報をもらいながら、検討してみたいなというふうに思っております。それから、木古内町の取り組みについてであります。水産業でないんですが、当町では肉牛改良センターを直営で経営しております。全国にも例がないというふうな状況でありまして、更に新規着業者の初期投資を軽減させるために、これから建築しますけども、賃貸型の牛舎を建築して、利用してもらうというふうな取り組みもしているところであります。そういうことをすることによって、新規着業、産業も発展できるし、人口も増えて、少しでもいいから増えてくる可能性はあるんだなとういうふうに思っているところであります。お尋ねの木古内町での取り組みにつきましてはですね、いろいろ私どもも注目をしているところであります。経過を注視していきたいなというふうに思っているところであります。
議員の質問 5番 福原英夫
問題であり、課題。問題っていうのは現状が厳しいよっていう課題、それを整理するために、それに取り組むためにどんな課題があるのかっていうのを整理する、そして実行に移すということでございますけども、問題、課題のない施策なんてあり得ません、全くないです、何ら。課題があるから取り組むんですよ、投資するんですよ。組合に問題、課題があったから、組合に6千万補助するんですよ。組合が力がないから町が応援したんでしょ。その考え方からいったら、組合に力がなかったら先行投資でしたらいいんじゃないですか、町長。検討します、考えますだったら駄目ですよ、時間がないですよ。何がないかと言うと、何でないかと言うと高齢化です、漁業者の高齢化です、後継者が産まれないことです。そして、生産性がないから、新しく自分達で投資しようとした時に、船も新しくできなかった。カニをやってる人は投資しましたけど。だから、町長だけが考えるんでない、いつも言ってますけど町長だけが考えることではないですよ。担当者、職員みんなで、町ぐるみで取り組まなければならない。私は最後に書いてるのは、町ぐるみで取り組まなければ漁業が再生しません。今遊漁の人達がマグロ釣りにきてますよ、何本も持っていきますよ。私は遊漁の人達、遊びに来る人達に遊漁料をとるんですよ、許可制です。お金1回1万だら1万、そして1本だら1本に限定する、そして多く取ったら全て組合に出荷ですよ。手数料2、30%とって、あと返してやったらいいんでないですか。考え方っていうのは、考えれば考えるほどたくさん出てきますんでね。やはり、遊漁の人達は自由にそのことはできますんでね、やはり規制が必要かなと思ってました、いつも。そんなことで、町長、ちょっと言葉が強かったかもしれませんけども、まず頑張って、松前の漁師のためにいろんなことを考えてみてください。最後の答弁お願いします。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本当にこう組合への体力強化というふうなお話をさせていただきましたけども、いろんな経営する中で、漁業協同組合には規制がかかっている状況なんであります。いろんな、今の組合の体力の範囲の中で、町と組合と連携していろんな振興策を取り組んできているということは、ぜひご理解をしていただきたいなというふうに思っているところであります。今、議員から激励ともとれるお言葉いただきました。町の産業、水産業のためにこれからも頑張ってまいりたいというふうに思います。ありがとうございました。