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せたな町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月16日

雇用拡大のための地元企業等への奨励事業について

聞いた人
平澤等 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 平澤等

発言の許可がございましたので、先に通告してあった2問について町長にお伺いいたします。まず1問目でございます。雇用拡大のための地元企業等への奨励事業についてということで、せたな町の人口は現在8,000人を切り、本年11月末で7,759人となっております。少子高齢化の波は全国的な問題であり本町も例外ではありません。町の活力を担う若者の地元定着を図ることは人口減少対策の一つであると考えます。残念なことに町内には若い人たちの雇用を支える企業も少なくなっており、新卒者のほとんどが札幌圏など都市部に職を求めて、本町に留まる若者はわずかでございます。若い人たちの雇用の安定を図り定住を促すためにも、雇用奨励の事業は政策的に有効であると考えますが、町長の見解を伺います。2点でございまして、1点目は若者の雇用を図るための地元企業への奨励補助事業についてどのように考えているか。2点目、雇用拡大のための新規企業の誘致についての考え方をお伺いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

平澤議員のご質問にお答えいたします。我が国は少子高齢化による人口減少が進んでおります。先日の日本政府の発表では2019年の出生者数が統計開始以来初めて87万人を下回る可能性であると明らかにされました。せたな町におきましても2019年の出生数は11月末現在25人となっており、急速な少子高齢化による人口減少が進み、今後の労働環境や経済活動に深刻な影響が考えられます。9月の第3回定例会の一般質問でもお答えしましたように、地元の若者にとって業種や職種、賃金や労働時間などの労働条件面で希望する仕事が地元にないといった理由などから、檜山北高卒業後の進路では大学や専門学校への進学者が7割を超え、地元就職者は1割程度の状況となっています。1点目の若者の雇用を図るための地元企業への奨励補助事業についてのご質問ですが、本年度まで実施しております商業チャレンジ等支援事業の後継事業のメニューに、雇用奨励補助金を加えることで検討したいと考えております。このメニューは檜山北高の新卒業生を雇用した事業所には、給与などの支払総額に対して補助するもので、地元企業による地元の若者の雇用創出を図り、若者の定住、定着を促進するとともに、補助を受けた企業の職場環境の整備促進にもつながり、地域雇用の活性化が図られるものと考えております。2点目の雇用拡大のための新規企業誘致についてですが、民間事業者による風力発電事業を町では推進しており、来年1月には風力発電施設が本格稼働する予定です。また再エネ海域利用法によります洋上風力の促進区域に指定されますと、将来は大規模な洋上風力発電の参入が期待され、これら再生可能エネルギー関連企業などの雇用拡大についても期待されます。ただし現在のせたな町の雇用情勢は慢性的な人手不足となっており、現在の状況の中では再生可能エネルギー関連企業以外の新規企業の誘致は難しいのではないかと考えており、今後は空き家や利用されていない店などを活用できる小規模な企業誘致やIT関連のサテライトオフィスの誘致など、調査研究してまいりたいと考えておりますことで、ご理解いただきたいと思います。

議員の再質問 10番 平澤等

再質問をさせていただきます。今町長から答弁あった新卒者というのは、私は檜山北高だけでなくて専門学校及び大学等に行って専門的な技術をつけた方も新卒者っていう感覚でおります。そういった意味では、もっと幅広い意味での専門の技術を受けた中で帰ってくると、その点については多分町長と同じ考えだと思うんですけども、そういうものも含めた中の新卒者の仕事をしっかり確保するという点では認識していると思いますので一応確認のため申し上げました。1つ目の若者の雇用を図るための地元企業の奨励補助事業についてですけども、実は先般、情報等であったんですけども、函館近辺の福島町では、先駆けて平成29年度から企業が新卒者を採用したことに対して、町から幾ばくかの奨励してるものがあるものでございます。これは福島町でございますけれども、頑張る地元企業等の応援条例というのが制定されて、その事業の中にいろいろな対象があるんですが、あくまでも地元企業で、その中で雇用に関しての助成は地元企業に対しての賃金支払い総額の2分の1以内、単年度100万を上限とし、助成期間3カ年とする。これをそっくりせたな町に適用すれということではございません。ただそういった地元の新卒者を優遇して入れた場合には、企業にも応援するという姿勢がしっかり取られていけば、さらに地元雇用も増えるんじゃないか。ただ、今の段階でいけば、地元等に対して若い人たちが就職したいんだけども自分に合った、また魅力のある仕事が少ないという点がございます。しかし会社のほうとしては、やはり地味な会社であってもやはり若い人の力が必要だという意見が強いんです。そういった点から考えれば、やはりこの事業について見本となる福島町の事業は、せたな町で導入してやっていけるのかいけないのかということについて町長の所見を伺いたいと思います。それから2点目でございますけども、雇用拡大のための新規事業の誘致でございます。先ほど町長は答弁の中の最後のほうで申しておりましたけども、サテライト方式の企業を何とかせたな町に誘致して、それを実行していただくように、それぞれのところに行って誘致するということなんです。それ先般、私ども行政視察で東北のほうに行った時に、廃校校舎を利用して教室ごとにそれぞれの企業をいろいろ分けて、そして小さな会社なんですけども何社も入れた中で、それで定着を図ってもらう。当然に来たとしても会社の施設については、町のほうで提供するよという形で行われている。自分で考えた範囲で見ると、せたな町内には本当にちょっと数えただけでも10校近い小学校の廃校校舎がある。そしてまだまだ立派なものであると。そういった教室、体育館等を利用したいろいろな企業誘致、これは考えられないかなと思うんです。そういった面で今行なってる会社の中で、まず場所はちゃんとしっかり確保します。そしてそういう施設についても大丈夫です。駐車場も当然、学校ですからあります。そういった面で都会の都市部の方が、こちらのほうに会社の進出をしていただけるかどうか。それから近年、ホームワークということで家庭内でパソコン等を通じた仕事している方がたくさんおります。そういったものでも視点の要になるとこを作って、そしてまた町内にそういった仕事に取り組む、パソコン等を通じた仕事を通じる、そういった企業を誘致するのも一つの方法でないかと思うんです。そういった点で、今、新規の企業誘致に対していろいろな角度からやってくる。ただ今の町長の答弁では、なかなか難しい状況にあると言いながらも、ただ黙っていてはダメなんです。私はもうやることに意義があるし、そして100挑戦して、一つでも、二つでも実になれば、そういったことを考えていかないとせたな町の人口、またせたな町は守っていけないと思うんです。そういった意味で町長のもっと強い考え方を再度伺います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

2回目の質問にお答えをさせていただきます。新卒者の雇用ということでございますが、福島町でもお聞かせいただきました。いずれにしましてもこの目的は、企業の積極的な雇用を促す、若い人の雇用を促すということと、この町で働きたいという高校生もいることからそういった希望を叶えてあげたいということでございます。ただやはり先ほども答弁させていただきましたが、なかなか子供たちが希望する職種が少ないという、これについては、なかなか解決することが難しいというふうに感じております。そういうことで少しでも、そういった新規学卒者の雇用につながればという願いもございます。それから企業誘致の関係でありますが、日本海沿岸総じて、この企業誘致には条件の不利な地域と言われております。その中でも特に檜山については、鉄道も無い、高速道路も無い、飛行場も遠いということなどから、そういう不利な地域というふうに言われているところでございますが、議員おっしゃいましたように、そうした中でもできる仕事と、やれる企業ということは当然あるかと思います。そうした部分への積極的なPRをこれから進めていかなければならない。それと併せて、やはりさまざまな優秀なトップレベルの技術を持った若い方が、何とかせたな町で起業していただけないかという願いも持っております。これらにつきましても積極的にPRをしながら、ぜひせたな町で起業をということをこれから進めてまいりたいと思います。なかなかこういう状況の中では、成果を上げるということについては非常に難しいことではありますが、しかし取り組んでいかなければならない重要な案件と思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

福島町の例を先ほど言われました。これは十分参考にさせていただきたいと思っております。それからこの廃校の利用について、これについては検討させていただきたいと思います。

議員の再々質問 10番 平澤等

3回目の質問です。今の町長の答弁の中で、議長の配慮もございましたけども、福島町の例を参考に検討していくということでございますけども、新卒者が地元の企業に就職するための企業に対するそういった奨励制度、私はこれは大きな有効な手段だと思うんです。そういった意味で、これは何とか検討じゃなくて、実施するっていうことについての検討をしていただきたいと思います。それからもう一つ、廃校校舎を利用したっていうことについても今議長の計らいで再答弁していただきましたけども、私は今、町長がおっしゃいました町内のそれぞれの優秀な方が事業を起業をするということについて、私は非常にこれは有効な手段だと思うんです。というのは今それぞれ農業については6次産業化を図ってる中で、小規模ながらそれぞれの農業また漁業者についても、自分で獲れた産物の加工、そして販売に向けていると。そういった面でこれを含めた中でいけば、そういった会社を設立して、それを集約して町の産業とするということ。それを1件ではなくて集合体ですとかなり大きな力も出てくるんじゃなかろうかと。また場所的にも海岸線から町の中のほうでございます。そしたら国道沿い、いろいろな廃校校舎あります。そういったところについても、こういった6次化に向けた施設を利用する。そういうのも一つの方法でないかと思うんです。ただそれについてもやはり前向きに考えていくということなんですけども、これは時間的な猶予がそんなに無い。どんどん目に見えて人口が減って企業が減ってくるという中で、新たに外部からの企業が誘致できない場合にはこちらから起こすしかないという点で、例えば、先ほど申し上げましたように6次化に伴う企業を作る、起業するというふうなことは相乗効果あると思うんです。そういった面で、やはり今町長話されたとおり、その点については各関係機関と、また農業者、漁業者と話した中での一つの大きな6次化に向けた職場も確保するというプランで、どのように考えていくか、最後になりますけどもお伺いいたします。それからもう一つですけども、福島町の考え方でございますけれども、これからまた検討していきたいというようなことでございますけども、やはりこの金額等についていろいろありますけども、お金を出せばいいっていう問題でないんですけども、町としては、創設の地元にある企業の方に町としても全面的に応援するし、また地元のこれから卒業して新学卒者についても、地元に残っていただけるような形の、そういった啓蒙をすることが必要でないかと思うんですけども、町長の所見を再度伺います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

最初の雇用の関係でございますが、これは最初の答弁でも申し上げましたように、新卒業生を雇用した事業所に対する支援を考えているということで、ご理解いただきたいというふうに思っております。今、実際は、町内、人材不足に陥っているということからしますと、就職を希望した方々には、これは職種もありますから一概には言えませんが、仕事は十分確保できると考えております。農業も漁業も、これは雇用の受け皿になるものと私としては期待をしております。実際にこの6次産業もしっかり定着をして、活動も随分大きくなってきております。これはやはり良い物を生産している皆さんが自らそれに付加価値を付けて販路拡大していくということが今求められておりますし、そういう方向で我が町も進んでいるということからすると、十分今後、雇用の受け皿になり得るものというふうには感じているところでございます。これは別なサイドからしっかり支援をしていかなければならないというふうに考えております。若者の起業も含めて、全体として経済の活性化、それから所得の向上ということについて、町は進めていきたいと考えておりますので、廃校の校舎であるとか、空き店舗であるとか、さまざま使えるものは使うということから、そういった部分でのマッチングといいますか、そういったこともしっかり町として情報を提供してまいりたいと考えておりますことで、ご理解をいただきたいと思います。

出典:せたな町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月16日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる