松前町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日
コロナ禍で疲弊した町の振興策を問う(持続可能な松前町とする為に )!
- 聞いた人
- 梶谷康介 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 梶谷康介
皆さん、おはようございます。今日の一般質問にあたりましてね、ここに町長が初当選された時の北海道新聞の号外を持参致しました。懐かしいでしょ、ね。この新聞、号外にね、町長がどういう気持ちで町長に立候補されたか。更には、どんな町政を考えているか、自分の基本的な理念はどこにあるか、非常に詳細に記されております。ですから、今日はそれを基にしながら、一般質問を続けていきたいと思います。まず始めに、町長、立候補のね、引き金になった、いわゆる決意をした原因って言うかね、その基はこう答えております。1人手を挙げておりました、そのままでいけばまた無投票になるんでないのかなという、そういう状況であると。だから、無投票は町民の声が反映されないから、これ非常に大事なことだから、あえて私は大先輩に挑戦するんだと、そういう立起のきっかけになったね、町長の気持ちがね、そういう形で表現されております。どんな町政に、どんな気持ちでね、どんな気持ちで町政執行にあたるか、いわゆる理念ですよね。今回の執行方針の中にも町民の声を大切にしながら、自分は松前町を守っていくんだと、そういうような意味の理念がきちんと示されております。更に、何を大事にして、行政を進めるか、いわゆる重要政策ですね。はっきり松前町の基幹産業である漁業の振興に重点を置くと、こういうふうに申し述べております。新聞記事の切り抜きにね、町長の人となりが紹介されてるんですよ。ここに政治にね、地域を歩かなければ駄目なんだと、この思いを絶対に忘れず、松前町の舵取りをしたいと、こう申しております。立起の決意は、先ほど述べたような無投票では駄目だと。それから重要政策、先ほど述べました、町長就任後は、漁港を活用した養殖など、つくり育てる漁業に力を入れるつもりだと、攻めの町政運営をしていきたいと。こんな形で町長の気持ちが紹介されております。あれから10年経ちました。1期目、そういう形で当選され、2期目は病院の問題が大きな争点になって、これも対抗馬がありました。3期目はね、町長が心配された無投票になったんですよ。そういうこれまでの3期目、任期後半に入ろうとする時点でこういう考え方、いわゆる初心って言いますか、こういうものは今までの10年の間にね、漁業環境も変わり、それから、近年にはこの2、3年、コロナ禍の下での町政執行と。非常に情勢が変わってきておりますが、町長の立起の初心は変わることなく、今後も進めて行くお考えですか。私は、町政執行を聞いた限りではね、この基本理念は、町民の声をしっかり聞いてやるんだっていう、その上に立ってるとすれば、初心は変わっていないというふうに受け止めているんですか、どうですかね。町長の口から聞かせていただきたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
梶谷議員から一般質問をいただきました。想定もしてなかった北海道新聞の号外が、質問の中で取り上げていただきました、ありがとうございます。平成24年の4月21日に就任して、正しく3期目の折り返しを迎えました。あっという間の10年であったというふうに思っております。この間、東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故、更には全国各地で発生した想定を超えるような自然災害、更には、今議員からもございましたけども、町内の産業の漁業の部分でも大きな過渡期を迎えていると。マグロの問題等々ですね、いろいろな過渡期を迎えてきているところであります。本当に10年間あっという間に思うわけでありますけども、今議員からありました、町立病院の問題、それから松前中学校、オール松前でというふうな形で改築されるなど、いろんなことを乗り越えてきたところであります。職員、更には議会、更には町民の皆さんの理解があってこそだというふうに思っているところであります。そして、現在は新型コロナウイルス感染症との闘い。本当に平成24年就任時から大きく環境が変わってきているところであります。今般の梶谷議員からの一般質問を頂戴致しまして、町長就任時の最初の所信表明を読ませていただきました。その中で、こんなことを書いております。町民と真摯に向き合い、胸襟を開いて話し合うことによって、一歩一歩前に進むことができる。更には、職員も町民あっての職員との認識をもって、町民の声を丁寧に聞き、町民に優しい職場づくりを自ら率先して云々というふうに、所信表明では記載しているところであります。読み返してみまして、忘れていることもあるのかなあというふうに、自問自答してみたところであります。結論と致しましては、町民の声を丁寧に聞くことが最も大事でありまして、町民との対話を忘れずに、地道に一歩ずつ前進できるようにっていうふうなことを再度確認したところであります。環境は変わっていますけども、町政運営の基本は、町民の皆さんとの会話との認識をさせていただいたところであります。
議員の質問 9番 梶谷康介
私が、自分なりに想定した範囲内の答弁だと受け止めております。もちろん、初心が変わることなく進めて行ってる、基本には変化はないんだと、あくまでも町民の声を大事にする。でね、この町民の声を大事にする、前にも言ったことがあるんですけどね、どういう方法で町民の声を聞いて行くのかと。それに対しては、一時移動町長室ありましたよね、あれも各地域で何回か行った経緯、私も知っております。残念ながら、その移動町長室に町民がなかなか集まってくれないっていう現実は、町長は実感していると思います。それから、年を経てくるごとにね、この移動町長室の声は消えてしまって、私は聞いたことがない、最近。それから、ここ2、3年はコロナ禍において人が集まることは感染拡大の上から考えて、慎重にやらなければいけない。そういう観点から、この肝心の町民の声をどうやって町長は町政に反映しているんだろうなと、疑問を持っているんですよ。参考までに、こんな形で町民の声を聞いております、それから地域を歩かなければ駄目なんだっていう、信念ですよね、こうしたものってのは現実どうなんですか。私は一番大事なこと、あなたの一番いいところだと思って私はこれ、おそらく町民も私と同様あなたに対する共感を覚えたと言うか、期待をしたと。そういう経緯だと思うんですけれども、この10年間いろんなことがあった形の中で、ちょっと言葉きついかもしれませんけど、どっか経験と慣れって言うかね、経験による慣れって言うか、そういうものが薄らいできてるんでないのかなっていう気がするんですけども、その辺は、現実はどうなんですか。どういう形で町民の声を聞いておりますか、お尋ね致します。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
町民の皆さんの声をどういうふうな形で聞くのかと、聞いてきたのかというふうなお尋ねでございます。確かにいろんな課題、問題がありました。ちょっとコロナばっかりでなくて、やっぱり、松前病院の関係の問題等々ありまして、少しの時間町民と私との距離感はあったというふうな思いは、自分自身はしております。しかしながら、私の町政の理念であります、町民の声を聞くっていうのは続けていかなければ、町民の皆さんに私は表現悪いですけども、嘘いったことになりますので、ぜひそれは今後も続けて行きたいなというふうに思っております。どんな手法がいいのか、移動町長室の話もございます。移動町長室につきましても、先般梶谷議員から指摘をされて復活する旨の、再開する旨の答弁をさせていただいたところでありますけども、コロナ禍であります。町民の皆さんの感染リスクを最小限にするというふうな判断から、令和3年度についても準備はしてたんでありますけども、中止にしたというふうな経緯があるわけであります。コロナの収束の兆しが見えれば、これはぜひ移動町長室がいいのか、地域に出て町民の皆さんと、町内会の皆さんと直接話し合う機会がいいのか、その方策も含めまして検討してまいりたいというふうに思っております。本当に、町民の皆さんと対話すること、会話することは大変大事でありますので、町民の皆さんの声を町政に反映するための、一つの大切な手段だというふうに思っております。今後もそんな考えで取り組んで行きたいなというふうに思います。
議員の質問 9番 梶谷康介
立場は違っても、我々もやはり町民の声をしっかりと聞いて、そして町政に反映させていくと、これは同じ考え方です。私もそういう観点に立って、こういうコロナ禍においても、今町長がおっしゃられるようにね、感染拡大は十分注意しなければいけないし、できるだけ密を避けなければいけないということを心に置きながらね、私は私なりに町民との意見交換はしているんですよ。ですから、我々はね、町長と立場違いますから、町民の声を町政に反映させればいい。しかし、町長はそれを基にして政策、自分のね、まちづくりに活かしていかなければいけない。少しその辺に違いはあるのかなと。ですから、今の考え方は、私は町長がそうおっしゃるんだから、これからも大事にしながら続けて行ってほしいと。そう思いながら、通告書にあります1問目、2問目は終わります。3問目の、こういう社会情勢の中でね、松前の町のあらゆる分野でそういう情勢だから人の動きは制約されるだろうし、いろんな形で、今まででもなかなか厳しい町であったものが、更に更に疲弊の度合いが進んでいるんですよ。町長もおそらく実感してると思います。この質問と関係ないかもしれませんけれどもね、加工屋さんも1件辞めますよね、松前産業の一つの水産加工場が閉鎖すると。直接コロナと関係ないかもしれませんけれども、そういう状況が松前町の中には発生してる。こうしたものをしっかりと受け止めなければいけない。なら、これからの、これ本題に移るんですけどね、松前の基幹産業が漁業であるならば、しかも町長の最大政策の一つだという漁業振興考えるならば、どうしていかなければいけないかという課題が大きくのしかかってきてるんですよ。漁業がね、直接コロナ禍よって生産が衰退していってるってことには繋がらないでしょうけれども、漁業で水揚げしたものがこの世の中のせいの中で、価格に対する大きな影響があって、最終的には水揚げにも影響がきてるっていう状況ですよね。こんな中で、なら漁業振興はどうするんだっていうことになるんですけども、私はあえて基幹産業、漁業の再興策っていう言葉を使いました。これはどういうことかと言いますと、松前町の漁業の歴史を考えてみますとね、1町1漁協という形の中で、確か平成4、5年かな、松前町全町で5単協あったものが中央漁協、そして松前漁協を加えて、最終的には現在のさくら漁協となったこの経緯を考えますとね、その当時は正確な数字は別にしまして、大体30億を超えた水揚げがあったと。年々水揚げの減少が、これは、漁師の人方も一番悩むところでしょうけれども、どうしようもない条件がそこにあって、残念ながら令和2年の組合の決算を見ますとね、10億を割りましたよね。そして、現在の令和3年度の事業になるんですけれども、1月末のね、水揚げ見ますと、そういう前年度の漁獲に対しても、更なる前年度同期比2千万、3千万のマイナスですよ、現状は。どんどんどんどんこういう状況は、松前の漁業が衰退していく道をたどってる。町長の最大政策の漁業の振興、どうしますか。私は私なりにこれからお話しますけれども、町長はどう考えてますか、この現状を。気持ちを聞かせてください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
議員から漁業、漁協の漁獲などについての質問がございました。漁協、令和3年の1月から12月の漁獲金額は、議員お尋ねのおっしゃるとおりでございました。コロナ前の令和元年と比べまして、3割程度も減少しておりまして、本当に漁業を取り巻く環境は、大変厳しいというふうに認識をしているところであります。本当にいろんな、マグロの漁獲規制のこと、更にはスルメイカの不漁等々、あまり芳しい状況が続いております。そういう中で頑張っている漁業者の方もおりますし、結果の出ている漁業者もおります。そういう観点から支援できるものは応援してきていますし、今低迷しているものについては、再度復活できるように、支援策は町としてはとってきてるというふうに思っているところであります。いずれに致しましても、兆しが見えない状況は、議員と同じように私も認識をしているところであります。将来、この先漁業に日が当たるような再興策っていうような質問でありますので、その方向性を見極めながら進めてまいりたいというふうに思います。
議員の質問 9番 梶谷康介
町長、ならどうするっていう話を私はしたいと思います。この生産、漁業の振興を図るうえにおいて、まず水揚げを増やして行くためにはどうするかっていうことですよね。それから、水揚げしたものにどう価値を付けるかっていうことですよね。それから、その水揚げを、水揚げしたものに、もとい、水揚げを増やすこと。それから揚げたものに価値を付けること。こういう策が考えられます。そのためには、水揚げを増やすためにはどうしますかっていうことなる。現状の漁船漁業に頼っているままであれば、この環境の中では水揚げの増っての考えられませんね。私は、自然の状態がだんだんいい方向に向かって、松前が目指す漁船漁業がどんどん漁獲を上げていくっていう考えは、なかなか簡単ではない。それから、現在規制されてるマグロに対し、資源保護のために規制されてるマグロの規制解除も、そう簡単ではない。だとすれば、新しい漁業に向かわなければいけない。新しい漁業に向かうとすれば、町長おっしゃってるようにね、つくり育てる漁業ってのは、正にやってみなければいけない、わからない漁船漁業と違って、ある程度計画立てると、その計画っていうのは達成される可能性があるんですよね。そういう観点から、私は過去にね、この漁業関係の一般質問、町長10年の間に私この漁業関係だけでも7回やってんですよ、7回。その7回の中の一つ一つずっとチェックしていってみたらね、やっぱりまず最初に漁港の利用っていう形での私は提案をしてます。しかし、町長の答弁では、地域それぞれの事情があって、なかなか全体的な漁港利用の計画は作成難しいというような答弁されてますけどね、現状がこうだとすればね、漁民の方々と話し合って、それから漁協の理事者の方々とも話し合いながらね、私は進められるんでないかなと思ってます。ですから、この漁港の利用を町長はつくり育てる漁業に重点を置くっていう意味では、これ最大ポイントでしょう、おそらくね。他の地域で持っていない、漁港13港あるんですから。かつて私はこの13港、平成29年ですよ、3定で松前町の漁港に財政投資された額777億円って言いました。当時ですよ、ですから、あれから、あれは2017年なるからもう4、5年経ちますからね、まだまだ漁港に対する投資ってのは増えてる。おそらく800億は超えているという認識をしています。これは、松前町にとって大変な財産ですよ。これを活かさない手はね、町長だって立起する時にこれを目玉にしたでしょう。私は同感なんですよ、これは。ですから、期待もして、何とかしてこれを前へ進めていただきたいという質問もしております。それから、新しい漁場ってのは考えられませんか。平成5年だったと思いますよね、離島小島の漁港完成したのは、そして同時に離島大島の漁港に着工した。この年はね、当時は北海道開発庁ですよ、当時の長官谷さんがね、谷大臣が、大臣って言うんじゃないのかな、長官っていうのかな。その方が松前町にわざわざ来てね、漁港の完成を祝い、大島漁港の着工を決意されたという場面がある。あれから大島漁港の状況ってのは、何度か質問したことありますけれどもね、未だに供用開始になってないです。一部使えるような状態ってのは、過去に説明ありましたけれども、未だに供用開始になってない。だとすれば、町長やっぱりそれはどんどん進めてね、と同時に、この大島漁港が完成したら組合としてどう取り組むのかなと。これ、新しい漁場ですから、漁法もまた新しくなるのかなと思いますけれども、やはり大きな生産の増は見込めると、私は思います。ですから、そういうものに対する、これは一朝一夕には進められませんからね、やっぱり時間をかけて、できるだけ早い時期に大島漁港の供用開始にこぎ着けると。と同時に、完成した時には組合、あるいは漁業者は、それを利用しながらこれからの漁業の水揚げはどうしてるかという形も、これはこれからの水揚げの増に繋がるんでないのかなと、そう思います。それから、これは大変な仕事だと思うんですけどね、漁港の活用の中にね、漁港の統合っていう考え方が、町長持ったことあるでしょう。これは並大抵の苦労でね、できることでないんですけれども、現在13港の中で実際にその漁港に係留されてる漁船、それに従事される漁業者、現状調べたことありますか。私、この平成29年のね、漁港777億円の質問する時に一覧表つくりましたよ、原口の漁港、在隻数なんぼ、それからかつてはこれぐらいの水揚げはあったけど、現在はこうだって、これは白神まで全部一覧表、職員の方の協力をいただきながらね、つくった経緯あるんですよ。ですから、そういうことを考えた時にね、本当に今の漁港の姿が、松前町の漁業振興に本当にいい形なのかという疑問持たないといけないでしょう。前段で申し上げましたように、他の自治体に持ってない13という大事な財産持ってるんだから、それを活かしていくためには、今のような観点からの取り組みだって私は大事なことだと思うんですよ。水産庁も今までの漁港に対する考え方変わってるでしょう、漁民の命を守り、財産の漁船を守ると、これは基本、それは今でも変わりません。しかしながら、今の水産庁の考え方、更に加えて漁港から生産を上げる方向にっていう水産庁の考え方もはっきり打ち出されていますよ。だから、そういうことを踏まえてね、漁民の方、あるいは組合の理事者との話をしながら、旧態依然として、漁港の岸壁が壊れたから補修しようとか、これは絶対必要なことですから否定はしませんけれども、それだけに終わっているんじゃなくって、その漁港を使ってどう水揚げするかっていう、正に漁港の活用でしょう。現在かろうじてやってるのは札前の蓄養ですね、あれはもうはっきり蓄養漁港という位置付けをしてやってますよね。それから、13港の中でもね、他の漁港も確か蓄養漁港じゃないけれども、養殖漁港とか、そういう名前はね、きちっとしてるかどうかわかりません、そういう考え方でね、これから活用しようっていう位置付けもされてますよね。そういうことを一つ一つ整理していったら、松前の漁業の振興ってのは、まだまだ可能性あるんでないのかなと。取り組まなければいけないでしょう、ね、流れを黙って見てては、今の形がどんどんどんどん、これは残念ながら右肩の傾斜が進んで行くしか考えられません。いくつか例を挙げながら、話しました。それから更にね、これは蛇足になっちゃうかなって心配はあるんですけど、つい去年の9月、基幹産業、漁業振興を願ってって一般質問してます。その時には今言ったように、流れものを相手にする漁船漁業では、これは非常に不安定だから、我々の段階でできる漁業振興は何かという観点から、ヤリイカの産卵礁の話したでしょう。それから、期待を抱いてるナマコの体制の話もしました。更には実績を上げている促成コンブ、いわゆる養殖コンブですよね、これの事業だって取り組めば1基100万、おおよそのね、おおよその金額ですけど、1基から100万ぐらいの水揚げが期待できる漁業に育ってきたんですよ。しかしながら、それに取り組む漁業者がいない、原因は人手の問題だと。私はやり方によってはね、このコンブ漁業だって、例えば菅原組さんがやってますよね、人を雇ってコンブの養殖やってますよ。あの実態だってね、正確には調べていないですけど、何とか事業としてペイしてるんですよ。ですから、人を雇ってもね、そういう漁業振興ってのは可能だ。もっと広く考えるとね、雇うことによってそこに職場ができるんですよ、雇用の場ができるんです。だから、こういうことだってね、コンブ養殖、なり手がいない、せっかく先人が苦労してきて今日の技術だとか、いろんなものを整えてね、今日があるんですから、これを活かしていかなければ、ちょっとゲスな言い方だけど、バチ当たりますよ、本当。ですから、こうしたものもきちっと進めていただければ、私は松前町の漁業の再興はまだまだ可能性はあると信じております。この先頭に立って進めて行ってほしい。町長ですよ、町の最高責任者、執行者、我々どんなこと言ったってね、執行権はないんですからね。あなたにはきちっとした執行権もあるし、町の最高責任者という立場もあるからね、私はやり方によってはできるんでないかなと。随分いろんなこと言いましたけどね、町長どうですか、こういう考え方。何回もね、意見交換もしてきたから、またかって言うかもしれませんけれども、今だからやらないといけないんですよ、なおさらやんないといけないんです。町長の漁業振興が最大の政策であるならば、やっぱり決意をきちっと述べていただきたいなと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
実は、現在私は北海道漁港漁場協会の副会長を仰せつかっておりまして、国の農林水産省、更には、水産庁含めまして上京する機会も多くなってきております。そういう中で、今議員ご指摘のように、水産に対する国の考え方は、正しく議員ご指摘のとおりであります。漁港を利用して生産を上げる時代になってきてるというふうな状況は、間違いない状況だというふうに思っております。基幹産業漁業の再興策について、何点か提案をいただきました。まずもって漁港の静穏域の利用についても、これは私、24年の所信表明の中でも静穏域を利用した蓄養殖の推進っていうことでも漁港の利用。それから荷揚げ場の集約化等々挙げまして、取り組んできているところであります。今も漁港内を利用してナマコとかホッケの養殖等々取り組んで、成果を上げている漁業者もおりますので、これについては議員ご指摘のように、これからも漁港内の利用をして、積極的に進めていけるような環境づくりをしてまいりたいというふうに思います。それから、大島漁港のお話もあります。供用開始するまでもう少しかかるんだろうなと思いますけども、今現在も小島、大島周辺で刺し網したり漁業者も、頑張ってる漁業者がおります。供用開始されることによりまして、現在小島周辺には大型魚礁の投入、ずっと北海道にお願いしまして実施してきております。大島漁港も状況が、供用開始ができる目処が立てば、やっぱりいろんな漁場の開拓にも繋がるんだろうなと思っておりますので、正しく同感に思っているところであります。それから、漁港の統合を考えたことあるのかというふうなお尋ねでございます。実は、本当に真剣には考えております。漁業者の方に仕掛けをしていきたいということは、水産課の担当職員と、例えばですよ、例えば静浦と赤神、あれをどういうふうに利用したら生産上げれるかというふうなことも、職員とは話をさせていただいております。それから、当然組合員の方にも仕掛けは必要だなというふうに思っているところであります。例えば、赤神の港の間口を今の河川側じゃなくて、間口をとっぺてですね、閉めて、江良の漁港みたいな、静浦と赤神港でできるような。そして、今前浜に、前浜って言うか漁港間にあるブロックの前を養殖場にできないかとかですね、そんな話も職員とはさせてもらっています。という間口を切り替えて生産上がるようであれば、これは力を入れていきたいなというふうに思っておりますけども、漁業者のご理解がなければ、それもできないというふうなこと。その辺の仕掛けはしていきたいなというふうに思っております。それから、菅原組さんの話もございました。異業種でも参入してくれれば応援はしたいなというふうに思っているところであります。本当に冒頭議員からご指摘ありましたけども、採介藻と養殖漁業が漁船漁業を上回ってるのが実態でありますので、今行っている、コンブ、ナマコなどを柱になっていってもらって、つくり育てる漁業の推進が漁業の持続化に繋がるというふうな認識は持っているところであります。それから、これ、漁業の再興策になるかどうか、繋がるかどうかわかりませんが、新たな現在の取り組みを申し上げさせていただきますが、今洋上風力を踏まえまして、さくら漁協では洋上風力発電と漁業協調による沿岸漁業の振興手法について、弘前大学と共同研究を立ち上げ、調査研究を進めて行くことになっております。町と致しましても、この共同研究には協力をしてまいりたいというふうに思っております。具体的には、共同調査研究と致しまして、沿岸漁業の底上げや、漁港の中でどのように生産性を上げていくかなどについて共同研究するというふうなことでありますので、経過を見ながら町として協力をしていきたいなというふうに思っております。12月の8日には、各実行組合長と弘前大学との意見交換会も開催しております。今月の下旬には具体的な取り組みの内容の協議も開催予定となっているところでありますが、本当に漁業の再興策に繋がるかどうか、期待はするものの、経過を見ながら協力、支援してまいりたいというふうに思っているところであります。
議員の質問 9番 梶谷康介
まだまだ言いたいこといっぱいあんだけども、限られた時間の中でやらなければいけないから。だけどね、今の漁業振興の形ではね、町長のお話の中にあったようなものも、それは当然これからの長い目で見ればね、必要になってくると思います。ただね、洋上風力の話、私するつもりなかったんですよ。だけどね、説明会の席上で私質問してんの。結局風力発電やるとね、その周辺に操業規制がかかるわけさ。だから、何基もやった場合に、その操業規制によって、松前町の漁業にどう影響が来るのかということ、漁業者が考えてるんだよね、これいい、時間がないからぼんぼん進めますけどね。だからそういうこともね、考えられる。それからもう一つね、コンブの話でね、心配なのは、一番この漁業に熱心に取り組んでいた人が亡くなってます。あの人は大体年間1千万揚げてました。そういう現実も、新しい人が1人出てきたっていう話もありますけども、そういういろんな変化がありますからね。たった一つね、今回この話はね、笑い話に聞いてもらっても結構なんですけどもね。ダイバーさんが潜った時にね、コンブの養殖の下にノナがあると、ウニがあると。そのウニがすごく大きく育って実入りがいいんだそうですよ。ですから、コンブ養殖とウニの深浅移殖のコラボできませんか、コラボレーション。これは、あくまでもコンブを育てて水揚げを増やすという目的じゃなくって、ウニの生産、今の深浅移殖したウニの実入りが、いわゆる歩留まり良くするために、これはそのための餌用のね、コンブもやってみる、面白い方法の一つでないかなと。私、ダイバーさんの話聞いてね、ああ、そういうこともあるんだな。これ、答弁いりません、もう時間ねえから答弁もらってる暇ねえ、言いたいこと言って進めたいと思いますが。大変失礼な発言しました、申し訳ございません。この水産の関係でね、最後に一言付け加えたいのはね、令和元年に神恵内のウニの養殖を視察したことがあります。その時には、キャベツを餌にしてというような話でね、ちょっと新しいって言うか、目新しいって言うかね、そういう取り組みかなと思ってましたけども。高橋村長と意見を交わした時に、村長実際このウニのね、最高の餌ってのは何ですかって。決してキャベツって言いませんよ、やっぱりコンブでしょうと。ですから、今控え室でキャベツの話も出てましたけどね、やっぱり最後はウニのこれからの将来考えたら、コンブを基にしながら育てるってのが一番いい方法だと。それからもう一つ高橋村長の言葉に私は感銘を受けたと言うかね、ああ、これがリーダーなのかなっていう感じを受けた言葉が、あのウニの養殖漁業に進む時に、村長自ら漁業者と話をして、俺はこういうウニの養殖を考えていると。しかし、自分ができることではないと、あなた方がやることができなければね、その政策は前に進むことができないけれども、漁民の理解と協力が得られるだろうかっていう投げかけをして、漁民の方々が村長がそういう考え方でいるんであればね、我々も一生懸命取り組むからっていうことであの事業は進んだんだそうですよ。ですから、町長ここなんですよね。リーダーって言うのは、自分がこういう事業を計画した時に、自分でやれないものもある。それに携わる人方の熱意と努力がなければね、事は進まないこと、はっきりしてることいっぱいあるでしょう。そこを町長が、トップに立つ人が事を進めるっていうことは、私は大事なことだと。あの人はね、原子力のゴミの処理の問題で文献調査に手を挙げました。いろいろ批判もあります。でも、この文献調査の是非を私は言うつもりはないんですけど、やはりそういう信念を持って事にあたるってことは、リーダーの最大ポイントじゃないかなと、私は正直言って、高橋村長とその話をした時にね、感じました。その時点では、その事業はわずか数百万ですよ、ウニの水揚げは。村長、最終的にこの事業はどの辺りに目標置いてるの、3億って言ってました。800人の村民の自治体で、今のような3億の事業ってことは、大変な私は決断かなと。これは、町長はどういうふうに受け止めるか、答弁はいりません。予定している質問の次に行くためには、ほどよく案配をしないといけないもんですから、質問の3番目の(イ)のね、観光事業依存の大きい関連事業の振興策はっていうことで通告をしましたけれども、あと8分じゃね、二つ三つやる時間がないんでね、今さわりの話だけしますけども、執行方針の中で、松前町の観光に関するね、メインであるさくらまつりに対する町長の見解述べられてましたよね。やっぱりこういう状況の中では、町内の振興を考えれば、やることが是だと。もちろん決断の時期がまん防が、まん防ってんですかね、まん延防止法の期限が終わる辺りの状況を見ながら判断するって言うけど、私はね、やはり町の振興のためにはやるべきだと思ってますよ。ただ、問題は、このコロナの感染拡大ってものは最優先課題ですから、それを無視した形でやれない、ならどうするかっていう話になるんですけど、やはり感染防止対策を最善を期して、そしてやる以上は、町長は規模を縮小って言ってましたけれどもね、縮小して本当にやる意味があるのかなというような疑問も持ってます。やる以上はやっぱり、観光事業ってのは平和産業と言われてますよね。これ、平和な時期は人どんどん集まってきてください、願わくば松前町に、地元にお金をいっぱい落としてください。こういう考え方で事は進められますけども、現時点ではそういうことが単純に進められない状況であるだけに、このさくらまつりの実行には相当慎重に考えて、そしてやる以上は規模の縮小っていうものは、なんちゅうかね、町長は攻めの行政するんだって言ってんだからさ、守りに徹してね、私は決して今のウイルスのね、対策をどうでもいいって言ってんじゃない、これ最優先課題だということは認識しながらも、そういう対応をしなければいけないんでないのかなっていうふうに思っております。観光事業は、宿泊業者だけじゃない、お土産売り屋さんだけではない、それに関連する町内の経済人ってのは数多くいると思います。そういう観点からすれば、当然コロナ禍の下において、何をなすべきかって、これが最後の質問に申し出ておりますけれどもね、やはり最善の対策を講じながら事は進めて行かないとね、消滅都市の道をたどるしかないんですよ、本当に。給付金だとか、協力支援金だとかで一時逃れにしていたって、町の振興なんかないでしょう、そう思いませんか。一時はそれは守っていけるけれども、松前町が将来、恒久に生き続けるために、正に町長がおっしゃってる次世代に夢と希望を与えるためにはね、そういう政策では、私は松前は、どんどんどんどん消滅都市の道をたどるしかないんでないかなと危惧しております。大ざっぱな表現で恐縮ですけども、町長、この件に関して考え方述べていただきたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本来、まだ深い質問されるっていうふうに思っておりましたけども、大分トーンを下げた質問になっているというふうに聞きました。梶谷議員おっしゃるように、やっぱり松前における観光が地域の経済を支える重要な産業だということは、共通の認識であります。宿泊施設、あるいはお土産屋さんばっかりではなくて、町全体に影響があるっていうふうなさくらまつりの開催の部分も、これから判断していくことになりますけども、執行方針でも申しましたように、昨年実施した経験もあります。本当に皆さんで感染予防対策に徹してくれたというふうな結果で実施できたというふうに思ってますので、今年もぜひ感染防止に対策をとりながら、経済と感染防止と両立させて、ぜひさくらまつりは実施していただきたいというふうな、強い願いは持っているところであります。いずれに致しましても、議会終わった後に判断する時期が来るんだろうなというふうに思っております。いろんな情報とりながら、対応してまいりたいというふうに思っております。
議員の質問 9番 梶谷康介
本当に時間がないんでね、端折って質問しておりますけども、4番目に持続可能な松前町とするために何をなすべきかっていう話なんです。結局、松前町はね、今の姿を維持することが精一杯の状態ですよね。これをもっとレベルを上げて、いい形で町長の次の人にバトンタッチする。そして、我々の子々孫々に松前町で住んで良かったっていう町長のお話ですよね。そういう町にするために、やっぱりやらなければいけないことっていっぱいあるでしょう。まず、消滅都市にならないためには、人口の確保でしょ、抑止策。この件に関してね、私平成25年、30年、令和2年、令和3年、一般質問でやってます。ですから、限られた時間しかないもんですからね、もっともっと具体的に中身を進めて行きたいんだけども、端折ってやるしかないから、人口減少の問題。それから、町が生きてくためには財源が必要です。この財源対応もしなければいけない、この財源対応は、令和2年の4定で松前町存続のための財源対策はってことで質問してます。それから、そこで暮らす人方の命と健康を守るために医療、福祉ってのは重大な課題になります。これはやっぱり一番のポイントってのは病院ですよね。この病院を守るためにも平成28年の4定、松前病院危うしってことの一般質問。更には令和元年、2年、3年と続けて病院の件の一般質問もしております。これは、正に松前町を持続可能な町とするためには、取り組まなければいけない。今項目ばかり並べてますけどね、人口の問題、財源の問題、医療の問題、一番最初に言った産業振興の問題。大きな課題ばかりあります。限られた時間でね、今の話本当に残念なんだけども、毎回続けていくしかないんですよ、あと1分ちょっとしかないでしょう。だから、町長10年間にあなたとこういう対面してお話をするっていうのは30回やってんですよ、一般質問30回やってんだ。人口の問題から財源の問題、医療、福祉、産業振興、そして昨日もちらっと触れましたよ、ライフライン、水道問題、本当にね、この水道の問題だってね、極めて厳しい状態にあるってこと認識しながらね、取り組んでいかなければ、正に消滅都市になっていく可能性があると。3期で終わるのか、4期に進むのか私はわかりません。ですが、この3期目の後半はね、あなたの今までの積み重ねが実るような方向付けはきちっとしていただきたいなという思いから、端折った質問になってしまいましたけれども、町長の最後の決意を聞かせていただいて、丁度時間になりましたんで終わりますけどね。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
時間を意識した中でのご質問いただきました。10年間本当にこの議場で向かい合いながら、一般質問を頂戴致しております。目にかけていただきまして、ありがたく思っているところであります。人口が減少しても、やっぱり普通の生活を送れることが一番であるというふうに思っております。そのためにも、今現在町で抱えております風力、将来の風力発電や太陽光発電を利用した再エネ事業の活用による電気、水素関連事業のサプライチェーンに町内事業者も加わることができればですね、業務の維持や新しい事業へのシフトなど、持続可能な産業の発展も少しは期待できていくというふうに思っているところであります。そういう観点から、再エネ100%の町、松前町が再エネ100%の町になるように、その方向に向かって、企業誘致に向けたアドバンテージともなりながら、再エネ、脱炭素の事業の推進によって、大きくは漁業、商業、建設業等の維持及び活性化にも、持続性の確保にも期待できるというふうに考えておりますので、今の政策を含めまして、積極的に攻めの町政運営をしてまいりたいというふうに思っております。短い時間での省略いただいたご質問いただきました。本当に感謝を申し上げるところであります。