みんなの議会

木古内町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日

人口減少に対する取り組み等について高齢者の安心な暮らしについて定住促進対策・生活環境整備について

聞いた人
鈴木慎也 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 鈴木慎也

8番 鈴木慎也です。私は、今回の選挙において町民の皆様に訴えてまいりました第一は、人口減少に伴う木古内町の未来についてであります。本町の人口減少の問題は、いままでにも先輩議員が度々質問をしてまいりましたが、私は具体的な対応策を持って、改めて私の第一の質問といたします。1.人口減少に対する取り組み等について。木古内町の最重要課題であります人口減少問題については、庁舎内に設置済みの人口減少対策検討会議と並行して「まち・ひと・しごと創生総合戦略策定委員会」を設置したとの報告を受けており、各分野で取り組んでいることは把握しております。しかしながら、地域経済分析システムによると木古内町の人口は2040年には、約半分の2,335人になると予測されています。この状況を何とかしたいと民間レベルで行われた婚活では、いままで町内で2回、札幌で1回、仙台、青森で各1回の計5回開催してまいりましたが、今後は、官民一体となり町の人口減少対策に力を入れていくべきだと思います。そこで、婚活支援・結婚相談センターの設置を提言します。町長の考えを伺います。以上です。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

8番、鈴木慎也議員のお尋ねにお答えいたします。人口減少に対する取り組み等についてのお尋ねでございますが、人口減少問題は、全国共通の課題と認識しており、当町においてもその対策について取り組みを進めているところでございます。特に、未婚化、晩婚化は、全国的な課題でありますので、北海道や他の自治体とも連携した広域的な取り組みが必要であると考えております。取り組みを進めるにあたりましては、行政と民間がそれぞれの役割を果たすことが重要と考えますので、民間の役割を尊重するとともに、行政といたしましては、婚姻後の住宅や出産、子育て、教育等の施策をしっかりと行ってまいります。また、民間のかたが大変熱心に婚活の取り組みをされていることは承知しておりますので、ご相談をいただいた場合には、人的支援を含めて検討することとしております。

議員の質問 8番 鈴木慎也

確かにいま日本各地で婚活、人口減少対策。それは全国、日本の問題であります。その中で、昨年度道が主催しますいわゆる北海道婚活応援フォーラムに参加してまいりました。そこには、道知事の高橋はるみ知事もいらっしゃっており、その中でこれまでの婚活は行政、若しくは民間がバラバラにやってきたと。ですが、成功している人口減少を食い止める、若しくは結婚が増えてきたとそういう地域を分析してまいりますと、やはり行政と民間が一体となり、そこではじめて成果を達せることができたとそういうアドバイスもいただきました。その中でまず、具体的な例えば目標設定、結婚する人数の目標設定、木古内町の人口の目標設定。次に、未婚者、独身者の人数の把握、こちらの基礎的な数字を把握して有効な政策を方向性をともに示したら、木古内町も人口減少により力強いスタートが切れるのではないかと私は思っております。できない理由ではなくて、一緒に官民一体となって、一緒にできる方法を考えることが大切なのではないかと私は思っております。また限られた職員の人数の中で、また限られた予算の中で、やはり簡単なことではないということは私も理解しております。ですが、例えば期間が定められたチーム、若しくはその職員の中でもうまく配置を転換して、現状いまある中で創意工夫をしながら、設置することは私は現実性を持って対応できるのではないかと考えております。以上でございます。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

鈴木議員のお尋ねにお答えいたします。確かに民間と私どもが一緒にやるという姿勢は、何ら変化はございません。ただ、現時点では民間の皆様がやっていらっしゃる婚活の活動については、様々な面でサポートは可能であるというお答えを先ほど申し上げましたが、また行政と民間の役割をしっかり果たすことも大事でございますので、私どもとすれば婚姻後の出産あるいは子育て、そしてまた教育。こうした施策について、しっかり取り進めて行くということにしております。先ほどの新年度の事業でご説明いたしましたが、学校給食費の無料化事業などはまさに結婚後の支援策ということで、新規事業として取り上げたわけでございますし、これまでも児童・生徒の医療費の無料化など、その後のサポートにはしっかりといまも進めているところでございます。どうぞこれからも婚活のイベント等が企画される場合には、ぜひご相談いただいて、知恵を出し合って、一緒にやることは可能でございます。ただ、私どもが主体となってやるという現段階ではありませんので、様々な支援につきましてお手伝いをさせていただきたいと考えております。

議員の質問 8番 鈴木慎也

町長、いま最後のほうにお話ありました、「現段階」。これは、非常に危機感が足りないのではないかと私は非常に思っております。今後とも、民間レベルで積極的に活動してまいりたいそういう若者がたくさんいますので、その辺を含めて、行政のほうも支援していただければと思うのですけれども、ただやはり「現段階」ということは危機感。木古内町は本当に、もっと真剣に考えなければならないと私は思っております。こちら最後の質問になるのでしょうか。

議員の質問 8番 鈴木慎也

これはいりません。大丈夫でございます。そのまま次の質問に入らせていただきます。2.高齢者の安心な暮らしについて。先ほども行政報告でございましたが、最近、高齢者のかたから「火災が多くて不安だ」との声が聞かれます。火災の原因は様々ですが、行政として万が一の時に命を守る方法や、火災などの非常事態をいち早く知らせる方法を新たに検討するべきではないでしょうか。高齢化も進んでおります。耳が聞こえなかったり、大きな声が出なかったり、様々な状況もあると思います。町長の考えを伺います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

高齢者の安心な暮らしについてのお尋ねでございますが、ことしは既に火災が3件発生しております。人的被害はなかったものの、例年より多い傾向となっております。木古内消防署では毎年9月に消防フェアを開催し、その中で救急救命講習を行うなど、町民向けに火災から身を守るための啓発や訓練などを行っております。また、火災が発生した際、通報を受けた木古内消防署より防災行政無線を通じサイレンが鳴らされ、火災の状況などを町民に広く周知するとともに、日頃から地域ぐるみにより安心・安全な取り組みを進めるための予消防活動を推進しております。一方、住民のかたからは、「屋外のみの放送では聞き取れない」、「屋内の個別受信機に流せないのか」、「火災か事故かわからない」、「発生場所がわからない」など、様々なご意見をいただいております。これまでは、「屋外のみで放送する」という取り決めをして進めておりましたが、現在、改めまして「防災行政無線を活用した放送のあり方」について、協議を進めているところでございます。今後も、木古内消防署をはじめ、関係機関との連携を密にし「火災から町民の生命と財産を守る」ために取り組みを進めてまいりたいと考えております。

議員の質問 8番 鈴木慎也

「放送のあり方」こちらについては、私も高齢者の住民のかたからお話を伺いました。放送のスピーカーの音だけの問題ではなく、あと耳が少し不自由ですとか個別ないろいろ、そのかたによっていろいろ条件はあると思います。その中で先ほどもございました関連部署、消防との連携の部分で、一つ住民票などのデータの中では3人家族、2人家族となっていますが、実際は入院されていましたり、施設に入られていて高齢者のかたが1人で住んでいる。そういう状況もあるということが思います。その中で、きちんと1件1件現状把握の確認をきちんとすべきではないかと私はそう考えております。そこではじめて、今回の例えば健康管理センターの職員であったり、消防職員のかたにとって仕事をしやすい環境作りをできると。それが、高齢者のかたの安心につながるわけです。そこではじめて、「住んでて良かった、木古内」と思うわけでございます。ですので、システム上ですとかそういう問題ではなくて、まずやるべきことはシステムと現状がきちんと合っているかどうか。そこの現場確認をきちんとして、それから前に進むべきだと私は思っております。そちらの現状確認のほうは、していただけるのかどうかということでお願いいたします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

お尋ねの住民の皆様の状況の確認につきましては、それぞれ担当課、そしてまたケアマネージャー、さらには地区の民生委員などがしっかりとサポートしている現状でございます。こうした中で、それぞれの個々の状況が違いますが、それは訪問をする担当者がしっかりと把握をして、そのかたをどのように安全な状況に住んでいただけるかを確認し、進めて行くということでございます。これまでの私どもの取っている対応については、何ら問題はないかと思っております。

議員の質問 8番 鈴木慎也

現状においても、できることは一生懸命行政側として対応していただいているということでございますが、実は先ほどの住民票は2人、3人ですが、実は1人で住んでいるというお話のかた、「とても1人だと不安だ」ということでございます。しかし、「1人でも2人でも不安だ」と、そういう高齢者のかたもいらっしゃいます。さらに言うと、「2人だと、より心配になれば」、ご家族も。それは介護の問題でしたり、いろいろ状況はあるかと思います。この中で、やはりいまやっているものをもっともっとコミュニケーションを取っていただいて、不安の声もその担当のかたに話ができるような信頼関係を築いていただけたらと思っております。あと、先ほど火災の件でもお話がありました、お隣さん緊急システム。こちらを約54件、設置済みということで私はお話を聞いております。あと、冷蔵庫のA4の黄色い紙で健康状態を貼ってある紙。ちょっと私こちらのほうの呼び方をわからないのですけれども、貼ってあるということで聞いていますが、お隣さん緊急システム。若しくは、緊急時に何かあった場合に健康状態を把握できる黄色いA4の紙、こちらの連動性。あと、お隣さん緊急システムがないご自宅、あるご自宅。住民のかたは、その辺の設置状況については詳しく理解していないかたが多いみたいですので、一度こちらのほうも行政からきちんとわかりやすい形でご報告していただければと思っております。以上です。

議員の質問 8番 鈴木慎也

現時点のお隣さんシステムの貼っている条件、こちらの設置条件のほうを教えていただきたく思います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

高齢者のかたでお一人で住んでいるかた、またあるいはお二人であっても不安があるというご家庭は、これはあるかと思います。自立していらっしゃるかたはそう心配はないのでありますが、身体に不自由があったり病気がちのかたについては、大変不安な日々をお過ごしのことと思います。これまで以上に担当課、そしてまたケアマネージャー、地域の民生委員のかたにも協力をいただいてしっかり把握をして、安心した生活ができるように努めてまいりたいと考えております。また、緊急通報の関係でまだまだ冷蔵庫等に貼ってある健康状態と一致していない、新たになった人はわかるのでしょうけれども、長くなってしまうと忘れてしまうというケースもありますので、これは再度私どものほうでは周知を徹底するということが必要になるかと思いますので、努めて行きたいと思っております。

議員の質問 8番 鈴木慎也

今後も高齢者のかたをはじめ、町民のかたが安心して暮らしをできるように期待しております。このまま次の質問に入らせていただいてもよろしいでしょうか。3.定住促進対策・生活環境整備について。定住促進につながる地域活性化の問題でも、特に札苅からみそぎ浜の国道228号線沿線の開発に対する行政の積極的なアプローチが見えません。例えば、みそぎ浜の信号機設置はいさりび団地や病院の福祉的環境、そして観光客や定住者の安全環境整備の点からも一刻も早いアクションが必要だと考えております。また、木古内町は交流人口の拡大を通じて農業、商業、観光などの地域振興を図り、定住促進につなげようとしているかもしれませんが、行政は交流人口の拡大と定住促進はイコールだと勘違いされているような気がします。私は、「住める町木古内」を目指すうえで、いま現在木古内町に住まわれている町民の満足度を上げる方策が人口減少を食い止める方策なのだと強く思います。そこで私は、どうすれば町民の満足度を上げることができるのかを真剣に考え、評論家のような言葉ではなく実行力をもって行政運営にあたらなければならないと考えており、いま以上に定住促進の強化をすべきだと思います。町長の考えを伺います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

定住促進対策・生活環境整備についてのお尋ねでございますが、みそぎ浜に信号機を新設する場合は、道路の両側に歩道を設置するなどして、歩行者が安全に横断待ちできる場所を確保することが必要な条件となっております。現在は、片側より歩道が設置されておりません。そのほかにも、歩行者の横断が多いこと、交通事故が多発していることなど、設置の必要性が高い場所であるかどうか、この実績で判断されますので、現状では信号機新設の要望をいたしても設置は難しい状況にあります。次に、町民の満足度の向上でございますが、お尋ねのとおり、定住化のために大変重要であると認識をしております。また、その方策につきましては、「生活環境の向上や、住みやすいまちづくり」であると考えております。現在行っている施策は、生活インフラでは、下水道整備、公営住宅の整備などを進めており、子育ての分野では、学校給食費の無料化、乳幼児医療費助成の拡充などを実施し、また、高齢者の分野では、除雪サービス事業や医療機関等送迎バス運行事業などを行っており、そのほかの分野でも、様々な事業に取り組んでいるところでございます。また、今後につきましても、庁舎内に組織おります木古内町人口減少対策検討会議や、年度内に策定するまち・ひと・しごと創生総合戦略において、定住化に有効な施策を検討してまいりたいと考えております。

議員の質問 8番 鈴木慎也

みそぎ浜前の信号機に関しては、一応私のほうとしましても把握してございました。もちろん道道・国道に関しましては、その信号機のスペースだけではなくて、なかなか非常に高いハードルであるということは、私も理解してございます。その中で、実績が必要になると。こちらは、非常にこの実績の部分が一番高い私は、ハードルだと思ってございます。これから町の方向性として、みそぎを中心とした観光を目指すわけでございます。そうなりますと、やはりあの国道を渡る観光客のお客様が増える。そして、目の前に先ほども説明させていただきましたが、いさりび団地の皆様。窓から海が綺麗に見える団地なのです。ですが、足が不自由になってきましたりして、本当は海には行って、道路を渡って海に行って散歩をしたりしたいと。一応そういうところも含めて、非常に道道・国道、そしてその実績が必要だという非常に難しい件であるというのは私も理解してございますが、事故・死人が出てからでは遅いというのは町長も理解してくださると思ってございますので、どうかこちらのほうのアクションをすぐに行動するというのは難しいかもしれませんが、町民、そして観光客のかたの命がかかってくる信号機だと私は思ってございます。あと、定住化の件ですけれども、いろいろな事業をやられており、生活環境については満足している住民・移住者のかたもいらっしゃると私は聞いております。ただ、移住者の中で「木古内町に移り住むまでは親切だったけれども、移り住んでからは何もないのだ」と。例えば、防災無線に関しましてでも、こちらは取り付け忘れがあったりとか、非常に。「北海道に住みたい、木古内に来て安心な暮らしをしたい」とそう思って移住してくるわけでございますので、まずやることは事業よりも実際に移住してきたかたのいまの声を聞いて、その声を次また木古内に来てもらって住んでもらえるように活かすべきだと私は思っております。ですので、移住してきて住んでいるかたの声を聞くアンケートの実施、みそぎ浜に関してましては、非常に高いハードルがあるというのはわかるのですけれども、そこも町民と観光客の命がかかっているとそういう部分で私の質問とさせていただきます。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

鈴木議員のお尋ねにお答えいたします。まず、信号機でございますが、これはこれから北海道新幹線の開業後になると思いますが、みそぎ浜を訪れて横断するかたが、そしてまた観光客を含め、住民のかたも多くなるということが予想されます。こういった状況を踏まえまして、歩道の整備も必要になってきますので、歩道の整備を合わせて十分検討し、信号機の新設について、要望するかどうかという判断をしてまいりたいと。現状では、実績をどうしても問われますので、難しいということになっております。そこで、こういった実績が本当に生まれるかどうか。北海道新幹線開業前後、こういったものの実績をしっかりと伝えられるかどうか。この辺が鍵になるかと思いますので、歩道の整備とともに検討してまいりたいと考えております。また、定住促進でございますが、鈴木議員のおっしゃるとおりだと私も思います。実際に住んでくださったかた、このかたとの意見交換によって、木古内町がどこが素晴らしいのか、どこが欠点なのか、こういったことを話し合うことは大事かと思います。これは、早急に取り組みたいと思っております。

議員の質問 8番 鈴木慎也

これから検討・精査していただけるということでありますから、きょうはそれ以上の質問の件に関しましてはいたしません。私は、議員という職務をいただいたからには、木古内の未来のために一生懸命働かせていただきたいということをお誓いいたしまして、私の一般質問を終わります。

出典:木古内町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる