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森町議会 平成29年第1回 6月会議 2017年6月6日

森町国民保護計画について

聞いた人
松田兼宗 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 14番 松田兼宗

それでは、まず最初に、森町国民保護計画についてということで質問させていただきます。北朝鮮は、今年に入って8度目の弾道ミサイルの発射実験を行い、日本国内も射程内となり、弾道ミサイルの実戦配備と核武装化が現実のものとなりつつあります。そして、ますます朝鮮半島の緊張が高まり、戦争となりかねない一触即発の状況が続いております。国は、万が一の武力攻撃事態などでの国民を保護するために、平成16年に武力攻撃事態などにおける国民の保護のための措置に関する法律、いわゆる国民保護法を制定しています。武力攻撃事態等において武力攻撃から国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活等に及ぼす影響を最少にするため、国、地方公共団体などの責務、避難、救援、武力攻撃、災害への対処などの措置が規定されていることから、森町でも国民保護計画が3回の森町国民保護協議会を開催した後、平成19年3月に北海道との意見調整後策定し、議会にも報告されております。そして、平成22年3月に計画の変更がされ、議会には平成22年4月26日に変更が報告されている状況であります。その後平成26年5月9日付での国の基本指針変更、それに基づく平成26年11月14日付での北海道の計画変更が行われております。さらには、軽微なものは平成28年8月24日付など数回変更され、自治体によってはその都度見直し、変更を行っております。森町においては見直し、変更がここ7年間行われていませんが、世界情勢からすれば、時勢に合ったものに早急に見直し、変更する必要があると考えますが、いかがでしょうか。また、武力攻撃事態等において国民保護計画の町職員の周知度、特に重要な役割を担うであろう消防職員や消防団員への認知度と対応度の向上の方策について、さらには町民の国民保護計画についての認知度を上げるための具体的な方策についてお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

松田議員の質問にお答えします。森町国民保護計画は、国民保護法に基づき、武力攻撃事態等において町が国民保護のための措置を的確、迅速に行うため、平成19年3月に策定したもので、平成22年3月に一部修正を加え、現在に至っております。この間の国の基本指針の変更等に伴い、当町計画と密接な関係にある北海道国民保護計画は、武力攻撃、原子力災害に関する事項や核攻撃等への対処や避難に関する事項などについて変更されております。このことを踏まえ、当町においても計画に盛り込む必要のある事項を精査し、あわせて組織改編に伴う名称変更等、軽微な変更も含め作業を進めてまいりたいと思います。また、町職員等への周知等に関しましては、当町計画の把握はもとより、国、道からの通達等について情報共有に努めるとともに、町民に対しましても広報や町ホームページの活用などにより武力攻撃等に関する留意事項の掲載により周知を図ってまいりたいと思います。以上です。

議員の再質問 14番 松田兼宗

この7年間変更が行われていないということなので、特に変更しなければならない大きなところというのは、核に対する問題が一番大きい部分だと思います。その部分に関しては、特に東北の震災の福島原発の事故以降、イメージ的に皆さんどういうものかというイメージがマスコミ等の放送を見ているとわかるのかなと、ある程度イメージできているのかなとは思っていますけれども、その辺の部分がこの森町において地理的にいうと問題ないと思われるかもしれないですが、その辺は全くわからない状況になっているのだと思います。特に森の位置からすると、隣の八雲町にパトリオットが配置され、さらには鹿部町においては自衛隊が訓練する訓練場があるわけです。そういう中で、北朝鮮の弾道ミサイルの正確度の問題もあるかと思いますけれども、その誤差の範囲内にこの森町があるだろうということを考えれば、早急な対応、見直しをしていかなければならないのだと思います。ただ、ここのところはマスコミ等で取り上げられていますから、漠然とした形での町民の不安というのが非常に多いのだと思います。ただ、それに対してどうしたらいいのかというのは全くわからない状態なのが現実のものだと思います。それで、見直しというのはここ7年間やっていないわけで、今後やっていくという話なのですけれども、まずホームページを利用するという話も言っていますけれども、ホームページのデータ自体、森町国民保護計画自体が19年度のものなのです。僕も最初わからなくて、手元にあったのが22年だったものですから。その辺をまず最初に変更しなければならないのではないかなと思います。さらに、いろんなリンクを張る形で、特に今回のいろんな北朝鮮の部分に関しての心配なことに関しては、国が責任全部持っている形になっていますから、国民保護法というのは。内閣官房の国民保護ポータルサイトとか、道の国民保護計画のページが当然あるわけです。そこにかなりの情報が書かれているわけです。少なくともそこにリンクを張る形、既にやられている町もあります。そうすると、町から入っていく中からそういうところを見ていけますので、少なくとも最新の情報に書きかえてもらいたいのとそういういろんな形での情報にリンクできるような形にしていっていただきたいと、それをまずお願いというか、早急にやるべきだと思います。それで、そのことは当然今後見直しをかけていくということなので、あれなのでしょうけれども、もう一点、計画を見ますと国民保護協議会の意見を聞いていくという話になっています。総論の中の3のところに書いてあります。町国民保護計画の見直し、変更の手続についてということで、これはその都度見直していくという形で書いているわけです。さらに、その中で特に町国民保護協議会の意見を聞いていくと。まず再質問で聞きたいのは、町国民保護協議会のメンバーです。メンバーは一覧には書いてあります。20名挙げています。どうもこれを見ている限り官庁関係の人間が多くて、町民自体が入っている人が少ないような印象を持っています。その辺変更できないのだろうか。というのは、今後町民に周知徹底していく上で、直接町民の方が入っていくのが重要になるのだと思います。特に消防の職員、消防団員、あるいはボランティアをこの計画においてはかなり期待している部分がありますので、その辺をまず、それが可能かどうか。それと、今実際にないのですよね、協議会というのは。この名簿、22年に載っている名簿が生きているかどうか、その確認もお願いしたいと思います。そういうところでまずは再質問をしたいのですが、それと当然含んでの問題なのですが、今までやっているところの知らせるときには、エムネットとか、あるいはJアラートを使ってやるわけです。過去にJアラートが完成して運用されるようになった時点で広報において何度やっているかというと、防災関係の絡みでいうと2度しかないのです。完成しましたという、これは平成26年7月に、4月1日に運用開始しましたとJアラートに関してお知らせをしています。これは、災害関係の主なものです。その後に26年8月に、4月に運用開始して、今回の国民保護計画に係る部分のアラームがどういうアラームであるとか、そういう説明を2度行っています。そして、2016年11月に、防災無線を用いた情報伝達訓練の実施という形でJアラートを実際に動かした訓練を行っています。この程度しかやっていないのです。今後こういうものをどんどんやっていくという防災絡みのほうが私としては強いのかなと思っています。とにかくそういうのを町民に知らせていく方法としては、そのことも含めて周知徹底させていく必要があると思いますので、そのことも含めて質問したいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。今現在、近年国際情勢非常に不安定な中からの核攻撃に対する心配事、非常に大きいところがございます。議員もそういう心配をされてのご質問でございますけれども、まずホームページに関して、議員おっしゃるように町のほうでも内閣官房や消防庁で開設しているサイトへのリンクは考えてございました。もう既にリンク張っております。ということで、これはこのことをまた広報のほう等で町民に知らせながら、きちんと皆さんにできる限り見ていただきたいなと、そういうふうに思っております。ただ、広報そのものでこれについていろいろと発表したり、それから国のほうでも以前核攻撃がもしこちらのほうになされた場合の対処方法が一部分出ましたけれども、それが果たして対応可能かどうか、発射されて1分半か2分ぐらいで到達する間の出来事ですから、本当に戦時中のように防空ごうを掘らなければならないような事態にならなければいいなと、そういうふうに願っているところでございます。恐らく常識的な考えに立てば威嚇行動のみで終わるのかなというふうな考えから、日本といたしましては万が一が起きないように外交努力を重ねていただきたいなと思っているところです。そしてまた、国民保護協議会、これについては現在も存続しております。そして、これに対するメンバーというのは指定されておりますので、これは恐らく専門的な知識や識見が必要な点から固まっておりますので、町民としてのメンバーは少ないものと、そういうふうに思っております。そしてまた、これについて今後協議、変更される場合、森町の国民保護計画、これから改定する上に当たって、当然ご意見を拝聴しながら進めてまいりますけれども、基本的なところは国民保護協議会で議論していただいて、まずは決めていくと。それから、よっぽど危険な状態、それから議員もおっしゃるように、恐らく近隣の国の弾道ミサイルというのは三沢基地や八雲のミサイルを配備されている、それから戦闘機を配置されているところに照準を定めていると思いますので、そういったことが起きたときに町として一応最低限何ができるのか、できる限り町民を守るために努力をしていかなければならないと考えているところでございます。Jアラートにつきましても、国のほうで緊急時すぐ鳴らすような形をとっておりますけれども、今現在のところJアラートが作動したということはない状況でございます。これからも、今現在まだ直接的に排他的な水域を抜けてきたということはないわけでございますので、これは恐らく最終的には、人間賢いものですから、絶対にないとは言い切れませんけれども、いい方法に向かっていただきたい、そのように思っております。ただし、万が一のことを考えて、周知に関して今後職員、それから担当部署、町民に対して伝わるように努力してまいりたい。そのように思っております。以上です。

議員の再質問 14番 松田兼宗

今答弁のとおり、そういうことあってほしくないのは誰もが思っているところで、それは今の世界情勢見ていると全くそれがわからない。渾沌としているというのが現状だと思います。とは言っていても、そもそも町民自体がこういう保護計画、森町国民保護計画というものがあること自体多分ほとんどわかっていないのだと思います。さらに、職員の人も同じだと私思うわけです。というのは、この中見ていると、職員が当然その役割を担うわけですよね。その辺の話というのは一切なくて、むしろ私の考えとしては国民保護計画というよりも防災の絡みでの話を進めていったらいいのかなとは思ったりもしています。ただ、国民保護計画については、国が全ての権限というか、避難指示というか、それの発令出すのもJアラートを出すのも全部国が握っているわけですので、自治体の長が出すという性格のものではない。それはわかっているので、なかなかやりづらい部分というのはわかります。ただ、少なくとも、こういうものがあるのだということを町民に知らせ、そして職員がそういうことがわかっているということ。実際に何かあったときに動くというのは消防なのですね、記載しているというのは。さらに、その下部組織というか、消防団員にいくわけですよ、実際に何かあったときの動きというのは。だから、少なくとも職員の、聞きたいのは、今までこの計画をつくって、そういう講習なり、こういう訓練の認知をしてもらうために講習なり、そこに列記されていることの読み合わせなり、そういうことをやったのかどうか。職員はまだ可能性はあるのですが、消防団まではほとんどいっていないのではないかなと私思っています。消防署員も同じかなという感じはするのですが、今後少なくともこういうものがあるいうこと、万が一はあなた方職員の力をかりなければやれないのだということを徹底させることが必要なのだと思います。あったか、なかったかを含めて、今後その辺非常に重要な部分だと思っていますので、周知に関してお願いしたいと思いますので、その辺お願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。まず、この国民保護計画に基づいた訓練ですけれども、今まで森町としては取り組んだことはございません。ただ、情報としては、防災、消防、それから災害についても森警察署とも情報共有しておりますけれども、森警に関しては核攻撃については単独、別なルートから情報としては入っているのかなというふうに推察をいたします。後ほどこの件に関しては情報共有する場面も必要かなと、そういうふうに考えます。そしてまた、核攻撃、このものについて具体的にどういった対応をしていくかということにつきましては、基本これは防衛ですから、自衛隊がまず真っ先に動くというふうな形になろうかなと、そういうふうに私は考えてございます。緊急要請につきましても、当然北海道のリーダーであります知事も恐らくその点は認識しながら、この推移を見守っている状況かと思いますので、これはあくまでも推測の範囲を抜けないのですけれども、外交をきちっとされながら、万が一あったときには国一つが簡単になくなるというのは議員もご存じですし、皆さん方存じておりますから、それほど最終段階にはいかないということを期待しながらも、何とかそういうふうにならない外交努力を続けていただきたいと思っております。今後ともこの部分については、町として担当部署いろいろ検討して、万が一そういうときになったときに風向きを読む、それからいろんな対応方法は町の体制としてもとれる部分がございますので、今後の課題として取り組んでいきたいと、そういうふうに思いますことを申し上げさせていただき、答弁とさせていただきます。以上です。

出典:森町議会 平成29年第1回 6月会議 2017年6月6日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる