森町議会 平成29年第1回 6月会議 2017年6月6日
準要保護等就学援助制度の充実について
- 聞いた人
- 檀上美緒子 議員
- 答えた人
- 教育長 増川正志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 檀上美緒子
1点目の準要保護等就学援助制度の充実について行います。平成29年度の要保護児童生徒援助費補助金支給に当たって、国は国会での論議もあり、一部見直しや改正を行いました。その一つが新入学児童生徒学用品費等、いわゆる入学準備金の見直しで、ほぼ倍加されました。さらに、必要な援助が適切な時期に実施されるようにと、特に小学校入学前は学齢児童に該当しないとされていたのを就学予定者として、就学前であっても入学準備金を支給できるように交付要綱を改正しました。入学準備金は、現在6月に支給されている状況ですから、必要な援助が適切な時期に実施されているとは言えません。こうした国の見直しを受けて、森町では就学援助、準要保護児童生徒の今年度の入学準備金は増額支給されると聞いています。3月会議で教育長は、支給時期について検討するとの答弁でしたが、要保護児童生徒の平成30年度入学準備金は平成29年度に経費を計上するとなっていますから、準要保護児童生徒の分を今年度に計上し、安心して来年の入学準備をして新学期を迎えられるようにするべきと考えます。あわせて、準要保護認定基準ですが、森町は生活保護世帯基準額の1.1倍にしていますが、全道平均は1.31、渡島でも函館が1.2、北斗、福島、知内、木古内、七飯、鹿部が1.3となっています。森町はひとり親世帯は1.3となっていますから、その枠を取り払って広げる考えはありませんか。2点について町長並びに教育長の所見を伺います。
町の答え 教育長 増川正志(教育長は2022年3月まで)
檀上議員の質問にお答えします。国は、義務教育の円滑な実施に資することを目的として、要保護児童生徒援助費補助金により経費の一部を補助しているところですが、平成29年度の予算においては新入学児童生徒学用品費等の単価等の一部の見直しを行いました。当町におきましても、要保護及び準要保護就学援助費交付規則及び要綱を定め、経済的理由等によって就学困難な児童生徒の保護者に対し、必要な援助をしているところです。そこで、このたびの国庫補助単価の見直しに伴い、新入学児童生徒学用品費等を国の単価に準じて支給いたします。1点目の新入学児童生徒学用品費等の支給時期につきましては、平成29年3月会議において必要な時期に支給できるよう検討させていただくと述べましたとおり、入学年度開始前に支給を行っている自治体の事例を参考に、入学年度開始前に支給できるよう進めてまいります。2点目の準要保護認定基準の需要額比率の拡大についてですが、当町では子育て支援としましてひとり親世帯等の第1子保育料の半額、第2子以降の保育料完全無料化、医療費の負担、給食費の一部負担及び小学6年生の修学旅行費の助成を実施しているところですので、準要保護認定基準の需要額比率につきましては今後の課題といたします。以上でございます。
議員の再質問 6番 檀上美緒子
1点目に当たって、実施時期です。支給する形でということですので、ぜひ確約願えればと思っています。今年度の3月にはもう支給できるような形で、ぜひ補正予算等の準備もしていただければと思っています。2点目の枠の部分なのですけれども、先ほど言いましたように全道的には1.31倍、多いところでは1.5倍の町村も出ています。そして、今回とりわけ、いろいろ問題はあるのですけれども、教育のいわゆる無償化ということも国のほうからの安倍総理の発言にも言われている状況です。そういったことから、教育の父母負担の軽減ということは大きな国民の関心事でもありますし、また先ほどの議員の質問の中でもありましたけれども、少子高齢化や人口減、これに歯どめをかける意味でも子育て支援というのは非常に大きな課題となっています。教育長が先ほど述べられましたように、森町でもさまざまな教育支援は行われていますので、それは私はすばらしいことというか、ものだと評価しているところです。さらに直接的な教育予算にかかわって、憲法でも義務教育費は無償にするという、そういう規定もあるわけです。そういったことから、ぜひとも父母負担を軽減するという立場から、直接的な教育関係での助成という形で、プラスして就学援助の枠も広げるということをぜひ検討するべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
町の答え 教育長 増川正志(教育長は2022年3月まで)
議員の再質問にお答えいたします。支給時期につきましては、この後各自治体の事例を参考に、事務手続に入っておりますので、必要な時期に適切な援助になるように努めてまいりたい、そういうふうに思います。需要額比率の拡大についてですけれども、森町においては、ひとり親家庭は親が子育てと生計維持という役割を一人で担っており、健康面の不安や子供の養育など日常生活を営む上でさまざまな困難に直面していると考えます。このようにひとり親家庭は経済面、生活面双方において大変厳しい状況にあることから、生活全般にわたるきめ細やかな支援が必要であると考えて需要額比率を1.3以下としているところであります。また、議員も先ほどおっしゃいましたけれども、3月議会においても議員は森町の子育て支援については大変すばらしいというふうにしておっしゃっておりました。また、子育て支援のさまざまな施策によってこの3年間、準要保護の申請と認定数についてですけれども、同数になっております。非認定が生じていないという事情も十分ご理解願って、また私どもは子育ての支援の充実や就学支援制度の充実、子供の貧困対策といった観点も踏まえて、また財政の状況を鑑みながら、また管内の認定基準を参照しながら、需要額比率拡大については今後の課題としてまいりたいというふうにして思っています。以上でございます。
議員の再々質問 6番 檀上美緒子
管内の状況というお話がありましたけれども、先ほど言いましたように管内でいけば函館市でさえというか、失礼な言い方かもわからないです。1.2なのです。そして、過半数が1.3の支給になっているという状況。全道的にも先ほど言いましたように1.5のところもあるということですから、全体的な情勢というか、状況からすれば1.3が平均化されている状況ではないかなというふうにして思っています。それで、財政的な状況も含めてというお話だったので、そのあたりも含めて、1.3にした場合にどれほどの財政的な負担になるのかというあたりも含めて、ぜひ具体的な事務的なレベルとしての検討を今後していただきながら、先ほども言っていますように子供の支援ということをこれからもでき得る範囲内で進めていくべきだと思いますし、国としても教育費全額の無償化ということを掲げていますから、その先駆けとして就学援助費、そしてできれば私は奨学金の部分も含めて検討願えればと思っているのです。それはちょっとおいておきけれども、とにかくここの就学援助の部分でひとり親が1.3という形で実施されているということが森町の実績でもありますので、そういったことでひとり親だけではなくて、準要保護全体にその枠を広げるという、それに当たってどのくらいの財政的な負担が町の中に出てくるのかということも鑑みながら、1.3が無理であれば、当面1.2とかいうことも含めて実務的な検討を進めながら、できるだけ早く改善される、そういう方向性をぜひとっていただけないかなと思うのですが、そのあたりについてお伺いいたします。
町の答え 教育長 増川正志(教育長は2022年3月まで)
議員の再々質問にお答えいたします。先ほど申し上げましたように、ここ3年間準要保護の申請数と認定数が同数であります。ただし、そのことにおいて安閑としている状況ではありません。私も学校現場におりましたので、子供の変化に十分目を配りながら、そして子供の変化に気がついたときには保護者面談や教育相談において就学援助の活用についても進めてきた経緯があります。そういった子供の変化も見ながら、また先ほど言われました管内の状況も見ながら、今後の課題として進めてまいりたい、そういうふうにして考えております。以上でございます。