みんなの議会

八雲町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月9日

議事録に件名の記載なし

聞いた人
赤井睦美 議員
答えた人
町長 岩村克詔、教育長 田中了治、保健福祉課長 戸田淳、総務課長 三澤聡、学校教育課参事 齊藤精克、保健福祉課主幹 鈴木郁美、住民生活課長 川口拓也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

じゃあ1点目、誰一人取り残さない八雲町を目指そう。2015 年9月、国連サミットにおいて持続可能な開発目標(SDGs)が採択され、その達成に向けた取り組みが広がっています。北海道では、オール北海道でSDGsを推進するため 2018 年 12 月に「北海道SDGs推進ビジョン」を策定し、「世界の中で輝きつづける北海道」とし、世界の中の北海道としての存在感を高めながら、誰一人取り残さない、将来にわたって安心して心豊かに住み続けることができる地域社会の形成を目指しています。この中で、地方自治体においては、各種計画の策定や改定にあたり、SDGsの要素を反映、地域における普及活動、関係者への情報提供や活動支援の推進が記載されています。八雲町でも、1月から町長がバッジをつけていたことからも、積極的に取り組む姿勢が感じられます。17 の目標の中でも、貧困、質の高い教育、クリーンエネルギー、経済成長、産業の基盤においては、取り組みが少しずつ進められているように思いますが、まだまだ取り組みが弱いところも感じられます。誰一人取り残さない、将来にわたって安心して心豊かに住み続けることができる地域社会の形成を目指し、以下のことも積極的に取り組むべきだと思い、次の件についてお考えを伺いします。障がいの有無にかかわらず、女性も男性も高齢者も若者も外国人もすべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし支え合う「ユニバーサルデザイン」をもっと積極的に導入し、多様性に対応する八雲町を目指すべきでないでしょうか。そのためには特に、障がいを抱えた方々、在日外国人の方々、LGBT、ここには書いておりませんが、Qも入れてください。LGBTQ、難病の方々などへの配慮や取り組みを障害者福祉計画、男女共同参画プラン、子どものいじめ防止条例など関係する計画やプランの中に明記し、町民と共に取り組むべきでないでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは、赤井議員の一つ目のご質問にお答えいたします。2015 年に国連でSDGsが採択されてから、国においては「SDGs実施指針」や「SDGsアクションプラン」が決定され、また、北海道においては「北海道SDGs推進ビジョン」が策定され、「誰一人取り残さない、将来にわたって安心して心豊かに住み続けることができる地域社会の形成」に向けて、オール北海道で推進を図ることとしております。私も、町政執行方針で述べさせていただいた、将来にわたって地域住民が夢と希望をもって安心して暮らせる八雲町の実現、そして、将来にわたって持続可能な八雲町の実現に向けて町政執行にあたっており、まだまだ取り組みが弱いところも感じられるとのご指摘でありますが、基本的な考え方については同じであると思っております。町では、来年度「第4次八雲町障害者計画」を策定する予定ですが、平成 30 年3月に国が策定した「第4次障害者基本計画」では、障害者基本法第1条の「すべての国民が、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら、共生する社会を実現するため、障害者の自立および社会参加の支援等のための施策を、総合的かつ計画的に推進する」という同法の目的の達成はもちろん、2020 年東京オリンピック・パラリンピックを契機に取りまとめた「ユニバーサルデザイン 2020 行動計画」による共生社会の実現に向け、重点的に理解促進等を図る事項として「心のバリアフリー」への理解を深め、社会全体で推進することとなっていることから、町の計画策定にあたっては、国及び道の障害者基本計画等の内容も十分に踏まえながら計画の内容を検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

赤井議員の一つ目の質問に私からもお答えいたします。ユニバーサルデザインにつきましては、学校教育におきましても「すべての人を個人として尊重し思いやりの心をもって助け合う態度を育て共に生きる人間の心の育成を目指す」という精神に基づき、近年、積極的に取り入れた教育活動が推進され、町内の各学校においても教室環境や掲示環境に細やかな配慮がなされていると受け止めております。今後こうした考え方が広く社会に浸透し、すべての人の人権や尊厳が守られていくことが極めて重要なことと考えております。また、男女共同参画に関しましては、国において平成 11 年に「男女共同参画社会基本法」が施行され、「男女の人権の尊重」「社会における制度又は慣行についての配慮」「政策等の立案及び決定への共同参画」「家庭生活における活動と他の活動の両立」「国際的協調」の基本理念をもとに平成 12 年に基本計画が決定されました。八雲町でもこの理念に沿って、平成 17 年度から平成 26 年度までの「八雲町男女共同参画プラン」に続き、平成 27 年度から令和6年度まで 10 年間の「第2次八雲町男女共同参画プラン」を策定し、「一人一人の町民が大切にされる優しいまち」を目指し、そうした社会の実現に向けて、町民・行政・企業・関係機関が協働で取り組むこととしています。なお、第2次八雲町男女共同参画プランは、今年度で前期5か年を終えることから、後期5か年に向けて、目標や課題の見直しを行うこととしておりますので、ひとり一人の人権を尊重するという本プランの方針に沿って、外国の方々、LGBTなども含めて課題や見直しを行い、取り組みに反映させていきたいと考えております。また、平成 27 年に施行いたしました「八雲町子どものいじめ防止条例」においては、その前文に、町民憲章にうたわれている「助け合うあたたかい町にしよう」を目指し、人権を尊重し、互いに支え合い、地域の絆を深めることが何よりも大切であると明記しております。教育委員会としましても、依然として社会問題になっているいじめは、子供の健やかな成長を妨げるばかりか、その後の子供の生き方にも深刻な影響を与えることからも、子供の権利を侵害するこのようないじめを防止し、子供が明るい将来を築ける環境を実現することは、社会全体で取り組む重要課題と捉えております。そうしたいじめの要因は、議員ご指摘のように、障がいを抱えていたり、国籍等の違いであったり、LGBTであること等も含めて非常に複雑かつ多岐にわたるものとなっておりますことから、「子どものいじめ防止条例」には、それらの要因を特に記載してはおりませんが、それらを含めたすべてに起因するいじめそのものを起こさせず、子供たちが安心して生活し、学ぶことができる環境をつくることを目的としたものとなっております。いずれにしましても、「八雲町子どものいじめ防止条例」に沿ったきめ細やかな対応を今後も推進し、児童・生徒の心の環境づくりを進めるとともに、教育委員会として教職員の研修等を通し、学校における道徳教育の一層の充実を図り、議員のおっしゃる誰一人取り残さない八雲町を目指してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

町長から「第4次障害者福祉計画」をこれから考えていくって、今準備だっておっしゃってましたけど。もうすでに、今使ってる「障害者福祉計画」の中にユニバーサルデザイン、バリアフリーやユニバーサルデザインの視点で施策を進めていきますって書いてるんですね。その中に、とってもいい言葉だなと思ったんですけど、「障がいのある人を特別視する意識上の障壁を取り除き、障がいのある人もない人も支え合いながら生きる地域社会の実現を目指します」ってことを書いてるんですけれども、実際この計画で進んできてどういう取り組みをされてきたのかと、その効果を教えてください。

町の答え 保健福祉課長 戸田淳(保健福祉課長は2024年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 戸田淳(保健福祉課長は2024年3月まで)

ユニバーサルデザインの取り組み、今までの取り組みということで。今まではですね、ユニバーサルデザインという言葉自体が、ちょっと話が外れてるかもしれませんけども、もともとは障がいの有無、年齢、性別等に関わらず誰もが利用しやすいように初めから考えてデザインするという考え方で、主にハード面で使われてきており、町の障がい者の計画についても、施設だとか設備等についての考え方の普及に努めますということでなってました。それで、具体的に言うとですね、なかなかこういうことでユニバーサルの部分ってはっきり言えるところってなかなか難しいんですけども。ただ、障がい者の理解促進の、かたちはピンポイントでそれじゃないかもしれませんが、障がい者の理解促進の啓発事業で講演会の開催だとか、あとは障がい者週間で様々な障がいについて、その内容の理解を深めるためのポスターの掲示を各施設で行ったりだとか、そういった取り組みをしてきてるところでございます。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

先ほど出てたいじめ防止条例とか、男女共同参画プラン、そして子ども子育て支援計画とか、そういういろいろ読んでいくと、やっぱりちゃんと子供たちの人権を守る町にしていきたいと、いろんなところに書いているんですね。だけども、そのための啓発活動それをどういうふうにしてきたのかというのが、なかなか見えないです。それで、昨年の9月の定例会のときに佐藤議員がLGBTに対して、ちゃんと対応していきましょうよと、そういう一般質問をしたときに、町長は周りの理解が重要であり、人権擁護委員会や北海道と連携し啓発活動に努めますと答弁されていました。じゃあ、この1年間でどのような活動をされたか教えてください。

町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

昨年の9月に答弁をしておりますけれども、町がですね、直接そういうような活動というよりも、そういう人権擁護委員会のパンフレットですとか、そういうものを町内の施設等に掲示をして啓発活動を行っていたということでございます。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

啓発活動って私あんまり自分で使ったことなくて、今回啓発って何だろうと思って調べたんですけれども、ポスター掲示だけだと展示になっちゃうんですね。それで、啓発というのは、やっぱり相手が理解できるように、そういうふうにもっと中に入っていくというか、そういうことだそうなんですけれども。やはり、私は、その先ほど町長の執行方針でもそういうふうに言いました。そして、啓発活動に努めますといった場合、道がこれだけ進めましょうと言ってるときに、いや人権擁護委員会に頼みましただけでは、私は町としては手薄なんじゃないかと思うんですけど、その点はいかがでしょうか。

町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

大きな視点での人権ということでは、具体的な取り組みというのは、実際はやっていないというのが現状でして。(何か言う声あり)

町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

佐藤議員の一般質問のときの答弁としては、人権擁護委員、八雲なり渡島管内の組織の中ではですね、そういうような研修等をやられているということで、そういうふうに答弁したかと思うんですけれども。実際、八雲町独自でですね、そういうようなLGBTQに関する研修だとか、そういうことはやっておりません。○教育長(田中了治) 議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

このLGBTの質問については、教育の方にも質問をいただいておりまして、その後教育の方ではですね、どのような取り組みをしたかということで簡単に説明をしたいと思います。こうした事例が全道的に、顕著なのかどうかということで、直近に全道の教育長研修会がありまして、その場で全道的にこうした課題についてどういう対応をしているかというふうな問いをいたしまして、一つの話題提供として協議をさせていただきました。また、戻ってから渡島の教育長の研修会の中でも、各市、町で、こういう実態はあるかということで、それぞれの状況の報告をもらいながら、その対策についても、具体的なこうしているという対策はなかったんですけれども、今後の大きな課題ということで共通認識いたしました。さらに、八雲町では何かできることはないかということで、これは小中だけの問題ではなく、高校にも大きく関わる問題であるということで、高校の校長と2度ほど協議し、どういう対応をとっていくかということで協議いたしまして、教育委員会としては、特別支援連絡協議会だよりというのを、不定期ですけれども出しております。この中で、子供たちの教育は基より、一般町民への理解啓発が大事だというような指摘がありましたので、2号に渡って掲載することで今進めています。なお、校長会、教頭会には、継続的に学校内で事例研修を行ってですね、そうした事案について先生方の理解、知識、そしてそういったときの対応行動についてですね、まとめるように指示しているところでございます。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

私も、そのダイバーシティに対応する特別支援教育に向けてというのを読ませていただきました。先ほどは、何もしていないというかそんな感じだったんですけれども、男女共同参画プランの中で、プラン策定に一緒に入ったので、やっぱり時代とともに本当に変わるんだなということを今回改めて分かりました。このプランを作ろうと言ったときは、もう女性は家事育児、男性は外で仕事ということに賛同している人が半々もいたんですね。だからそうじゃなくて、女性も社会で働くそういう機会を目指そうとか、それから管理者に女性を登用してほしいとか、それから男性も積極的に育児に関わろうとか買い物をしていこうとか、そういうことを計画に、最初の1年は盛り込んだと思うんですけれども。その時には、男が買い物なんかに行ってたまるかみたいな意見も聞かされましたし、そういう時代だったんですけれども、10 年経つとほとんど共働きの方たちが増えてきて、今度はワークライフバランスという言葉で、とにかく仕事と家庭の両立を頑張りましょうと。そして今、それからさらに5年経ったら、男女共同じゃ駄目だということがはっきりわかったんですよね。やっぱり、そこにはLGBTQの方たちもいて、それでそのことをフランスでは化学の時間に、胎児のときにXX男性、そしてXYということで性が決まるんだけれども、でも生まれてきた時にXXでも女性の染色体を持っている人がいると。そういうことで性的アイデンティティや性的思考についても科学として説明する。フランスはそういうふうにするから、特別じゃなくて、そういうふうに生まれてくる人もいるんだよということを納得できて。じゃあ、日本はどうだろうと思ったら、日本では 2017 年度から使われている、高校の家庭科の教科書にLGBTの説明が出てきて、それから 18 年度から使われている教科書には、高校の政治経済、世界史、倫理、英語の教科書の中にもLGBTという言葉が記述されてるんですね。それで、来年4月から使われる教科書の、八雲で使ってるかどうかは別として、8社の中の4社の中学校の道徳の教科書にもLGBTのことを取り上げているというふうに、日本でもどんどん義務教育で取り上げて進んでいるということが分かりました。それでやっぱり、それは本当にLGBTQの方に聞くと、高校からではもう全然遅いと。小学校からそういう方たちがいるんだということを、きちっと教えてほしいという意見もありますし、ましてや最も遅い私たち大人が、単なるテレビに出てくる女装している人ということではなく、本当に生きにくさを感じている人がいるということをきちっと把握して、トイレの問題とか更衣室の問題とか真剣に考えていかなきゃいけないんだということが、今も本当に教育の世界ではどんどん広まっています。そういうのを受けて、私は町民のことを考えるのは、町行政だと思うんですよね。だから、国の動きというのは、国は大まかに考えるけれども、町民の状況って知ってるのは国ではなくて町だと思うんですよ。ですから、教育委員会だけが頑張るんじゃなく、町そのものが1年間何を啓発してきたかというと、ポスターしかしてないとかそんな状況ではなくてね、もっと積極的に自分たちもしっかり勉強して対応していけるような、そんな雰囲気を作るべきだと思うんですよね。そのマイノリティと言われている方たちが、在日外国人の方もおりますし、障がいを抱えてる方もおりますし、それから結婚はしてないけれども子供はいるとか、そういう方たちの子供たちもそういうのも含まれてますけれども。大体、障がいを抱えている方は障害者手帳とか診断書とかあるから、この方障がいだということで対応もしてくれてるし、外国人労働者に対しては、来年の4月から相談窓口もありますよという、そんなこともあるけれども。LGBTに関しては、調査すること自体が本当に難しくて、親にも言えないという、それで苦しんでいる子供たちも実際八雲町にもいるということが分かって。やっぱり、そこは調査も大事なんだけれども、いると分かった時点で、大人はもっとどうしたらこの子たちが困らずに過ごしていけるのかということを考えなくちゃいけないと思うんですね。そのときに国の動きではなく、八雲町で実際困ってるという方がいるんだから、そこはやっぱりトイレの問題、更衣室の問題、制服の問題をいろいろ積極的に町として考えていかなきゃいけないと思いますけれども。先ほどのような弱い答弁では私は本当に悲しい。なんか、誰一人取り残さないってことは言い切れないんじゃないかなと、その答弁ではね。だから、もうちょっとこう強い、執行方針でも町長言ったんですから、ここでしっかりとした答弁をいただきたいんですが、いかがでしょうか。

町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

今まで町サイドとして、こういう取り組みをしていなかったということでございます。今、議員おっしゃるとおりですね、そういう観点というのは非常に大事だと思いますので、総務課だけじゃなくて他の課も含めた中で、どういうふうに取り組んだらいいかということを検討していきたいというふうに思います。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

今、新庁舎のことも進んでいると思いますけれども。やっぱり、トイレの問題だって、男女別ではなく共有トイレというのが、もう既に東京とかオリンピックも始まるので、そういうことを考えて、札幌にもそういうのがありますよね。車椅子だけのマークだと車椅子の人しか入れないというか、そういう受け取り方だけれども、共有トイレってことにすると男女のそういう、男子のトイレに入れない方、女子のトイレに入れない方たちも、共有トイレだったら利用できるということもあるので。今後、新庁舎建てるときにもそういうことにも配慮しなきゃいけないと思いますし、更衣室の問題でもそういうふうに思います。役場職員の中にはそういう方はいらっしゃらないのかもしれないけれども、たまたまカミングアウトしてないだけで、もしかしたら苦しんでいる人たちもいるかもしれないし、そういう住民の方が役場に来たときに、安心して利用できる役場であってほしいと思うんですけれども、町長いかがですか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

赤井議員ですね、本当に私も認識不足のところがたくさんありましてね、このSDGsも私はどちらかというと持続する可能な町というのが意識が強くて、17 項目ですか、開発目標があるそうで、特に障がい者等の認識がちょっと不足していたなということで。改めて反省しながら、これからのまちづくり、特に先ほど赤井議員から指摘がありました新庁舎の方も、その辺も十分に配慮しながら進めてまいりたいと思ってますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

私は、そのときに知らなかったんですけど。もう既に、そういう問題を抱えていて、八雲では当然生きていけないということで、東京に出てしまったという方もいるそうです。だから、やっぱり人口を増やすことも大事なんだけれども、減らさない、いる人を出さない。出ていっても、また鮭のように帰ってくるという仕組みを作ることも大事なので、ここでは生きていけないから出ていくって、こんな悲しい話はないと思うので。誰もが八雲町に住んで良かったなと思える、そういう産業ももちろん大事ですけれども、そういう困った方たちが、大きい声で言えない方たちのことを、しっかりと耳を傾けてこれからもやっていってほしいなと思います。それで、先ほど男女共同参画プランの中で見直すとおっしゃってましたけれども、いじめ対策防止条例の中にも、子供に対して人権に関する教育を行いますってちゃんと明記されています。是非そういう中でも、子供たちにこういう人がいるから差別するんじゃないとかじゃなくて、いろんな環境があるんだということが、いろんな人たちがいるんだということをそこに特化しないで、私たちと同じ、例えば歩けなくなったから車椅子、見えなくなったから眼鏡、聞こえなくなったから補聴器と同じように、皆不自由なところがあって、それを車椅子があれば歩けるし、眼鏡があれば見えるしという、そういう対応することでいくらでもクリアできるというところを、皆で支え合って行こうという、そんな教育をしていただきたいなと思って、次の質問に移ります。子供たちをネット被害から守ろう。以前から、ネットによる被害に子供たちが巻き込まれる事件が増えてきています。また、10 代 20 代では、ゲームによる健康被害も取り上げられるようになりました。しかし、このことは学童期に限らず、妊娠中そして出産後すぐにこの問題は始まっていて、母子関係を築く大切な時期に、お母さんの目が赤ちゃんではなくスマホにいっているという残念な姿が見られます。このことからも、各関係機関が情報を共有し、正しい使い方、みんなで見守る仕組みを考えていかなければなりません。教育機関だけではなく、今できること、これからすべきことをそれぞれの分野で明確にし、早急に取り組むべきだと思いますが、お考えを伺いします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

赤井議員さんの二つ目のご質問にお答えいたします。スマホやインターネットの利用の広がりに伴い、ネットを利用した事件が増加するとともに、被害者の低年齢化も懸念されております。最近では、先月、大阪市の小学6年生の女の子を連れ去ったとして、栃木県の男が未成年者誘拐容疑で逮捕された事件がありましたが、知り合ったきっかけはSNSでした。子供たちをそのような被害から守るには、スマホ使用のルールを決めたり、有害サイトを制限するフィルタリング機能の利用、ネット社会のルールを理解して適切に利用するための教育など、家庭や学校、地域など、社会全体で見守る必要があると考えております。また、育児をしているお母さんにとっては、スマホは育児の情報収集など有効に使われている反面、子供と接しながら片手でスマホを使用しているということも見られます。このような場合、子供には「自分を一番に見てもらいたいのに、スマホのほうが重要だ。」というメッセージを届けてしまい、悪影響を与えてしまうこともあります。また、スマホの使用時間が長くなると、子供とのコミュニケーションの時間が減ってしまう懸念もあります。急速に変化する社会の中で、乳幼児も日常的にスマホに触れることが多くなっていることから、昨年7月には、子育て支援センターにおいて、スマホなどの子供に与える影響や、家庭で依存症にならないための対応策についての「子育てサポート講演会」を開催いたしました。今後も、地域における子育て支援策として、育児教室等の開催時に啓発してまいりたいと考えております。また、保健師の新生児訪問や乳幼児相談、健診時の保健指導では、子供の発達を促し、母子関係を築くうえでのコミュニケーションが果たす役割や事故防止の面からのスマホの使用について、保護者の方々に説明していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

赤井議員の二つ目のご質問に私からもお答えします。議員の言われるとおり、インターネットを通じて犯罪被害に遭う子供たちは年々増加しており、町長の答弁にもありましたが、11 月にも大阪市で小学校6年生の女子児童がSNSで知り合った男に誘拐される事件が発生し、全国に衝撃を与えました。また、10 代 20 代の約1/3が、1日に2時間以上オンラインゲームなどをしており、時間が長い人ほど学業や仕事への悪影響や心身の問題が起きやすい傾向にあるとの調査結果が発表されており、教育委員会としては、こうした児童生徒への有害情報の氾濫やネットに依存する若者の増加は、重要な課題として捉えております。現在、町内の多くの小中学校では、警察や携帯電話事業者、インターネットの安全利用に向けた啓発を行う「e-ネットキャラバン」の認定講師などを招き、インターネットの適正利用やネット依存に関する講習会を開催しているほか、テレビやゲーム、スマートフォンなどに触れる時間を減らし、家族との会話や家庭学習、読書を推奨する「アウトメディアデー」を設定するなどして、児童生徒への啓発を行っているところです。今後もこうした取り組みを継続して実施するともに、児童生徒向けの講習会への保護者の参加や授業参観日にあわせた講習会の開催など、保護者向けの啓発活動の実施についても、各学校に対して助言してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

本来、そのゲームとかスマホとかタブレットとかの使い方というのは、家できちんとやってるとなんにも問題の無いことなんですけれども。今の若いお母さんたちは、私世代とは違って、生まれたときから周りにそういう機器があって、無いことが自分の中ではないんですね。だから、私たちは小さい時にそんなものが無かったから、外で遊ぶのは当たり前だったし、子供に絵本を読むのは当たり前だったんですけれども。だから、授乳の時も目を見て話しかけながらするというのが当たり前でしたけれど。今のお母さんは、核家族もあって何か困ったらスマホで検索して、それで子供に対して対応するという。だけど、困ったときだけにやればいいんだけども、授乳していてもスマホに目が行ってて、せっかくの母子関係を作るときに赤ちゃんと目が合わない。そうすると、赤ちゃんはだんだんお母さんを信頼しなくなって、愛着障がいが起きるというそういう結果も出ております。また、ちょっと前は警察の方で「いかのおすし」とかいって、知らない人には付いて行かないとかそんなことがあったけど。今の小学生、中学生にとって、SNSで知り合った人は知らない人じゃないんですね。私たちだったら全く知らない人なんだけれども、子供たちにとっては知らない人じゃなくて最も自分を褒めてくれる人、自分を認めてくれる人だという、そんな恐ろしい時代になってるから、やっぱりここは、本当は家庭なんですけれども、でもここはやっぱり教育の分野でこれはおかしいんだよということを幼児期からしっかりとつけていかないと、とてももう防ぎようがない。本当に先ほどもおっしゃったように、新聞にも大きくSNS被害は最多だというふうに出ていました。そこで、今、教育分野では「e-ネットキャラバン」とかやってますとか言ってましたけど。被害に遭う人の 80%は、さっき町長もおっしゃってましたけれども、フィルタリングっていうんですか、そういうことをしていない人が多いと。そこを、学校でいちいち、スマホとか持ってきちゃいけないと思うんですけども、そこを家庭に確認するなんてことは可能でしょうかね。全く不可能なんでしょうかね。

町の答え 学校教育課参事 齊藤精克(学校教育課参事は2021年6月まで)

議長、学校教育課参事

町の答え 学校教育課参事 齊藤精克(学校教育課参事は2021年6月まで)

今の議員のご質問なんですけれども、学校の方にはそのようなことも含めて調査等もできると思いますし、働きかけるということも可能だというふうに考えております。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

私が見ているところでは、大体そういうお母さんがいるんですけれども。3か月健診、6か月健診とか9か月健診とかそういうところで、そういう保護者って増えてますか。それとも、いろいろ子育て支援センターで、いろいろ情報提供をするお陰で、そういうお母さんは減ってきていますか。その辺どうでしょうか。

町の答え 保健福祉課主幹 鈴木郁美

議長、保健福祉課主幹。

町の答え 保健福祉課主幹 鈴木郁美

3か月、6か月、9か月という小さい頃の健診にいらっしゃるお母さんたちは、まだやはり子育てに対しての不安であったりとか、育児に対する不安というのがあるので、そういうところで、特別スマホを目の前で見たりとか、そういうふうな様子は見かけられませんが、やはり3歳とか5歳になりますと、例えばぐずったりした時に、お母さんがスマホの画像を見せてあやすという場面は全く見なくはないんですね。ただ、やっぱり場面が健診とかというところの保健師のいる前では、それはあまりやってはいけないことっていうふうな意識があるのか、大多数のお母さんはやられてはいないんですけれども、やはり泣いてというふうな場面になると、お母さんたちの手法としてはそのようなものに、昔と違って切り替わってるんだなということは感じております。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

統計では、お母さんがスマホを使う率が高い子に限って、どんどんどんどん子供の方の使用率も高くなるというふうに出ております。それで、スティーブ・ジョブズさんは、自分でそういうことを作っておきながらも、自分の家の子供たちには絶対長時間使わせない、居間でしか使わせない、親の前でしか使わせない、きちっとそういう約束を決めていて。やっぱり、悪い影響というのが一番よく分かっている方なので。そういう情報をみんなで共有して、特別支援連携協議会のように小さいとこから高校生まで、大人まで全部連携して、本当に情報共有をみんなでして、これは駄目なんだよということを大人がしっかりと伝えていくようなそんなシステムってできないんでしょうか。それを、教育委員会が中心になるのか、住民生活課なのか福祉課なのか、私には分かりませんけれども。うちの幼稚園にそういうSNSの、例えば2歳前までには使わない方がいいというのは、はっきりこれはアメリカも日本も小児科学会では言ってるんですね。スマホ、タブレットは絶対使わないと。脳に影響があるからということで使わせないということもあるし、それからブルーライトで目が近視になるとか、それから首がおかしくなるとか、そういうこともいろいろ出されてるので、正しい使い方、それから良くない使い方というのは、町できちっと、私は各施設や各家庭に届くようになんとか仕組みができないかなと思うんですけれども、難しいですか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

日常の学校からの指導については、先ほど参事の方から申し述べましたけれども、現状どのような学校から啓発活動を行っているかという調査の結果ですね、八雲中学校区ということですから小学校3校と八雲中学校は、年4回コミュニティースクールの授業として啓発活動を保護者とともに行っているということ。また、熊石小中学校においても月に1回実施しているという、そういう報告が上がってきておりますので。今後、コミュニティースクールの活動としても是非、保護者向けに対してですね、こういう研修を根付かせるように我々からも支援していきたいと、そのように考えています。

町の答え 住民生活課長 川口拓也

議長、住民生活課長。

町の答え 住民生活課長 川口拓也

住民向けという観点でですね、先ほど答弁の方にもございましたとおり、子育て支援センターの方では、昨年、そういったメディアの使い方についての講演をやらせていただきました。基本的には制限時間とか機能の制限とかのルール作りが必要だとか、あとは乳幼児のお母さんがいる場合には、スマホを使う場面やそのタイミング、あと使用時間などの、常に子供は親を見ているんだよということを意識して、デメリット、メリットをしっかりと認識して使えばいいというかたちでの講演をやってますので。決してこれは保護者だけの方々を対象にしているものではなくてですね、やはり広報とかホームページでも一般の対象の方々にも向けて、当然周知を図っているものでございますので。また、今後こういった部分の機会を設けてですね、また広く町民の方にですね、啓発をかけていきたいなというように考えております。よろしくお願いします。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

冬休みになるときっと、図書館の入り口で玄関でずっとゲームをやっている数人の子たちがいるんですけれども。はぴあにもいますけども。そういう子たちに、やっぱり大人が「せっかく図書館に来たんだからちょっと本1冊くらい読まない」とか知らない子でも声をかけるとか、図書館の方が声をかけるとか、そういう町にみんなで、その意地悪ではなくて、子供たちに「健康に良くないんだよ」って、そういうことをちゃんと伝えながら、みんな大人があなたたちのために応援していますというような、そんな町になってほしいなと思うんですけれども。是非、図書館に行った際にはみんなが声をかけてくださいとか、図書館の職員の方ももちろんですけれども、大人にもそういう声かけをして、みんなで子供たちを守っていきたいと、そういうふうに思います。一番ショックだったのは、高校生に自己紹介をしてくださいと言った時に、「今の自分ですか、SNSの自分ですか」って、それに私はびっくりしました。何のことだか自分の方が分からなかったというか、そういう時代なんですね。だから、私たちが考えているのとは全く違う時代なので、町長同じ世代ですけれども、考え方をもっともっと進めて、私たち世代でのんびり考えてたら本当に子供たちがとんでもないことになってしまうということをもっと意識して、まちづくりの中にいかしていただきたいし、次の執行方針に大きく期待しておりますので、よろしくお願いします。以上です。

出典:八雲町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月9日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる