七飯町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日
町営城岱牧場使用料の減免について
- 聞いた人
- 江口勝幸 議員
- 答えた人
- 農林水産課長 村上宏樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 江口勝幸
それでは、通告に従い、2問質問させていただきます。町営城岱牧場使用料の減免について。大沼地域の基幹産業の一つとして酪農・畜産業があります。株式会社函館酪農公社で生成されている牛乳の8割が大沼地域の酪農家によって生産されています。牛乳を生産するに当たって、妊娠・出産が必要であり、同時に子牛も生まれ、特に初生ホルスタイン雄の価格が昨年の9月に大暴落しました。前年比11%の価格であります。牧草やデントコーンの飼料も、今年5月で4割以上の値上げで、この3年で配合飼料も1トン当たり3万円以上値上がりしており、工場渡価格の1トン10万円弱となっております。このような状況の中で、国と北海道も対策はしておりますが、町の対策として、町営牧場を使用する際、料金の減免を行うべきと考え、次の点をお伺いします。1、初生ホルスタイン雄価格、堆肥価格、配合飼料価格のここ3年の推移状況について。2、全道の地域別酪農家からの離農・廃業の理由と状況について。3、国・道等の支援対策と町支援対策の経過について。4、今後の対策の一つに、町営牧場を使用する際、料金の減免が実施可能かについて。以上です。
町の答え 農林水産課長 村上宏樹(農林水産課長は2025年3月まで)
それでは、お答えしてまいります。1点目、初生ホルスタイン雄価格についてでございますが、北海道農業者団体連合会、各市場合計の12か月平均価格によりますと、令和2年度10万3,304円、令和3年度10万1,134円、令和4年度5万964円と、令和4年度は価格上昇前の平成26年度以前の水準となっております。肥料価格につきましては、農業者団体聞き取りによりますと、取扱肥料の主な銘柄で、年間利用分の価格によりますと、令和3年利用分20キロ袋1,717円、令和4年利用分20キロ袋1,837円、令和5年利用分20キロ袋3,014円と上昇しており、配合肥料価格につきましては、農業者団体聞き取りによりますと、四半期ごとに価格改定となりますが、取扱銘柄の一つでは直近で比較いたしますと、令和3年4月から6月期20キロ袋1,507円、1トン換算では7万5,350円。令和4年4月から6月期20キロ袋1,716円、1トン換算では8万5,800円。令和5年4月から6月期20キロ袋1,892円、1トン換算では9万4,600円と推移しております。2点目、北海道内における酪農経営の離脱状況について、令和4年2月1日から令和5年1月31日の状況となりますが、1年間で新規参入は21戸あったものの、243戸が離脱し、222戸の減少となりました。243戸の離脱- 20 -のうち3戸は協業法人の設立や合併によるもので 、 そ れ 以 外 は 2 4 0 戸 の 離 脱 状 況 と な り ます。振興局別の生乳出荷戸数の減少率は、空知12.90%、石狩3.67%、後志3.45%、胆振4.88%、日高5.98%、渡島7.14%、檜山7.35%、留萌2.61%、上川5.08%、宗谷5.57%、オホーツク5.66%、十勝4.03%、釧路2.7%、根室3.42%、全道といたしましては、4.4%減少してございます。離脱要因でございますが、243戸を100%といたしますと、離農と経営転換により分離し、離農は69.1%、経営転換が30.9%となっています。内訳は、離農関係が高齢化と後継者問題37%、労働力不足2.5%、将来への不 安 4. 9 % 、 負 債 問 題 8 . 2 % 、 経 営 者 の 事故・病気・死亡11.5%、その他4.9%。経営転換関係は、乳用雌牛の育成部門へ転換14.4%、畜産部門へ転換4.9%、子牛部門へ転換10.3%、農業法人化へ転換が1.2%となっております。3点目、4点目は関連しますので、まとめて答弁させていただきます。国の支援状況ですが、令和4年6月から令和5年5月に購入した肥料について化学肥料低減の取組を行うことで、前年度から増加した肥料費 の 7 割 を 支 援 す る こ と と し て お り ま す 。 また、北海道においても、令和4年6月1日から令和4年12月31日までの間に購入し、令和5年5月31日までに納品される化学肥料の購入支援を行い、1トン当たり3,035円を支援しております。そのほか、国では、令和4年度から国産粗飼料利用拡大緊急酪農対策として、購入粗飼料等価 格 高 騰 に よ る 酪 農 経 営 の 影 響 を 緩 和 す る ため、生産コスト削減や飼料自給率向上に取り組む 生 産 者 へ 2 6 か 月 以 上 の 乳 用 種 経 産 牛 に 対し、1頭当たり都府県地区1万円、北海道地区で7,200円を補塡しており、北海道においても別枠で6,800円の上乗せ補助をしております。関係団体では、北海道農業者団体連合会は、配合肥料供給に当たり、7期1トン当たり1,000円程度を支援しておりましたが、穀物国際相場の下落などにより2期連続値下げしている状況で、4月から6月期の今期は支援を見送っているところです。町においては、酪農家の経営安定等を図るため、酪農ヘルパー利用時において補助を行っており、また、本年1月には原油価格物価高騰に係る支援給付金として法人20万円、個人事業主に5万円の支援を行っております。こうした状況も踏まえ、町営牧場の運営状況についても、例えば、主な肥料経費も令和3年度、令和4年度を比べますと35%程度上昇しております。運営収支バランスや近隣自治体の状況を鑑み、牧場使用料金を維持し、値上げしないことも支援の一つの方法と考えており、また、余談を許しませんが、北海道農業者団体連合会では、肥料について諸外国の状況による原料国際価格が下落したことなどにより、平均2割程度の値下げを5月31日に発表しておりますので、今後の国・道の支援策や生産資材の推移を見ていきたいと考え、状況を注視してまいりますので、御理解願います。以上でございます。
議員の質問 3番 江口勝幸
4番について、検討は厳し い よ う な 状 況 だ と 、 今 、 お 伺 い し 、 そ の 中で、この間の北海道新聞では、令和5年5月18日に掲載された酪農家減少率4.9%という記事が上がりました。その中で、酪農家の離農対策、離農率が高くなっているということで、やはり今、町での支援も必要だと感じますが、すみません、暫時休憩お願いします。
議員の質問 3番 江口勝幸
5分で。
議員の質問 3番 江口勝幸
皆さま、お時間をとらせてしまい、申しわけございませんでした。それでは、再質問いたします。令和5年5月18日の北海道新聞に酪農家減少の見出しと年度末離農急増の見出しがあるとおり、危機的状況であることを考えると、町内の酪農家離農対策として考えるは、この点はどのようにお考えでしょうか。
町の答え 農林水産課長 村上宏樹(農林水産課長は2025年3月まで)
それでは、再質問にお答えしてまいります。全道でも生乳集荷戸数は減少しているところでございます。そういった状況を危惧されてのことかと思います。6月2日の新聞報道によりますと、そういった中で、全国的な内容だったのですが、全国の家畜市場では酪農、副収入でもあります、その初生ホルスタイン雄牛でございますが、その価格が回復基調にあるというような記事もございました。令和5年度の北海道農業者団体連合会、各市場も見ますと、4月、5月、同じような兆しが見えてございます。また、国際価格の下落などから、北海道農業者団体連合会も肥料の値下げを発表している状況でございます。状況が変化しているような状況でございまして、関係者団体と連携しながら、今後の国・道の支援策、生産資材価格の推移を見ていきたいというように考えてございます。なお、国が行う支援で、令和4年6月から令和5年5月に購入した肥料について、化学肥料低減などの取組を行うことによりまして、前年度からも増加した肥料費の7割を支援する肥料価格上昇に係る対策事業でございますが、これについて取組実施者に対しまして、道が関わる審査などを行う道協議会と連携して、地元として町においても関係者団体などでつくる七飯町地域農業再生協議会の一員として、事業が円滑に進むよう道協議会と連携して取り進めてまいる予定でございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。
議員の質問 3番 江口勝幸
1問目終わります。