みんなの議会

七飯町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日

七飯町の湧水について

聞いた人
平松俊一 議員
答えた人
商工労働観光課長 磯場嘉和、町長 杉原太

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 平松俊一

それでは、3問目に移ります。七飯町の湧水についての質問であります。本年2月で中島湧水の一般利用ができなくなり、多くの方から苦情が寄せられ、これは私にですけれども、経緯を訪ねる声や再開を望む声も い ま だ に 絶 え ま せ ん が 、 一 方 で は 、 地 元 の方 々 に は 好 評 を い た だ い て い る 現 実 も あ り ます。観光名所と言えるほどではありませんでしたけれども、近郊では知られていた名所であったことには間違いはなく、新たな形での再開を待ち望む声も多いと思います。町内には、ほかにも多くの自然湧水が存在しており、七飯町のイメージアップにつなげるために、例えば、横津岳湧水巡礼地等の名所として各地の湧水を町が整備を進めることができないか、以下の点について3点お伺いをいたします。1点目、役場が把握している町内に存在する湧水源について。2点目は、水源の所有者に対して、一般利用に向けた意向調査をすることについて。3点目、湧水の町として七飯町を位置づけ、整備推進を検討することについての質問であります。お願いいたします。

町の答え 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)

3問目については、町内の湧水を町のイメージアップ、観光振興に活用できないかとの質問と捉え、私のほうから一括して御答弁申し上げます。昭和52年11月3日に制定されました七飯町町民憲章にも「私たちは、秀峰駒ヶ岳と横津連山のふもと、豊かな水と緑に恵まれ、近代農業発祥の歴史を持つ七飯町の町民です。」とあり、豊かな水に恵まれていることは町民に理解され、町のイメージとして定着していることと思います。現在、その豊かな水をミネラルウォーターにして、事業者が製造販売しているほか、精密機械工業の誘致、北海道新幹線総合車両基地での新 幹 線 車 両 の 洗 車 や 日 本 酒 の 酒 蔵 、 ク ラ フ トビールの製造など、まさに豊かな水に恵まれ、- 13 -様々な分野の産業が発展しています。町としましては、今後も豊かな水に恵まれていることを誇りに思うとともに、観光分野というより、商工業の振興に活用できるよう民間事業者の様々な事業の推進に町も協力してまいりたいと考えておりますので、御理解ください。以上です。

議員の質問 10番 平松俊一

一 括 と い う こ と で すね。そ う す る と 、 個 々 の 水 源 を 改 め て 調 査 を し たり、利用させていただけませんかという意向調査、こういったものはしないという御答弁ですね。あくまでも、事業者ベースでやっていくということで。この中島湧水の使えなくすることが、広報にも載りましたが、その説明文では、何か今後きちんと考え直して、再開をするのではないかと思われるような文章表現でしたけれども、この点についてもう一度御答弁を願えないでしょうか。いろいろな問題が起きているというのは、承知もしております。ただし、実際に利用している人たちの声と御近所で暮らしている方たちの不便、これを突き合わせしたときに、なかなか解決策が見つからないということで利用を止めたということなのでしょうけれども。今現在、はっきり言って、農業をやっていらっしゃる方があそこからどんどん水をくんでいっているかといったら、そうでもないと。ただし、あの場所で水をくんでいただくには、あまりにもまた前を同じようなトラブルが発生する可能性があるということで、今は止めたということなのでしょうけれども。何かもう少しやり方がないものかなと。例えば、農道沿いのほうに水を引っ張ってきて、農道沿いに町が、駐車場というのですか、水くみ場みたいなものを整備をする、それは土地所有ですとか、いろいろな事業費としてのお金もかかる話なのですけれども。そういうものがあるとないのとでは、大分違うと思うのです。ニセコのある温泉地のところに、有名な名前でちょろちょろ出ている水があるのですけれども、これが非常においしいというので、一、二度寄ったことがあるのですけれども、全然一人がくんでいれば何分間かはくめない、量的に、羊蹄の湧水なんかはじゃーじゃー出ていますから、あれとは関係ないですけれども。ニセコの温泉地にある水を、よくこんなのみんな我慢して並んで待っているなというような量しか出ていなくても、おいしい水だということで、あまりトラブルの話は聞きませんでしたけれども、根気よく待って水をくんでいっているという場所もあるのです。ぜひ、七飯町で、無限かどうかは分かりませんけれども、この湧いている水でいろいろな方が七飯町に集まっている、お金を落としているかどうかはそれは別として、七飯町に来ているのが事実だったのですから、こういうものをいい形で再開をしてもらいたいという声は、非常に多いと思います。広報に載っていた説明文に対する今後の町の考えがもしあるのでしたら、再度答弁をお願いしたいです。

町の答え 町長 杉原太

平松議員がおっしゃるように、中島の水は非常に水質もよく、おいしい水 と い う こ と で 、 評 判 の い い 水 で ご ざ い ま した。し か し な が ら 、 広 報 に も 掲 載 し て い る よ うに、その水の取水に関わって、争いごとが起きたり、あるいは24時間関係なく、あの付近を車でスピードを出したまま走行されたりして、御近所のほうにも埃が舞ったり、あるいはそう- 14 -いう騒音の問題だとか、というような近所迷惑の部分が多くて、そして、しかも、道路も私道で あ っ た と い う こ と 。 そ れ か ら 、 そ こ か ら 奥まった所に水道水源があるということで、それこそ、そこの水道水源が1問目の質問にもあったように都市公園だとか、そういう環境のいい所にあればこそ、活用はあるのですけれども、今、想定していることは、そういう用地の要件だとか、そこまで行く、進入する道路の条件だとか、周りの周辺環境に迷惑がかからないような 形 の 中 で 町 有 地 と し て き ち ん と 管 理 し た 上で、この水源がきちんとモラルを守って、皆さんがくんでいけるような体制、条件がそろった場合には進められるかなとは思っておりますけれ ど も 、 今 の 状 態 で は 周 り の 付 近 含 め て 、 民地、それから私道というような環境の中ですので、当面、しばらくの間は、中島地区の農業用水として活用していきたいというふうに考えておりますので。また、それ以外のところで、七飯町が所有する湧水というのが、今のところございませんので、そういう意味で御理解いただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

議員の質問 10番 平松俊一

おっしゃることは、よく理解はできます。ただ、今年度、町道中之島線、通称広域農道と言われている道路改良を行うと、これから上がってくるという資料を頂いているのですけれども。今の湧水の場所と能動の間には、民地があります。ある企業の駐車場用地としてあるのですが、例えば、ここをパイプで出してくると。それと、今回のその道路改良 の と き に 、 若 干 駐 車 帯 み た い な も の を 造 って、農道側でその水をくめるようにするということには、それほど莫大な予算は必要としないというふうに私は思うのですけれども、そういうことが考えられないのかどうか、せっかくのその水です。今、町長がおっしゃいましたし、担当課長からの説明もよく分かります。本当にトラブルが多くて、近所の方には大変なご迷惑を か け て い た と い う こ と が あ る の で す が 、 今度、その農道のほうで水がくめるということになれば、これは24時間いつくんだって、誰にも迷惑もかからない状況をつくれるかと思うのですが。その辺、再考できないかどうか、再度お尋ねいたします。

町の答え 町長 杉原太

あくまでも、この水は有料でということであれば、そういう投資をして水の料金でもって回収するということも考えられますけれども、求められているのは、無償でそういうPR的なものということでしょうけれども、今のところ、財政の部分も考えまして、無償で提供するという形の中では、そういう整備は考えておりませんので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。

議員の質問 10番 平松俊一

確かに、この水をどんど ん た だ で 配 る と い う こ と に な る と 、 極 端 な話、下水道の徴収料金も減ってくるということにもつながるという話になりますから。ただし、やはり七飯町のイメージ、そういうも の に 、 例 え ば 京 極 町 だ と か あ あ い う と こ ろは、お金を取っているかといったら、取っていませんよね。でも、結構あちらのほうをドライブする方は、必ずは1回は寄っていくと。あれほどの規模ではないにしても、何かちょっと検討してもいいのではないかなと。まして、広報であれば、再開ができるようにもとれる文章をわざわざ書いたわけですから。それであれば、道路改良に合わせて検討するということをもう少し再考できないですか。全くやる気がないのか、それとも、もう一度検討してみましょうという心づもりがあるのか、御答弁いただきたいと思います。

町の答え 町長 杉原太

最初に御答弁申し上げたとおり、その付近の住民の方々も含めて、環境が整った場合はというようなことで、しかしながら、なかなか私道であり、奥まった土地でありできない。そういう中で、少し離れた場所での、農道のほうに近いからということですけれ- 15 -ども、それにしても、そこから、やはり整備していかなければならないということもありますので、町としては考えておりませんので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。

議員の再々質問 10番 平松俊一

答 弁 は 必 要 な い で すが、町長、誤解をされていると思います。私が再 々 質 問 し た の は 、 広 域 農 道 の 整 備 が あ る ので、そこで水をくめるようにできないかという主旨で質問しましたので、もし再考できるのであれば、別の機会にお答えを願いたいと思います。

出典:七飯町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる