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木古内町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月23日

(1)小中学校照明器具のLED化について/(2)中学校の体育館の雨漏り修繕について

聞いた人
安齋彰 議員
答えた人
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 安齋彰

おはようございます。5番 安齋 彰でございます。新型コロナウイルス感染症が発生から2年を過ぎても未だ終息しておらず、見通しも不透明なままです。発生時から受入機関の最前線で頑張っている関係従事者や、協力者の献身的な労務には心から感謝申し上げます。この長引くコロナ禍で、経済を萎縮し、厳しい生活は続いています。今後も町民を守るためのさらなる政策が求められています。そして、ことしになってから震度5を超えるような地震が日本各地で多発している傾向にあると報じられています。先日も石川県で震度5強、北海道でも宗谷・留萌地方で震度4の地震が発生しております。私が知る限り、当町周辺が震源地の地震は起きていませんが、令和3年11月豪雨災害の例もあり、想定外の地帯は本当に起こり得るものと実感したところです。そこで、私からは小中学校の施設設備の整備管理について、質問いたします。一つ目は、小中学校の照明器具のLED化についてでございます。二つ目は、中学校の体育館の雨漏り修繕についてでございます。この2点につきましては、防災面での関連があり、一体の問題もありますが、歳出削減と教育施設の環境不備の観点から、分けて質問いたします。それでは、まず一つ目の質問です。令和2年度に、新型コロナウイルス感染症対策として、小中学校にエアコンの設置及びICT化の環境整備を行ったところですが、導入にあたっては新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当することができましたが、電気料金は今後当町の負担増となり、電力使用量の増加が見込まれています。町の財政に影響が出るのは確実であることから、早急に歳出削減の対策を講じることが必要と考えます。そこで、小中学校の照明器具のLED化を進めることで、将来的なランニングコストの減が図られます。さらには、指定緊急避難場所の機能を有する施設として、安心安全な設備の改善が図られ、またCO2削減やSDGsに取り組む町として広くPRできると思われますが、町長の見解を伺います。

町の答え 町長 鈴木慎也

5番 安齋 彰議員のお尋ねにお答えをいたします。現在、町のCO2排出等の調査及びゼロカーボンに向けました、地球温暖化対策実行計画の策定を進めております。これは、小中学校を含めた公共施設等のLED化は、省エネ化の一つの方策であるとともに、SDGsの取り組みや将来的な経費削減策として、極めて有効であると認識をしておるところでございます。費用が多額であることから、他の公共施設改修との優先度そういったものを考慮するとともに、国が進めるゼロカーボン施策や新たな交付金、補助金などの動向をしっかりと注視し、町として進めてまいりたいとそのように考えております。以上です。

議員の質問 5番 安齋彰

歳出削減というところで、使用していない場所の照明を細かに消すなどの節電は有効ではありますが、微々たるものであり大きな期待はできないと。そこで、LED照明への変更ということになるわけでけれども、私が確認をしたところ大小ありますけれども、少なくとも小学校には484本、中学校には1,068本もの蛍光管が使用されており、小中学校の消費電力の大部分は、照明器具のものと考えられます。交換にはおっしゃるとおり、多額の工事費がかかりますけれども、蛍光灯からLEDに交換することにより、消費電力が3分の1程度になると言われています。新型コロナウイルス感染症の影響がほとんど出ていない平成31年度の一般会計決算書によれば、年間電気料金が小学校は187万1,780円、中学校は246万2,062円、合算で433万3,842円であり、照明器具の使用分がこの7割と考えた時、約304万円となりますが、照明器具の消費電力が3分の1になるとすれば、年間約200万円の節電ができる計算になります。令和4年度予算では、小学校の電気料金を240万円、中学校は312万円、合算で552万円としており、令和元年・2年よりも明らかに電力使用量の増加分を見込み、上乗せして予算計上をしています。平成31年度の決算書の金額と比較すると、約120万円の増額となります。このことから想定すれば、蛍光灯のままの状態とLEDに交換した状態の場合とでは、年間約320万円の差ができることになります。確かにおっしゃるとおり、先立つものが必要ですが、電気料金や工事費など物価は年々上昇していきますし、交換実施が早ければ早いほど支払額が少なくて済むのですから、支払いが確実に増えるのがわかっているのであれば、なおのこと早急に毎年の歳出削減策を講じるべきであると私は考えますが、町長はこの辺に関してどれくらいの時期にやりたいというふうに考えていますか。

町の答え 町長 鈴木慎也

安齋 彰議員の再質問でございますが、何点か再質問でいただきました。まず一番最初の質問の中で、エアコンの設置からの電気料の増加という部分では、エアコンは春だったり秋だったり本来暖房を使って、いわゆる石油燃料を使う部分で、ある程度相殺できると思うので、エアコンによる電気料のアップというのは、計算上そこまで私達は考えておりません。トータルで変わらないだろうと。逆に燃料も上がっていますから、そういった意味では変わらないと思っています。そして、基本的に一番最初の答弁でお話させていただいたとおり、進めてまいりますと推進してまいりますということです。そして、地球温暖化計画というものが当町にはいままでありませんでした。これを令和4年度の予算で、議員の皆様に提案させていただきました。LEDのいわゆる施設の計画というものをこの地球温暖化計画の下にぶら下がるようなイメージをもっていただければと思います。改修時期ということですが、まずは令和5年度の予算編成に向けて計画していきたいとそのように考えておりますが、そのあたりはほかの公共施設だったり財政状況をしっかりと把握した上で、進めてまいりたいとそのように考えております。以上です。

議員の質問 5番 安齋彰

いま使用と削減という計画の中にぶら下がるような格好というお話をされたかと思うんですけれども、別な観点でいきますと小中学校は町の指定緊急避難場所になっている重要な施設ということでございます。蛍光灯は地震の際、壊れて天井からガラス片が降ってくる危険があり、怪我をする可能性が高く、床に落ちたものは避難の妨げになります。想像してみてください。天井からガラス片が降ってきて、細かい破片が舞い散り、目に入って子ども達が泣いている。逃げられずに恐怖している。鈴木町長は令和4年度町政執行方針の中で、全ての事業をSDGsに紐付けて進める、経常経費の徹底した見直しに努める、ゼロカーボン及びカーボンマイナスの実現に取り組むということで、いまお話されたと思います。当然、SDGsの目標の取り組みに該当していると考えられますし、これからの使用と削減の事業の実施ということで、十分にアピールできるものというふうに考えられます。防災という面でも考えていただき、できる限り早めの実行、これをお願いしたいというふうに考えます。どうぞよろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 安齋彰

次に、二つ目の質問です。令和元年以前から中学校の体育館の屋根については雨漏りがあり、生徒が滑って転倒の危険があると指摘されています。また、中学校では全ての災害種別に対応している、町の指定緊急避難場所として指定されており、教育現場のみならず、有事の際には地域の方々が利用する極めて重要な施設であると認識しています。令和元年9月に開かれた第4回総務・経済常任委員会で、前町長の時代に示された、「木古内町公共施設等総合管理計画」(個別施設計画)では2027年(令和9年)に計画されていた屋根の修繕事業が、鈴木町長に代わってから開かれた、令和2年7月の第1回総務・経済常任委員会では、2023年(令和5年)の計画として4年前倒しになっています。そこで、この修繕事業が次年度に確実に実施するのか、町長にその見通しを伺いたいと思います。お願いいたします。

町の答え 町長 鈴木慎也

5番 安齋議員のお尋ねにお答えいたします。中学校体育館屋根の修繕につきましては、令和5年度に実施をし、生徒の安全、また避難施設としての機能もしっかりと確保し、地域のかたも安心してできるそういった施設の維持・管理に努めてまいりたいとそのように考えております。令和5年度に実施をいたします。以上です。

議員の質問 5番 安齋彰

実施するという方向で考えているということで、非常にありがたいなというふうに思います。通常、中学校は生徒達が大半の時間を過ごす大切な場所でありますが、一方で全ての災害種別に対応した町の指定緊急避難場所になっていて、特に重要な施設であるというふうに考えておりました。蛍光灯は地震の際、壊れて天井からガラス片が降ってくる危険があるということを先ほどお話しました。また、雨漏りがする避難所などは聞いたことがなく、避難してとどまるには不足があるというふうに感じていました。一応、個別計画では、当面維持、将来的には減築や合同公社化を検討するというふうになっています。そうなったとしても不測の事態が起きた場合には、当然避難所というふうに使う施設というふうには継続されるものというふうに思われます。そういうことから考えるとしっかり直していただきたいなと、早く直していただきたいなというふうに思っておりました。野村教育長は令和4年度町政執行方針で、子ども達が安全で安心して学ぶことができる環境作りのため、定期的な点検を実施し、所要の改善や保守管理を行うなど、適切な整備に努めるとしています。鈴木町長は、子育て支援に大変力を入れているように思いますが、経済面だけじゃなく教育長と協力し、施設の安全性の面についても力を入れていただけるようというふうに感じております。どうぞ財源は心配ではありますけれども、ぜひにでも計画のとおり、答弁のとおり、計画を実行していただきたいなというふうに思います。以上でございます。

町の答え 町長 鈴木慎也

5番 安齋議員の再質問でございますが、安齋議員の子育て、そして高齢者も含めた地域の避難場所という意味で、地球温暖化の角度からとかそういった思いというものは、しっかりと私も受け止めました。また、私の所信表明の中でもこの中学校の改修は、子ども達だけではなくて地域のそういった防災機能、避難の施設として大変重要であるから、前倒ししてでもやるというふうにもう明言していますので、ここはしっかりと教育長はもちろんのこと、職員としっかりと力をあわせて子どものため、そして地域の高齢者の皆様のために、しっかりと進めてまいりたいとそのように思っております。以上です。

議員の質問 5番 安齋彰

子ども達のことを考えていただけているというふうに感じております。本当に計画どおり進めていただくようにお願いして、私の質問を終わります。以上です。

出典:木古内町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月23日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる