みんなの議会

知内町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月7日

鳥獣害(ヒグマ)対策について

聞いた人
城地秀樹 議員
答えた人
町長 西山和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 城地秀樹

それでは私の方からご質問させて頂きます。鳥獣害(ヒグマ)対策についてでございます。今年は、夏場の異常高温の影響から、山間部に餌となる木の実が少なく、ヒグマが人里まで降りてくる事例が報道等でも多く取り上げられ、先般隣町においてはヒグマに襲われ死亡する事故が発生し、当町の消防職員も登山中にヒグマに襲われる事故が発生しているところです。また、町内でも昼夜問わずに目撃情報が寄せられ、その中でも居住区域や学校施設・パークゴルフ場周辺等での目撃情報が相次いでおり、鳥獣被害対策実施隊によるパトロールなどの対策が講じられていることと思います。そこで、今後における鳥獣害対策についてお伺いします。具体的な内容につきましては、(1)実施隊への支援策について。(2)緩衝帯の造成について。(3)教育・保育施設への鳥獣侵入防止策についてでございます。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 西山和夫

説明をさせて頂きます。町内における熊出没時のハンターの出動状況でありますけれども、昨年は51件、今年度は現時点で79件と大幅に増加しており、捕獲頭数は箱罠で9頭、銃10器で5頭となっているところであります。熊の出没情報が寄せられた際には、ハンターや木古内警察署などと連携を図り、現地パトロールや付近住民へのチラシの配布、防災無線による周知をおこない、また、各学校では教職員が巡回やメールによる注意喚起をし、保護者は登下校時の送迎対応をするなど、町全体で被害防止に取り組んでいるところでもあります。そこで、鳥獣被害防止対策についてでありますが、1点目の実施隊への支援については、熊の捕獲奨励金は、国費と町費をあわせて1頭あたり5万3千円で出動謝金は1日あたり5千円を支給している状況です。また、ハンターの保険掛金の一部助成や非常勤公務災害に加入するなどの支援を行っているところでもあります。これらについては、今後も引き続き支援していきますが、国や北海道の予算動向を見ながら単価の見直しなども考えて参りたいと思います。続いて2点目の緩衝帯整備についてでありますけれども、従前より出没情報の多いスキー場付近の町有地について実施してきましたが、今年度は新たに湯ノ里町内会周辺や元町町内会館裏の散策路に整備をしております。令和6年度予算に向けて公共施設周辺など、熊が出没している場所の整備要望を現在役場内部で取りまとめをしている最中であり、令和6年度予算に盛り込んでいきたいと思います。続いて3点目の教育・保育施設への鳥獣進入防止対策でありますが、今後、認定子ども園の敷地内へ侵入防止対策について、専門家の意見を聴くなどして効果的な対策を検証して参るところであります。また、通学時の自己防衛策として小中学生に対し、熊よけ鈴の配布及び熊を撃退するスプレーを導入し、各学校に配布するなどの対応を進めて参る考えであります。以上です。よろしくお願いいたします。

議員の質問 4番 城地秀樹

ご答弁をいただきました内容につきまして、再度お伺いいたします。1点目としましては、実施隊の支援は単価の見直しなどを考えたいとの事ですが、1日あたり5千円の単価は、実働どのくらいの時間を想定したものでしょうか。例としまして、もし朝から晩遅くまでの単価であるならば、あまりにも安い単価ではないでしょうか。非常に危険を伴う特殊作業であり、5千円を基準として出動時間に応じた単価の見直しの考えがないかお伺いします。また渡島西部他の3町との支援体制、4町の協力体制はどのようになっているのかお伺いします。私の木古内町にいる友人でございますけども、松前町から要請を受け、協力したとの情報もございます。2点目としまして、ハンターは年々高齢化が進んでいると聞いてございますけれども、後継者の育成はどのようになっているのかお伺いいたします。また、今後具体的にどのようにしていくのかお伺いします。3点目としましては、熊の移動がスキー場付近からしおさい橋周辺までの広範囲となってございます。移動方法として知内川の中州に柳が繁茂しており、非常に隠れやすい場所となっており、サケの遡上を見計らって隠れているとの情報の見解もございます。根本的な対策として、中州、柳を無くする事が必要と思います。先月の報道で、国から初めて熊対策の補正予算が計上されました。当然知内川は北海道の所管でございますけれども、道との協力体11制の中で綺麗にする等対策が講じられないかお伺いします。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 西山和夫

まず、第1点目の単価、知内は1日5千円という事なんですけども、今、議員が仰るとおり危険の伴う案件でありますので、果たしてこの金額が妥当なのかということなんでしょうけれども、今、近隣町でそれぞれ単価の違いはございます。ただ1日という想定の中でやっている所もありますし、時間いくらという設定の中でやっている所もあります。それで今大体ハンターがそういった危険を伴うパトロール等をするということになれば、果たして1日8時間と想定して、そんなにやりきれるのかという問題もありますので、じゃあ1日何時間程度が妥当なのかということになれば、まだちょっと詳しい話はしていませんけれども、自分個人的には3時間くらいが限界なのかなと思っております。その中で出動謝金をどうするかということで、福島は例えば大体2,800円ちょっとでやっている状況もありますので、時間給であります。その中で、じゃあどれ程度が妥当なのかということを考えれば、確実に言えるのは、知内の1日5千円というのは出動謝金としてどうなのかという疑問はもってますので、これから内部で検討して上げる方向で調整をさせて頂きたいと考えております。それと高齢化になっているということで、今一生懸命活動している方々も77歳くらいの方もおりますので、高齢化している状況は間違えないだろうと思います。ただ、今、若手のハンターが3名、免許を習得して頂いたという状況もございます。更にその方々をどうやって育成してくかという課題もありますので、今ベテランのハンターがいるうちに若手教育が出来るのか、そして役場庁内でも1名ハンターの資格を取った方がおりますので、その方をどう育成して、将来の鳥獣害駆除に携われるかということも想定しながら、もう少し内部で検討させて頂ければなと思っております。ただ自分の思いを伝えたのは、専門的な職員ということで3年4年ある程度、ベテランのハンターの育成をする機関というか、行動を共にする機関があってもいいんだろうと、そういう現場の経験を積んだ中で将来的にそのハンターが、また若い世代に技術を継承するということも必要だと思っておりますので、その辺は柔軟にこれから検討させて頂きたいと思っております。それと熊の移動なんですけども、スキー場からいろいろあるんですけど、やっぱり北海道河川、知内川をメインにして移動しているということは間違いないだろうと思いますし、それぞれ河川、繁茂だとかしておりますので、その中で身を隠す所が多々有るということで、それを伝わってある程度あちこち移動している場面もありますし、また地区地区ではそれぞれ山越えして移動している状況もあるんだろうと思います。それで最終的に出てくる熊ですけども、今いろいろ報道で言われているのは議員仰るように、山の環境、クリ、ドングリだとかいろいろ餌不足というのも1つありますし、今北海道で出ているのは春熊の駆除を再開させる、それは一部地域に限定したことでありますけれども、それがずっと禁止していた状況もありますし、それの影響で熊が増えているという話もありますので、それらを総合的に含めた中で、これから対策が必要なんだろうと思っておりますので、それは今、北海道に要請中であります、北海道の河川管理がありますのでそこを伝って熊が移動しているということは間違いないだろうということで、北海道にもその辺の支援を要請しておりますし、また北海道独自で環境省にハンターの育成と、あとは熊の相当被害出ておりますので、その出動12謝金だとかいろんな観点で今環境省にお願いをしている部分もありますので、今後それらと考え方を共有しながら進めていければと考えております。

議員の質問 4番 城地秀樹

以上で質問を終わらせて頂きます。どうもありがとうございました。

出典:知内町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月7日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる