江差町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月14日
北海道医療計画について
- 聞いた人
- 小林栄治 議員
- 答えた人
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 小林
私からは2つ質問させて頂きます。うち一つ、町政の主要施策である「住民が安心して暮らせる生活環境づくり」についてです。この課題については 3 月議会でも質問させていたしましたが改めて質問させていただきます。平成 20 年 3 月に策定された北海道医療計画は、平成 29 年度までの期間を念頭に置いた計画で 5 年以内の見直しをおこなうとし、今年がその見直しにあたり、25 年 3 月に成案として成立させることとなっています。この間にだされた資料を見てみると、例えば二次医療圏の設定で平成19年7月厚生労働省の医政局長通知では、地埋的条件等の自然条件や日常生活の需要の充足状態、交通事情等の社会的条件を考慮し入院に係わる医療を提供する区域を単位とすることとしています。また人口構造、受療の状況、医療提供施設の分布を可視化し統計学的な諸調査をおこなう事など指摘されています。24 年 3 厚生省医政局長通知は二次医療圏の設定にあたっては人口規模に限らず、全ての医療圏の現状を検証し医療圏の設定が適切か検討することが必要と述べています。厚生労働省の二次医療圏域の設定手順についてですが、圏域人口が 20 万未満でかつ患者流出率が 20%以上であれば圏域面積や基幹病院までのアクセスも考慮し流出先の医療圏との一体化を検討とし、変更しない場合はその考え方・理由、医療の需給状況の改善に向けた検討が必要としています。ここで改めて南檜山医療圏をその資料から見てみますと、人口は 2 万 6 千人患者流出率は 50.6%、内南渡島へ 38.5%、南渡島医療圏とのアクセスは奥尻町を除き国道を使って厚沢部の 77 分、上ノ国で 120 分です。「南檜山圏域」の流出率は根室圏域の 53.4%についで 2 番目の高率になっており、全道で二次医療圏域での人口がまた 1 番少ないのもこの地域でもあります。これら統計的資料や諸条件を踏まえると積極的な手立てをしていかないと、この二次医療圏がどうなるのかと、いうことが大変心配であります。3 月の議会で尋ねしたところ、町長は2つ、一つに北海道の地理的・自然的状況にも"かんがみて"厚生労働省の指針を機械的にあてはめることはないであろうことが一つ、それともう一点として患者流出率が高いことは、すなわち二次医療圏の医療体制に課題があるということである。何よりも道立江差病院の機能充実によって自己完結的な医療圏を構築することであり、そういう視点に立って構成町と連携していきたいとの答弁でございました。はじめに申しましたが 25 年 3 月、来年の3月には北海道として成案をまとめるテンポです。ということは今年度中に一応基本的な案件が出るんではなかろうかと思います。道立江差病院を核とした南檜山二次医療圏域をどのように守っていこうとお考えなのか、具体的に構成町とは、どのような連携案をもっているのか、早急に対応しなければと思いますが、その辺いかがでしょうか、お尋ねします。
町の答え 町長
小林議員から、北海道の医療計画についてお尋ねがありました。道立江差病院を核とした南檜山二次医療圏域を守り、構成町とどのような連携案を持っているのかとのご質問ですが、現在、北海道医療計画の見直しと新たな北海道病院事業改革プランの策定が25年3月策定として進められていることはご案内のとおりであります。改革プランの策定におきましては、既に「江差病院の運営等に関する部会」が開催され、各構成町から道に対してそれぞれの立場で地域センター病院としての役割・あり方等について意見を述べているところでございます。圏域では現在、各行政機関と各医療機関等が共同で南檜山地域医療再生計画を策定し地域における医療課題を解決するために、1次・2次医療が連携し取り組んでおり、道立江差病院を中心とした医療体制の構築を目指しております。そのためにも、地域センター病院・救急告示病院・災害拠点病院・地域周産期母子医療センターの指定を受けている病院としてその機能を充分果たすことが自己完結型の医療圏構築に繋がると考えておりますし、地域センター病院を中心とした医療体制を築きあげることが地域住民が安心して暮らせるものと確信しております。道議会保健福祉委員会に於いて、道担当者が「二次医療圏を人口要件・患者の流入・流出割合のみで見直すことは北海道の実情にそぐわない」と、こう答弁しており、医療計画の見直しについては今後地域の意見徴収が行われるものと思いますが、今述べましたように自己完結型医療体制を築き上げる為には地域センター病院の本来機能の確保が重要な課題であることは構成町の共通認識でありますので連携して強く訴えていくことが結果として医療圏を守ることになると考えております。関連自治体や関係医療機関と更なる連携をとりつつこれから対応して参りたいと考えております。よろしくお願いいたします。
議員の再質問 小林
再質問と言いますか、意見も含めてこの厚生労働省の考えている二次医療圏の設定のフローチャートには変更しない場合には、それぞれいろいろな考え方、理由を示しなさいというようなことも書かれています。町長今、お答えなられたように南桧山地域においては地域医療再生計画が昨年度から具体的に動き出しています。各関連町、そして各医療機関と正に縦横の連携を進める上でもこの江差町、まさに道立病院のおひざ元としての江差町が積極的に各町を誘導していく様な形で是非議論も大いに進めていただきたいということをあらためてお願いして質問とします。
町の答え 町長
医療を守ることは地域の安全安心、私たちの思いというのは関係町、そして関係医療機関みな共同して行動していると思っていますので、縦横、連携しながら強力にこれから推し進めて参りたいと思います。よろしくお願いいたします。
議員の再質問 小林
それでは、資料もださせていただきましたが、2問目になります。