みんなの議会

知内町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月25日

胆振東部地震による大停電の影響について

聞いた人
谷口康之 議員
答えた人
町長 大野幸孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 谷口康之

2問目に移らせていただきます。「胆振東部地震による大停電の影響について」を質問させていただきます。北海道で初めて観測された震度7という極めて大きな胆振東部地震により、被災地域はもとより、地震による被災を免れたわが町を含む道内全域にわたり、かつて経験した事がない大停電が発生し、経済活動上における被害や日常生活における不自由を多くの住民が体験する事態となりました。そこで次の事について、町長の考えをお伺いいたします。①町内の農・林・漁及び商工業者等における経済活動上の被害状況及び損害額などについて調査した上、今後の対策につなげていただきたいと思うが。②13町内会において避難所が開設されました。その開設・運営については町内会等との連携が重要なものと考えるが、問題なく開設・運営されたかどうかについて評価・検証しているか。③長時間の停電状態が続き、他の自治体においては様々な正確でない情報が伝わったと聞かされています。そこで、わが町において、住民の方々に必要かつ正確な情報が伝達されたかどうか検証しているか。また、その情報伝達の方法等について、更なる改善をする考えがないか。以上でございます。よろしくお願い致します。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

まずは、このたびの胆振東部地震で亡くなられた方々に、心からお悔やみを申し上げます。また、被災された多くの方々には心からお見舞いと一日も早い復興をお祈りし、知内町と致しましても、できうる限りのご支援をさせていただきたいというふうに考えているところであります。先般、北海道から要請がありました。被災地に職員を派遣していただけないかという要請がありましたものですから、今、うちの職員2名を派遣をするということで、北海道と調整をさせていただいているところでありますので、補足説明とさせていただきます。それで、ご質問いただきました、今、胆振地方を中心に大きな被害がありましたが、被災地から遠く離れた本町を含む道内全域が一斉に停電という過去に経験したことのない事態となり、ライフラインの一つである電気が長時間にわたり停電して町民の皆さんの生活にも支障を来し、経済活動にも大きな影響が出たところであります。ご指摘の1点目の町内の農・林・漁及び商工業者等における経済活動上の被害状況及び損害額などについては、現在調査中でありますが、特に冷蔵・冷凍の原料や製品、それから、商品を取り扱う業種にあっては、直接的な被害は相当大きいものと考えておりますし、大きな動力を必要とする業種にあっても、休業を余儀なくされるなど、直接・間接の被害・損害額は相当になるものと考えております。このような事態を受けて、関係団体等との連携のもとで対策について取り組みをしなければならないものと今、考えているところであります。2点目の避難所の開設についてでありますが、このたびの地震による全町停電に際して、復旧の見通しがない中で高齢者等による在宅での生活に不安を感じている方々に対して、避難所を開設して不安を少しでも取り除いていただくこととして、さらには食事等の準備もままならない方々に対しても炊き出し対応をすることとしたところであります。町からの要請に対して、町内13町内会の会長をはじめとして役員関係者には、大変ご協力を頂きました。9月6日には13町内会の会長に連絡の上、午後5時から13町内会と町民センターの14箇所の避難所を開設致しました。これは、前段の行政報告でも報告をさせていただいたとおりであります。これほど全町一斉の長時間にわたる停電は初めての経験であり、町から町内会長への避難所開設の相談や連絡が遅れて、結果として、初日の避難所開設が午後5時と遅くなって、町民の皆様にももっと早くに周知対応すべきであったと考えておりまして、これらの点については、今後にこの反省を生かして対応をさせていただきたいというふうに思っているところであります。3点目の情報伝達の件でありますが、町民皆さんへの必要な情報は、逐一、防災行政無線を通じてお知らせをさせていただいたところであります。町には誤った情報等の伝聞については直接的にはお聞きしておりませんが、町としましては、必要な情報をどれだけ早く正確に伝えるかということに努めたものの、このたびの停電に関しては、テレビ報道等の情報が先行して、肝心の北海道電力からの情報が十分ではなく、結果として町民の皆様への復旧見通し等をお知らせするに至らなかったことから、北海道電力福島営業所長、知内発電所長に対して強く申入れをしたところであります。また、一般家庭の防災行政無線の戸別受信機も通常は家庭用の電源に接続しているために受信できておりましたが、今回の停電で電池に切り替わった際、受信できない状況があったとお聞きしておりますので、電池の状況もきめ細やかに確認することについても町民皆さんへの周知徹底を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を頂きますよう、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。今、答弁させていただきました。1つの教訓としていろいろと今後、こういう事態は起こってはならないことでありますけれども、これだけ災害が多く続きますと、何あるかわかりません。それで、今回、本当に町内会の皆様方に協力していただいて、避難所を開設していただき、更にですね、そこで課題が出てきておりますので、幼稚園の新築のときにも避難所としてという議員協議会でもいろいろとご意見も頂きましたので、再度、町内会の体制を見直をして、対応をしなければならないものについては、新年度予算でその部分を予算措置をさせていただければというふうに思っていますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思いますし、さらには電気が復旧して、すぐ次の日に節電の要請に知内火力発電所長、それから、福島営業所長さんが来て、何とか防災行政無線を使って、町民の皆様方に節電を呼びかけていただけませんかという話がありました。ずっと何回も電話をさせていただいて、町民からの連絡を頂いて、復旧の見通しを町民の皆様方にお知らせをしたいという思いから連絡をするんですけれども、全く誠心誠意対応していただけなかったということもあったものですから、節電目標というのは、今、北海道全体で20%と、こんな経験がないので、これは道民の皆様方が協力してやることでないんでしょうか、皆様方から要するに言われて節電をするという話にはならない、それは町がきちんと20%を要するにクリアするがために何をやらなければないかというのは、皆様方から指摘をされる前に内部でやらせてもらいますということも実は言わせていただいて、どうしてもっと情報を早くいただけなかったんでしょうか、だから、うちらとしては、3時間後に、5時間後に復旧するという情報じゃなくて、今晩一晩何とか我慢していただければ対応しますという情報でいいんですよと、そんなこともですね、強く言わせていただいておりますので、今回の要するに地震での停電というのは、北海道電力もこれからきちんと対応を検証しながら、何が課題であったかというのは検証しながら、きっと対応していただけるというふうに思っていますけれども、町としても、万が一あった場合に、どんな要するに対応をしていけばいいのか、再度、今、検証をさせていただいて、対応をしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。以上です。

議員の質問 9番 谷口康之

今、町長の方から答弁を頂きました。1点目の損害額とか、こういう部分について、今、町長がおっしゃいましたように、私もまだちょっと時間が足りないのかなと思って、もし、今後ですね、いろいろな団体の方に話を聞いて、できれば、どのくらいの損害額だとか、そういうものについて、正確な数字が出たら、もし、あったら、お知らせ願いたいと思いますので、よろしくお願いを致したいと思います。そのほかについてですね、やはりこういう部分になりますと、やはり産業団体の方々だけでなくて、やっぱりその部分についての損害額だとか、補償だとか、それから、こういうための対応するために、今後、自分たちで何か対応策を考えたときに、町の方でもそういう形でいろいろな形の相談を乗ってくれるというか、いろいろな形で積極的に発言をしてもらいたいなと思いますので、よろしくお願いを致します。また、2点目ですけれども、13町内会に開設した部分になりますけれども、なかなかこうやっぱり町内会の方々でも、いきなりああいう形になりますと、スムーズな意思疎通というものができないのかなという部分があるんですけれども、この辺についてもですね、今回の災害は、私は不幸中の幸いで、9月6日、7日ですから、はっきり言って、季節的に暑くもなく、寒くもなくて、本当に私たちもそうですけれども、そんなに寝るにはそんなに不自由なく、寝るには寒いとか、暑いとかということなくて寝ることには寝れたものですから、これがですね、やはり春夏秋冬の真冬ということになりますと、本当に危険な状態もあるのかなということで、これについてもですね、やはり今のこの部分について、町としても、町長言いましたように、いろんな形の部分を想定してですね、やっぱり今後のうちの町の対策とか、対応の部分について生かしてもらいたいなと思うんですけれども、その辺についても、またよろしくお願いを申し上げたいと思います。それから、3番目のこの部分についてですね、やはり今、町長が言いましたように、北電さんの方からも本当に正確な情報が入ってこないということで、私もうちのお客さんが来たときに、やっぱりこういうものに対してやっぱり一番、我々一般町民は、まず、役場に電話を掛けてですね、今、どうなっているんですかと、そして、これはどのような形で、まず、解決してもらえるんですかと、そういう私は町が一番重要な役目を担うと思うんですね。この辺について、北電さんが今、全然そういう情報を発信してくれなかったということで、函館とかあっちの方ではもう何か電気が消えた時点で、水道水がもう止まるだとか、油ももうなくなって入れられなくなるとかって、そういういろんな形の変な情報が飛び交っているというような事態が発生していると聞いたものですから、その辺についても、もし、お答えできるようでしたら、どんな形にするような形で考えているのか、もし、あるようでしたら、お知らせ願いたいと思います。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

地元の企業でありますけれども、三洋食品さん、それから、東沢水産、それから、秋元水産、北海道電力発電所があるお膝元が一番最後に電気がついたという状況であります。知内町、3系統なんだそうです。国道挟んで山側と大橋を挟んで、そういう今、3系統で、その一番、元町、前浜、涌元谷地、それから、涌元、小谷石が一番最後に要するに電気がついたということであります。それで、被害額については、今、議員指摘のとおり、今、調査をしております。ただ、簡単にですね、冷凍の大物が要するに電気が通らなくなって、どのくらいの割合でそれが使えなくなったのか、果たして、溶けたけれども、それを再度、要するに商品として使えるのかどうか、これは今、来週、今、三洋食品の社長さんが見えられます。それで、7日の日にどうしても町長の方から北電に要請していただけませんかということで、知内工場長と取締役2名が来ました。それはなぜかというと、三洋さんが1日延びることによって1億円の損失なんだそうです。ですから、たまたま今、10時につきましたけれども、あれが一昼夜要するにつかなかったら、1億円の損失が出るという、そういう危機感です。それで、要するに企業の存続にも影響があるということなので来まして、副町長にその状況を説明して、副町長から私、聞いて、すぐ営業所長に連絡して、幸いにして、10時ちょっと過ぎに電気が通りましたからね、一安心をしているところでありますけれども、そんな今、状況であります。それで、1つの今、課題が見えてきたと。私は三洋食品というのは、冷凍食品、冷凍を扱っていますから、当然、それは発電機を持っている企業だというふうに思っていました。ところが、持っていなかったんだそうです。ですから、今回の1つの教訓を生かして、自前で要するにきちんと発電はできるような、そういう今、取り組みをしなければないということで、要するに工場長もお話をしていました。それから、東沢さんと秋元さんについては、冷凍車があるんですよね、だから、工場でどうしても間に合わないものについては、冷凍車に入れて、何とかクリアしたということみたいであります。ただですね、いろいろと先ほども言いました。町としても、要するに今後、対応しなければならないものもありますし、それから、ニラの集荷場、あれも要するに電気止まって、冷凍が要するに使えないとなっていて、ドライアイスで何とか要するに温度を上げない。それで、早く渡島知内はつきましたので、そんなに被害がなくというか、商品を廃棄しなくて何とか済んだということも聞いていますので、いろいろとその辺は1つの今の経験を生かして、次の対応というのはきっと出てくるのかなと、各企業の皆様方が。そんな思いもしていますので、その辺もきちんと連携をしながら、万が一、こんなことがあって、被害額が大きくならないような対応を行政としても指導していければなというふうに思っていますので、ご理解いただければというふうに思っています。

議員の質問 9番 谷口康之

わかりました。特に今回の部分について、2点目の避難所の部分でですね、やはり先ほども言いましたように、時期的に幸いしているのかなということなんですけれども、ただ、やはり避難所を開設する、答弁書の中にもありますように、やはり高齢者とか、弱者対策ですよね、今、この部分で、そんなに1日2日の部分で、そんなに先ほども言いましたように、暑くもなく、寒くもないということで、そんなに際だった、早急に急ぐようなことはないと思うんですけれども、ただ、やはりさっきも言う、真冬とかそういう部分でですね、やはりこれからですね、この部分についてですね、やはり13町内会の部分でですね、やはりどのような方がどのような形で、独居老人の方もいますでしょうけれども、そういう弱者に対する人数の把握だとか、場所とかそういう形で、やはりそういう方々に対してもね、きめ細かく声がけをしてやるとか何とかって、そういう部分をやはり町としては早急な課題として、私はこれから重要になってくるのかなということで、今後ですね、そういう部分についての検証をしてですね、把握して、ある程度、対応策というものをちょっと考えてもらいたいなと思うので、もし、あるようでしたら、もう一度、お知らせ願いたいと思います。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

先ほども今、今回のいろいろと課題を検証し、さらには町民の皆様方が安心して各町内会に避難できるような態勢が本当にベストなのかということを検証させていただきたいということを言わせていただき、さらには、もし、それに不足するのであれば、新年度予算にそれを盛り込みたいということも言わせていただいております。それで、台風21号から地震ということで、連続であったものですから、実は21日に各町内会と連絡をしまして、避難場所を開設をさせていただいて、小谷石の例でありますけれども、私も10時半くらいに各町内会を避難をしている人方の状況を要するに確認をするために、出向かせていただきました。そのときに言われたのが、小谷石、矢越山荘、こんなですね、厚さないんです、敷物があるんですよ、それで、小谷石の高齢者の皆様方が、町長、この敷物であれば、なかなか体に負担が大きいんですよねと、それで、何回も避難しているから、自分で要するに毛布を持っていたりしているんですね、それで、今、議員が指摘言うように、9月であったからそれで済むんですね。これ真冬であったらそしたらどうなのかということはありますよね、だから、それはすぐ帰ってきて副町長に小谷石の矢越山荘で、マットは用意しているけれども、本当にベストなのかということも今、そして、新しい今、避難場所で対応する要するに災害備品というか、良いものが出ていますので、これもちょっと今、検討をさせておりますので、是非、そんなことも含めながら、ですから、今回、避難をされる、自主的に小谷石町内会というのは、災害の経験があるものですから、もういち早くこちらから連絡する前にもう33名待機していますよという連絡も受けていますし、そんなことを含めながらですね、今回の要するに経験を無駄にしないように、町民の皆様方が安心して、そして、不便を来さないように、町としてどんな体制を組めるのかということを今、真剣に検討していますので、ご理解いただければというふうに思っています。以上です。

出典:知内町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月25日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる