みんなの議会

七飯町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月3日

図書館建設こそ優先すべき課題である

聞いた人
上野武彦 議員
答えた人
副町長 工藤稔、町長 杉原太

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 上野武彦

それでは、2問目に行きたいと思います。図書館建設こそ優先すべき課題であるということであります。令和6年1月30日開催の第3回社会教育施設、体育館・図書館整備検討委員会に杉原町長が出席し、図書館などの建設を保留とし、これまで計画もなかった五つの事業を優先して実施するという方向を打ち出しております。これに関して以下の点についてお伺いいたします。1点目、図書館は幼児から高齢者、障害者まで全世代の町民が利用し、交流する文化活動の拠点となる施設であります。北海道の図書館統計、令和5年4月1日現在では、七飯町の図書室と八雲町の図書館を比較してみますと、七飯町では図書室の来館者数は5,296人、図書の貸出数は年間で1万6,871冊でありました。八雲町では、来館者数は3万2,872人で、年間の図書の貸出数は6万1,346冊でありました。また、七飯町の図書室の図書等購入費は48万6,000円で、八雲町では、人口では七飯町の半分の町でありますけれども、年間の図書等の購入費は580万6,000円で、七飯町の11.9倍。図書館の面積は1,726.8平米で、78平米の七飯町の図書室の22.1倍でありました。また、七飯町の図書室で図書館司書も置いていないけれども、八雲町では5人の図書館司書がおり、学校の図書室にも巡回をしているということでありました。このように、図書館のあるなしで、住民への文化的なサービスに違いが発生しているのが実態であります。これまで25年間も図書館のない町となってきた七飯町としましては、図書館建設は優先して取り組むべきではないか。2点目、図書館の建設については、七飯町の第6次総合計画の期間内で建設すべきと考えるが、どうか。以上です。よろしくお願いします。

町の答え 副町長 工藤稔

それでは、御質問のほうにお答えをさせていただきます。まず、1点目につきましてでございますけれども、3月に開催されました令和6年の第1回定例会、そして、同じく令和6年度の予算審査特別委員会の町長への総括質疑、こちらでも御答弁をさせていただきましたとおり、図書館建設につきましては、今後整備を進める学校エアコン整備、そして、老朽化した本町学童保育クラブの建て替え、さらに七飯中学校等の長寿命化改修工事など、子供たちがふだん過ごす、また、生活に密着した施設の整備、こちらのほうを優先的に進める必要があると判断したところでございまして、先送りすることとしたところでございます。次に、2点目についてでございますけれども、優先的に進めていかなければならない他事業があることから、現時点で図書館の事業年度を示すことは難しいところでございまして、今後、議論をスタートいたします第6次総合計画の中で検討してまいります。以上でございます。

議員の再質問 11番 上野武彦

それでは、再質問させていただきます。まず、この件に関しましては、町長が令和5年度の施政方針で、町民待望の図書館、スポーツセンターの基本計画、基本設計に着手してまいりますと述べておりました。しかし、その後1年もたたないうちに、これまで計画にもなかった五つの事業、これを優先して実施する。そのために、実施した後に図書館、スポーツセンターの、温水プールも含めてですけれども、建設に取り組んでいきたいという方向を打ち出しております。これに関しては、町長自ら町民に公約した公約に対する公約違反ではないかと思います。この点について、まず、町長の答弁をお願いしたいと思います。

町の答え 町長 杉原太

ただいまの件につきましては、副町長が答弁したとおりであり、当初、令和5年度では、私も念願の図書館のほうに入れるものと当初は考えていたところでございますが、これまでも説明してきたとおり、今の社会情勢、国内の情勢の部分で、事業費の精査をしたところ、このように優先されるべき事業が、事業費の高騰- 26 -によって、そちらのほうを優先させていただきたいということで、御説明をさせていただいたとおりでございますので、このことにつきましては、図書館については、大変申し訳ございませんが、先送りさせていただいて、先ほどの答弁のとおり、次期、第6次総合計画策定の準備をこれから始めてまいりますので、その中で検討していきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。

議員の再質問 11番 上野武彦

町長の答弁がありましたけれども、確かにこれは公約違反ではあるけれどもというようなお話でありました。この五つの事業に関しましては、小中学校へのエアコンの設置、それから、老朽化した本町学童保育クラブの建設、こういったものに関しては、ある程度緊急性があると思います。しかしながら、その中に緊急性のないものも含まれて、五つの事業を優先して実施するという方向が打ち出されております。特に、七飯中学校、それから大中山中学校の長寿命化工事は、耐震性のある校舎に関して、今後40年ももたせるという長寿命化の工事に関しては、緊急性は特にないのではないかと考えます。また、仁山の一般廃棄物最終処分場、これは令和12年まで埋立てが可能である施設、これを令和14年まで2年間延長するという工事になっております。これに関しても、それまでの何年かもの間、ほかの事業をしないでということではないのではないかと思います。緊急性は特に感じられない。一方で、現在の七飯の本町の地域センター、これに関しては、老朽化して耐震性もなくなっている。耐用年数50年を4年も過ぎているということで、危険な建物となっており、この中で、こういう図書室、それから社会福祉協議会の活動をすることは危険であるということで、七飯町はこの施設から出るようにという方向を打ち出しております。そういう状況の中で、図書室を図書館に切り替えるという工事をするのではなくて、ほかに出てもらいたいという考えなのです。この図書館に関しては、本来、54年も前に、建設寸前になった図書館建設をやめて、大沼のサッカーグラウンドに切り替えた。その後、国の補助制度がなくなったために、25年にわたって図書館が建設できない状況が続いてきたわけであります。そういう状況の中で、今この図書館の建設に関しては、国の補助制度が利用できるという段階が明らかになっております。そういった点でいえば、この際、図書館の建設は、先ほど言いました優先度の形でいえば、緊急性がない工事をするのではなくて、図書館の建設こそ最優先で今回は取り組むべきではないかと思いますが、これについても町長の答弁をお願いします。

町の答え 町長 杉原太

今、中学校の部分に関して、長寿命化については緊急性がないのではないかというようなお話がありましたけれども、七飯中学校は昭和51年、52年に建築されまして、築後47年以上経過しております。建物は耐震改修はされておりますけれども、施設の老朽化による雨漏り、壁のひび割れ、水道管の漏水などにより修繕費が増加しているほか、建設時より使用している暖房機器の能力低下により、生徒の活動に影響がある上、電気料金も多額となっている状況です。そのため、今後の学校活動への影響、また、ランニングコスト削減の観点から、建物の耐久性、省エネ効率・向上を図るとともに、多様な学習形態による活動が可能となる環境の提供が必要との判断から、優先的に進めてまいります。建物の外側自体は、耐震化はある施設ですけれども、耐震化の部分はそういうことですけれども、施設自体がもう50年近くにもなっているということで、今後、長寿命化して40年間また使えるような形にしていきたいと考えております。また、一般廃棄物最終処分場の状況としましては、延命化及び増設工事が必要な時期に来ているところです。一方で、最近の建設物価の上昇動向により、大型事業を重複して取り組むことは難しいところでございまして、まずは子供たちがふだん過ごす、また、生活に密着した施設の整備優先が高いもの- 27 -と判断したものでございますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

議員の再質問 11番 上野武彦

今、町長答弁なさっておりますけれども、町の計画でいきますと、この五つの事業を優先させて実施した後に、スポーツセンターを建設、その後に図書館という方向を打ち出しております。これまで二十四、五年も図書館のない町となってきて、しかも今、図書室の入っている施設がもう耐用年数を過ぎて、危険な建物になっているという段階になって、本来ならば図書館の建設に切り替えるべき、そういう状況になっているのではないかと思いますが、町長の考えでは、ほかに移ってもらうというような方向で打ち出しておりますが、これでいきますと、図書館の建設は、この五つの事業が終わった後ということになりますと、それは令和12年に仁山の一般廃棄物最終処分場の工事が完了する。その後にスポーツセンター、これを4年かけて建設すると。その後に図書館ということになりますと、さらに2年という年数がかかってくるということになります。現在までに、既に24年建設しないできた図書館について、これからさらに、これでいきますと12年近く後にならないと図書館の建設ができないということになります。ということは、第6次総合計画においても図書館は手をつけない、つけられないというような町の計画になるということになるわけですけれども、そのようなやり方でいいのか、その点については、やはり町長の判断がこういう状況を生み出しているわけですけれども、図書館については、これまでの24年、さらに今後12年以上の年数を、図書館のない町にするというやり方でいいのかどうか、その点については、再考を要する問題ではないかと思うのですが、その点について、再度答弁をお願いします。(「議事進行」と呼ぶ者あり)

議員の質問 10番 平松俊一

上野議員には大変申し訳ないです。上野議員と私、思いも一緒なのですが、これは前の定例会で同じ話をして、そして予算審議のときにも我々反対討論もしています。同じことの繰り返しであれば、これは時間の無駄ですので、今の再々質問ですか、再質問ですか、取消しをお願いしたいと思うのですが、議長、議事進行をお願いしたいと思います。

町の答え 町長 杉原太

ただいまの部分で答弁してまいりますけれども、図書館、それから地域センターの老朽化ということで、大変耐震化もないというようなことで、この件につきましては、既存の公共施設や民間施設も含めて、図書館の運用というような形の中で、これまで図書室の運用で、図書の貸出しが中心だったのですけれども、中身、内容を十分に創意工夫して、図書館に準じたような、図書室の今の仮の移転になりますけれども、そちらのほうを早めに進めてまいりたいという形で、図書室の運用で何とか御理解いただきたいと考えておりますし、また、今後の財政計画、それから建設計画、このたびの部分では、事業費の積算、精査について、大分上振れしてしまったというようなこともございますので、そういう部分を十分に精査しながら、計画的な事業計画という形で、第6次のほうで十分に検討していきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です

議員の再質問 11番 上野武彦

町長答弁いただきましたけれども、第6次で何とかというような表現はありました。しかし、私の計算によりますと、12年くらい- 28 -後になるのではないかという予想になります。そうしますと、第6次では建設はできないという可能性が非常に高いわけですけれども、これまで図書館の建設が進まなかった経過を考えますと、ぜひとも第6次の計画内に図書館を建設するという方向をぜひ意思表示していただければと思いますが、どうでしょうか。

町の答え 町長 杉原太

今後の社会情勢にも関わるかと思いますけれども、私としても皆さんに、令和5年度で期待させて、そして今回、この春に先延ばしさせていただくということで、大変がっかりさせたということもございます。何とか努力をして、計画的に進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

議員の再質問 11番 上野武彦

それでは、次の質問に参ります。

出典:七飯町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月3日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる