みんなの議会

七飯町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月3日

セカンドGIGAについて

聞いた人
平松俊一 議員
答えた人
学校教育課長 柴田憲、教育長 與田敏樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 平松俊一

ありがとうございます。それでは、最後の3問目に移りたいと思います。セカンドGIGAについてであります。教育デジタルトランスフォーメーションにおけるGIGAスクール構想は、児童生徒の情報活用能力の向上や、デジタル人材の育成など、基本施策として、1人1台の端末を活用させることを文科省が令和元年から始めたものであります。使用する機種やソフトの選択は各教育委員会に委ねられていますが、先行した一部の地域では、端末のバッテリーのトラブルの事例などが発生していることも見られる。こんな中で機種の交換時期を迎えつつあり、このことをセカンドGIGAと称しております。七飯町においては、事業での取組、開始時期も機材の調達や学校側の受入れ体制によって、多少のタイムラグが発生しておりましたけれども、現在は順調に推移しているようであります。しかし、機種交換の時期も近づいており、以下の点について伺いたい。1点目、町内の小中学校及び義務教育学校での端末を利用した事業の進捗状況について。- 16 -2点目、タブレット端末の家庭での活用状況について。3点目、タブレット端末機械本体のトラブルについて。4点目、電子黒板などの周辺機器との共有について。最後、5点目は、今後計画されるタブレット端末の更新についての質問であります。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

答弁の前に、授業での取組開始時期にタイムラグが発生していたとのことについては、学習用端末は一括して学校に配置しており、本格運用につきましても、令和3年度当初より各学校で開始しておりますので、教員の習熟度の差はあっても、特段のタイムラグというものはなかったと認識しております。1点目でございますが、令和3年度より各学校において学習用端末の本格運用を行っており、全児童生徒が授業で利用しているところです。学習ペースや習熟度に合わせて学べるAIドリルなどだけではなく、例えば体育ではフォームを撮影したり、道徳などでも自分の考えを入力して、皆で共有するなど、様々な利用方法があり、学習用端末による授業だけではなく、最近では、より日々の学校生活に溶け込んだ文房具、ツール的な使い方もされているところでございます。2点目でございますが、インターネットを活用した調べ学習や、AIドリルなどが中心ですが、1点目でお答えしたようにツール的な使い方もされております。具体的には時間割りの確認、教員への質問やクラスの連絡などとなっております。3点目でございますが、小学校、中学校、義務教育学校を合わせた修理件数は、令和3年度は26件、令和4年度は38件、令和5年度は106件となっております。4点目でございますが、学習用端末と接続する周辺機器としては、電子黒板とプロジェクターを活用しており、共に教員が学習用端末の画面を大きく映すことで、授業においては、内容などがより分かりやすくなっております。5点目でございますが、現在使用している学習用端末につきましては、使用されているクロームOSのサポート期限が令和9年7月となっていることから、それまでに機種の更新を行う必要があると考えております。更新に当たりましては多額の費用がかかることから、国や北海道による補助事業の動向を注視しておりましたが、2月に初めて国庫補助事業に係る北海道教育委員会による説明会が開催され、大まかな補助要件等が明らかになったばかりでございます。現時点では、国庫補助事業で行う新たな学習用端末の調達方法については、北海道が主導する共同調達が想定されておりますので、まずは子供たちの学業に支障がないように、そして財政的に不利にならないように、更新時期を含めて検討・協議してまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 10番 平松俊一

ありがとうございます。まず、授業の進捗状況、失礼しました。トラブルというか、タイムラグはなかったと。私が聞いているときには、何か学校ごとにずれがあるというふうな表現をしていた方がいらっしゃったので、そういうふうに表現しました。失礼いたしました。何点か、まず1点目についてお伺いをいたしますが、支援級がどんどん増えてきているという世の中の新聞ですとかテレビの報道とかがあるのですが、町内で今、支援級が増えているのかどうかと。その支援級で、この端末はどういった使われ方をしているのかお聞きしたいと思います。支援級ですから、発達障害あるいは知的障害だとかといった子供たちに対する利用の仕方ですから、一般級、普通級の子供たちとはちょっと違ったやり方をするのかと考えたので、その点について答弁願います。2点目ですけれども、視覚や聴覚、身体に障害がある児童生徒がいた場合、端末に対して別な設備というか装置が必要になるかと思うのですけれども、こういったことについてはどういうふうになっているのか、このことについてお尋ねをしたい。それからもう 1 点あります。学校の事務という- 17 -のですか、いわゆる校務なのですけれども、こういう端末が入ったことによってかなり効率化されたという方もいらっしゃるのですけれども、逆に負担になったという方もいらっしゃる。GIGA構想というのは、今現在どういった状態なのか、簡単にでいいですので、お答えをお願いしたいと思います。以上です。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

それでは、順次お答えをしてまいります。まず、特別支援級が増えているかどうかということですけれども、昨年度と比較してという数字は今手元にございませんけれども、例えば10年前と比較すると支援級は増えている傾向にございます。支援級での使い方なのですけれども、こちらのほうは有効活用されているとお答えいたします。特別支援の種別はいろいろございます。情緒級、知的級、例えば肢体不自由の方、病弱いろいろございますけれども、その子供たちが、様々な学年の子供たちが一緒に学ぶような形になります。そういった中で、学習用端末による授業というのは、個別の進み方ですとか、そういった個別の状況に応じて非常に有効であると考えておりますので、知的級で例えば端末が使えない、なかなか自由に使えないお子さんはいらっしゃる可能性はありますけれども、基本的には有効に活用できている。また、例えば集中力がなかなか続かなかったり、いろいろな特性を持ったお子さんたちもいらっしゃいます。いろいろ端末のほうでは視覚的に訴えたり、いろいろ集中を高めるような仕組みのアプリ等もございますので、そういったことで、特別支援級のほうでも学習端末は有効に活用されていると把握しているところでございます。続きまして、視覚・聴覚等の障害を持った場合の別種の装置の件でございますけれども、現在、七飯町には、視覚障害と、聴覚のほうは、特別支援の設定は基本的に聾学校になると思いますけれども、とりあえず、今現在の状況で視覚障害を持ったようなお子さんはいらっしゃいませんので、もしそういったお子さんが入学したときは、障害の状況に応じて対応していくという形になろうかと思います。3点目、校務での効率化でございますけれども、基本的に学習用端末、先生方、子供たちが使うものと、教職員が事務で使うパソコンは別のものとなっております。例えばですけれども、今まで先生たちが子供たちの宿題、課題を出すときに、例えば問題をクラス分印刷をして配布するといった行為が、今はかなり学習端末によって一斉に配布したり、そういったことをしておりますので、例えば印刷の手間ですとか、そういった面ではかなり楽になっていると考えてございます。そのほかの事務によっては、当然いろいろ端末のルールをつくったり、そういったことでの事務手間は増えていると思いますけれども、一般的な考え方としては、学習端末の導入によって校務のほうも若干ではございますけれども、効率化のほうに進んでいると考えております。以上でございます。

議員の質問 10番 平松俊一

ありがとうございます。このGIGAースクール構想というのは、基本的に1人1台というのが具体的なあれなのですけれども、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たち、誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された資質・能力が一層確実に育成できる教育ITC環境を実現するという構想の下に今進めているのですが、一番心配なのは、個別の指導なのですから、個別の指導に役に立っているという表現しかないと思うのですけれども、どうなのでしょう。何か父兄とか、ほかのやっているところと比べて、うちは改善すべきものがあるのではないかとか、この点についての現時点での評価というのをお聞かせ願いたいのですけれども。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

それでは、お答えしてまいります。今、議員がおっしゃった個別の指導に役に立つというところでございますけれども、まさにそのとおり、子供のいろいろな様々な特徴や特性を- 18 -持った子供たちも有効に活用できるのが学習端末だと認識してございます。単純に、ドリル等ございますけれども、今現在ドリルだけとかでなく、ツール的な使い方をしております。学習端末を様々な場面で子供たちが使うことも学習の一つなっているのではないかと。例えばこれをこうしたらいいのではないかとか、これをこういうふうに活用できるのではないかと。例えば体育では、人のフォームを撮影したり自分のフォームを撮影したり、様々な使い方をしております。端末を与えたからこれで終わりとかそういう形ではありませんので、今、学習端末がいろいろな使い方を子供たち、学校が今進んでいるところでございます。七飯町は、令和3年度に本格運用ということで、全国的にも早いほうに入ると思いますけれども、七飯町のICT推進委員会という集まりもございます。各学校の情報担当の先生方等を集めて会議を開催しており、そういった中でも情報の共有化を図り、ICTの有効活用を全町的に、一体的に進める取組を行っているところですので、よろしくお願いいたします。以上です。

議員の質問 10番 平松俊一

ありがとうございます。それでは、2点目の家庭での活用状況をお伺いします。緊急時に家庭でオンライン学習をするための環境というのは、まず整っているのかどうか。今まではコロナで教室が閉鎖、学校が閉鎖、こういったときにどうやって端末が利用されたのか。それから、2点目としては、不登校あるいは引きこもり、こういった児童の利用の仕方というか、学習体制といったものはどうなっているのかお尋ねします。もう1点、家庭にWi-Fi環境のないという方がいらっしゃいますが、前にも一度質問していますけれども、今現在はどうなっていますでしょうか。お願いします。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

それでは、お答えしてまいります。まず、緊急時に活用できるかということですけれども、近年は、例えばコロナ禍での一斉臨時休校等のような状態は起こっておりません。今、使い方としてですけれども、例えば夏休み、冬休み等の長期休暇のときにはグーグルの学習端末を使って子供たちの状態を確認したり、また、これは学校によるのですけれども、授業を休んだ子供に対して授業の様子を学習端末を使って配信して、家庭でも見るようなことができるというような形も取ってございます。あとは、ちょっと先の話になりますけども、先日、練成会との協定を結んでおりまして、災害時、もし七飯町全町的に臨時休校だとか、全町的にそういったことが使えないときには、無償で練成会グループのオンライン授業を視聴するような取組もできるようにしておりますので、そういったことで対応しているところでございます。次に、不登校の児童生徒の利用の仕方ということですけれども、様々な理由で学校に行っていない、行くことができないというお子さんたちがいらっしゃいまして、こちらのお子さんたちにも学習端末のほうはお渡ししてございます。それで、本人次第というところはありますけれども、連絡等は取るようなこともできますし、本人が希望すれば、そういったことで教員ですとか、そういったコミュニケーションは取れるところでございます。あとは、七飯町の教育支援センター、レインボーというのがございますけれども、こちらのほうでは端末を使って、それこそ先ほどお話ししたとおり、子供の進度に応じて、学習の状況に応じて、子供たちにとって無償で利用できるようになってございます。こちらのほうは、子供たちが学校に行かないことで、例えば授業での巻き戻りというのでしょうか、前に学ぶべきことを今遡って、逆に学習が進んでいる状況でいえば、先に進んで学習を学ぶこともできるようになってございますので、そういったことで、学校に行けない子供たちも、形はいろいろ変わりますけれども、学習端末を活用しているところでございます。あと、Wi-Fi環境でございますけれども、令和3年の12月の定例会のときに、Wi-Fi- 19 -環境未整備の世帯が50世帯ということで答弁申し上げているところでございます。今現在でございますけれども、まだ新1年生の部分がまだ調査終了していない学校もありますので、今、正確にということにはなりませんけれども、教育委員会で把握している数字としては、最低で約10世帯がWi-Fi環境未整備であると思われるところでございます。こちらにつきましては、特に、教育委員会に直接の御相談はございませんけれども、以前も答弁しておりますけれども、モバイルルータの貸出等は引き続き行っております。そういったことで対応をしているところでございます。以上でございます。

議員の質問 10番 平松俊一

ツールとしてはきちんと、どんな場合でも子供たちが勉強できる環境にはなっているということで、ただし、Wi-Fiのない方は別としてということです。これはいいことだと思うのですけれども。ちょっと気になるのは、2点目で質問しましたけれども、引きこもり、不登校、これは学校と連絡を取る手段としてというふうに聞こえたのですけれども、これは授業とか、そういうことはあまりやっていないという認識なのですか。せっかく家でタブレット端末を使って、ドリルであれ何であれ、それから、普通級の子供たちの授業風景を例えば動画で流せる、そういう環境にあるのは分かっていますけれども、ただただ機械を持って帰るだけで、実際に子供が何もしていないのであれば、端末を持たせている意味がないと思うのですけれども、やりたくないというのは、それがいたらしようがない話なのですけれども、その辺、何かやりようというのはないものなのですか。それと、3点目に聞きましたWi-Fi環境のない家庭がまだ10世帯ある。私、見守りを毎朝やっているのですが、そこの前を通る子供に聞いたことがあるのです。うちはこれがないので、機械はあるけれども使っていませんと、本人が直接答えた子供があります。通信料から何から役場のほうで持つわけにいかないと、その考え方は分かります。ただし、制度というのは、基本的に誰一人取り残さないという前提の構想ですから、何とかできないものなんでしょうか。例えばその10世帯に、今テレビでコマーシャルやってます。コンセントを差せばすぐWi-Fi環境が整うと。ただし、通信料はお宅で払いなさいという話です。だけれども、それが払えないのでやっていないわけです。だから、この子供たちにとっては、これから先、次の質問してきますけれども、端末の交換だとか何かになったときに、取り残されるところの騒ぎではない。全く違う世界に入ってきますから、これから。だから1か月、2か月、みんなから端末がつながらない状態が続くと、全く追いつけない。一人一人対応しますということなのでしょうから、例えば5年生になっても、2年生の授業からちゃんと分かるように、そういうことはできるのでしょうけれども、この環境の整備、Wi-Fiがつながっていないというのは、全く何にもしようがないですから、町長、何とか考えられないものでしょうか。ただし、それを全部町が持ちますと公にしてしまえば、それはみんな、全部役場に持ってもらおうという話になりますから、非常に難しい話です。この辺は、何かちゃんと真剣に考えてあげないと、毎日のことで、子供たちが家に帰って、何にも端末を持って帰っている意味がないというのは、非常に気の毒な状況だと私は考えるのですけれども、この点について、もう一度答弁をお願いしたいと思います。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

それでは、お答えしてまいります。先ほど学校に行けない子供たちを、通信手段としてということで今、再質問ございましたけれども、使い方の一つとしてお示ししております。決して安否確認のためだけの機械ということではなくて、当然いろいろな子供たちの状況がございます。全く部屋から外にも出たくないというお子さんもいらっしゃれば、たまには出たり、全然学校には行けるけれども、なかなか教室に入れない、いろいろな状態のお子さんたちがいらっしゃいま- 20 -す。その子供たちの状況に応じて、例えば課題配信等も普通に行いますし、例えば授業の風景を流すことについては、学校とか先生の授業にもよるのですけれども、そういったことにも対応できるということで御理解をいただければと思います。あと、Wi-Fi環境につきましては、なかなか難しい問題でございます。当然、課題配信等についても、環境が整っていないお子さんには、その辺を配慮して、宿題、課題等の出し方は配慮しているところでございますけれども、今現在、全てを10世帯に対して、町でのフォローというのはなかなか、今現在ではできていないところでございます。この辺は、それがなかなか自分の負担というところもございますけれども、その辺も含めて、なかなか全てを行政側でカバーするのは難しいということで、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 10番 平松俊一

福祉になるのか、教育になるのか、難しい話かもしれませんけれども、引きこもり、不登校というのは同じようなものだと思うのですけれども、本人にとっては、勉強はしたいけれども、何か別な要因があって行けない、学校に行けない。行ったら、例えば極端な話、いじめに遭うだとか、そういうのが嫌だから、勉強はしたいけれども行けないという方もいらっしゃる。そういう人たちがちゃんと家の中で普通に端末を利用して勉強が進んでいるならそれはいいのですけれども、その辺の確認といいますか、現状というのはどうなのか、もうちょっと具体的にお知らせ願えますか。環境はあるけれども、やはりそれに参加する人たちが少ないからあまり役に立っていないものなのか、先ほどは役に立っているというお話でしたけれども、どうもそこが心配だし、分からないところですよね、はたから見て。学校に出なくてもちゃんと勉強ができていれば一番いいのですけれども、そこの確認だけをお願いしたいと思います。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

それでは、お答えしてまいります。まず、今、学習をする場というのが学校だけではなくなっております。様々な学びの場、学校に行くことだけが正解という形ではございません。学校に行かない、行けないというお子さん方もいらっしゃいますけれども、そういったお子さん、例えば家庭で授業を行う、例えば塾に行くといったことも、いろいろ様々な形での学習の方法というのがあると認識してございます。そういった中で、どちらかというと、端末の活用というよりは、いわゆる言葉はあれですけれども、不登校対策的な部分になりますけれども、学校に来ない、もしくは来れない子供たちについては、学校のほうでそれぞれ担任先生を中心としてお話をしてございます。当然その中には、学びの部分、当然自分の進路もございますでしょうし、いろいろな希望等もございます。学びのやり方も、その子供に応じていろいろ変わると思います。そういったことで、担任先生を中心にして、各学校のほうで取り組んでいるということで、御理解をいただければと思います。以上です。

議員の質問 10番 平松俊一

そういう答弁を信じるしかないので、この点については終わりたいと思います。それでは、3点目、4点目は先ほどの答弁で了解しました。5点目だけ再質問させていただきます。4月にデジタル庁がGIGAスクール自治体ピッチというのを開催したのですが、当町も多分ズームか何かで参加していると思うのですけれども、GIGAスクール自治体ピッチというのは、これから更新されるタブレット端末のことについての説明があったと思うのです。これは、1点目として、基本パッケージ、2点目としては応用パッケージ、3点目としてエドテックというものの説明があったと。それで、基本パッケージは、価格が5万5,000円以下に収まる場合は全額補助対象になるという説明があったと思われますが、応用パッケージですとかエドテック、これちょっと、私は調べ- 21 -たのである程度分かるのですけれども、聞いている方は何も意味が分からないと思うのですが、要するに5万5,000円の以上のオプションをつけた場合にどうするかということをまずお聞きをしたい。これについて、まだ実際には更新にはなっていませんけれども、今からどういうお考えなのかをちょっとお尋ねをしたい。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

それでは、お答えしてまいります。先ほど答弁いたしましたとおり、現在、大まかな補助要件が示されているところでございます。端末の上限価格の1台当たり5万5,000円という形でお聞きしておりまして、今、北海道による共同調達ということで、七飯町が独自で購入するのではなく、北海道が一括、北海道公立学校情報機器整備共同調達会議というものを設置いたしまして、国の補助金を基金として活用して、それを利用して共同調達のみが対象になるとお聞きしております。そちらのほうで、まず、会議の設置自体も6月から会議が行われる予定と聞いております。こちらにつきましては、内容等を、今、オプション等のお話もありましたけれども、まず、その前段階として、端末更新をどのようにしていくのかというところの説明がこれからでございますので、それを踏まえて、また考えていく形になろうかと思います。以上でございます。

議員の質問 10番 平松俊一

確かにこれからの話ですから、詳細が分かってから検討されるということになると思うのです。オプションを入れるとなると、それなりに予算をきちんと組まないと大変だと思いますので、今回質問させていただきました。それで、機種の交換に伴っての話なのですけれども、例えば今、来年機種の交換があったとします。そのときに、中学3年生は卒業していなくなるわけですけれども、今までの端末というのはどうなるのですか、3年生の端末というのは。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

まず、一般的な流れでございますけれども、今現在、全児童生徒に端末のほうは当たってございまして、今現在、中学校3年生が使っている端末というのは、卒業しますけれども、卒業したら中をまた新たに初期状態に戻して、新1年生が使うような形となります。もし更新を行う場合は、OSのサポート期限が令和9年7月ということで、物理的には使えますけれども、安全上、セキュリティー上の問題で端末は使えなくなりますので、更新時期が来た場合は、古い端末は一括的に使用ができない形になるという形で認識しております。以上です。

議員の質問 10番 平松俊一

先ほど支援級の子供の話を聞いたのですけれども、例えば保育所、幼稚園にいるときに、少しほかのお子さん違うというデータがあったときに、町でもやっていると思うのですけれども、データを学校の先生に引き継ぐ、文章を書き込むものがありますよね、パステルノートとか、そんな名前がついているところもあるのかな。例えば、こういう端末を何年間か使ったら、個人の特性というのはかなりその機械の中に入っているものと私は思うのです。そういう支援を要する子供たちの、例えば一番喜ぶこととか、何かそういうことが、できればその子供に引き継いでいけるようにするために、端末ごと子供に預ける、持たせるだとか、そういうお考えはないでしょうか。というのは、こういう支援を受ける子供たちというのは、学校を卒業すると、その先に今までのデータというのは一切つながらないのです。どこかの会社に勤めて、お前何もできないなと言われたら、その子が頑張ってきたものがみんな否定されるわけです。だから、そういうことがちゃんと次の社会生活に役立つように、この端末、もしくは中に入っているデータを引き継げないかということで、今、再質問させてもらうのですけれども、そういうことについて、検討の余地はないで- 22 -しょうか。教育長、どうですか。

町の答え 教育長 與田敏樹(教育長は2024年9月まで)

10年ぶりにぜんそくが再発しまして、お聞き苦しい点があるかと思いますけれども、御容赦願いたいと思います。今の御質問、深掘りすると非常に難しい問題があると思います。個人情報の扱いの問題も出てきますので、そこは法に基づいて慎重に対応していかなければいけないと思います。ただ一方では、今おっしゃったように、引き継ぎということを考えたときにはとても大事なツールになると思います。今はペーパーで引き継いでいっています、そこは。ただ、とはいえ、十分にそこがやり切れているかといえば、なかなかそれがやり切れていないという現状もありますので、その部分については、その子を、先ほどおっしゃいましたけれども、誰一人取り残さないということを考えたときに、その子供の特性に合った引き継ぎ方というものを考えていかなければいけないと思っています。そういうふうに考えたときには、決してこれはできませんという、簡単に一言で終わらせられることではなくて、それがその子にとっていい方向に行く必要なものであれば、個人情報の問題とか、いろいろなことを検討しながら、あるいは法律上問題がないのか、個人情報の問題がないのかということを検討しながら、それを生かせるような、取組について検討するということはやぶさかではないと思っています。根っこは、先ほど平松議員がおっしゃっていましたけれども、誰一人取り残さないということに、方法は一つではないということです。その子の個性に合ったやり方というのは千差万別、たくさんあると思います。その中で、ICTを使わないで、ペーパーだけのほうがいいですというお子さんもいらっしゃれば、あるいはICTを使いたいのだけれども、その環境がないということで、ぜひ環境を整えてほしい。ただ、今の状況ではそういう子どもたちに対して、町が負担をして、完璧にそれをつなぐということは今段階では難しいですけれども、どういう方法がいいのかも含めて、誰一人取り残さない方法については、これからも時間をかけながら検討していきたいと思っています。その中の一つとして、今おっしゃったような内容についても当然含まれることだと思いますので、十分検討していきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 10番 平松俊一

ありがとうございます。非常にGIGAスクール構想というのは発展的なもので、理事者側でも議員側でもついていけないレベルになってきていると私は思います。内閣府のウェブサイトによりますと、ソサエティ1.0、狩猟社会、ソサエティ2.0というのは農耕社会、順番に、今、第5社会に入ろうとしています。現在は情報社会ですけれども、次はどういう社会かといったら、これは、サイバー空間だとかフィジカルの空間、いわゆる仮想空間だとか現実空間、こういうものを高度に利用したものというのを入れていく機種交換になってくるのです。物すごくどんどん進んでいく中で、せっかく今まで自分でため込んだものが、ぷっつり切れてしまうというのは非常に難しいと思う。何とかよりどころになるようなものを残すということで、ぜひ早めに検討していただければと思います。答弁は難しくても、一応、お考えだけもう一度お願いします。

町の答え 学校教育課長 柴田憲

それでは、お答えしてまいります。まず、端末自体の更新はこれから進んでいくところでございまして、今お伺いした意見も参考にしながら、改めてどのような形でICT教育を推進していくかということも含めて考えていきたいと思います。以上でございます。

出典:七飯町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月3日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる