八雲町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月4日
進化する再生可能エネルギー
- 聞いた人
- 佐藤智子 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 佐藤智子
では三問目に移ります。進化する再生可能エネルギーと題しまして二項目質問いたします。(1)「ペロブスカイト」という折り曲げられる太陽光発電パネルをご存知でしょうか。これだと屋根や壁、ガラス上にも設置が可能で、耐用年数を過ぎたときの処理もしやすいと思われます。役場庁舎の太陽光パネルとして採用できるのではないでしょうか。(2)十勝の鹿追町に家畜由来のバイオガスからLPガスを生産する実証試験を行うプラントが建設されることになりました。8月8日には起工式が行なわれたと報道されています。鹿追町はおととし、東京の企業と協定を結び、家畜のふん尿由来のバイオガスからLPガスを製造するための技術開発を進めてきたといいます。再来年から年間で最大 200tのLPガスの製造を始める計画で、地産地消にも用いるし、災害時にも活用できるということであります。八雲町でも青年舎を含めて、他の酪農家にも声をかけ、バイオガスを利用したLPガス製造の研究に着手してはどうでしょうか。お考えをお伺いします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは佐藤議員の3つ目の質問にお答えいたします。まず1点目の役場新庁舎への「ペロブスカイト太陽電池」の導入についてですが、現在、新庁舎の実施設計作業を進めており、太陽光発電設備の容量やパネルの設置位置等について検討を行っているところです。ペロブスカイト太陽電池は、従来の結晶シリコンパネルに比べ薄型で軽量であるため、様々な場所へ設置可能であり再資源化もしやすいものとされていますが、製品としては耐久性等の課題があり、今のところ実用化に向けた実証実験段階にあると聞いています。新庁舎は令和7年度から建設工事に着手する予定で進めていますが、ニアリーゼブ基準の建物として国の補助金を受けて整備しようとしており、その申請が令和7年4月頃となることから、それまでに建物の使用電力と発電容量を確定させる必要があるため、現在の予定から、ペロブスカイト太陽電池の導入は難しいものと判断しますので、よろしくお願いいたします。次に2点目の質問にお答えいたします。現在、当町においては、株式会社青年舎大関牧場のほか4つの農業経営体が、家畜由来の畜産バイオマスを活用したバイオガスプラントを導入し、自然環境に配慮した循環型農業の確立に取り組むとともに、バイオガスプラントにおいて製造されたバイオガスを燃料として利用することで発電し、その電気を再生可能エネルギー固定価格買取制度、いわゆるFIT制度により電力会社へ売却して収益を上げているところであります。LPガス生成の実証試験を行う鹿追町のバイオガスプラントにおいても、これまでFIT制度を活用し売電を行っており、3年後にFIT制度の有効期限である買取開始から 20年を迎えるに当たり、電力以外の新たなエネルギーとしての活用方法を模索する中で、バイオガスからLPガスの生成を目指す実証試験を行うことになったものと聞き及んでおります。バイオガスプラントが稼働している株式会社青年舎大関牧場のほか4つの農業経営体では、FIT制度の有効期限到来まで 10 年以上残っているため、当面の間はバイオガス発電を継続していくことが有益であると考えますが、家畜由来の畜産バイオマス資源は、酪農が基幹産業である当町において大きなポテンシャルを有しており、循環型社会の形成、温室効果ガス排出の削減に貢献することができるものであります。今後もバイオマスや太陽光などの再生可能エネルギーの導入と利用促進に努め、地域の利点を生かした取組みを推進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
(2)に関してですね、このちょっと理解ができなかったんですが、バイオガスをLPガスに代えていくってことについて、研究するってお考えはあるんですか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
●●売電するほうが、20 年っていう保証があるのでこの 20 年はやはりFITで売るほうが有益だということですので、そっちにシフトしている。これがあと 10 何年あるので、それが近づいたころにはそういうことが可能だと。鹿追はそのとおり私も2回くらい見に行っていますが、かなり 10 何年前からやっていて、そろそろFITの売電が終わりますので、それでLPガスに切り替えていったので、これから年数経つにつれてLPよりもっと有効な、今、水素だとかという話もあるので、その辺しっかりと情報を得て、今やっている畜産バイオマスについては検討していく必要があるということは私も思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
(1)も(2)もすんなりとやるって答えにはならないとは思っていましたが、こういう新しいかたちがどんどん出てきますので、これからも研究していただきたいと思いますし、こちらも勉強したいと思います。