みんなの議会

八雲町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月4日

地域猫との共生社会を目指して

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
町長 岩村克詔、環境水道課長 横田盛二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 佐藤智子

二番目です。地域猫との共生社会を目指してと題しまして質問いたします。地域で暮らす猫は、畑や花壇に入り込み、糞尿をして迷惑をかける場合があります。繁殖を繰り返し増えていく場合もあります。避妊手術や去勢手術を善意で行っている人は動物病院へ連れていき費用は全額自己負担です。その金額はオスで1万1千円から1万 6,500円。メスなら2万2千円から2万 5,300 円と結構な金額です。「公益財団法人どうぶつ基金」という団体があります。そこでは「さくらねこ無料不妊手術事業」というものを行っています。この法人は「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき、全国の行政と協同して無料不妊手術の申請受付けなどを実施しているということであります。地域住民と地域猫がともに幸せに暮らせる社会をめざして、「公益財団法人どうぶつ基金」と共同して無料不妊手術事業に参画してはどうでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは佐藤議員の2つ目の質問にお答えいたします。令和5年第2回定例会においても「地域猫活動」についての質問がありましたが、動物愛護管理法に基づく業務内容で、犬猫の引取り、譲渡及び犬猫の繁殖制限の所管は北海道と位置づけされており、町としては北海道と連携を図ってまいりたい旨の回答をしたところであります。議員ご質問の「公益財団法人どうぶつ基金」の活動事業であります「さくらねこ無料不妊手術事業」は、所有者不明の猫を原因とする生活環境被害の軽減と、所有者不明猫の行政での引取数の減少及び地域活動を支援し、「行政による猫の殺処分ゼロ」の早期実現に資することを目的にしており、繁殖の防止及び殺処分の減少に寄与する活動であります。しかしながら、どうぶつ基金が推奨している「さくらねこTNR先行型地域猫活動」は、猫を捕獲し、不妊手術を行い、猫を元の地域に戻す事業で、猫の減少には寄与するものの、地域に戻ったあとの畑や花壇へのふん尿被害の根本的な解決には至らないものであり、町として現在のところの「公益財団法人どうぶつ基金」への参画は考えておりません。子猫や人馴れした飼い主のいない猫は、飼養を希望する人を探し、屋内で飼うことで飼い主のいない猫が減少し、その猫による近隣へのふん尿や車・花壇などの被害などのトラブルを防止できるものと考えておりますので、北海道動物愛護指導センターや保健所と連携を図ってまいります。人と猫の調和の取れた共生社会を目指すためには、地域住民が動物愛護への理解を深め、また社会の秩序を守り、猫を適正に飼養することが必要であると考えております。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

また残念なお答えでした。確かに避妊手術、去勢手術しても畑を荒らすのは変わりませんが、猫の繁殖を防ぐですとか、多頭飼育は防げるはずです。猫嫌いな人に対しても猫が増えないようにする手立てになると思います。八雲町内で殺処分ゼロにしたいという思いは町長はございませんか。

町の答え 環境水道課長 横田盛二(環境水道課長は2025年12月まで)

議長、環境水道課長。

町の答え 環境水道課長 横田盛二(環境水道課長は2025年12月まで)

まず猫の形態なんですが、地域猫といわれるご質問の内容ですと、行政と地域住民、そしてボランティアの三者が合意したかたちで地元に帰った猫を適切に管理するのが地域猫といわれているものだと思います。町行政として、今、ふん尿等で被害があると思いますが、野良猫に対する町行政のまず役割として考えられるものといたしましては、まずですね、猫の飼い主や世話をしている方の住民へ適切な●●方法の注意喚起を行うことであります。あと北海道動物愛護管理センター保健所との連携をしながら対応にあたっているっところでございます。中でも一番は飼い主や世話をしている方への適切な使用方法への注意喚起が特に重要であると考えております。野良猫にえさや残飯を与えることにより、民家の庭や畑にふん尿されるといった苦情が複数役場にも寄せられています。繁殖力が強くて近隣地域に居座ってしまうと、やはりふん尿だけではなく、悪臭やアレルギーなどの被害にも心配されるということで、町としては基本的には無責任な餌やりは行わないようにということで注意喚起を図ってきたところであります。野良猫に餌を与えているのを見かけた場合は、町により指導を行っておりますので、そういった事案があったら連絡していただければ対応したいというふうに考えております。なお動物愛護法上で、野良猫への餌やりの周辺環境の悪化をさせた場合に違法となりまして、北海道からの指導勧告命令がある場合があるということです。猫を飼う場合は室外での放し飼いは避けていただきまして、室内で適切に飼っていただくということが一番ではないかなというふうに考えているところです。殺処分の関係ですが、もう一つ、今、議員からご質問のありました、不妊治療の関係でありますが、世の中にはやはり動物愛護に対する認識が年々高まってきているということから、動物との共存が強く求められるようになってきていると思います。人間がですね、都合が悪いからという理由で殺処分するのは許されないことと考えております。また過去は、猫がネズミなどの害虫を駆除するということで、●●時代もありますが、野良猫の問題は糞尿などの被害に悩む住民と、可哀想だとか可愛いだとかって思いから無責任な猫への餌やりを行う住民との対立が問題ではないかと考えています。いずれにしても飼育する方については、適切な使用の方法で注意喚起を長はしてまいりたいと考えております。以上です。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

殺処分は許されないというお考えには共感いたします。それで先ほど、動物基金と一緒に何かすることはないというお話でした。少しこの公益財団法人について紹介させていただきますと、1988 年に横浜で設立された民間の非営利の動物愛護団体ってことで、今、行政で登録しているのは全国で 510 あるということで、北海道エリアがとても多くてですね、31 の行政区が申し込んでいます。道南ではですね、森町と江差町がこの登録行政となっています。近くはせたな町でこの取り組みに関わるということであります。北海道と連携してというのもやっぱり地域地域で拠点をつくらないと対応できないというか、広すぎると思うんですね。函館のほうでも今、函館愛護センターというのができます。ですからもうちょっと地域猫というのは避妊手術、去勢手術した猫を地域に返すときに、耳にさくらカットといって、そういう耳をカットして、この猫はそういう手術がされている猫だってわかるように、野良猫であってもそういう対処をするということであります。動物病院の先生に、八雲町は動物病院が一か所しかありませんけれども、先生もまだ、どうぶつ基金についてはあまり詳しくないけれども、勉強してみたいというお話でした。それで、どうぶつ基金に関しては、手術したあとに飼うことはできないというか、無料チケットは、もし飼った場合には返してもらうというしばりがあるので、ちょっと可愛いから飼いたくなったといったら、そういうわけにはいかないんですが、そういう愛護団体があるということも頭に入れて、気が変わったら一緒にやることも考えていただけたらと思います。

出典:八雲町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月4日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる