厚沢部町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月5日
道の駅あっさぶのさらなる発展と戦略について
- 聞いた人
- 山崎孝 議員
- 答えた人
- 町長、農林商工課長、副町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 山崎
では、2番目の質問に入ります。
議員の質問 山崎
それでは、質問の2番目に入ります。道の駅あっさぶのさらなる発展と戦略について質問をいたします。道の駅あっさぶが今年1月、最重点道の駅に選ばれ、さらに2015年、物販スペースの利用者が7万5,619人となり、オープン以来最多となることが報道されました。さらに、今年は同時期に対し17パーセント増で、今後とも物販の拡大が大いに期待されているところでもあります。一方では、駐車場が狭い、品数が少ない、品質が一定でないなどの問題も聞かされています。観光と食のコーディネーター、加藤肇子さんは、道の駅あっさぶを大変厳しく評価をしています。道の駅あっさぶがさらなる充実、発展するために、改革、経営戦略が重要となります。新たな改革をどう捉えているのか、町長の所見を伺います。
町の答え 町長
2点目の、道の駅あっさぶのさらなる発展と戦略ということでございます。先々週の北海道新聞道南版に、道の駅あっさぶの昨年度の物販スペースの利用者が7万人を突破し、売り上げも過去最高の約9,000万円に達したとの記事が掲載されました。道の駅は、道路利用者の単なる休息場所ではなくて、地域観光の情報発信、さらには特産品の販売拠点、そしてアメニティーの空間として、多様な機能を持ち合わせた施設として活用に向けて、各自治体が今いろいろと工夫を凝らしております。現在、道の駅の運営につきましては、厚沢部町観光協会が担っておりますけれども、道の駅の健全な運営を継続していくために、潤沢な運営資金の確保が課題であります。その資金を確保していくには、観光土産品や農産物などの販売額を伸ばしていくことが必要であります。販売額を伸ばしていくためには、来場者をさらにふやしていくことが最も重要であります。ドライブでの休息やトイレに立ち寄る来場者のほかに、厚沢部の道の駅に行ってみたい、寄ってみたい、買いに行ってみたいというふうな目的を持って来られる方々をもっとふやしていかなければいけない。そのため、集客力が高く、工夫を凝らした施設に改善するとともに、駐車スペースの拡張や、販売面においての品質及び在庫管理などを強化しながら販売戦略を構築して、サービス面の充実を図っていく考え方であります。
議員の質問 山崎
大変、厚沢部の道の駅は頑張っているなというふうに思っていますし、年々客数が多くなっているわけであります。そういう中で、さらなる拡大をしていくためにということで質問しているわけでありますが、一つの方法論としましては、やっぱり1つは販売額を伸ばしていくということであります。そして、来場者をさらにふやすということであります。これを実現するためには、やっぱり何としてもお客様の満足度を高めていく必要性がありますし、それと同時に、リピーターの拡大を図るということが大事だろうというふうに私は考えますが、この辺のところは、担当者としてどういうようなお考えでしょうか。1つは、具体的に言います。販売額を伸ばす、来場者をふやすと、この方策としてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
町の答え 農林商工課長
道の駅の来場者をふやすためには、ドライブでの休憩だとかトイレに立ち寄っていただける方のほかに、やっぱり道の駅に行きたいという目的を持って来られる方をふやすことが重要であるというふうに考えております。じゃ、その目的を持ってというのは、行ってみたい、寄ってみたい、買いに行ってみたいと。道の駅あっさぶに行ってみたいという方をふやそうと。このためには、やはり工夫を凝らした施設でなければならないというふうに考えております。例えば、安全で安心な新鮮野菜を買いに来たい。そこでしか食べられないもの、コロッケだとかアイスクリームを食べてみたい。家族みんなで緑あふれる森の中を散策してみたい。ペットの犬を外で伸び伸びと走らせてみたい。高い場所から我が町の景色を眺めてみたい。さらに、ドライブの疲れをとるため、例えば足湯につかってドライブを楽しみたいというような、さまざまな目的を持って来られる方をふやしていくというような工夫を凝らした施設の充実というのを、今後検討していきたいというふうに考えております。
議員の質問 山崎
今、課長がおっしゃることはもっともなことだと思いますが、要するに、お客様の満足度を高めるということだろうと思うんです。やはり厚沢部の道の駅に来たときに、私はもちろん満足しましたと、そういう要求が十分満たされれば次も来たくなるし、そういうことだろうと思うんですが、しからば、後ほど加藤肇子さんのお話もしますけれども、ベストにしたら、そういうお客さんの満足を高めるような道の駅であるのかどうかということも、私は疑問に思っているところであります。その辺のところはどうでしょうか、課長。
町の答え 農林商工課長
そのような目的を持っていただいて、道の駅に来られる方に満足してもらうために、現在主力となっている農産物の販売につきましても、品質管理、午前中で物がなくなっているという声も聞かれますが、午後にもちゃんとした農産物が商品がそろっているよう、在庫管理なども含めまして満足度を高めて、リピーターの方をふやすと。道の駅あっさぶに行けば新鮮な野菜が置いてあると、花も置いてあるというような方に満足してもらって、リピーターをふやしながら、道の駅の売り上げを伸ばしていきたいというふうに考えております。
議員の質問 山崎
厚沢部の道の駅は、ある意味では多くの人の出入りがあります。そういうことで考え合わせますと、私は檜山の玄関口になっているのかなというふうに思ったりもします。特に、新函館北斗駅に新幹線が乗り入れてから、やっぱりいろいろな人の出入りが激しくなってきました。そういう中で、やはり峠を越えると厚沢部町、そしてそこで一休みするという意味からいうと、やはり檜山の玄関口になるのかなと、そんなことを私は考えているところでもありまして、ですから、もっともっとこの魅力を高めて、この道の駅は一つの厚沢部町の観光スポットとして考えられないものかなと、そんな実は考えを持って、できれば意識的に道の駅を観光スポットとして位置づけをするぐらいの戦略をつくったほうがいいんじゃないかなと、そんな感じを持っていますが、いかがでしょうか、課長、何なら副町長、どうぞ、何か。
町の答え 農林商工課長
檜山の観光口として、新函館北斗駅からレンタカーなどで来られる方にとっては、最初の休憩地が道の駅であります。単なる通過点で、トイレで休憩するとかではなく、道の駅に寄っていただいて、厚沢部町を知っていただく、厚沢部町のよさをもっと感じていただくというような施設に工夫を凝らして整備したいと思っております。そのために、また食と観光アドバイザーである加藤肇子さんにも、多忙ではありますが、お願いをしまして、どこを改善すればよいのか、また観光客はこういうものを求めているというアドバイスを聞きながら、一つの観光名所として発展するよう検討していきたいというふうに考えております。
議員の質問 山崎
具体的な問題点として、私は駐車場の問題もあるだろうというふうに思っています。つい最近の新聞で、何か観光バスとトラックがぶつかったとかと、そういう新聞記事がありましたように、やはり大型バスが出入りするということは、ちょっとよそのやっぱり大きなところの道の駅は、もっともっと観光バスが何台もとめられるようなスペースがあるし、ただ、我が町の場合は、やっぱりトイレを中心にして1台、2台となれば、あとは狭いような感じがしますので、具体的にこの観光バスの駐車場の拡大、とめられるスペース、どういうようなこれから改善方策を考えて進めていこうとしているのか、お聞かせ願いたいと思います。
町の答え 副町長
確かに、道の駅、ハード面ではやはり一番問題になるのは駐車場の問題だというふうに認識しております。ただ、最初に建てた当時というのは、ただ、あの場所というのは片方は民地でありますし、もう片方につきましては町のセンターが建ってしまっているという現状にございます。センターを建てたときには、道路向かいの、国道向かいのほうにも建てようかなという計画もあったんですけれども、なかなか土地所有者との折り合いがつきませんで、今の場所に建てている状況にございます。当時も物産スペースはあったんですけれども、たしか平成10年ごろだったと思いますけれども、あれだけスペース、駐車場があれば十分なのかなと。新幹線効果というのもありましたけれども、その当時の判断としては、なかなかここまで駐車する人、寄る人が拡大するという判断ができなかった。当然費用、その当時の費用対効果もありますので、そういうふうに判断して今の現状にあるわけでございます。ただ、実際は、きのうあたりでも、平日はともかくとして、土日であれば結構混む状態。ただ、残念ながら、冬場というのはなかなか確保できないんですけれども、夏場であればかなり混む状態にあるということでございます。がしかし、何分、先ほど言ったとおり、民地とセンターということで、センター側を延ばすとすれば、あれをどこかに引き家する。あるいは民地であれば、それを買い取って駐車場を共通のものにするというような方策をとっていかなければ広がらない場所ということでございますので、多少早急にやりたいという気持ちはございますが、相手があることということもございます。それと、もう一つ、ソフト面では、やはり議員おっしゃられるとおり、今年の冬、加藤先生に酷評、褒められるのかなと思ったら酷評されたわけでございまして、その酷評された先生を一番に指導してもらうのが一番いい方法なのかなということで、農林商工課長のほうから加藤先生のほうにアポイントをとって、地方創生の中でいろいろ御指導いただくという予定になっておりますので、徐々にソフト面、接客も含めたソフト面を向上は図られるのかなというふうに思っております。
議員の質問 山崎
8月28日に北海道新聞に、観光協会の事務局長、尾山浩崇さんが載っておりまして、この中で、先ほども言いましたが、今年1月に国土交通省が選定する重点道の駅に選ばれたということであります。これに選ばれますと、国の交付金を優先的に受けられるようになるという、そういうことのようでありますが、そこで、17年度以降に物販スペースを初め大型バスの駐車場をさらに拡充をしますと、こういうような形で新聞に載っておりましたので、今、副町長言うには、右も左もどうもならないということのお話でありますが、どうですか、駐車場を拡大するというのはいい方策というのはないんですか。やはり、こぞって今車で移動でありますから、駐車場も広げないと、やっぱり人はなかなかそこに寄ってこられないというふうに私は思っています。そういうことで、何とか方策としてはいい方法がないのかなと思ったりもしているんですが、ありませんか。
町の答え 町長
今、道の駅、これが重点、国の指定を受けました。北海道で2つの重点道の駅ということで、国のほうでも大変、どういう方向に展開していくのか、そして、これからの道の駅をどういう位置づけにしていくのかということの、大変国のほう自体も興味を持っております。この進みにつきましては、私どもは、今課長のほうから説明しましたように、とにかく道の駅というものは、その地域にある特徴のある道の駅でなければ人が立ち寄らない、こういうのが原則であります。その中で、先ほどからお話があります加藤肇子さんの御指摘、これは接遇の面であります。お客さんに対する接遇の面が非常によくない、こういう御指摘であります。これは従来から私も感じておりました。もともとはあそこを拡張する際には、考え方としては、私は観光協会でこれからどんどん大きくしていっても、いうなれば問題が残るであろうと。したがって、私どもの会社が直接入って、接遇から販売まで全ての仕入れまで、全てのものをあの位置に確保しながらやろうか、こういう考え方の中で、実は大改修をしたわけであります。昨年、もうちょっと会社のほうから支配人を派遣しましたけれども、ろくなことになりませんで、ちょっとそれも私諦めが半分入ったわけであります。そういう進みの中で、これからどんどん道の駅を拡充しながら、そしていい方向に持っていくとすれば、今の体制では問題ありますよという指摘でありますから、これをいち早く改善していかなければいけない、こういうふうに思います。道の駅、今指摘されていることは、特に駐車場が少ない。そして、この駐車場に入るのも、国道側はあれだけ私どもに協力してもらって車が入りやすいような国道に改善してもらった、こういう経緯もあるわけですから、もっともっとあそこには町外の方々がどんどん入っていただくような、そういう誘導もしなければいけないと、そのための拡充というものをやはり大きく考えて、この国の指定事業で進めていきたいと、こういうのが私の考え方であります。ですから、今、いずれにしても、この拡充につきましては積極的に取り組みたい、こういうふうに思っております。あのエリアを道の駅からレクの森まで全てを包括したエリアにして、これが道の駅であるという、車で来た方々は革靴でも道の駅からレクの森へ入っていける、こういうふうないろいろな利便性のある道路を設置しながら、あのエリアを魅力あるものにして、ぜひ行ってみたい、こういうふうな場所にしたい、こういうふうに思います。ただ問題は、それだけでは、じゃ、人が来るかということになりますから、やはり、今あるあのエリアの中では、人をどう呼び込む材料をつくるか、これがまず第一ポイントになります。その第一ポイントには、例えばあのエリアの中に、1つ厚沢部町には大変昆虫が多いですから、昆虫館みたいなものをつくって、子供と親を引っ張り込むとか、こういうふうないろいろな手段が、そういうものをこれからセットをしながら、そしてどんどん人を呼び込むと、こういうふうなことが肝心だろうと思います。実はきのう、青森の田子町から町長初め議員さん、それから関係者が8人ほど参りました。午後から私どもと協議をしながら、最後は道の駅に立ち寄っていただいて、1日100万円平均すると売り上げるこの施設には驚いたと。今、田子町も道の駅を検討しているんだそうです。そういう中で、年間1億円売るここの施設については、大変このシステムを勉強したいというふうなことできのう見て帰りました。そういう中で、やはり我々日常見ているものは、漫然としてどう変わった、どう変化しているかということを気づかないのが通常であります。ですから、他町から来た人が、おっ、こういうふうに変わった、ああいうふうに変わった、いやこれはどこにもない、これはすごいことだというふうな、そういうメニューの中でこれから整備していきたいと、こういうふうに思っております。いずれにしても、今年この重点道の駅に指定されましたので、捨てておくわけにはいきません。これについては、国の省庁は全ての省庁が協力するというふうになっておりますから、国交省であれ、厚生省であれ、文科省であれ、どこでもが協力してくれると、こういうふうな指定でありますから、そういうものを有効に活用しながら、そして早いうちに整備をしたいと、こういうふうに考えております。
議員の質問 山崎
いよいよこの加藤先生のお話に入りたいと思いますが、課長なり副町長、加藤先生は3月11日に来町されまして、いろいろ私も講演を聞きました。大変厳しくお話しするし、物の見方も厳しいようでありました。この方があっさぶ道の駅に出向いて、今後のアドバイスとして残されたコメントが、一言でまとめるなら、ぐちゃぐちゃな店ですという。そして帰っていったみたいですよね。このぐちゃぐちゃな店とはどういう意味なのか、やっぱりそれは専門家が見ればわかるんだろうと。例えば、さっき町長が言ったみたいに、接客の仕方だとかいろいろなことだろうと思うんです。そういうのを一歩一歩やっぱり直していってもらわないと、やっぱり多くのお客様を迎えられる施設にはならないというふうに私は思います。そういうことで、今後とも加藤先生にまた来ていただいて、いろいろな御指導をいただくということでありますので、大変いい方法を選んでくれたなと思っています。やはり我々も厚沢部町の農産物たくさんあると思いますが、それを買っていただくことによって、その人がリピーターになって、もっとまた厚沢部町のものを求めたいという、そういう循環がされるわけでありますから、そういう意味で、ひとつ観光施設としてこれから大いに力をつけて、道の駅というものを羽ばたいてほしいなと、そんな気持ちを持っています。そのためにも、やはり町長はトップになっていろいろな汗を流してほしいなというふうに思っています。私どもはこのたび札幌の議員の研修会に行ってきまして、大変強行でありますけれども、十勝まで行ってきました。その中で、十勝の中札内村という、今話題になっている40億円をかけた第二の枝豆の施設をつくった組合長がいまして、早速行って、そこで快く迎えていただきました。一番感動したのは、そこにいる職員なり、そこで働いている人らの姿勢です。行ったら皆さん挨拶をしてくれました。そこにいるパートの奥さん方も、こんにちはと皆さん愛想よくやってくれました。そんな人づくりというのが将来やっぱり大きく産業を伸ばしていくんだと、私は感心をしてきたわけであります。ぜひそういうことで、これから道の駅は多面的に、多くの皆さん方が出入りする場所であります。そういうことで、厚沢部町の産物を紹介して買ってもらう、そして拡大をしていくためにも、やはり道の駅というものは一つの観光スポットとして大いに力を入れるべきだと思いますので、よろしくお願いを申し上げて質問を終わりたいと思います。町長、何かありますか。
町の答え 町長
ありません。
議員の質問 山崎
ありませんか。そうしたら、どうもありがとうございました。これで終わります。