せたな町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月17日
サケ、イカ、ホタテなどの不漁対策とウニ等の振興策について
- 聞いた人
- 菅原義幸 議員
- 答えた人
- 町長 河原泰平
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 菅原義幸
それではサケ、イカ、ホタテなどの不漁対策とウニ等の振興策について町長にお尋ねをいたします。質問に入る前に申し上げておきますが、この質問を組み立てるにあたりまして、私は過日ひやま漁協瀬棚支所に組合として作成した公式の集計表を資料として提出を求めました。その資料11月30日現在の統計に基づいて一般質問を組み立てております。昨日の河原町長の行政報告のデータと若干違う点がございますが、私は自分の調べた資料を基にして質問させていただきますので、その点のご了解をあらかじめ求めておきたいと思います。質問いたします。①11月30日現在の令和7年度ひやま漁協水産統計によりますと瀬棚、大成両支所ともにサケ、イカ、ホタテの落ち込みが顕著であり、総水揚げ額は瀬棚支所が3億2,145万円で前年度比3,220万円の減、大成支所が1億7,647万円で前年度比1,535万円の減、大成支所は管外に上げた水揚げ額は除いております。となっております。こうした事態をどう思うかお尋ねをいたします。②イカは前年度比で瀬棚5,190万円の減、大成1,543万円の減、ホタテは前年度比で瀬棚427万円の減、大成52万円の減であり、サケの水揚げ額は不漁年の昨年度をさらに下回り瀬棚6,087万円、大成244万円に留まっております。こえら不漁対策に関する町長の対応策をお尋ねいたします。③ウニは瀬棚1億7,293万円で前年度比1,929万円増であり、大成3,843万円、前年度比804万円の減と言う数字で安定しているが、町のさらなる振興策をお尋ねしたいと思います。以上であります。
町の答え 町長 河原泰平
それでは菅原議員の5問目の質問にお答えいたします。1点目の近年のせたな町内での水揚げ高の減少状況についてでございますが、サケにつきましては令和5年度、ホタテにつきましては令和6年度から、イカにつきましては令和7年度から不漁となっておりまして、水産業の水揚げの推移に対しまして私も危機感を感じているところであります。次に2点目の不漁対策に関する対応策については、今後も水揚の推移に注視し関係機関や漁協、漁業者からの情報をもとに漁獲共済の補償状況を確認しつつ不漁対策ではなく必要があれば物価高騰対策を総合的に検討していきたいと考えております。また根付資源や回遊資源が減少している中で、この現状を少しでも好転させるためには新たな魚種への取り組みに加え作り育て売る漁業への取り組みを現行事業を活用して支援していきたいと考えております。次に3点目のご質問にお答えします。ウニに関する振興策につきましては、藻場の造成事業のほかウニ資源増殖事業補助金を活用していただき、未利用ウニの深浅移植を今後も継続していただくことでウニの漁獲の安定を図って作り育てる漁業の一角を進めていきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 11番 菅原義幸
再質問いたします。率直に言いますと物足りないです答弁としては。大丈夫かなと思います。まず申し上げておきたいのは、せたなの漁業が極めて深刻な現状にあります。これ危機です。データを一つ紹介しておきますが瀬棚支所に限ったデータになりますけれども、実は合併した令和17年度支所全体で水揚げがいくらあったかといいますと8億6,000万円なんです。四捨五入して言います8億6,000万、それ翌年18年はいくらかといいますと9億5,000万なんです。その後減りまして19年は5億9,000万、20年は5億6,000万というふうになってます。ところが今3億円台でしょう。前々年度はサケが6億上がりましたからサケだけで、これは非常に喜んでおりましたが、その後2年連続で不漁なんですサケも。極めて深刻な状況だということを改めて認識する必要が行政としても議会としてもあるだろうというふうに思います。一言で言いますと浜に活力がなくなると町全体の活力に決定的な影響を及ぼすというのが旧瀬棚町でも、旧大成町久遠でもこれまでの歴史でありますから、そこに注目をして相当程度の強力なてこ入れ対策を今行政としてする必要があるというふうに考えるわけであります。そこで②に移ります。まずイカのほうなんですが、今年度、瀬棚支所で言いますと実際に出たのは1艘(そう)だけなんです。そのほかの船は操業しておりません。その1艘(そう)も極めて限られた水揚げです。100万未満だと思います。支所全体で300万と言いますが、これは函館からの外来船も来て揚げた水揚げが入ってるんです300万の中には。地元船は1艘(そう)で50万前後かと思います私の推定では。だから壊滅といっていいんです。このことをしっかり認識しておいていただきたいと思います。具体的に関係者に伺いますとドラムこれは200リットルでありますが、1本で以前リッター70円で1万4,000から5,000円という状態であったのが、直近ではリッターあたり115円、単純に足しますと2万3,000円という状況なんです。燃料代の高騰というのが決定的に操業に影響を受けてるんです。だから夜出ていくということはしてないわけです。明々とした電気を焚くとなれば相当の燃費必要ですから。昼間だけだと。昼間だけだということであれば、茂津多の先まで行って帰ってきてもドラム缶これは1本で済めばいいと。だけど夜行くとなると2本は焚かなきゃいけないということで夜はやりませんって言ってます。そういうことも含めて質量そのものを抑えてしまうという状況でありますから、漁業者はこの燃料代の補助というのを考えてほしいというふうに言っております。これ検討してみてください。さっき町長は支援策打たなきゃならんということをおっしゃってるわけですから、これは具体的にどうするのか、担当課にも提起をしてどのような支援策を打ち出すのか。これきっちり答えをいただきたいと思うんです。それで検討するという意思がおありかどうか、全く検討しないよ。そういうものについては支援の対象じゃないよというふうにお考えなのか、再質問で明快な答弁を頂戴したいというふうに思います。まず再質問としてはそこにとどめておきます。それからサケです。サケも深刻なんです。今年、昨年というふうに不漁になってますから。去年は7カ統あったものが今年6カ統です。太櫓の方は辞めたということです。なぜならば定置で被害を受けましたから。仮に新規で投資をしたとしても、このサケの不漁の状況であれば投資した元金が改修できるかどうかわからないと。それよりも別にて難い魚種で展開したほうが賢明だという判断で、これは今年操業しませんでした。結局6カ統なんです。6カ統の方が現状どうなってるかって言いますと、来年に向けて共済金が出るから何とか今年度の不漁については乗り越えることは可能だというそういう見通しは立てたようであります。しかし問題は来年度以降なんです。一つは来年度以降もサケの見通しはなかなか厳しいというのが専門家、同機関含めての見解であります。見通しが暗いんです。それに加えて共済金掛金の問題があります。共済基金掛金は今年度の場合、一部積立金も入っておりますが1稼働で370万円であります。6カ統ありますから6カ統全部が入りませんと瀬棚支所の場合、共済の発動対象にならないわけです。1カ統でも落ちれば救われません。そういう状況でありますからまずそのことを町長にはご理解願いたいと思うんです。その上で今年この370万円のものが上がるって言っているようです。関係者の話によりますと。ところが共済掛金が上がるにもかかわらず、実際の共済の支給金額というのは、ずっと下回ることになるだろうと言われてるんです。この最低のセーフティーラインがそういう状況になってきてるということについて不安があるとなれば、私は新たな脱落者っていうと大変失礼な言い方になりますから、操業に入らない方が出てくるのかなということを心配しております。それは一つは高齢化が進んでるんです。年齢非常に高いんです。若い方が総体的に少なくなっているということも含めて、わかりやすい言葉で言うと俺は体も不自由だし、もうそろそろいいじゃということが進んでいきますと、6カ統が5カ統になり、5カ統が4カ統になるということも考えられると思います。そこで町長申し上げておきますが、瀬棚のサケ定置は檜山管内では大体7割から8割の水揚げ占めてるんです。大きいんですせたな町は、もともと海中飼育というのは50年ほど前から瀬棚漁協が先進的に取り組んでおりまして、海中飼育でもって上ノ国であるとか、あるいは奥尻町にも普及させていったという経過がありますからこの取り組みがまずあるわけです。その上に昨日町長の答弁されておりましたように脱ダム、要するに魚の上る川にするという漁業者、釣り愛好会含めた地域ぐるみの河川整備の問題、脱ダムの問題です。取り組んできた等々も含めて瀬棚のサケ定置の収穫量というのは、量でも金額でも8割方占めております。この瀬棚がどんどん後退していくとなれば檜山全体のサケ定置漁っていうのが非常に厳しくなってくるという位置づけにあることを考えておいていただきたいと思うんです。そこで話が回りくどくなりましたが、来年度ぜひ共済掛金に対する支援というものを検討してみてほしいと思うんです。この経過についても経過があるんです。実は4年前の町長選挙のときに当時現職町長でありました高橋町長が瀬棚支所定置部会の部会長が経営しているお店に行って共済掛金今度は援助するよということを明確に言ったにもかかわらず、その後町長はひっくり返したんです、そんなこと言ってないと、全面ひっくり返したんです。だから定置部会で町長が応援してくれるっていうなら入ろうやということになって全員入ったのが、結局、町長にだまされたということになるんでしょう、約束を守ってくれないよということになって相当のショックを受けてるといういう現実があるんです。これはこのネット中継、議会中継、漁業関係者見てますから私は嘘言いませんから。それで大きな問題になったことがあるんです。じゃもう辞めちゃうかとそんなんなら。しかし止めてしまうと不漁になったときに救済措置がとられないからということで皆さん頑張って高い掛金ではあるけれども全員加盟するというふうにしてきたという経過があるんです。そういたしますと共済掛金みんな頑張ってかけることが命綱になるとすれば、せめてそこについては町長にも考えておいていただいて決して間違いではないんじゃないかと思います。もう一つ別の側面から取り上げておきたいと思うんです。サケ定置漁というのは初期投資が莫大なんです。何千万単位なんです。生簀1ついくら、2つにするといくら、3つにするいくらだと。そういう規模じゃないです。何千万単位ですから大きければ、特に瀬棚は他地域の定置と違って大型なんです全て。熊石なんかは極めて小ぶりの定置2つということなんだそうですが規模違いますから。投資額も大きいんです。大きいかわりに水揚げ高も大きいという関係にあります。それでこれは話少し古くなりますが触れざるを得ないので触れておきます。令和2年のサケ定置のときの時化で破壊された定置網が総額で1億いうレベルに達しました。そのときに定置部会で最初副町長交渉やったんです。副町長は真剣に耳を傾けて希望どおりといかないかもしれないけれども可能な限り頑張ってみたいということを言いました。金額は一切言いません。率も一切言いませんでした。私も交渉に出ました。交渉が終わってから非公式で3割ぐらいは考えてみたいと思ってるんだけども、町長が何て言うだろうかということが副町長交渉の段階の到達点だったんです。そのちょうど1カ月後に町長交渉やりましたらゼロ回答だったんです。これ何遍も議会で取り上げてるから河原町長も耳に入ってるかと思いますが、自己責任だと。何であんたら共済に入らないんだと。定置業者だけ特別扱いにするわけにいかんと、漁業者でも何でもみんな共済に入って自己防衛策とってるんだから、びた一文出さなかったんです。今でもそのことはせたな町の定置業者に深い行政に対する不信感と傷痕を残しております。今度町長が新しく変わるんで今度の町長はそういうことないだろうということで期待が大きいんです。漁業者も応援した方がたくさんいると思います。そういう過去の苦いいうに癒えない傷痕を残しているだけに河原町長に対する期待、信頼これは大きいものがあるんです。これぜひ答えてもらいたいと思います。私は行政が見守ってくれてるよということになりますとモチベーションが違うと思うんです。そうかと応援してくれてるのかということになります。6億も水揚げがありますと当然徴税にも跳ね返るわけですから町としても恩恵を被るわけです。それからふるさと納税で前々年度4億行きましたでしょ。去年は2億です。今年はどうなるかっていうことなんですけれどもイクラなんですやっぱり人気商品は、商材なんです。ふるさと納税の目玉がなければ、ふるさと納税も伸びませんから。このときの主力商品は間違いなくイクラなんです。サケ不漁になってイクラも出荷できなくなったということの結果半減したでしょふるさと納税。そういうことを考えますと行政の支援があっても決して私は間違いじゃないと思うんです。そこでもう一つ話を前に進めますが、新チャレンジ制度、これで生産性向上制度の助成金スタートしましたが、個人で投資する場合は100万円限度、集団で要するに組で投資する場合は200万の限度という制度なんです。集団で200万というのは少な過ぎると思います。前の町長にも言いましたが上ノ国は500万なんです。せたなも500万に引き上げたらどうだって言いましたら上ノ国は上ノ国だと、せたなはせたなだとそんなことできるかって言ってこれも蹴っ飛ばしたんです。上ノ国の定置網の規模より大きいんですせたなは。被害を受けたときには回復しなければならない投資額がより大きくなるんです。そういうことを考えたときに限度額を500万に引き上げて私は一向に問題ないと思います。そういう決断をなぜできないのかということで随分前町長とは議論しましたが、ぜひこの組で行う場合の補助金助成額の限度額を500万に引き上げてください。町長が決断すればできることなんですから。私はこの機会にぜひきっちり答弁を頂戴したいと思うんです。次に進めます。ホタテです。ホタテも厳しい数字です。ちょっと私のほうで得てる水揚げの金額言っときますか。町のほうでも資料出してますよね。私のほうで入手している今年度の水揚げ金額言っておきます。ホタテは瀬棚で336万2,500円です。大成で99万9,300円です。前年度より瀬棚支所で427万の落ち込み、大成支所で51万8,000の落ち込みというふうになってるんです。この落ち込みも大変なんですが、もっと大変なことが2つあります。1つは稚貝の単価の高騰が倍以上になってるんです調べますと。稚貝1枚これは4円だったそうです。ところが今週9円に上がりました。倍以上です。高く払って確保できるならまだいいんですが入手先がないっていうんです。売ってくれるところがないっていうんです。じゃどうするんだって言いましたら、売ってくれるところの漁業者のところに出役で、手助けで何日も夏場通うんだそうです。地名は言いません。相当北のほうで遠いところです。何回も手伝いに行って帰ってくるわけです。労力奉仕です、漁業者自身が。そうして手伝って労力奉仕をして信用を勝ち取って、初めて稚貝を卸してもらえる状況だというんです。だから単に1枚9円だということだけではなくて分けてもらうための前提になる手間暇労力ものすごいものがあります。ここは行政もきちんと調査しそういう実態だということが把握できるのであればしていただいて、応分の助成措置をぜひ講じてもらいたいというふうに思います。これは生産者の生の声ですから議会で出しますよと、町長に届けますよってのはぜひ届けてほしいと。前の町長は聞いてくれなかったけども、今の町長ならわかってもらえるはずだからネット中継見ますからと、こういう話ですからしっかりこれも答えてください。それで町長がどういう対応していただけるかということを私は注文したいと、着目したいと思います。それでせたなブランドという言葉は先ほど使っておりましたが、太櫓のホタテは専門家、あるいは道関係、檜山振興局関係者も評判いいんです。なぜかって言いますと身が締まってて特に貝柱も非常に質が高いという評価です。それは生産者も誇りを持ってるわけです。道東なんかも相当大量の桁違いの水揚げありますけれども、実質的には劣らないすばらしいものだということでありますから、これはこれで着目注目をしていただきたいと思うんです。関係者の中には稚貝養殖をやることにしようかという動きもあるようですから、そこは担当課もよく生産者の希望を聞いて、そういう動きがあるのであればトラウトサーモンの試験操業も大事ですし、私は予算付けに反対したこと1回もありません。ホタテのそうした取り組みにも町としては本腰を入れた支援策を考えるようにしていただきたいというふうに思います。少し長くなりましたから3つ目のほうに行きます。ウニです。ウニは1番安定してるんです。1億7,000万です。瀬棚支所は。大成も3,800万ですか。このウニは町として大いに力を入れる必要があると思います。瀬棚支所の方面からは大成の種苗センター廃止にして始末してしまうくらいならウニの種苗生産中間育成施設こういうことで利活用できないかという生の声を私は頂戴しております。ですから桝田議員昨日おっしゃってましたけれども、単純に廃止するということではなくて利活用するという方向でぜひこの問題も検討してみてほしいと思うんです。ウニの問題言いましたら高橋町長はウニが繁茂すれば海藻食べられて磯焼けになるそういう心配もあるんだと言いましたけども、これはそういう受け身の話ではないと思います。磯焼け対策やればいいじゃないですか。これセットでやればいいだけの話なんです。私が提案しておりますのは藻場造成の一環ということになりますけれども、中歌港でやっている海中造林です。これをやればいいんです。これは昆布ということになりますけれども、そっから出る胞子が近くの浜にも活着して繁茂する大きなきっかけになりますから、これは海中造林ぜひやってください。当時の町長は全国的に調べてみたらどうも評判よくなくてあんまり進んでないみたいなこと言ってますが、そんなことありませんから。漁業者もこれはやってみてもらいたいと。ぜひ議会で言ってくれという話になってますから、漁港には漁船以外いないんですよ瀬棚各漁港は。利活用したらいいでしょう。漁港全体がウニの養殖場になったっていいじゃないですか。船の出入りのない言わば半ば役目を終えた漁港になっているところがたくさんあるわけですから、そうした点にも視野を広げて藻場造成と種苗育成、当然、町長おっしゃってましたように深浅移植必要です。沖から浅いところに持ってくると。それから瀬棚区は南北移植もやってるんです。南北移植ということは北側が比較的獲れるんだけれども、北島歌側です。しかし高齢化していて人も減っているために獲りきれていないという状況があるということなんです。ですから北側のウニを南側のほうに移植する、いわゆる水平色というやつです。もやってます。種苗を買ってきて放流するということもやってますが、種苗生産中間育成施設、これを具体的に河原町長時代に手を着けてみてはいかがかと思います。このウニは初期投資があまり要らないんです操業する上で。どういうことかって言いますと、磯船と覗く眼鏡、極端な話それだけ整っていれば年齢に関係なく相当程度の高齢の方でもできるわけですから、しかも高値で安定してるんです。需要が大きいんです。安定して1億から1億5,000万、2億っていうことになりますと、サケ定置の安定性よりもずっとはるかに安定してるんです。そういうことに着目をして、このウニの振興策についてもしかるべく力をかけていただきたいというふうに思います。再質問のついでに最後に申し上げておきますが金がないということをよく高橋町長言いました。ぜんこねえんだと、私はあると思います。今現在4億7,000万円という産業振興基金あるじゃありませんか。かって7億円くらいまで積み立てていたと思います私の記憶では。何をやったかって言いますと北檜山農協と新函館農協合併したときにそっから1億4,000万事務所を新しくする予算、ただそのためにだけに1億4,000万突っ込んだんですから、ある農業者言ってましたよ。農協の事務所が立派になったからといって俺たちの農業収穫が上がるわけでないんだと。それであれば新チャレンジ制度きっちり行き届くようにやってもらいたいと。新チャレンジ制度で補助金を受けて機械導入すれば生産性向上するでしょうと。要するにそういうことなんです。ないないと言いながらも無駄な使い方、無駄というと1面的かもしれませんが、より効率的な使い方をすべきだと思うんです。1億4,000万きっちり農業現場支援に打ってたとすれば相当の効果が上がったと思います。今でも4億7,000万の産業振興基金あるんですから、町長おそらくトラウトサーモンも何らかの救済策をしなければいけないと、これ当然考えているんだろうと思うんです。昨日の行政報告のトーンからいきますと。公平に扱ってあげてくださいサケもイカもホタテもウニも、そのことによって今の危機的な漁業全体が救済されるとすれば、私は漁業関係者の皆さんも町民も納得するだろうというふうに思うんです。再質問すごく少し長くなりましたが、町長あんまり長く答弁しなくてもいいですから、イエスかノーかくらいで明快な答弁を求めたいと思います。以上であります。
町の答え 町長 河原泰平
菅原議員の再質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり浜の活力が減りますと町の活力これは減る、私もそう思います。もちろん浜だけでなく例えば農業基盤である山の活力、それも落ちると当然この町は沈没してしまう。それは議員のおっしゃるとおりだと思います。それでイカさんさんたる状況ではございます。確かに現在、燃油の高騰、今下がってきてますけど当時は相当大変だったと私も推察しております。イカに限らず実は漁協からも要望が来ておりますので燃油対策については打っていきたい、そう考えております。その検討をさせていただきたいということでございます。続いてサケの共済でございますが、確かに今後の漁獲量等好転していけばいいところでございますが予測はあまり芳しくないそういうお話もあります。今のところ漁協からは特に支援の要請は来ておりませんが、共済となりますとサケだけでなく各種魚種並びにまた農業や商工業のほうもそういう共済保険かけていらっしゃいます。その辺のバランスもありますので、ここの部分はちょっと慎重に検討させていただきたいと思います。ホタテにつきましては、近年、斃死の問題も含めましてなかなか厳しい状況とは聞いております。種苗の確保のほうも産地のほうで種苗の生産がままなっていないという話も聞き、種苗についての自主的な取り組みをされている業者もいるというふうに伺っております。その辺も勘案しまして種苗の例えば種子採取などの関係も関係機関、漁協や水産指導普及所等、意見を聞きながらどういった展開が今後ホタテの生産に対して必要なのか、それについて情報収集するとともに、どうやって伸ばしていくかを関係機関とともに検討してまいりたいと考えております。最後にウニの関係でございますが、種苗センターの話、また海中造林のお話をいただきました。私としては、まず深浅並びに南北水平移植、これによって現在もウニの漁獲は伸びていると。それに加えまして議員もおっしゃられたとおり河川における砂防並びに治山ダムの水位とかの効果も上げているということは私も感じているところでございます。まずその部分の支援をしつつ海中造林については、私もまだまだ研究が足りない部分もありますし、これについては関係機関ともよく協議して藻場の形成、スリットダムだけではなく現行の藻場造成だけではなくそういった仕組みも検討してまいりたいと考えております。種苗センターについては、もともとウニに向けての施設ではございませんので改造が必要ということを伺っておりますので、その辺も踏まえて今後のことを検討してまいりたいと思います。以上でございます。
議員の再々質問 11番 菅原義幸
再質問大分長くやりましたから再々質問簡単に言っておきます。町長、一般論で片づけないでください。検討しますと言えばそれで答えは出るわけですが、やらないのも検討のうちなんですから。だから一般論で済ませないで期限を決めてやる前提で具体化するということをしっかりおっしゃっていただきたいと思います。共済の問題について申し上げておきます。ぜひ他の共済ともバランスのとれる判断はしてみてください。中身をいろいろ調べるとやっぱり漁業共済というのは独特の仕組みで適応条件というのが極めて不利な状況に置かれているということもありますから加入率がすごく悪い保険なんです。そこに無理をして入らざるを得ないという独特のハンデがありますから、そこも加味をして万が一の生命線しっかり守るということに対してバランスのある支援策を考えていただきたいというふうに思います。サケ漁がもし全面撤退ということになりますとトラウトサーモン久遠漁協でやってるだけでは全くカバーできませんから。規模が全く違うんです。量が全く違うんですということを考えてみてください。トラウトサーモンに投入した町の助成金、道も一部含められておりますが、絶対の金額、数値よりもサケ定置の被害に対して過去、救済した被害金額極めて昨年度分を除けば少ないところかゼロだったんでほとんど。という不公平なことにならないように公平性のある対応をしていただきたいと思います。だから海中造林なんですが中歌港で実例があるわけですからきちんと調べれば結論出ます。一般論で各機関に相談をして、その結果どうでこうでって話じゃないです。実例あるんですから。それを調べてそれを普及するかどうかっていう決断を町長がすればそれで結論出ますから。いずれにしましても今再質問で提起したことについて遅くない時期にきっちりどれだけの支援をするんだという具体化された内容を新年度に向けて提示をしていただくように特に求めて再々質問を終わりたいと思います。
町の答え 町長 河原泰平
菅原議員の再々質問にお答えいたします。燃油については、現在進行形の話でございますから今年度中に結論を出して熟思する。サケ定置につきましては検討いたしますが、ちょっと私もその加入率等まだ勉強不足でございますので、そこは勉強した上、結論を出したいと思います。続きまして、そのほか海中造林についても私は申し訳ありません。中歌の状況を見ておりませんので、それも含めてホタテの種苗とかもそうなんですが、現行の水産物生産向上事業自体は8年度で終了しますが、こういった全体に関わる事業につきましてはきちっと協議をしながら水産振興考えてまいりたいと思います。私としては事業そういう大枠のせたな町を振興する漁業の振興につきましては9年度に向けて進めてまいりたいと考えております。もちろんできるものできないものとはありますが、ただ水産を今おっしゃられたことも含めまして関係機関と協議しながら盛り上げていく、そういう形を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の再々質問 11番 菅原義幸
再々答弁の中身の確認の問題で一つやらせてもらえませんか。
議員の再々質問 11番 菅原義幸
今、令和9年度に向けてっておっしゃいました。私の聞き間違いですか。私は新年度からという前提でお尋ねしてるんです。今提起した諸政策について全部令和9年度まで先送りされたんでは浜もちません。全て令和8年度からやれとは言いません。しかし可能なものは新年度予算に計上するという方向で真剣に取り組むという答弁内容に修正してください。これは曖昧な一般的な抽象的な答弁だけで済ませていい問題ではないですから、私が何回も言ってますように浜深刻なんです。いや農業や商業は深刻でないとは言いません。そこはそこなりにそれぞれ特徴を持った深刻さがありますが、漁業が漁業としての独特の深刻な局面だということを町長も認識していらっしゃるわけだから、来年はちょっと検討ゆっくりさせてもらって仮にやるとしたら再来年、いわゆる令和9年度だなと悠長な話ではないということなんです。私は令和9年度っていうふうに聞いたのが聞き間違いかなと。今、我が耳を疑っているわけですが新年度でできるものは速やかに予算化して満額要求してるわけではないんです。モチベーションが下がらないように行政の強力な支援があるぞというその温かい心を生産者に見せてあげてほしいということを言ってるんです。もう一遍再答弁求めたいと思います。
町の答え 町長 河原泰平
ご質問にお答えいたします。もちろんできるものは取り入れていきます。それは私もやっていかなければならないと思います。検討させていただきますということです。