森町議会 平成26年第1回 3月会議 2014年3月6日
町政への基本的考え方について
- 聞いた人
- 堀合哲哉 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造、保健福祉課長 山田仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 堀合哲哉
質問に入る前に、本当は私はきのう一般質問をさせていただくという状況下にあったと思うのでございますけれども、体調不良になりまして、今日けさ一番に一般質問をさせていただくことになりました。この議長を初め議員の皆さんの配慮に心より感謝を申し上げたいと思いますし、理事者におかれましては多忙中のところ今日に延びたということもございますので、ひとつ心よりおわびを申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。いつもの調子の声は出ないかもしれませんが、朝一でございますので、ひとつよろしく。ぜひ血液が余り多く流れないように努力したいと思いますので、お願いいたします。1番目、介護保険制度でございます。今国会に政府が提出しております地域医療、介護総合確保推進法案は、平成27年度から特別養護老人ホームに入所者を要介護3以上に限定し、入所者への住宅費、食費の補助も縮小し、一定以上の所得がある場合は利用料の自己負担を1割から2割に引き上げ、さらに軽度者の訪問、通所介護を自治体の事業に移し、ボランティアの活用を進める内容となっております。また、65歳以上の介護保険料は3年ごとに見直され、来年3月までに各自治体で決定することになりますが、今後ますます保険料負担が重くなり、介護サービスは減らされ、利用できない制度になり、自治体間格差が広がることが危惧されております。森町としての今後の対応についてお聞きしたいと思います。以上です。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
堀合議員のご質問にお答えいたします。本年4月からの消費税3%増税分は、年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための経費に充てられると期待したところですが、その多くが基礎年金国庫負担分に充てられようとしております。また、国は昨年8月の社会保障制度改革国民会議報告書を経て、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案を10月に閣議決定しました。議員ご承知のとおり、2025年に向けて社会保障制度改革が具体化し、既存の制度の改革と再編が進められています。特別養護老人ホームへの入所については、既入所者を省き原則特養への新規入所者を要介護度3以上の高齢者に限定し、在宅での生活が困難な中重度の要介護者を支える施設としての機能に重点化を置く見直しを検討しています。また、居住費、食費の自己負担割合については予定される改正の経緯、経過を勘案しつつ、その都度検討が必要となると考えております。現在社福減免制度(社会福祉法人等による利用者負担額軽減制度)を利用し、居住費、食費の自己負担軽減を受けて入所している方もおります。軽度者の訪問、通所介護を自治体の事業に移し、ボランティアの活用を進める内容については、当初要介護者向けの介護保険サービスを廃止し、市町村の事業に全面的に移すとの方針は撤回したものの、本年1月21日に開催されました全国厚生労働関係部局長会議では、介護予防給付については市町村が地域の実情に応じ住民主体の取り組みを含めた多様な主体による柔軟な取り組みにより、効果的かつ効率的にサービスを提供できるよう平成29年度末までに地域支援事業の形式に見直す説明を行っています。全国一律のサービスの種類、内容、運営基準、単価等によるものでなく、市町村の判断でボランティア、NPO、民間企業、社会福祉法人などの地域資源を効果的に活用するとしていますが、堀合議員ご指摘のとおり地域間、財政間格差が生じることが危惧され、保険制度創設趣旨から大きく後退したものと考えます。現時点では不明確な状況にありますが、サービスのあり方、国からの財政支援についてさまざまな機会を通じ発言してまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の再質問 9番 堀合哲哉
ありがとうございます。介護保険制度始まって、この保険制度というのは民間でやっている各種医療保険とかと性格違いまして、強制加入の保険なのです。40歳以上の国民からは保険料はいただきますよと。サービス利用は65歳以上が原則ということになっておりまして、今の国のやり方を見ておりますと、要するに保険者が全国一律サービスを提供するというのがうたい文句でございましたから、どこの地域に住んでいらっしゃってもサービスは同じように受けられますよと、これが出発だった。ところが、保険料にいたしましても地域の、あるいは自治体の状況、あるいは利用者数の利用度の問題等々ございまして、3年置きに見直されて保険料は上がるばかり。でも、今町長いろいろお話ししていただきましたけれども、何とサービスは国の責任から自治体の責任へと転嫁をする。町長も声を出していただけるというので、ぜひそれに期待を申し上げたいのでありますが、はっきり申し上げて一言で言うと、保険者である国が実は詐欺行為を犯す行為だと、私そのものだと思う。皆さん一般的に民間の保険に入っていると思うのですが、こんな保険料を上げますよと、サービスは落としますよという保険にいつまで、ずっと皆さんなら入っていらっしゃいますか。多分入らないと思います。私も入りません。ところが、これ強制で国でやるものだから、入るも入らないも有無を言わさずです。ですから、私は町長先ほどの答弁にあったように、消費税で社会保障に使うというのなら、ぜひここに力点を置いていただきたい。団塊の世代というのですが、実は私団塊の世代なのです。人口も多くなるというのは、これわかりますし、高齢化比率も上がることもわかる。でも、一旦始めた事業ですから、ぜひこれは続けなければいけません。そこで、要支援の部分です。要介護はわかるのですが、要支援の部分での通所介護、そこの部分が大幅に削られて、自治体の事業化されていかなければいけないということなのです。端的に言って自治体でできるのでしょうか。これはお聞きしておきたいと思います。要支援の部分の訪問介護、そして通所介護と。これが森町の自治体でできるのでしょうか。実は、これアンケート調査をやって、森町にも調査でお願いがあったと思うのですが、全国的にはできないと答えた自治体が3割あるのです。できると答えたのが十数%。ですから、本当にむちゃなことをまた自治体に押しつけてくるという内容でございますので、できるのか。それと、もう一つ、これ課長でも結構ですけれども、ボランティアの活用というのは、保険制度でありながら外して、さらにボランティアの活用というのが現実可能な対応なのだろうか。よく言われるのが今の現状って老老介護と言われています。そういう現状下にありながら、さらにボランティア。若い方は、現実にお仕事持っていますから、これボランティアでお願いするわけにはいかない。そうすると、どうしても高齢者が高齢者のボランティアをする形になる。これで果たしてできるのたろうか。もう一点聞きたいのは、事業所の問題なのです。事業所においても要支援で今通所介護というのは受け入れを行っております。これを行政の事業とされると、果たして事業所の経営まで入り込んできて、今現実一生懸命やってくださる事業所が潰れていく可能性だってある、やり方次第では。そうしますと、森町でいろいろな介護に対する要望も受け入れられない状況もつくり出されるのではないのか。ぜひこういう状況はありますので、この点について担当課長でも結構でございますので、ひとつお答えいただきたいなというふうに思います。以上です。
町の答え 保健福祉課長 山田仁(保健福祉課長は2016年3月まで)
私の答えれる部分でお答えしたいというふうに思います。まだ整合性をとったものではございませんが、議員ご指摘のとおり町長答弁にもございましたように、やはり訪問と通所の介護については仕事を担当している者からすればなぜこれだけというふうな部分がございます。そこの部分からすると、まず議員もお話ししておりましたが、制度の成り立ちからすると結果として町が訪問、通所の部分についても、支援の部分なのですが、そこの部分からするといろんな工夫をしながらしていかなければならないというふうな部分は考えてございます。ただ、金額的にどういうふうになっていくのか、利用度がどういうふうになっていくのかというのはもう少し精査する時間をいただきたいというふうに考えてございます。それから、2点目のボランティアの関係についてもさまざまな形でボランティアをしていただいている方もございます。そこの部分からすれば、議員がおっしゃるとおり非常に高齢化していて、ボランティアする方たちもというふうな、お年をとってきたよというふうな話でございます。私もそういうふうに思っています。ただ、国からすれば文言を見ますとシルバーの世代というか、少し元気な世代にそういうふうな形でいろんなかかわりの中でしてもらってはどうだというふうな話も出ているようでございます。それから、3点目につきましては、非常にそこの部分からすれば私どもも今どうだこうだというふうな部分はないのですが、サービスの単価の部分でやはり事業所がそういうふうな見直しをすれば、市町村がそういうふうな部分で設定するというふうになると、現在の単価を果たして維持していけるのか。逆に言えば単価が下がってしまうと、事業所が非常に厳しい場面も出てくるのではないかというふうな部分も出てきています。まだそこは全然どういうふうに進めていくというふうな話を現時点ではしてございませんので、その辺も踏まえて、やはり事業所のそういうふうな展開がなければ私どもも大変な部分でございますので、その辺も含めて検討してまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。
議員の再質問 9番 堀合哲哉
ごめんなさい。先ほど一緒に質問すればよかったのですが、新年度、暦上でいけば来年4月からまた介護保険というものが保険料のかかわりで見直しが出てきます。これ新年中、26年度中に見直すということなのですが、今の状況下で引き上げは可能なのかどうなのかということもあると思いますので、今から見通しといってもなかなかすぐこうですよということは今現実は答えられないと思いますが、今の介護保険の予算、決算を見せていただきながら、いわゆる65歳以上の保険料の引き上げというのは、引き上げをせざるを得ない状況にもう現在あるのかないのか、その辺のところをお聞かせいただきたいなと。そのときに町の繰り入れ部分、いわゆる数字上決まっているのですが、もう自治体として保険料を支払わなければサービスも受けられない状況でございますので、保険料を支払えないような額の設定はやっぱり基本的に避けながら、ぜひ検討をしていただきたいと思うのですが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
町の答え 保健福祉課長 山田仁(保健福祉課長は2016年3月まで)
前段で私のほうから若干話して、それから町長の答弁いただきたいというふうに思います。議員のお話のとおり、新年度1年をかけて保険料の部分を検討してまいりたいというふうに考えてございますが、ただいま先月から各事業所含めて3年間に向けたニーズの調査をしてございます。どういうふうな事業を展開したいというふうなことも含めて、その辺も精査し、それからやはり認知含めて、そういうふうな方たちも増えておりますので、その辺の3年間の推移等も検討したいというふうに考えてございます。あと、町長から答弁あったように、支援が例えば町村に移るというふうな部分の中で、財源の部分がまだどういうふうな形になっていくかというふうなものも含めて見えておりません。その辺も含めた中で1年間検討しながら進めてまいりたいと思います。あとは町長の答弁に。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
私からも追加でご答弁させていただきたいと思います。第6期の介護保険事業計画の策定の負担でございますけれども、もちろん個人の介護保険の保険料につきましては極力負担の増にならないように、これは取り組んでいきたいなと、そのように思っております。以上です。