福島町議会 令和元年度定例会9月第2回会議 2019年9月18日
道道岩部線の安全確保と岩部地区の活用の在り方について
- 聞いた人
- 小鹿昭義 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春、産業課長 川合力哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 小鹿昭義
道道岩部線の安全確保と岩部地区の活用の在り方について、町長に質問します。町が福島町まちづくり工房に委託している「岩部クルーズ」を利用する方々、また、岩部地域に住まわれている方々の道道(北海道管理)に対する安全の管理体制についてです。大雨になると道路が通行止めになります。この8月16日投票日も通行止めになりました。岩部地域の方々は、それらに慣れている事は事実です。私も最近、岩部地域に行って確認しております。しかし、それで良いのでしょうか。天候が悪くなると、当然クルーズも中止となります。予約された方々も残念でいると思います。しかし、雨天以外にもがけ崩れや急な天候の悪化によって崩落があった時、福島町の観光に対するイメージは根幹から崩れるのではないかと懸念いたします。今後、岩部地区を活用した移住・定住事業は、地域の方々の理解を得ながら進める事も町として検討されると思われます。以上の点から、福島町から岩部地域までの道路の安全確保と対策について、以前より法面工事等は行っているものの、完了するまでの時間とそれまでの対応を今後どの様に道に対して提案し要望していかれるのか伺いたいです。さらに、今後の観光資源としての岩部地域の活用の在り方等も併せてお聞きしたいです。
町の答え 町長 鳴海清春
小鹿議員のご質問に、お答えいたします。1点目の道道渡島福島停車場線の安全確保についてですが、町では、事業主体である北海道渡島総合振興局函館建設管理部に対して、毎年開催されております地域社会資本整備推進会議において、地域住民や当該路線利用者の安全・安心な通行の確保対策として、落石防止対策、道路護岸整備及び越波対策等の事業予算の確保並びに事業推進を要請するとともに、渡島総合開発期成会において、渡島管内懸案事項として要請活動を実施している状況にあります。また、北海道の関係部署と町で構成する岩部地区連絡調整会議において、情報を共有し共通認識に努めているところであります。なお、道道岩部渡島福島停車場線の整備に関しましては、現在、計画的に整備が進められておりますが、整備個所も多く多額の予算を伴うことから時間を要しているところであり、今後も引き続き安全確保に向けて、北海道に対し要請活動を継続してまいります。2点目の岩部地区の活用のあり方についてですが、本年6月から本格運航を開始した岩部クルーズは、道内はもとより道外各地から多くの方々が岩部の魅力を求めて訪れております。町では、当事業を契機として、岩部地区の魅力である海・川・山の資源を有効に活用し、子供や家族が自然と触れ合うことで、岩部の良さを知ってもらえるような、第二弾、第三弾の仕掛けが必要と考えており、今後、交流人口の増加に向けた総合的な計画を関係機関等と連携を図りながら、策定に向けた準備を進めてまいりたいと考えてございます。なお、当事業を進めるうえで、道道岩部渡島福島停車場線の安全確保は不可欠な要素であり、これらの実情を訴えながら、事業予算の確保に向けた要請活動を積極的に展開してまいります。また、要請にあたっては、町と議会が連携した要請活動についても検討してまいります。
議員の質問 8番 小鹿昭義
町長、整備の箇所の把握、整備のおおよその年数、工事の進捗状況、また、それに係る予算について、町民との情報共有も必要ではないかと考えます。そのことで、町民の方々も岩部地区に対して、特に観光意識も強くなり、今後の交流人口が一層岩部エリアに向けられるものと考えますが、いかがでしょうか。現時点での整備箇所の把握、整備総年数、工事の進捗状況は何パーセントか。また、それに係る予算などについて、教えていただきたいと思います。2つ目に、町長も今後、第二弾、第三弾のビジョンを検討されるとのことですが、福島町の総合的な観光という点から、連動性のあるものにしていかなくてはならないと感じます。例えば、食堂提供、オリジナルグッズの提供、歴史の情報提供などもありますが、これからの岩部地区での観光事業に対する町長のビジョンの一端をお聞きしたいと思います。それと同時に、青函トンネル記念館、横綱記念館、その他風光明媚なビュースポットなど、その連動性も含め、町全体の観光ビジョンについて、ご意見を伺いたいと思います。その考えをいただき、私の質問を終わりたいと思います。
町の答え 町長 鳴海清春
先ほど説明いたしましたとおり、事業主体がここについては道道となってございますので、北海道の方で事業管理をしてございます。毎年、事業報告なり事業説明は受けておりますけれども、現在、原課の方で詳細については捉えているようでございますので、そこについては後で報告をさせていただきたいと思ってございます。そして、2点目の全体的な観光ビジョンでありますけれども、所信の中でも少しお話をさせていただきましたけれども、これまで町としてしっかりとした観光に踏み込んだ施策は取っていないというのが私の認識であります。確かに青函トンネル記念館、横綱記念館という2つの目玉の施設はありますけれども、あれについては本来、顕彰施設として、青函トンネルについては北海道から譲り受けながら町が運営していると。横綱記念館については、2人の横綱の偉大な功績を後世に伝えていくという目的で、そういった中で今、横綱記念館であれば、九重部屋の夏合宿に来ていただいて、少しでも多くの方々に来ていただくと。ただ、やはりどうしても顕彰施設でありますので、一度施設を見ますと、リピーターとしては現状としては少ないです。私、横綱記念館、当初、千代の富士と同級生の関係もありまして、当時の町長から、お前担当せということで言われました。当時は確か10万人を超える入込みが1年間でありました。それが今は多分2万人弱で推移をしているんだと思います。今、担当の方も一生懸命、少しでも多くの方々に入っていただきたいということで、少しトンネル記念館も横綱記念館も入込みがあるんだと思います。ただ、我々はこれからは有る資源、例えば海だったり、山だったり、色んな形。特に今、千軒地区が千軒町内会を中心に、手作りではありますけれども、殿様街道だったり、そばの花見の鑑賞会をやったりして、色んな形で福島の魅力を発信してございます。私は、そのもの1つずつではなくて、例えば今、岩部地区が青の洞窟をスタートとして、来ていただいた方にあれだけ感動を与えている。私も何人か、実はこの前も函館に行った時に、日本銀行の支店長に、青の洞窟観てきました、素晴らしいですねという声をいただきました。そういった形の声が、これからどんどん広がっていくんだと思います。ただ、青の洞窟は1つのツールじゃなくて、じゃあそれを今度どう滞在させていくかということになりますと、岩部交流センターを中心に、小鹿議員おっしゃるとおり、食だったり、色んな形でこれから展開をする必要があるんだと思っていますので、私の考えとしては、所信の中でも少し述べさせていただきましたけれども、これから年末かけて、第5次総合計画の後期4年計画の策定をすることになりますので、できればその中で、総合的にどういう整備をしていったら、より福島に滞在していただく、福島に来ていただく。先ほど言いましたとおり、子どもや家族が福島の自然に親しむことによって、リピーターとして来ていただくということを、これから全体を俯瞰した中で計画を立てていきたい。その中で、どう整備していくかということを、またこれから議会、町民の皆様と相談しながらやっていくことによって、福島の本当の観光の在るべき姿というものが、これから始まるんではないのかなと思ってございます。ただ、我々、松前みたいにこれまで観光地という捉え方の行政をしてきませんでしたので、力不足ではありますけれども、これから皆さんの力をいただきながら、少しずつそういったもの。当然また観光の要素の中には、行政がやるということではなくて、やはり町民の皆さんが旅から来る人をもてなすことによって、私は事業として成り立っていくんだと思ってございますので、是非、町民の方々がそういったものに参画しながら、そこをしっかり行政が支援してサポートしていくという形が理想ではないのかなと思っていますので、今、岩部という一つの事業がスタートしましたので、これまでやってきた千軒と相乗効果、そして、そうすることによって、また従来の横綱記念館だったり、トンネル記念館が生きてくるんだと思っていますので、そういったものを皆さんの力をいただきながら、是非、総合的なまずきっちりとしたビジョンと計画を立てて、その中でどういったものを配置することによって事業が完結するかということを、少し時間をかけながらスピード感を持ってやっていきたい。そのように思っているところであります。
町の答え 産業課長 川合力哉(産業課長は2021年3月まで)
道道の治山工事について、ご説明いたします。道道のがけ崩れについては、道路管理ではなくて治山事業の方で行っております。その中で、危険な箇所がいくらあって、いくら進めたというような捉え方はしておりません。随時危険な場所をやっていますので、何パーセントということは申し上げられないです。危険な箇所から随時要望して、工事を行っているところです。現在は、人家のある浦和地区の裏山の方を治山事業で実施しているところです。今、一部道路の方に防護柵が立っているんですけれども、これは平成29年からの継続事業として行われていまして、一番岩部付きのフェンスが立っている所、あそこまでは令和4年までに実施予定という風に北海道の方から伺っております。