福島町議会 令和元年度定例会9月第2回会議 2019年9月18日
円滑に業務を遂行する為、公共施設に冷房設備を
- 聞いた人
- 藤山大 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春、教育委員会事務局長 石岡大志、教育長 前田勝広
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 藤山大
通告に従い、町長に一般質問させていただきます。質問事項、円滑に業務を遂行する為、公共施設に冷房整備を。例年猛暑が厳しく、体温調節が難しい幼児・児童・高齢者が日射病や日光湿疹・熱射病・熱中症による事故が多発し、新聞や雑誌・テレビ等で連日報道されている。北海道においても猛暑による事故が多く報道される様になり、当町においても例外ではなく暑さによる体調不良が多く見受けられる。このことから、北海道だから夏場は涼しいという考え方は変えるべきであり、冷房整備をすべきと考える。気象環境がめまぐるしく変わり、温暖化がさらに進む状況が予想されることから、役場・各施設を町民が快適に利用でき、働く職員が円滑に業務を遂行できるよう、各施設等に冷房(クーラー)を設置すべきと考えるが、町長の考えを伺う。併せて、次の事項についての状況を伺う。1、各施設のクーラーの設置状況は。2、各施設利用者が暑さにより体調不良となった事例は。
町の答え 町長 鳴海清春
藤山議員のご質問に、お答えいたします。ここ数年、日本全体が地球温暖化等の影響と思われるような、異常気象により様々な事象が発生してございます。特に、今年は西日本を中心とした夏場の気温上昇も見られ、当町においても、9月上旬には、この時期とは思えないような高い気温が続きました。クーラーの設置状況についてですが、現在、子育て支援センター、診療所や火葬場等、7箇所に設置してございます。次に、施設利用者の体調不良の事例ですが、本年度は特段の報告を受けておりませんが、昨年7月に福島中学校バスケット部及び陸上部での部活動において、熱中症と思われる病状により屋内2名、屋外2名の計4名の生徒が救急搬送されましたが、その日のうちに全員帰宅し、大事には至らなかったところであります。なお、議員の冷房を設置すべきとのご意見ですが、議員ご承知のように、町の公共施設等の維持管理につきましては、福島町公共施設等総合管理計画に基づき、福島町公共施設維持保全基金を財源に、計画的に行ってきているところであり、その計画において、冷房設備の計画は登載されていない状況にあることをご理解願います。しかし、近年の気象の状況などを考えた場合、今後の施設整備にあたっては、冷房設備の検討も必要と認識しているところでありますけれども、設置には相当の費用を要することから、費用対効果等を見極めながら、判断してまいりたいと考えており、現時点では設置する考えはありません。
町の答え 町長 鳴海清春
大変すみません。私、説明の中で、「症状」を「病状」という説明をしましたので、「症状」ということで訂正をお願いいたします。
議員の質問 7番 藤山大
説明の中で、クーラーの設置状況が子育て支援センターと診療所、火葬場に7箇所設置しているということですが、なぜこの7箇所だけに設置しているのか、理由を伺います。まず、この1点。次に、施設利用者の体調不良の報告で、本年度は報告が来ていないということですが、昨年度は熱中症と思われる症状が屋内で2名、野外で2名の計4名となっておりますが、これを受けて、この後、町として何らかの対策はしたのか伺います。私がちょっと聞いた中では、他に昨年度、敬老会において体調不良になった方と、本年度において福祉センターにて戦没者追悼式、音楽室で講習説明会で暑さによる眩暈があったと聞いております。クーラー設置については、全部に付けるべきとは私も思っていませんが、利用者が多い所や人が多く集まる式やイベントがある場所には必要と考えますが、いかがですか。例えば、福祉センターや図書館。図書館においては、本年度利用者7,282人、1日平均30人。福祉センターにおいては、19,698人、1日平均64名。町民プールにおいては、2,708名、1日平均26名。福島小学校が全児童76名、吉岡小学校10名、福島中学校が生徒数67名、福島幼稚園園児数が11名、認定こども園福島保育所に対しては園児が62名、福島商業が生徒数50名。吉岡温泉の利用者に関しては、本年度65,120名、1日平均210名。横綱千代の山・千代の富士記念館に対しては、本年度来客者8,325名。トンネル記念館は、本年度7,988名。それと、消防署において勤務は、広域も合わせてですが、職場で働いている方が20名以上います。本州では当たり前のようにクーラーが設置してありますが、北海道だけまだ暑さ対策はしていない状況にあります。本町だけでもやるべきと考えますが、もう一度、町長に伺います。
町の答え 町長 鳴海清春
藤山議員は、ある程度、今年と言いますか、気象状況が変化していく中で、北海道においてもクーラーが必要だろうということを縷々ご質問してございますけれども、先ほど申しましたとおり、ある程度、設置した所については、議会と相談をしながら、やはり保育所のところであれば温度調整が小さい子どもは出来ませんので、そういった所に対して設置が必要だろうという形で付けさせていただきました。火葬場についても、火葬することによって気温が上昇する、また、高齢者の方が多く使うという形の判断の中で、その都度、議会と相談しながら、それぞれ付けさせていただいたわけでございます。今、藤山議員おっしゃるとおり、色んな形で利用者ありますけれども、それは年間を通じての利用者であります。北海道の中で、今、じゃあ真夏日ないし、そういったものが1年のうちどのぐらいあるかというと、大体20日からひと月くらいと言われております。ただ、それがこれからは少しずつ増えていくんだろうとは思いますけれども、北海道の状況を見ましても、先般、文科省の方で学校の方にクーラー設置という話をいただきました。我々もその際、いち早く学校に付けたいという思いの中で色々とやってきましたけれども、やはりその設置にあたっても高額な経費がかかります。そして、国からの支援はあくまでも半分以下と言いますか、ほとんど金額が小さい状況の中で、我々もしっかり渡島管内・全道の状況を調べた中で、あまりいち早く北海道においては、本州とは違って、まだクーラーの必要性を公共事業の中では優先順位としては捉えていないというのが現実でございますので、そういったものを考えながら、我々として優先順位をしっかり見極めた中で、当然、必要という声が多くあれば、議会の方とも相談しながら計画の中に組み込めていくことは吝かではありませんけれども、現在、色んな形の中で国の強靭化、これからどうやって公共施設を維持していくかというところにかなりな予算を割かれることになりますので、私としては、やはり優先順位をしっかり見極めた中で、今後検討してまいりたいと思いますので、私はクーラーについては、今、我々の置かれている位置付けの中では、優先順位はそれほど高いものだという風に認識してございませんので、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 7番 藤山大
先ほど福祉センターというコメントありました。それを吉岡総合センターの方に訂正をお願いいたします。先ほどの部分で、まだ抜けている部分があったんですけど、去年の熱中症に対して、町として何らかの対策は練ったのか。さっき町長は答弁を何もしていないんですよね。要は、4名の方に対して、熱中症と思われる症状があって、町としては何もしなかったんですか。さっき何も説明なかったので、これで町として何かしたのか、対策なり何かしたのか。ちょっと聞きたいと思います。それで、先ほどの中で、子育て支援センターと診療所、火葬場。火葬場については、建てる時に現存で付けていったと思うんですよ。子育て支援センターと診療所に対しては、暑さ対策というわけじゃなく、必要だから後で付けていると。であれば、現状、イベントなり人が多く集まる場所であれば、各場所に対して付けるべきだと思うんですよ。それと、私、9月10日に福島小学校で地域参観を見学してきたんですよ。その時に、室内の温度が28.5度。教室に入った中で34度を示していたんですよね。6年生の教室で扇風機2台。1年生、2年生の教室も見学したんですけど、1台だけで対応してたんですね。扇風機1、2台で教室全部補えるのか。児童の体調を考えると、この辺どうなのかと思うんですけど、その辺をもう一度お願いいたします。
町の答え 教育委員会事務局長 石岡大志(教育委員会事務局長は2024年3月まで)
昨年7月の福島中学校の熱中症の状況について、報告させていただきます。中学校の陸上部2名、男子1名、女子1名。それから、バスケットボールに関しては体育館の中になりますが、女子2名がそれぞれ熱中症と思われる症状になったということで、中学校の学校の養護の先生が直ちに応急処置をしております。その後に福島消防署の方に対して救急車の出動要請をして、病院で処置を受けたと。幸い4名とも体調が回復されて、その日のうちに帰宅をされたというような状況です。その後、中学校において、体育活動中における事故防止の手引きというのがございますが、この中で熱中症予防対策の関係が記載されております。この部分に関しては、部活動を控えるとか、細目な給水を取ると。そういった部分を全教職員で確認をして指導しております。以上です。
町の答え 町長 鳴海清春
施設の設置状況でありますけれども、私の記憶でありますと、役場の電算室だけが多分、役場を建てた時に最初から付けた。それは取りも直さず、機械のトラブルを防ぐために電算室は付けさせていただいております。火葬場についても多分、後で付けたという、要望に応えながら、その時々のトップの方々が判断しながら付けたんだと思いますので、先ほど来申し上げますとおり、藤山議員は色んな声を聞いて、活動の中で町民の声を拾って、クーラーが必要だということのご意見でございますけれども、我々のところには、まだそこまで大きな声として来ていないというのが現状でありますので、多分、藤山議員の言うように、ある程度そういう大きい公共施設の中でクーラーを設置するということになりますと、相当な金額が要します。そして、制度的になかなか追加・改修については、財源を見付けづらいというのも1つであります。これから新たに建てるものであれば、ある程度、財源も調達できますので、そういった中で可能性としては私は否定しませんけれども、今、現状のある施設を維持する部分だけでも相当な、多分、藤山議員は当然知っていると思いますけれども、相当な金額、億単位の金額をこれから要するわけでございますので、そういった中で果たしてクーラーが町民の優先順位として第一だという風には私は認識してございませんので、そこのところはしっかりと藤山議員の方も理解をしていただいて、今後の中でそういった声が町民から多く、例えば町民懇談会の中でそういった声が多く出るんであれば、私ども拾っていきたいと思いますので、ただ、これまでは我々が町歩きした中で、そういった声というのは一切ございませんので、そういったところをしっかり理解をしていただきたいと思っています。
町の答え 教育長 前田勝広(教育長は2019年10月まで)
学校現場の状況についての質問がありましたけれども、実は、町長が1回目の答弁で申し上げましたとおり、昨年の段階で文科省の補助でクーラーの設置ということの事業まとめの調査もありまして、結果としては、福島町としては要望しないということの結果になったんですけれども、それを受けまして、私の方で校長会・教頭会の方に、今年の夏の各教室の温度を調べて、30度以上の日が何日あるかということの調査をして、その結果に基づいて、クーラーに代わる何か色んな物を場合によっては町長にお願いしていく考えもあるので、調査をお願いしたいということも予め今年の早い段階で指示しておりました。そして、9月の校長会・教頭会が終わったんですけれども、その中では30度を超えた日は夏休みの長期休業中を除きまして、学校があった日については一、二度あった程度で、学校現場としては現状の扇風機などで十分とは言えないんですけれども、現在対応しているというところで、特に学校現場の方から教育委員会に対して、何かしら新しい対策をという声は聞いておりませんので、その辺は藤山議員が見た状況と学校の校長・教頭の判断とは、ちょっとそこでズレがあるんだと思います。私の方には、直接管理者の方から教育委員会に対して、繰り返しになりますけれども、新たな対策をしてほしいという要望の声は届いておりません。
議員の質問 7番 藤山大
子育て支援センターとか診療所、火葬場。これは後で必要だから付けていったと。私も全部が全部付けてほしいというわけではないんですよ。本当に暑い時にイベントなり何か集会をする場合。この場合は今まで何も対策していないんですよね。ただ夏場の段階だけで言ったら、会議しますという段階で、例えばですけど、福祉センターの音楽室を借りたりとか、役場庁舎内の方で会議室を借りてやる場合とか、その時にも暑いままやってるんですよ。何の対策も練っていない状況なんですよね。そうであれば、やっぱりもう一度ちゃんと使う場所、人が集まる場所なり、何かある場面であれば、それは考えるべきだと思うんですよね。私が思うのは、役場の待合室とか会議室、福祉センターもそうですし、図書館、福祉センターの音楽室、体育館の会議室とか、本当に人の集まる場所に対してはやっぱり、そんなに全部が全部と私は思っていないです。全部付けろと、そこまでは言っていないです。必要な場所、集まる場所に対しては本当に対策はすべきだと思うんですよね。その辺を考えて、町長、もう一度だけお願いいたします。
町の答え 町長 鳴海清春
藤山議員は対策をしていないということでありますけれども、我々としては、それなりに対策なり予防をしていて、ただ、必要性として北海道では薄かったということを、きっちりまず理解をしていただきたいなと。確かに1日、2日、その辺はやっぱり暑い日がないわけではありませんし、色んな形であるんだと思います。ただ、全体的に費用対効果を考えた時に、今、福島町において、クーラーがどうしても必要なんだという声が多いわけではありませんので、そこのところを、確かに無いよりは有った方が、当然、みんな満足するわけですから、それは1日暑かったから、そこにクーラーがあれば良いわけでありますけれども、我々はやっぱり行政全体を預かっている中で、色んな考えの中で、先ほど言いましたとおり、優先順位をきっちり付けながら、議会とも相談しながら計画的にやっているわけでありますので、なにも闇雲に付けているわけではありませんので、これからもしそういった声が活動の中であるんであれば、しっかりまたこれから後期実施計画がありますので、そういった中で本当に町民として、そういったものを短期間であっても望むという声があるんであれば、それはそれで我々それを否定するものではありませんけれども、我々としては、まだやるべき事が優先してあるんではないのかなという中で、今、お答えをさせていただいているところでありますので、そこのところはきっちりご理解をいただきたいなと思っています。