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八雲町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月8日

子育て支援促進について

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
町長 岩村克詔、住民生活課長 山田耕三、保健福祉課長 三澤聡

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

それでは、大きく2つ質問させていただきます。1つ目です。子育て支援促進についてです。地方創生で国が4つの基本目標を示しております。1つは地方における安定した雇用を創出する。2つに地方への新しい人の流れをつくる。3つに若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。4つ目が時代にあった地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携する。こうしたものですけれども、八雲町もこの基本目標に沿って今戦略を立てているところだと思います。私はこの3つ目の若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえるという目標の中の、特に子育ての希望をかなえるということにしぼって2つ質問させていただきます。1つ目は、子ども・子育て支援新制度で保育料は所得税から住民税による階層区分に変更になりました。今年、電算機システムの間違いから誤徴収がありましたが、その後、こういった間違いはないのでしょうか。また札幌市のように年少扶養控除が税制改正で廃止されたために、子供の多い世帯で保育料が跳ね上がった事例はありませんか。そしてSWOT分析シート、これまでも度々他の議員から出ていますけれども、弱みの部分でとなり町より保育料が高いのが弱みとの意見が出ていました。何故そうなるのでしょうか。是正は考えられないのでしょうか?幼稚園も含めて考えを伺います。(2)インフルエンザの 13 歳未満の接種料金が値上がりしました。子どもの多い世帯ほど負担が重くなります。負担軽減策を検討すべきではないでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは佐藤議員の1点目の質問、子育て支援促進についてお答えいたします。子ども・子育て支援新制度では、保育料の階層区分判定が所得税から住民税へと変更となっております。今年、新電算機システムの設定誤りから 13 件の設定誤りがありましたが、保護者への説明と謝罪をし、理解をいただいたところであります。点検の結果、他の誤りはありませんでしたが、細心の注意と点検により再発防止に努めてまいります。また、年少扶養控除は所得税では平成 23 年分から、住民税では平成 24 年度分から児童手当拡充の財源確保のため廃止となっておりますが、保育料におきましては平成 26 年度まで暫定的に年少扶養控除があったものとみなして算定しておりました。本年度、新制度発足とともに暫定措置が廃止されたものであります。廃止の影響は保育料算定システムが新制度に対応したシステムに移行していることからシステムによる算定が出来ないため、把握しておりませんのでご了承をお願い致します。次にSWOT分析シートの隣町より保育料が高いという意見ですが、八雲町の保育料は国の基準の 90%に軽減をしております。他町村との比較は階層区分の相違などから単純に比較することは困難でありますが、おおむね年収 470 万円までの階層では近隣町村との差はほとんどありませんが、それ以上の年収の階層では八雲町より低く設定している町が多い事から保育料が高いという意見が出たものと考えております。保育料は所得に応じて利用者に負担をしていいただいているものであることや、国の基準を超えて軽減する保育料相当額は町の全額負担となることから、現在のところ現行通りとすることをご理解をお願い致します。また、幼稚園については新制度に移行した幼稚園の保育料は保育園の保育料同様、国の基準の 90%に設定しておりますが、町内の幼稚園は新制度に移行していないため、独自の保育料となっているため、よろしくお願いを致します。次にインフルエンザの予防接種についてでありますが、インフルエンザ予防接種は予防接種法により 65 歳以上の方及び 60 歳以上 65 歳未満の方であって、身体障害者手帳1級の交付を受けた方のうち、心臓・腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活行動が極度に制限される程度の障がいを有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常の生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方を定期の予防接種対象者として定められております。定期の予防接種とは、国や自治体が予防接種を受ける事を勧奨するもので、八雲町といたしましても予防接種法にもとづき、町内の医療機関におきまして高齢者等の予防接種費用の一部を助成し、実施している状況であります。季節性インフルエンザウイルスは毎年ウイルスの方が少しずつ変異し、流行を繰り返しています。そのため、次のシーズンの流行ウイルスを予測しワクチンの製造をしております。これまでの季節性インフルエンザワクチンはA型株が2種類、B型株が1種類含まれた三価ワクチンでありましたが、近年のB型ウイルスの流行は2種類のウイルスが混在して流行していることから、今年度よりA型株が2種類、B型株が2種類の4種類が含まれた四価ワクチンになったものでございます。これにより以前より予防効果を発揮することが期待されておりますが、ワクチンの単価が値上がりしたことで医療機関での接種料金も値上がりしております。ご質問の 13 歳未満の子供に対するインフルエンザ予防接種は予防接種法にもとづかない任意接種となっております。任意接種とは摂取するかどうか、受ける側、子どもであれば保護者の意志に任されているということでございます。13 歳未満の子どもであれば2回のワクチン接種が必要となりますので、佐藤議員からのご質問のとおり、子どもの多い世帯では経済的負担が大きいと思いますが、任意接種のワクチンはインフルエンザの他におたふく風邪ワクチン、B型肝炎ワクチン、A型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンなどがあります。これらの任意ワクチンにつきましては、現在は個人の必要性や保護者の希望により、医師と相談をし、接種意志を決定した上で全額自己負担で行われております。このようなことから町といたしましては、これらのワクチンが予防接種法で定期接種に定められた際には、一部助成などの方法で負担軽減を図っていきたいと考えておりますが、現時点では町独自の助成は難しいと判断しておりますので、ご理解をお願い致します。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

1つ目の保育料の方ですけれども。電算機システムの間違いは再発防止に努めるということですから、極力そのようにお願いしたいと思います。年少扶養控除で保育料が増えたという事例は今のところつかんでいないという事ですけれども、札幌市の場合ですと、やはり高額の方が保育料が3万円以上もはね上がったという事例がございました。で、勿論収入に応じた保育料という、そういう制度になっていますから、やむを得ない部分はありますけれども、八雲町も第一次産業、農業・漁業でかなり高額所得の方たちもいらっしゃいます。それで、収入によって非常に保育料が高くて預けられないという声も上がっています。そういう声も把握するように努めていただきたいと思うのですけれども、第一次産業の方たちと話している中でそういったことは本当に無いのでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

今、佐藤議員より、確かに私の住んでいる地域でも漁業者・農業者の方々から大変高いということはお聞きしております。ただ、一概に今すぐ保育料を変えるということには至らないと思いますけれども、これから検討する事も必要だと思いですね、取り組みたい事案だと思っております。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

もし、そういう年少扶養控除の廃止によって、保育料が異常に跳ね上がったという事例があった場合には、札幌のように今までと同じような保育料にできるように町の財政出動をするとか、そういう考えもあるでしょうか。

町の答え 住民生活課長 山田耕三(住民生活課長は2016年3月まで)

議長、住民生活課長。

町の答え 住民生活課長 山田耕三(住民生活課長は2016年3月まで)

保育料の算定方法の変更、改正については当然、国の制度の改正によって、それにしたがって変更したということであります。当然、国の制度が変われば変わるということでありますけれども、現在のところ国の制度に従って改正というか、変更のままということになります。国の基準を超えて、先ほど町長から答弁ありましたけれども、超えた部分については全額町の負担になるということから、現在のところ現行通りとしたいというところであります。また、恒久的にこれをやるとなるとかなりの財源がいりますし、札幌市の様に経過措置的に何年度までということになると、またその段階で同じ様な問題が起きるということで、今回は国の新制度に変わったというタイミングでございますので、国のとおりとしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

高額の所得であってもやはり保育料の負担はかなり重いと思いますので、そういう事例を集めるように努力していただきたいと思います。(2)のインフルエンザの 13 歳未満の接種料金のことでございますけれども。これまでは総合病院は比較的安い料金でやっていたと思います。1回が 1,575 円ですか。で、2回接種ですからこれまでは 3,000 円ちょっとで済んでいたと思いますけれども、1,500 円から税抜きで 2,000 円ほどに上がっています。そうすると1人のお子さんが2回接種で 4,320円負担しなければなりません。今、八雲町は結構ですね、4人子どもがいる方ですとか、中には6人お子さんがいる方ですとか、そういう世帯も出てきております。そういった多子世帯に対してかなりの負担があると思います。子どもが多いから選んで接種させるとか、うちは今年は打たないわというようなことになったら、インフルエンザは感染性の高いものですから、流行した時には大人にも影響があるわけです。で、やはり子育てをもっと楽しくできるように、やっぱりお金がかかって大変だというのが一番の声だと思うんです。そうしたことで、やはり高齢者だけではなくて、子どもたちもそうした助成を町としてやっていく時期ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

インフルエンザワクチンにつきましては、先ほどの町長の答弁の中にもありましたとおり、今年からワクチンが三種類のものが4種類になったということで、今佐藤議員さんがおっしゃられた通り、接種料金が値上がりしております。だいたい平均、すいません大人の場合でいきますと 400 円から 500 円少し値上がりしております。で、13 歳未満の場合ですと、今佐藤議員さんがおっしゃるとおり、八雲総合病院の場合でありますと1回 2,160 円になります。で、13 歳未満は2回接種ということになりますので、4,320 円と。これがお子さんが多ければそれだけの負担もかかりますし、だいたい子どもと一緒に大人の方も接種されるということがだいたい一般的な絵かというふうに思います。ただ、この費用の面を考えてみますと、13 歳未満のお子さんは接種回数が2回ということで、八雲町の 13 歳未満の対象者となりえる人がだいたい 1,600 人近くおります。で、例えば助成額を1回 1,000 円とした場合ですと、だいたい 320 万の経費がかかります。で、例えば 2,000 円というふうに考えますと 640 万円ということでですね。このインフルエンザワクチンの予防接種につきましては、他の予防接種につきましては1回から3回程度ですね、接種するとそれ以降はかからないということもあるんですけれども、インフルエンザの場合は1回接種しますとだいたい5カ月ないし6カ月というふうに言われておりますけれども、そのくらいの効果しかないということで、受けるとすると毎年受けなければならないということになろうかと思います。で、その分町で助成するとなると、先ほど言いましたような経費が毎年掛かるということになろうかと思います。任意接種につきましては、先ほどの町長の答弁の中にもありましたけれども、インフルエンザの他にもおたふく風邪、B型肝炎だとか、ロタウイルスだとかというふうに他の種類もありますので、この子どものインフルエンザワクチンということでなくて、この他の部分も含めて検討することになろうかと思います。現時点ではまだそういうことでは考えてございませんので、また今後この任意接種の中でもですね、定期接種にしなければならないというような国の方で動きもあるようでございますので、そのような動きを注視しながら考えるということになろうかというふうに思います。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

他の予防接種等々も含めて総合的に考えるということだったとは思いますけれども、確かに任意なんですけれども、その年によってそのお子さんの数が違いますから、一概に言えませんが、平成 25 年では 1,000 件を超える接種だったと。で、平成 26 年は 993 件。で、今年は 900 件を見ているという事ですよね。で、半額助成だったら200 万くらいで出来るんですよ。で、値上げ分の助成であれば 100 万円あればお釣りがくるといいますか、そういう私の上ではそういう計算になっています。八雲町の財政から見たら少額かとは思うのですけれども、是非ですね、子育て世帯応援のために考えていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

今の接種の数ということですよね。実際に対象者は 1,600人弱おりますけれども、接種がどれくらいになるかというのは今現在調査もしてございませんので、かかる経費というのは実際に接種者というふうに考えれば、例えば高齢者の場合であると半分くらいの接種率というふうになってございますけれども、その辺が初年度においてはなかなか見込めないというところもあるかというふうに思いますけれども、この額が経費が多いか少ないかというのはちょっと私、判断出来かねるところでございますけれども。今の状況からして今すぐにということには、なかなか難しいかなというふうに考えてございます。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

今のは保健福祉課から出された資料で数字を、金額ではなくてですね、接種人数はその資料に基づいているものです。13 歳未満ですね。他にも 65 歳以上とか 13 歳以上の接種件数も手元にはありますけれども。町長は子育て応援する気がないのか。そんなことは当然、あると思うんですよね。あるのかないのかって聞いてもしょうがないことなので、本当に今総合戦略で人口流出を防ぐ、または高齢者と幼年者のバランスももっと均衡がとれるようにしていくという方向であると思うんですよね。そうした中で瑣末なことだと思うかもしれませんけれども、子育て世代を全面的に支えていくということがこれから必要だと思いますので。そういう小さな事の積み重ねで応援していくという考えに立っていただけたらなと思っております。で、これ以上言ってもですね、じゃあやりましょうというふうには残念ながらならないと思いますので、ちょっと一言言っておきますけれども。今回はこうした子育ての部分的な話をしましたけれども、子育て全般について、これからの八雲町を担っていく親たちの世代、さらに成長していく子どもたちの世代を全面的に支える施策を是非とも打ち出していただきたいと思います。

出典:八雲町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月8日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる