みんなの議会

七飯町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日

七飯町内の防災と情報の周知について

聞いた人
江口勝幸 議員
答えた人
情報防災課長 庭田昌輝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 江口勝幸

通告に従って一問質問いたします。七飯町内の防災と情報の周知について、ここ数年、国内において地震による大規模災害、また、台風や線状降水帯による水害など、度々ニュースや情報誌から防災対策の重要性が重視されている。地震と豪雨の二重災害に見舞われた石川県能登半島の自然災害が記憶に新しい。七飯町近隣市町が特に注視するべき点は、昨年3月、23年ぶりに火山性微動が観測された活火山の駒ヶ岳である。そのことからも災害への事前準備等の啓蒙活動が必要と考えられる。そこで、以下の点について伺いたい。1、避難行動要支援者避難行動制度に該当する対象者の数と、昨年各地により提出された数について。また個人情報の取り扱いが難しい中ではあるが、この制度による個別避難計画の策定を町ではどの程度把握しているか。2番、町内50機設置している屋外スピーカーや、町内に配付されている個別受信機、また庁舎や出張所に設置しているデジタルサイネージについて、町民からどのような意見が届いているか。個別受信機について、当初の配付数と現在の返却数についてもお答えいただけますか。

町の答え 情報防災課長 庭田昌輝(情報防災課長は2025年3月まで)

まず1点目の避難行動要支援者避難支援制度についてお答えします。現在町で把握している避難行動要支援者の人数は1,627名で、この方々に対する避難支援個別計画の作成を各町内会に令和5年10月に依頼しております。これに対して現在のところ18の町内会より、162名分約10%の個別避難計画が作成され、町へ提出いただいております。この計画作成の進捗が十分でない現状につきましては深刻に受け止めております。町内会の皆様にとって大きな負担となることや、要支援者の多様なニーズに対応するためには慎重な対応が求められており、時間を要していることがその理由と考えています。この個別計画の作成は各町内会の皆様をはじめ、町民の皆様全体での取組が必要ですので、皆様には引き続き御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、可能な限り早期に計画作成の完了を目指してまいりたいと考えております。二点目につきまして、まず屋外スピーカーにつきましては、気象等の条件によっては音声が聞き取りづらいという御意見や定時音楽放送がうるさいなどといった御意見をいただくことがありました。次に、個別受信機につきましては、突然大音量で鳴ると驚くという御意見や操作方法に関するお問い合わせなどもいただいております。最後にデジタルサイネージについては、特に日中の明るい時間帯は表示内容が見えづらいといった御意見をいただいております。なお、このような否定的な御意見につきましては、現在の防災行政無線システムの運用を開始した令和4年3月当初には一定数いただいておりましたけれども、現在3年ほどがたちまして、このような御意見をいただくことはほぼなくなってきてはおります。いずれにしても、町民の皆様の声は、町にとって貴重なフィードバックの一つと真摯に受け止めておりますので、今後も丁寧な説明で御理解をお願いするとともに、改善できる部分に関しては改善に努めてまいりたいと考えております。また、最後の個別受信機を当初配付した台数は3,842台であり、現在までの返却数は883台でございます。これに追加で配付した台数や故障により破棄したものもあるため、現時点で町民の皆様にお使いいただいているのは3,150台、町で保管してあるのは約1,300台となっております。個別受信機につきましては、屋外スピーカーの課題を補う大変有効な情報伝達ツールと捉えておりますので、今後も普及啓発に努めてまいりたいと考えております。以上です。- 11 -

議員の質問 3番 江口勝幸

一つずつちょっと確認いたします。まず、個別計画のことなのですけれども、今の答弁内容だと10%というのは少なすぎるなという、今各町内会に周知して集めた集計の数字の中で、全体の10%となると、やっぱり救助が遅れてしまうような状況にもなりかねない状況。新聞紙にも載っていたのですけれども、その辺あたりでも同じような個別計画の人数が足りていないような状況。やっぱり高齢者の動きとかも、高齢者だけではなくて障がい者とかでも、孤立して救助が遅れてしまうというのは、やっぱり不安になります。今回この10%に対してまずどう思うかということ、個別計画に際しての再周知のことに関して、まずお聞かせください。

町の答え 情報防災課長 庭田昌輝(情報防災課長は2025年3月まで)

この10%しかまだ完成していないという状況につきましては、最初にも申し上げましたけれども、町としても非常に深刻に受けとめております。危機感を持って対応したいと考えております。令和5年10月に各町内会に依頼した際には、いついつまでに提出してくださいというような期限は特に設けずに、作成次第、出来次第、町へできた分を提出していただくこととしておりましたが、それから約1年半が経過しておりますので、この作成作業を進める上での、町内会側での負担ですとか課題なども浮き彫りになっていると考えますので、議員の御提案のとおり、もう一度、周知の上、町内会の皆様方の御意見も十分に踏まえながら、御依頼したいと考えております。以上です。

議員の質問 3番 江口勝幸

今の個別計画の再周知なのですけれども、これ私の耳にちょっと届いている話もあるのですけれども、町内会の役員さんだけで止まってたという部分もあるのですよ。なので、再周知に関しては、きちんと、それこそ班長に届く、近隣の方にも届くような方向としてやっていただけるかどうかということで、この質問でお願いします。

町の答え 情報防災課長 庭田昌輝(情報防災課長は2025年3月まで)

この最終値に関してなのですけれども、もう一度、町内会連合会の役員の皆様方の御意見など、町内会長や、町内会の御意見なども十分に踏まえまして、その反省を踏まえた上で、班長ですとか、町内会の皆様に周知が行き渡るように、努力してまいりたいと考えておりますので御理解願います。以上です。

議員の質問 3番 江口勝幸

2番目の質問のスピーカーと個別受信機とデジタルサイネージは、ちょっと別々に確認させてください。個別スピーカー、気象状況によって音が聞こえづらくなる、確かに雪降ってしまうと音を吸収されてしまって消えてしまうというのもあるのですけれども、逆にうるさいとも言われて調整難しいかもしれないのですけど、音質とかの調整とかというのはなされていたのでしょうか。

町の答え 情報防災課長 庭田昌輝(情報防災課長は2025年3月まで)

この屋外スピーカーなのですけれども、実施設計時に一定の基準による音響伝達の調査をした上で、町内の居住地全体を網羅できるように、屋外スピーカーの数や位置などを決定しており、運用を開始した後においても、定時音楽放送や訓練、点検などを通じて、聞こえやすさ等を順次確認しております。しかし、この聞こえやすさなのですけれども、やはり聞く方と屋外スピーカーとの距離や遮蔽物、風向き、雨風の音など気象条件などに、さらには個人の聴力や主観などにも左右される部分もあるため、町内全ての方がどこにいても確実に聞き取れるような水準にまで整備するというのは、非常に困難だというふうには、町としては捉えております。このため、最低でもスピーカーから何かの放送が言葉が流れているということだけでも気付いていただいて、聞き取れなかった内容は電話による聞き直し機能を御利用いただくほか、個別受信機の希望者への配付、公式LINEの友達登録などの鑑賞を積極的に行うことで、全ての方が放送内容を確実に確認していただくことを目指しており- 12 -ますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 3番 江口勝幸

個別受信機のことですが、返却が883台。私、いろいろな方から聞いている話なのですけれども、やはりJアラートとか、災害警報とか、突然鳴って驚かれる方がやはり多いのですよね。それで、言葉は悪いですけれども要らない、そのまま返すとか、使ってないとかってよく聞くのですけれども、今、ほかの町の使い方でもよく耳にするのですが、それこそ防災情報の中に、例えば、町の中で起きた交通事故のことの啓発活動とか、この町で言うところの、先月、大雪で松の木が折れました。その国道を歩行する方は注意してくださいなどの防災的な部分の放送というのも、もしやっていただけたらなという。ほかの町での使い方というのは、ごみの周知の仕方や町内イベントの仕方。今この個別受信機に慣れていただいて、日常的に流れるような状況にはできないものかなと、ちょっと思ったのですが、その辺、いかがでしょうか。

町の答え 情報防災課長 庭田昌輝(情報防災課長は2025年3月まで)

この防災行政無線設備、スピーカーも含めて、個別受信機とスピーカーに関しての災害時以外での日常での活用に関しては、以前の議会でも答弁しているのですけれども、特にそれまでこの設備を町全体に整備するまで、防災無線設備がなかった地域に関しては、この放送、突然鳴る放送に対する抵抗感が非常に強くて、苦情、うるさいだとか、びっくりしただとかという苦情をいただくことがかなり多かったこともあり、また頻繁に流すことで、大事な緊急情報の希薄化も懸念されるといった観点から、町としてはなるべく、緊急時以外の放送は極力控えているといった状況でございました。しかし、この運用開始して約3年がたっていますので、町民の皆様も運用した当初よりはいく分この放送に慣れてきていただいているとは考えますので、防災行政無線運営委員会のほうとも相談しながら、徐々にとはなりますけれども、この有効活用、災害以外での有効活用の方策について、積極的に検討してまいりたいと考えております。以上です。

議員の質問 3番 江口勝幸

このデジタルサイネージのことなのですが、町内各所に設置しておられる、そのデジタルサイネージなのですが、暗くて見づらいというのは、私も同じ意見なのですけれども、災害時には大きな文字で警報や情報を流せるような状況になっておられるかということ、あと、今のモニターを今より明るいものに変える考えはないかということを確認いたします。

町の答え 情報防災課長 庭田昌輝(情報防災課長は2025年3月まで)

こちらのデジタルサイネージの見づらさに関しましては、町としても導入当初よりそのように感じておりまして、率直に受け止めております。実際に、更新の検討も行ってはいたのですけれども、何分導入してまだ3年くらいしかたっていないということと、あと導入時に活用した緊急防災減災事業債という起債の償還期間の残りもまだ12年ほど残っているため、現段階ですぐに更新することは難しいと考えております。今後、有利な補助金等の活用なども模索しながら、引き続き検討してまいりたいと考えておりますので御理解願います。以上です。

出典:七飯町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる