みんなの議会

森町議会 平成23年第2回 6月会議 2011年6月15日

国保病院の夜間診療再開について

聞いた人
堀合哲哉 議員
答えた人
町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 堀合哲哉

では最初に、国保病院の夜間診療再開についてご質問をいたします。今年度町政執行方針では、町民の安心、安全のためには、まずは医師確保を最優先とし、以下省略します。国保病院だからできる、国保病院しかできない医療サービスの構築を目指しと、こう述べております。医師の増員を早急に進めて、町民が必要なときに安心してかかれる夜間診療を再開すべきと考えておりますが、いかがでしょうか。また、国保病院だからできる、国保病院しかできない医療サービスを具体的に述べていただきたいと思います。以上でございます。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

堀合議員の質問にお答えさせていただきます。夜間診療の再開についてお答えいたします。質問の第1点目は、国保病院で365日24時間受診できる従前どおりの体制を再開できないかというご質問ではないかと思います。医師の当直業務は朝8時過ぎから勤務し、翌日の17時までの勤務となり、週1回が限度と言われております。当院の医局体制でございますが、現在常勤医師は4名となっていますが、そのうち1名の医師は主治医から当直業務を担当しないようにという診断がございまして、常勤医師3名で月12時間程度の当直業務を行っております。残りの日当直業務は、すべて非常勤の医師にお願いしており、毎月非常勤医師と調整しながらまさに綱渡りの当直ローテーションとなっている現状をご理解願います。現在非常勤医師の日当直業務は、北大第一外科からの派遣と院長の友人及び民間医局にお願いしておりますが、医師を確保する条件としてこの当直回数とウオークインが非常に大きな障害となっております。したがって、当直業務をお願いする非常勤医師はウオークインを実施している医療機関よりも福祉施設等の当直業務を選択される傾向が強くなってきております。また、看護部については必要配置数が基準すれすれの状況となっており、非常に厳しい状況が続いており、その確保に苦慮している現状もご承知おき願います。救急とウオークインをお間違えになることがありますが、救急車での搬入や協力指定医療機関となっている施設、さくらの園、道南ロイヤル、豊生園、おもひで・桜等々の入所者の皆さんが急変した場合は直接搬送ができるように現在も維持してございます。私は、ウオークインよりも例えば週に2日間、夜8時まで曜日と診療時間を限定した夜間診療を実施してまいりたいと考えておりますが、現在の国保病院の医師及び看護師の勤務状況ではいましばらく時間が必要だと考えております。町民の皆様には、診療時間内に受診することによって適切な医療が提供され、早期治療につながりますので、診療時間内での受診を重ねてお願いいたします。次に、国保病院だからできる、国保病院しかできない医療サービスを具体的にということについてお答えさせていただきます。国保病院は、町民の皆さんから安心して頼れる病院、信頼される病院となることを目指しております。そのためには、医師の安定した確保と医療スタッフ等の確保が最重要課題となります。特に医師の確保については、町全体で取り組んでいく姿勢が必要と考えており、また北大第一外科からの支援についても引き続きお願いをしてまいります。さらに、看護師の確保についても外部からの求人募集だけでなく、准看護師から看護師資格を取得する職員の支援についても検討しており、看護部の充実を図ってまいります。平成21年2月、国保病院改革プラン、平成20年度から24年度を策定するとともに、公立病院特例債を借り入れ、医師の確保、10対1看護体制導入、経費節減等により不良債務を圧縮するなどさまざまな取り組みを行ってまいりましたが、このような中急激に変化する医療環境への対応と資金不足の解消をより確実なものにしていくため、職員みずからによる院内活性化プロジェクト会議を6月1日に設置し、改革プランの推進、行動プランの策定、推進評価等を進めてまいります。また、過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律の施行に伴う過疎対策事業債、これを活用し、医師確保対策事業にかかわる経費について過疎債の対象事業とし、医師の確保対策をさらに強化してまいりたいと考えております。なお、この事業は元利償還金の7割が普通交付税措置されます。今後早急に北海道と協議を行い、協議が調い次第、森町過疎地域自立促進計画、平成22年度から平成27年度の変更を行うため議員の皆様のご理解をお願いしたいと考えております。このようなことに取り組み、医療体制等を確保しながら実現できるところから着手してまいります。具体的には、今後高齢化に向けて認知症が増加することが予想されますが、今年度から函館市内の医療機関の依頼を受けて市民の方が国保病院でMRI検査を行い、そのデータを診断に活用していくという医療機関関連連携システムを構築してまいります。病院運営は厳しい状況が続いておりますが、今後も病院長を中心に話し合いを進めながら町民から信頼される病院づくりを目指してまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の再質問 9番 堀合哲哉

いろいろ述べていただきました。町長のお話の中心は、医師の確保が最優先であるというお話でした。私も質問に書いたように医師の確保をまず前提として、そして森町の住民が安心して病院にかかれると、そういう状況をつくっていきましょうよと。これは町長も異論ないと思います。医師の確保の困難さもおっしゃっておりましたけれども、絶対確保できないという話でもないと私は承知しております。また、近々おやめになるお医者さんもいるらしいといううわさも耳にしまして、ますます医師が減ってしまうと。そして、またその確保に力も入れないとだめだと。夜間診療を行うには、医師最低1人でも増やしていかないと、ますますお医者さんに負担かかるだけなのです。それも承知しております。ですから、腹を決めてこれはやるのだと。これは別にお医者さんのためにやるのではなくて、町民の命を守るためにやるのだということになれば、ぜひ期日を決めて私は早急に取り組む必要があるだろうと。検討した結果できませんでしたでは、これはだめなのです。今かなりの折衷案的なお話をされて、当面2日というお話を町長はされた。今の体制だから2日なのか。今の現状ですよ。現状よりも医師をプラス1名増やすことになっても2日なのか。毎日というのは対応できないのか。特に働いている方にとっては大変なの。日中仕事ありますから、日中病院にかかれない。そうしますと夜ですよね。あけていただくと非常に助かっているのです。そういう声、たくさん私は耳にするのです。これは、うそではありません。ですから、いかに町立病院に、皆さん函館の病院を使っている方も結構いらっしゃるけれども、でも国保病院に期待する町民の声というのは大きいのです。ですから、それをやると2日間というのは、今年度中は例えば2日間やりますとか、あるいは絶対来年度年明けからはもう夜間診療を始めるのだと、この方向性を出していただきたいなと。やる気はわかるのだけれども、期日をきちっと決めないとこれ実現できませんよ、多分。こんなことを言ったら失礼ですけれども。それから、看護師の問題です。これ看護師もなかなか引き抜きに遭って大変なのだというお話も、これもうわさで聞きます。皆さん生活かかっています。給料を下げられると、やっぱり待遇のいいところに逃げてしまうのです。これは当たり前なのです。だからといって看護師さんだけ大幅にどんと引き上げなさいというのではないのだけれども、私はこれだけの職員給与を下げていますから、もう13億9,000万の積み立てあるのだから、これはやっぱり待遇をもとに戻しましょうと。看護師さん戻りますよ。出ていきません。だから、そういう体制も一方で組みながらやっていただきたい。とにかく町民の願いでございますので、ぜひ町長のやっぱりこれに対する意気込みを再度お聞きしたい。もう今年度は無理だけれども、来年4月からはもうばっちり夜間診療をやりますよと。そして、救急車で運ばれないと夜間診てもらえないと、非常に不自然な形。これ年間1,000回を超えるはずです、今現状。物すごい数になっているのです。だから、こういうものも全部解消しながら進めていくには、最後は町長の決断があればできると思います。再度ご確認を含めてご答弁お願いしたいと思います。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

堀合議員のご質問にお答えさせていただきます。これは、私がやりたくても相手のあることです。私が決断して物事できるのであれば、こんな簡単なことはございません。これは何も森町だけではなくて、北海道を初め日本全国で今医師不足でございます。今も大体月に1人ないし2人のオファーがあります。医師からのオファーがあります。現在も2人ほど森町に来てくれるかもしれないというオファーがあります。しかし、その医師の最大の条件は堀合議員が要望するウオークイン、こういうものがない町を選んでおります。うちの町も昨年度からこれはやめております。しかし、その他この町での条件、また評判、そういうものも聞いたときに、なかなかその人たちが面接まで行く前にもう終わってしまうという状況です。決して医師について条件が、例えば給料の条件、そういうものが悪いというわけではありません。全国的に見ればいいほうだと思います。しかしながら、これは医師が、向こうが決めることでございます。ですから、今そういうために例えばホームページを変えて非常に感じのいいものにするだとか、例えば医師の宿舎を完備して、あなたが来ても住むところはきちんとありますよと。これは看護師さんにも同じことが言えるわけでございます。そういうものが今現在では募集しても看護師さんでも寮が完備している、住むところが完備しているというようなことが言えていない状況であります。これは改善するように担当部局のほうにはお願いしてございます。そういうものを整理しながらそしてやっていって、もう本当に今試行錯誤で医師の補充のことを考えております。今の3名では、もし夜間診療を始めたら即1人、2人とやめていってしまうと。医師のまず健康がおぼつかないと。ここにいたら殺されるというようなことになってよその病院に行ってしまうという状況になります。ですから、まずは医師をそろえること、これを今もう一度新しい事務長になりましたので、この事務長と今それを再度、いつも1週間に1遍ないしは2回会って、そしてそれについて、医師の確保について今試案を練っているところでございます。練っているだけでなくて、具体的に今行動も起こしているところでございます。ですから、この医師の確保がないことには次のサービスになかなか移れない。そして、これを期日を決めて私ができる、そういう問題ではありません。違うことであれば、私は期日を決めてできますけれども、この医師の確保についてだけは期日を決めて……これはもう万全を尽くして今やっている、努力しているところです。私よりも事務方が相当な努力をして今やっているところでございます。今事務局の仕事の7割ぐらいまでは医師がいなくなったそこの穴埋めをする、そういうものの体制づくりのために、そのためにとられているというのが現状でございます。ですから、とにかく医師を1人、先ほどうわさにあるということも私も聞いております。そうなった場合に、また大変なことになってきます。ですから、そのために医師の確保について私も一生懸命になって今いろんなところで手だてをしているのですけれども、なかなかぶつからないというのが現状でございます。見えてきましたら、またこれについてはご報告いたし、私も夜間診療、週に2回でも毎日でもこれをやりたいと。仕事が終わってから病院に行きたいというのは、だれでも思っているところでございます。それがこの国保病院でできないというところに私は歯がゆい思いをしております。これが本当にやれるのは国保病院ではないかなと私は思っているのですけれども、それが今の現状では物理的に無理であるというふうに言わざるを得ません。以上でございます。

議員の再質問 9番 堀合哲哉

私もかなり折れまして、最後に聞きたい。町長がおっしゃっている2日ほどというのは、確認の意味も含めます。今お医者さんが足りないというお話をずっとされました。現状よりも1名お医者さんが増えると2日間やれるというお話なのでしょうか。その辺お答えいただきたい。そうしたら、これ以上何人増やすと毎日夜間診療できるというふうにお考えなのか。いわゆるお医者さんの勤務状況がございますから、そうしないと2日間というのがどういう状況になればなるのかといったら、これはいつまでたってもできないという可能性だって一方ではあるわけです。ですから、その辺は町長も医者の確保には絶対にいつまでということは言えないと先ほど言いましたけれども、これは最大限の努力を払ってもらわなければ考えていることに近づかないわけですから、これは当然やっていただけるものと信じておりますけれども、ですからその辺の2日間というのは現状でもできるのか、現状ではできないから医師1名増えると2日できるのか、この辺お答えいただきたいと思います。以上です。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

今医師は4人でございます。私の思いでは、5人になれば週に2回から3回ぐらいは8時ごろとか9時ごろまでこれを夜間診療としてできるのではないかと。また、6名になるとこれは月曜から金曜までしっかりとできるだろうと、そのように思っております。そうすると、それほど医師に負担をかけなくてもこれは私はできるのではないかなと。今の4名ではかなり難しいところがあるだろうなと、そういうように認識しております。以上でございます。

出典:森町議会 平成23年第2回 6月会議 2011年6月15日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる

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