みんなの議会

森町議会 平成23年第2回 6月会議 2011年6月15日

3.11東日本大震災の津波対策について

聞いた人
東秀憲 議員
答えた人
町長 佐藤克男、教育長 磯辺吉隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 14番 東秀憲

それでは、通告に基づきまして一般質問をいたします。3.11東日本大震災の津波対策について。3月11日に発生いたしました東日本大震災の大津波により当町の基幹産業であるホタテ養殖漁業も大きな被害を受け、対策を進めている旨の中間報告がありました。しかし、今回の東北地方のような大津波被害は海岸を持つ我が町においてもいつ起こるか、他人事ではありません。当日の住民への津波対策の状況がどのように進められたのか、議会や町民にもまだ全く報告がありません。その後、津波対策がどのように検証され、またその結果を踏まえ、どのように地域防災計画に生かされるのかお聞きいたします。1つ目といたしまして、大津波警報の発令を受け、沿岸住民や幼稚園、保育所あるいは小中学校、また独居老人、障がい者、高齢者などへの避難はどのような方法で伝達されましたか。2つ目といたしまして、避難所は何カ所設置されまして、地区の戸数、人員と避難率は幾らでありましたか。3つ目といたしまして、避難者への炊き出しに携わったボランティア活動は大変感謝されておりましたが、人員体制は十分だったのでしょうか。4つ目といたしまして、防災会議で検証され、いろいろ検討課題が出たと思いますが、安全な避難場所の見直し、また各沿岸町内会や幼稚園、保育所、小中学校等の避難訓練は早急に取り組むべきと考えますが、いかがでしょうか。以上であります。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

東議員のご質問にお答えさせていただきます。ご質問の1点目の避難の伝達方法についてでございますが、災害時の伝達方法として防災行政無線でのサイレンと放送、消防、町の広報車による周知、そして消防団員による避難呼びかけによる避難伝達方法を実施しております。保育所については、各保育所より保護者へ連絡し帰宅を実施、独居老人、障がい者、高齢者へは防災無線、広報車による避難伝達と緊急通報装置設置者のうち海岸地区居住者へは電話連絡を保健福祉課で行っております。幼稚園、小学校、中学校の避難対応については各幼稚園、各学校で対応しておりますので、教育委員会より説明があります。ご質問の2点目の避難所の開設は、森地区7カ所、砂原地区6カ所の13カ所を開設しております。該当する地区につきましては海岸沿いの地区であり、避難を必要とする正確な戸数把握は難しいものであります。海岸沿いの町内会単位での対象者数は8,124人で避難者は987人、JR避難者250人を含みます。避難率は12.1%でございました。ご質問の3点目の炊き出しは、日赤奉仕団の方々と職員が中心に炊き出しの準備をいたしました。日赤奉仕団の方々のボランティア協力で実施しましたが、人員体制としては不足ぎみだったと報告を受けており、今後このような非常時の人員体制の確立を検討してまいります。ご質問の4点目の避難訓練の実施についてでございますが、今回の大津波災害を受け、日ごろからの避難訓練の重要性を感じましたので、避難体制の確認とスムーズな避難のため避難訓練を防災の日の前後に計画していく所存でございます。以上でございます。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

それでは、私から避難対応について、各学校ごとにご説明申し上げます。まず、尾白内小学校でございます。1年生については1時に下校しております。それから、2年、3年については2時10分に下校しております。4年、5年、6年生については15時に下校しております。その後、校長の指示で先生方が校区内を巡視し、その後また学校に集合し、全児童の安否確認をしております。そして、17時ぐらいには尾白内保育所の園児、職員が避難をしてきて、各教室へ避難をさせたところでございます。校長、教頭、それから校務補につきましては当日泊まって対応したというふうなところでございます。それから、森小学校については当日、開校記念日で休みでございました。一部保護者から子供が町民体育館に何か行ったのだけれども、まだ帰ってきていないので、学校のほうに行っていないかという問い合わせがあったというふうなことでございますけれども、学校のほうには来ていなかったというふうなことでございます。それから、鷲ノ木小につきましては、1年生は午前授業のため1時から1時半の間に下校をしております。以外の児童は14時50分に下校しております。そして、15時過ぎから十数名の方が避難をしてきております。これは、校長、教頭が遅くまで対応をしております。それから、駒ケ岳小学校につきましては、1年から3年までは14時30分に下校をしております。それから、4年、5年、6年については15時15分、親の迎えも一部ありました。それから、親が迎えに来ていない児童等につきましては途中まで教師が付き添って下校をしていたということでございます。それから、石倉小学校につきましては、親と連絡をとりまして15時10分に迎えに来た親に引き渡したところでございます。本来であればスクールバスでの下校予定でございましたけれども、緊急時というふうなことで石倉小については親に連絡をして迎えに来てもらったというふうな対応をしております。それから、16時30分ぐらいから地域の人方が避難をしてきたというふうなところでございます。これについては、本当に何人かを除いて子供たちもほぼ全員避難してきたということでございます。それから、校長、教頭については午前1時ぐらいに一たん住宅に戻って、また朝6時半に学校に出勤してきたというふうなことでございます。それから、濁川小学校につきましては、1年から3年までは14時25分に下校でございます。これについては、電話で在宅を確認しております。それから、4年から6年につきましては15時20分に下校をしております。これは、全児童が保護者に迎えに来てもらって下校というふうなことで、この時点で安否を確認しているというふうなことでございます。それから、さわら小学校につきましては、全学年が午前授業でございます。13時15分に下校をしております。あと、それから校長、教頭は校区内の避難所を回り、児童の安否確認をいたしました。それから、先生方は学校あるいは自宅から子供方の安否確認をしたところでございます。それから、森中学校につきましては、3年生は午前授業でありました。1、2年生が在校しておりまして、この日はスクールバスが1便のみでございましたけれども、15時30分に出発しました。その後、教頭から運転手に無線で津波の注意報が出ていますよというふうなことで伝え、そして海岸はなるべく通らないようにと、注意するように運転してくださいというふうなことで伝えております。そして、津波警報に変わった時点でまた運転手にも伝えております。そして、子供の安否確認については学級担任が電話で確認をしております。それから、砂原中学校につきましては、全学年が午前授業でございまして、13時過ぎに下校をしております。それから、当日吹奏楽と柔道部が部活で残っておりまして、この子供方につきましては15時ごろ下校をしております。ほとんどが自転車通学でございますけれども、部活ごとに方向が同じ生徒を複数で下校をさせております。そして、下校するときには海の近くには近寄らないようにというふうなことを伝えながら、子供方には注意をしているところでございます。それから、幼稚園につきましては、さわら幼稚園につきましては当時間帯預かり保育、52名が預かり保育中でございましたけれども、地震とともに園内放送をかけてテーブルの下に潜らせ、結構長い時間揺れましたものですから、そして次にヘルメットをかぶせて、そのまま潜らせております。そして、おさまった段階でおやつを食べさせたと。そして、本来15時30分からの親の迎えでありますけれども、親は15時ぐらいから迎えに来て、そして降園をさせたと。そして、ヘルメットをかぶせたまま降園をさせたというふうなことでございます。あとそれから、森幼稚園につきましては、園児につきましては14時帰宅済みでございます。ただし、預かり保育が4名ほどおりましたので、この園児につきましては2時過ぎから4時半ぐらいまでの間に早目に保護者が迎えに来て全員親に引き渡したというふうなことでございます。以上でございます。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

大変失礼いたしました。14時46分ですか、地震が起きました。それで、各学校等へもちろん連絡するわけでございますけれども、各学校でもどういう対応をするかというふうなことで校長以下がすぐ対応をそれぞれの学校の地域性、それから学校、そういう状態に合わせましてそれぞれ学校でとるべきそういう対応をしているというふうなところでございます。それから、対応策につきましては、既に尾白内小学校につきましては5月12日、学校がちょっと若干低みなところにあるものですから、近くにあるパークゴルフ場へ避難という訓練を終えております。それから、その他につきましてはこれから地震とあわせてやるところもありますけれども、噴火も別にあります。そういったこれから避難訓練を秋ぐらいに予定しているところがほとんどでございます。とりあえず以上でございます。

議員の再質問 14番 東秀憲

ほとんどが同僚議員の質問と似ているものですから、何か答弁も重複するようですから、その辺は避けたいと思います。それで、町長から避難伝達、それについて答弁がありましたけれども、その中に町内会の連絡体制、町内会に呼びかけたのかどうか、その辺がちょっと1点気になります。ということは、特に高齢者あるいは独居老人、それから障がい者、そういった人方に対する避難伝達がスムーズにいったのか、さらにスムーズに避難されたのか、そしてさらには安否の確認、そういったものをきちっと追跡されて、そして安全に帰られたのか。そのあたりがちょっと気になります。それから、もう一つは、私の質問の中に安全な高台の避難所の見直し、そういうような質問をしておりましたけれども、その答えがなされておりませんでした。先ほど同僚議員に答弁をされていますから、これはいいとしまして、ぜひ避難所の見直しが先決ですから、それらを決めながら避難訓練、そういった体制を取り組んでもらいたいなと、そのように思います。それから、避難マップ、津波マップについては先ほど説明を受けましたので、そのあたりがちょっと気になります。それから、全体的には津波、地震、これはいつ起こるかわかりません。今回の東日本の大震災を教訓にしながら、防災会議で改めて津波対策の検証をしてもらいながら、どのような問題点、課題ができたのか、それらをまとめまして改めて住民説明会、これらを徹底していただきたいと、そのように考えますが、そのあたりはいかがでしょうか。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

議員さんの質問でかなり重複するところがたくさんあるのですけれども、まず独居老人等々の避難、それについては初めての経験にしては、そういう点についてはほぼ完璧にやっていたのではないかなと、そのように思います。また、その避難所にお迎えに上がるについても、いいのだと言ってお断りになった独居老人の方もおられるようでございます。そういう部分を含めて、ほぼ声かけはすべて順調にいったのではないかと、そのように認識しております。そして、最後の質問でございますけれども、高台での避難所、そういうものについても先ほど西村議員にもお話し申し上げましたけれども、高度がほぼ出ております。どこが何メートル、どこが何メートルというのが出ております。そういうものも含めて防災計画を練って、今までの防災計画は全く白紙にして、新しい防災計画を立てて、そしてこれを実施していこうと。やはり計画を立ててもこれは訓練しなければ意味をなさないものでございます。町民への周知徹底と、それから訓練、これを行っていかなければいけないと、そのように考えております。以上でございます。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

それから、住民報告会という、これもやっていかなければいけないのですけれども、これは町が各町内会、そういうものを通じて、または広報等も別冊でそういうものもつくっていって、そして周知徹底しなければいけないと。説明会をやってもこれは今までの例のごとく、まず余り参加しないです、町内会でやっても。ですから、それもやりながら、そして広報等にどのような形でこの避難をするのだというようなものも全町民にわたる方法でそういうものも考えていかなければいけないだろうと、そのように思っております。とにかく全町民がわかる、そういうものを周知徹底していくということが必要だと思っております。説明会だけでは、この周知徹底というのは難しいかと思っております。以上でございます。

議員の再質問 14番 東秀憲

よろしいです。

出典:森町議会 平成23年第2回 6月会議 2011年6月15日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる