みんなの議会

森町議会 平成23年第2回 6月会議 2011年6月15日

町民の健康管理カルテの作成について

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 山田誠

今回私の初めての質問でございますので、よろしくお願いいたします。私は1問質問いたしたいと存じます。町民の健康管理カルテの作成についてということで1問質問をさせていただきます。2009年の日本人の平均寿命は、女性は86.44歳、男性は79.59歳と向上されました。ちなみに、女性は25年間世界連続で1位となっております。私は、長生きをするということは非常に結構なことであり、そしてすばらしいことであると思っております。中には、さまざまな事情等で寝たきりまたは長期療養をやむなくされる方々もおられますけれども、やはり健康であることがいろいろな面から見ても大事であると考えております。そこで、町長も唱えている安心して暮らせる町にするために町民個々の健康管理カルテを作成してみてはいかがでしょうか。例えば既往性の病、現在の状況またはかかりつけの病院名または飲み薬の種類等々を入力しまして保健センター等において常時把握管理し、必要があれば保健師が地域に出向き、常時相談、指導体制を整えておき、病状の種類等によっては、あるいは森町の国保病院の医師団と対応を協議し、随時指導を行うということでございます。そうすれば、町民も自分の健康は自分で守るのだという意識の高揚が芽生えてくるのではないでしょうか。今現在森町の特定健診または各種がん検診等々の受診率は非常に低い状態でありまして、残念ながら町民は余り関心を持っていないような気がいたします。かかりつけの病院に行って行っている方もあると思いますけれども、そういうような状況が出ておるということでございます。このようなことですので、町は積極的に指導力を発揮し、そして手助けをして予防を徹底し、早期発見、早期治療を行い、健康な町、元気な町を目指そうではございませんか。健康になりますと、病院に受診する機会が尐なくなってきます。そうしますと、国保会計等々の医療費の負担が減り、赤字から脱却も夢ではなくなってくるのではないかなと。私は、近い将来そういうメリット、成果も出てくるものと思っております。これからは治療ではなく、予防医療または予防治療の時代でございます。健康であれば働く力も大きくなり、産業も活発化し、ひいては森町の経済も活性化するものと思っております。私は、いつも健康にまさる宝なしというふうに思っております。町長は、この健康管理カルテの作成について今後取り組む考えがおありになるかどうか、所信をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

皆さん、おはようございます。それでは、山田議員の質問にお答えさせていただきます。町民の健康管理については、保健センターにおいて保健師、歯科衛生士のもと乳幼児から高齢者まで健康相談を初め病気予防の健康教育、各種検診を実施して病気の早期発見に努めております。健康で生活できるということは、明るいまちづくりに欠かせない要素でありますが、町が実施している健診の受診率が低いことは否めないところであります。今後も受診率向上に向けた対策をしなければならないところでございます。さて、お尋ねの町民個々の健康管理カルテを作成してはどうかということですが、想定されるのは乳幼児から高齢者までの個々の健康管理で、一般的に受ける健康診査の問診票などの内容的なものに個々の特徴的なものを管理するものだとイメージしております。平成23年3月までの当町は約7,800世帯、人口は約1万7,900人です。機械的に考えますと、保健センターには6名の保健師がおりますが、世帯数と人口を換算しますと保健師1人当たり約1,300世帯、人口は約2,980人を担当することとなります。戸別訪問、健康状態把握、カルテ作成、データ入力などを考えますと、一連の業務が終わるのに相当の年数を要すると考えられます。また、人口の自然増減や社会増減、個々の環境変化にも同時に対応しなければならないこともあります。さらには、個人情報保護の観点から本人の同意が必要など管理についてさまざまな問題点が想定されますことから、現在保健センターが行っている通常業務をしながら町民の健康カルテの作成に取り組むことは困難と言わざるを得ません。ご質問にもありますように、病気の予防への意識は重要なことであり、それによる波及効果も当然見込むこともできます。自分の健康は自分で守ることが基本ですが、不幸にも病気になった場合は早期に医療機関での適切な治療が必要であり、病後における医療相談もかかりつけ医師による指導が大切です。保健センターは、病後の健康相談も受けておりますが、内容的には生活改善指導、栄養相談などであり、治療や服薬に関することは医療機関への受診を勧めることとなります。医療的相談は医療機関で、健康管理や病気の予防などについては保健センターを利用するなどの使い分けも必要と考えます。病気は早期発見、早期治療が最も重要であることから、まずは健診受診者を増やすことが健康情報把握、管理の手段として最も現実的な方法と考えており、現在保健センターでは健診受診率の向上に向けて各種の啓蒙、周知活動を実施しており、引き続きこれらを強化してまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の再質問 2番 山田誠

今町長のほうから縷々説明がございました。データ入力等カルテ作成には相当な日数と時間と人員が必要だということでございますけれども、現実性から見ますと先ほど言ったように非常に受診率が低い。先ほど町長が向上に向けて努力するという話をしていましたけれども、全道平均的に見ますと5%以上尐なくなっているということと、1位が悪性新生物の要するにがん系統、それから2位が心疾患、心臓的なもの、それから3位が脳血管疾患となっておりまして、相当な医療費の高額が余儀なくされているというのも現実でございます。それで、先ほど来から無理だと、難しいということでございますけれども、これは短期的に単年度で行うということでなくて、数年かけた長期的な展望の上で行ってみてはどうかなと、そういうふうに考えております。それの中には、やはり町民の意識改革が相当必要になってくるだろうと、私はそう思っております。そして、その健康の大切さということについての啓発がちょっと低いのではないかなと。それで、各町内会の関係者または各団体等々または企業等々に出向いてその啓蒙啓発または知識の改革の説明を行うべきであろうと。それがちょっと私のほうから見ても欠けているような気がしております。そうした中で、やはりそういう指導等々の強化を図った上で、先ほど言ったようにすぐ来年とかいうことでなくて、中長期的に見てやったほうがよろしいのではないかなというふうに思っております。森町の財政も逼迫しておりますので、病人等が多数出るということになりますと、永久的に負の財産を背負うことになるわけなので、そうしますとやはり先ほど言ったように各種の保険料等々が上げざるを得ないということでございますので、その辺も含めて考えていただきたいなと、そういうふうに思っております。私は、町長は発想転換または行動力についてはすばらしいものを持っているのではないかと、そう思っておりますので、指導力をぜひ発揮させて健康カルテの作成と医療費抑制のために町民の健康または保持のためにぜひ近々ではなくても結構ですので、今後の検討課題として導入をいただければということでございますので、再度ご答弁をお願いいたします。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

山田議員から町民の健康に対する意識が低いのではないかと、また啓発活動も町として低いのではないかというお話でございました。これは紛れもない事実だと思います。この健康管理カルテも一つの方法でございます。そして、やはり町が率先してこの健康についていろんなことをやっていかなければいけないということは事実だと思います。この健康管理カルテについても一つの町民の健康を守る方法だと、私もそのように認識させていただきました。これは、今山田議員から数年かけてもやるべきではないかということでございますので、これはやらない理由よりもどうしたらできるかというようなことを検討して、こういうものを前向きに取り組んでいきたいと、そのように思います。以上でございます。

議員の再質問 2番 山田誠

終わります。

出典:森町議会 平成23年第2回 6月会議 2011年6月15日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる